アメックスプラチナカードを徹底解説!特典からメリット、デメリットまで!
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、年会費16.5万円のハイグレードなクレジットカードです。高額な年会費に私自身も入会するのを躊躇していましが、2019年からは継続して保有し続けています。今となっては手放すことのできない一枚になっています。当記事では、アメックスプラチナカードを保有する私の経験から、特に有用と感じる特典とメリット、デメリットについてご紹介していきたいと思います。
目次
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードとは
- アメックスプラチナカードの基本情報
- アメックスプラチナカードの特典
- アメックスプラチナカードは豊富すぎる特典が特徴
- 金属製メタルカードによる特別なステータス性
- 24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュ・デスク
- ホテル・メンバーシップで4つのホテルグループで上級会員資格を取得
- ファイン・ホテル・リゾート(FHR)で世界中のホテルで上級会員同等の待遇
- フリー・ステイ・ギフトで毎年1泊の無料宿泊
- 入会初年度に30,000円分のトラベルギフトを獲得
- 更新時に毎時20,000円分のトラベルギフトを獲得
- グローバル・ラウンジ・コレクションで世界中でラウンジが利用可能
- 手荷物無料配送サービスでスーツケース2個まで配送可能
- 2 for 1ダイニング by招待日和で1名分のコース料金無料
- メンバーシップ・リワード・プラスへ無料登録可能
- 対象加盟店および海外利用で3%のポイント還元
- 旅行傷害保険と海外航空遅延費用補償の充実
- 個人賠償責任保険の提供
- ホームウェア・プロテクションの提供
- スマートフォン・プロテクションの提供
- ダイニング、ショッピング、エンターテイメントで20%キャッシュバック
- ホテルダイニングで最大20%オフ
- 誕生日プレゼントを毎年獲得
- アメックスプラチナカードだけのキャンペーンの提供
- 埼玉西武ライオンズ「ベルーナドーム」のラウンジ利用
- アメックスプラチナカードのメリット
- アメックスプラチナカードのデメリット
- アメックスプラチナカードのお得な入会方法
- まとめ:アメックスプラチナカードには年会費以上の価値があり!
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードとは
アメックスプラチナカードはアメックス社が発行する最上級グレードのカードの一つ
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、その名前のとおり、アメックス社が発行するクレジットカードです。
いわゆる「プロパーカード」と呼ばれているもので、グレードは以下のようになっています(上にいくほどハイグレード)。
個人カードとしては上から2番目のハイグレードなクレジットカードとなっています。
<個人向けプロパーカードのグレード>
- アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(ブラックカード)
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(プラチナカード)<=今回ご紹介
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(ゴールドカード)
- アメリカン・エキスプレス・カード(グリーンカード)
アメックスプラチナカードは、以前はアメックス社からのインビテーションがなければ入会できないものでした。しかしながら、2019年4月からインビテーションなしでも申し込みができるようになっています。
一方で、ブラックカードとなる「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」は、依然として入会するにはインビテーションが必要となっています。
そういう意味では、アメックスプラチナカードは、自分の意思で申し込みができる中で、最上級グレードのアメックスカードという位置づけとなっています。
アメックスプラチナカードの基本情報
アメックスプラチナカードの年会費は165,000円と非常に高額
アメックスプラチナカードの年会費は165,000円(税込)となっています。
ひとつ下のグレードである「アメックスゴールド」の年会費が31,900円(税込)ですので、単純に考えても約5倍のコストということになります。
庶民感覚で考えると、想像を絶する高額設定と言えますね。
アメックスプラチナカードは家族カードを4枚まで無料で発行可能
一方で、アメックスプラチナカードは家族カードを4枚まで無料で発行可能です。
つまり、基本会員の年会費である165,000円(税込)で合計5枚までカードを保有できるということになります(基本会員カード1枚+家族カード4枚)。
最大の5枚までカードを発行した場合、1枚あたりのコストは33,000円(税込)というように考えることもできます。
ひとつ下のグレードである「アメックスゴールド」の年会費は31,900円(税込)でしたので、最大の5枚まで発行すれば、1枚あたりコストとしてはアメックスゴールドと同等となります。
加えて、後でご紹介するように、アメックスプラチナカードには豊富すぎるような特典がついてきます。
家族みんなで利用すればアメックスプラチナカードは意外とコストパフォーマンスが良いというように考えることもできますね。
アメックスプラチナカードの入会キャンペーンを利用すれば、条件クリアで大量ポイントを獲得できます。年会費負担を大きく軽減できますね。
アメックスプラチナカードのポイント還元率は1%、海外利用で3%
ポイントプログラムは、アメックス標準の「メンバーシップ・リワード」となります。
ポイント還元率については後で詳しくご紹介しますが、基本的には1.0%、海外利用で3%、特定の対象店舗で3%となります。
海外利用および特定店舗が対象とはいえ、3%のポイント還元というのはかなり強力ですね。ポイント還元率3%のクレジットカードというのは、なかなかありません。
アメックスプラチナカードの基本情報をまとめると以下のようになります。
<アメックスプラチナカードの基本情報>
- 年会費(基本会員):165,000円(税込)
- 年会費(家族カード会員):4枚まで無料
- 国際ブランド:アメックス
- ポイントプログラム:メンバーシップ・リワード
- ポイント還元率:
- 基本:1.0%
- 海外利用:3.0%
- ボーナスポイントプログラム対象加盟店:3.0%
アメックスプラチナカードの特典
アメックスプラチナカードは豊富すぎる特典が特徴
「アメックスプラチナカード」は前述のように、年会費が非常に高額なクレジットカードです。一方でその分、豊富すぎる特典が特徴となっています。
アメックスプラチナカードの特典は非常に広範囲にわたるため、全てをご紹介するのは困難です。
そのためここでは、私がアメックスプラチナカードに入会してみようと思うに至った、そして実際に利用してみて特にメリットが大きいと感じられた特典を中心にご紹介していきたいと思います。
具体的には以下になります。絞ったつもりでも意外とたくさんありますね(笑)。
<アメックスプラチナカードの代表的な特典>
- メタル製カードによる特別なステータス性
- 24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュ・デスク
- ホテル・メンバーシップで4つのホテルグループで上級会員資格を取得
- ファイン・ホテル・リゾート(FHR)で世界中のホテルで上級会員同等の待遇
- フリー・ステイ・ギフトで毎年1泊の無料宿泊
- 入会初年度に30,000円分のトラベルギフトを獲得
- 更新時に毎年20,000円分のトラベルギフトを獲得
- グローバル・ラウンジ・コレクションで世界中でラウンジが利用可能
- 手荷物無料配送サービスでスーツケース2個まで配送可能
- 2 for 1ダイニング by招待日和で1名分のコース料金無料
- メンバーシップ・リワード・プラスへ無料登録可能
- 対象加盟店および海外利用で3%のポイント還元
- 旅行傷害保険と海外航空遅延費用補償の充実
- 個人賠償責任保険の提供
- ホームウェア・プロテクションの提供
- スマートフォン・プロテクションの提供
- ダイニング、ショッピング、エンターテイメントで20%キャッシュバック
- ホテルダイニングで最大20%オフ
- 誕生日プレゼントを毎年獲得
- アメックスプラチナカードだけのキャンペーンの提供
- 埼玉西武ライオンズ「ベルーナドーム」のラウンジ利用
以下では、これら代表的な特典について詳しくご紹介していきます。
金属製メタルカードによる特別なステータス性
「アメックスプラチナカード」の特徴は、なんといっても金属製のメタルカードが提供されるという点です。
アメックスカードの中でも、メタルカードが提供されているのは、「アメックスプラチナカード」と「アメックスセンチュリオンカード」だけであり、高いステータス性の証明となっています。
メタルカードの実物はこんな感じになっています。一枚の金属板になっており、ずっしりとした重みがあります。ちょっと艶消しでピカピカし過ぎていないところが逆に高級感を醸し出しています。
ちなみに、「アメックスプラチナカード」の場合、メタルカードの他にプラスチック製のセカンドカードも自動的に提供されます。
メタルカードの場合、自動券売機でうまく利用できない場合があるため、その回避策にという感じです。
また、セカンドカードはメタルカードとは会員番号も別になっています(口座は一緒)。
そのため、海外旅行やWebショッピングなどでセカンドカードを利用するようにしておけば、万が一の不正利用に遭った際も、番号変更を気軽に行うことができます。
セカンドカードが提供されていることで、利便性を損なうことなくメタルカードを保有でき、さらにセキュリティを高められるようになっています。
24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュ・デスク
「アメックスプラチナカード」では、24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジュ・デスク」を利用することができます。
プラチナ・コンシェルジュ・デスクでは、アメックスのサービスに関するQAもちろんのこと、旅行(ホテルや航空券)や、レストラン・花・ギフトなどの手配をサポートしてもらえます。
<プラチナ・コンシェルジュ・デスクの対応サービス>
- アメックスのサービスに関するQA
- 旅行(ホテルや航空券)の手配
- レストラン・花・ギフトの手配
プラチナカードのデスクというと敷居が高く、紹介されるのは高額な航空券や高級なホテル・レストランばかりと考えがちですが、そうでもありません。
シチュエーションや予算をちゃんと伝えれば、リーズナブルなお店もちゃんと紹介してもらうことができます。
24時間365日、電話一本で対応してもらえる秘書がいると思えば、これほど力強いものはありませんね。
私も実際に何度か利用してみましたが、対応される方はいつもこの上なく丁寧で、行き届いたサービスを提供してもらうことができました。
ちなみに、日本国内であれば通話料無料のフリーコール、海外からの場合はコレクトコールで利用することができます。通話料も必要ありませんので、その観点からも安心です。
ホテル・メンバーシップで4つのホテルグループで上級会員資格を取得
「アメックスプラチナカード」では、「ホテル・メンバーシップ」として、以下4つのホテルグループで上級会員資格を無料で獲得することができます。
具体的には以下になります。新規登録と既存アカウントのアップグレードの両方に対応しています。
<ホテル・メンバーシップ対応のホテルグループ>
- マリオット「マリオットボンヴォイ」ゴールドエリート
- ヒルトン「ヒルトン・オナーズ」ゴールド会員
- プリンスホテル「プリンス・ステータスサービス」プラチナメンバー
- ラディソン「ラディソン・リワーズ」Goldエリート
これら上級会員資格を獲得するには、どれも通常であれば数十泊の宿泊実績が必要となるものです。
アメックスプラチナカードの場合は、Webから申請するだけで、これら上級会員資格を簡単に獲得できてしまいます。それだけ、ホテル側から見てもアメックスプラチナカード保有者は信頼されているということでしょう。
これら上級会員資格を得ることができれば、それぞれのホテル宿泊時に、客室のアップグレードや無料朝食、レイトチェックアウトなどの特典を受けることができます。
特に、マリオットとヒルトンは、世界でも1位、2位を争う巨大なホテルチェーンです。これら2つのホテルグループの上級会員になれば、世界中どこへいっても上級会員としてのVIP待遇を受けることができますね。
これら4つのホテルの主な上級会員特典をまとめると以下のようになります。無料朝食を受けられるヒルトンとプリンスの特典が特に有用となっています。
<4つのホテルの主な上級会員特典>
会員グレード | アップグレード | 無料朝食 | アーリーチェックイン | レイトチェックアウト | |
マリオット | ゴールドエリート | ◯ | ◯14時まで | ||
ヒルトン | ゴールド会員 | ◯ | ◯ | ◯ | |
プリンス | プラチナメンバー | ◯ | ◯最大3時間 | ||
ラディソン | Goldエリート | ◯ | ◯ | ◯ |
以前はシャングリラ(ジェイド会員)にも対応していました。この特典の申し込みに関しては、2021年3月31日で終了しています。そして2022年7月になり、プリンスホテルが新しく追加になったという流れになっています。
ファイン・ホテル・リゾート(FHR)で世界中のホテルで上級会員同等の待遇
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)」は、世界1,100ヶ所以上のホテルやリゾート施設で様々な特典を受けられるプログラムです。特典の具体的な内容は以下になります。
<ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)の特典>
- チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
- チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
- ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
- 客室内のWi-Fi 無料
- チェックアウト時間の延長(16:00 まで)
- ホテルのオリジナル特典
アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、客室のアップグレードに加えて、2名分の無料朝食まで特典として利用することができます。
先ほどご紹介した「ホテル・メンバーシップ」では、ホテルグループによって受けられる特典にバラツキがありましたが、FHRでは有用な特典が一律で網羅されているのが嬉しいですね。
また、FHRの特典の中には「ホテルのオリジナル特典」というものがあります。
この内容はホテルによって異なりますが、多くのホテルで「100ドル分の飲食クレジット」や「125ドルのホテルクレジット」などを提供しています。
日本国内には約30のホテルが登録されていますが、これらのホテルの「ホテルのオリジナル特典」は以下のようになっています。
<FHRのホテルのオリジナル特典(日本)>
- 100ドル分の飲食もしくはホテルクレジット
- アマン京都、アマン東京、アマネム、ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ、アンダーズ東京、フォーシーズンズホテル京都、フォーシーズンズテル丸の内 東京、フォーシーズンズホテル東京大手町、東山ニセコブリッジ、ア リッツカールトン リザーブ、ホテルニューオータニ東京エグゼクティブハウス禅、インターコンチネンタル大阪、イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古、マンダリンオリエンタル東京、オークラ東京、パレスホテル東京、パークハイアット京都、パークハイアット東京、ザ・ペニンシュラ東京、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ザ・リッツ・カールトン京都、ザ・リッツ・カールトン日光、ザ・リッツ・カールトン沖縄、ザ・リッツ・カールトン大阪、ザ・リッツ・カールトン東京、シャングリ・ラ ホテル東京、セントレジス大阪、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都、東京エディション虎ノ門、ブルガリ東京、など
- 125ドルの飲食もしくはホテルクレジット
- コンラッド大阪、コンラッド東京、グランドハイアット東京、など
朝食はFHRの特典でカバーされているため、これらのクレジットはアフタヌーンティーや夕食などに活用できますね。ホテル宿泊をよりお得で優雅に過ごすことができます。
もちろん、FHRがホテル宿泊における最安値を必ずしも提供しているわけではありませんので、一律にFHRが一番お得とは言えません。
しかしながら、いくつか検索してみると、外部のホテル予約サイトと同等、もしくは5,000円ぐらいだけFHRの方が高いというケースが多々ありました。
100ドルもしくは125ドルのホテルクレジットを考慮すると、それぐらいの差額であればFHRの方がお得です。また、FHRで予約すれば客室のアップグレードや無料朝食、レイトチェックアウトなど上級会員と同等の特典も利用することができます。
このことから、FHRは特に「ホテル・メンバーシップ」に加盟していないホテルグループでのホテル宿泊時に大活躍しそうです。ホテル選択の幅がグッと広がりますね。
FHRを「グランドハイアット東京」で利用してみた体験レポートはこちらをご参照ください。3万円近くもお得に宿泊することができました。
「パレスホテル東京」では、7万円以上もお得に宿泊することができました。アメプラの本領発揮とも言える脅威的なお得さですね。
「コンラッド東京」でも4万円ほどお得に宿泊することができました。20,000円割引クーポンが適用されており、宿泊代金以上の特典となりました。
フリー・ステイ・ギフトで毎年1泊の無料宿泊
「アメックスプラチナカード」の会員には、毎年カードを更新すると1年に1度、国内の対象ホテルで利用できる「フリー・ステイ・ギフト」がプレゼントされます。
このフリー・ステイ・ギフトは、1泊2名までの宿泊に利用することができます。
そして、このフリー・ステイ・ギフトは先ほどご紹介した「ホテル・メンバーシップ」との特典とも併用することができます。
つまり、ヒルトンやプリンスホテルに宿泊の際は、無料朝食の特典も合わせて受けることができます。これは大きなメリットです。
対象のホテルは「オークラ ニッコーホテルズ」「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」「プリンスホテルズ&リゾーツ」「ハイアットホテルズアンドリゾーツ」「ヒルトン・ワールドワイド」「マリオット」に加盟の日本国内の50以上のホテルです。
主なホテルを抜粋すると以下のようになります。宿泊料金は場所やシーズンによって大きく異なりますが、概ね3万円から5万円ほどの価値はありそうです。
特にコロナ禍後はインバウンド需要で東京をはじめとした大都市圏のホテル価格は高騰しています。相対的にフリーステイギフトの価値が高まる結果になっていますね。
<フリー・ステイ・ギフトの主な対象ホテル>
- オークラ ニッコーホテルズ
- グランドニッコー東京 台場、ホテル日航 金沢、ホテル日航アリビラ/ヨミタンリゾート沖縄
- ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
- 横浜ロイヤルパークホテル、ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋、など
- プリンスホテルズ&リゾーツ
- ザ・プリンス 軽井沢、ザ・プリンス 京都宝ヶ池、名古屋プリンスホテル スカイタワー、沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん、グランドプリンスホテル広島
- ハイアットホテルズアンドリゾーツ
- ハイアットリージェンシー東京、ハイアットリージェンシー大阪、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄、など
- ヒルトン・ワールドワイド
- ヒルトンニセコビレッジ、ヒルトン東京、ヒルトン大阪、ヒルトン沖縄北谷リゾート、ヒルトン沖縄瀬底リゾート、など
- ニューオータニホテルズ
- ホテルニューオータニ(東京)、ホテルニューオータニ大阪、ホテルニューオータニ博多、など
- マリオット
- ウェスティン ルスツリゾート、軽井沢マリオットホテル、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、ウェスティンホテル横浜、など
フリーステイギフトの価値とおすすめの対象、メリット・デメリットの詳細はこちらの記事でまとめております。合わせてご参照ください。
入会初年度に30,000円分のトラベルギフトを獲得
「アメックスプラチナカード」では、入会初年度に30,000円分のトラベルギフトを獲得できます。
これは、「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」や「ファインホテルリゾート(FHR)」で、合計100,000円(税込)以上の予約を行う際に利用することができます。
10万円に対して3万円ということで最大で30%の割引効果ということになります。
「アメックスプラチナカード」は年会費が高額になっていますが、初年度の負担を実質的に軽減することができますね。
更新時に毎時20,000円分のトラベルギフトを獲得
「アメックスプラチナカード」では、2年目以降の更新時に毎年20,000円分のトラベルギフトを獲得できます。
これは、「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」や「ファインホテルリゾート(FHR)」で、合計40,000円(税込)以上の予約を行う際に利用することができます。
4万円に対して2万円ということで最大で50%の割引効果ということになります。
初年度だけでなく2年目以降の継続でも実質的な年会費負担を軽減できる特典が用意されているのは嬉しいですね。
グローバル・ラウンジ・コレクションで世界中でラウンジが利用可能
「アメックスプラチナカード」の会員には、「グローバル・ラウンジ・コレクション」という、世界中の空港ラウンジを利用できる特典が用意されています。
具体的には、以下9種類のラウンジを利用することができます。
<グローバル・ラウンジ・コレクションの対象ラウンジ>
- センチュリオン・ラウンジ
- プライオリティ・パス
- プラザ・プレミアム・エアポート・ラウンジ
- エスケープ・ラウンジUS
- エアスペース
- デルタ・スカイクラブ
- ルフトハンザ・ラウンジ
- 国内提携空港ラウンジ
この中でも特筆すべきは、アメックス社が独自に用意している「センチュリオン・ラウンジ」および、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」となります。
ちなみに、「デルタ・スカイクラブ」と「ルフトハンザ・ラウンジ」については、それぞれデルタ航空、ルフトハンザ航空の搭乗チケットを持っている場合のみ利用可能となっています。
いずれにじても、本欄であればそれぞれの航空会社の上級会員しか利用できないようなラウンジを利用できるのは嬉しいですね。
センチュリオン・ラウンジ
「センチュリオン・ラウンジ」は、アメックス社が運営するラウンジで、「プラチナカード」および「センチュリオンカード」の保有者のみが利用可能となっています。
同伴者2名まで無料で利用することができます。
センチュリオン・ラウンジの設置場所は以下になります。
日本にはないのが残念ですが、アメリカと香港、オーストラリアあたりあれば利用できる機会も多そうですね。
<センチュリオン・ラウンジの設置場所>
- アメリカ
- ラスベガス マラッカン国際空港
- ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港
- マイアミ国際空港
- ニューヨーク ラガーディア空港
- フィラデルフィア国際空港
- シアトル・タコマ国際空港
- ダラス・フォートワース国際空港
- サンフランシスコ国際空港
- フェニックス・スカイハーバー国際空港
- シャーロット・ダグラス国際空港
- ロサンゼルス国際空港
- ジョン・F・ケネディ国際空港
- デンバー国際空港
- 香港
- 香港国際空港
- インド
- インディラ・ガンジー国際空港
- チャトラパティ・シヴァージー国際空港
- オーストラリア
- シドニー国際空港
- メルボルン国際空港
- アルゼンチン
- エセイサ国際空港
- メキシコ
- メキシコ・シティ国際空港
- ヘネラル・マリアーノ・エスコベード国際空港
- ブラジル
- グアルーリョス国際空港
- スウェーデン
- ストックホルム/アーランダ空港
- イギリス
- ヒースロー空港
ちなみに、利用するには出発便および乗継便のチケットを合わせて提示する必要があります。到着便のチケットでは利用できないため注意が必要です。
プライオリティパス
「アメックスプラチナカード」の場合、プライオリティパスの会員資格を無料で取得することができます。
プライオリティパスは、世界148か国、600を超える都市で1300か所以上の提携ラウンジを用意しているため、世界中の空港でラウンジが利用できるようになります。
アメックスプラチナカードで獲得できるのは、年間の利用回数に制限のない、プライオリティパスの中でも最上級の「プレステージ」に該当する資格です。
この場合、年会費は「469ドル」となっていますので、「約56,000円(1ドル120円)」ほどの価値があります。これだけでアメックスプラチナカードの年会費の3分の1以上はカバーできてしまいます。
通常の「プレステージ」の場合は、同伴者は都度「35ドル」の料金が発生します。しかしながら、アメックスプラチナカードの特典の場合は、同伴者1名様までラウンジを無料で利用ができます。
つまりは、有償である「プレステージ」以上の資格を特典として獲得できるということになります。
加えて、家族カード会員もプライオリティパスを申し込むことが可能です。
家族カードは4枚まで無料で作成することができますので、フルに活用すれば、プライオリティパスも最大4枚まで追加で発行することができるというわけですね。
基本カードのプライオリティパス1枚で2名、家族カードのプラオリティパス4枚で4名、合計で最大6名までラウンジを利用できます。
家族みんなで海外旅行する際にも、安心できますね!
日本国内で利用可能なプライオリティパスラウンジはこちらの記事でまとめております。国内でも意外とたくさんのラウンジが利用可能となっています。
手荷物無料配送サービスでスーツケース2個まで配送可能
海外旅行の際に「手荷物無料配送サービス」を利用すれば、カード1枚につきスーツケース2個まで無料配送してもらうことができます。
これは、自宅から空港までの出発時、および、空港から自宅までの帰国時、両方で利用可能となっています。つまり、往復ともに手ぶらで移動できるというわけです。
対象空港が限られているのはちょっと残念ですが、これらの空港から海外旅行に行く機会が大きい方にとっては大きなメリットになりますね。
<対象空港>
- 羽田空港(第3ターミナル)、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港
2 for 1ダイニング by招待日和で1名分のコース料金無料
「2 for 1 ダイニングby招待日和」は、国内外約200店舗のレストランで所定のコースメニューを2名以上で利用すると、1名分のコース料金が無料となるサービスです。
登録されているレストランは一流どころが多く、コース料金は1人1万円から2万円のものが多くなっています。
つまり、利用する度に1万円から2万円ほどお得になるというわけです。かなりのお得さですよね。
1店舗につき半年に1回までという利用回数の制限はあるものの、たくさんの店舗があるためお店選びに困ることはありません。外食が好き方にはたまらないサービスですね。
また、ハワイやシンガポールなど一部海外のレストランでもご利用可能となっていますので、海外旅行でも活躍します。
日本の極み KIWAMI 50
ちなみに、アメックスプラチナカードのダイニングサービスには「日本の極み KIWAMI 50」というものもあります。
こちらは、かつては「Fine Dining 50」と呼ばれていたもので、特に予約の取りにくい50の名店をアメックス会員だけで貸し切って提供するというものです。
こちらは「2 for 1 ダイニングby招待日和」よりも利用料は高額(概ね、ひとり4万円から5万円)になりますが、グルメな方を中心に人気の高いサービスとなっています。募集が開始されると、すぐに枠が埋まってしまうほどです。
いつかは参加してみたい憧れのサービスですね。
メンバーシップ・リワード・プラスへ無料登録可能
「アメックスプラチナカード」の場合、アメックスカードのポイントプログラムのオプション機能である「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で登録することができます。
通常であれば年間3,300円(税込)が必要になりますので、この分がまるまるお得になります。
また、ポイントをANAマイルに移行するには「メンバーシップリワードANAコース」にも加盟する必要があります。通常であれば、年間6,600円(税込)が必要になりますのが、アメックスプラチナカードの場合はこちらも無料になります。
つまり、年間で合計で9,900円(税込)分の登録料分がお得になるという計算です。もちろん、その分、年会費が高額なので当然と言えば当然ですが、実は以前は有料になっていましたので、特典が改善されたとも言えます。
<アメックスプラチナカードで無料となる登録料>
- メンバーシップ・リワード・プラス:年間3,300円(税込)
- メンバーシップリワードANAコース:年間6,600円(税込)
- 合計:年間9,900円(税込)
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、ポイントの有効期限が無期限(通常3年間)になる他、マイルや提携ポイントへの移行レートがアップします。
例えば、日系の航空会社であるANAの場合は、「1,000ポイント=1,000マイル」、つまり、交換レートは100%になります。
また、ANA以外の提携航空パートナーの場合は、「1,250ポイント=1,000マイル」ということで、交換レートは80%になります。
ANAマイルへの移行は、年間40,000ポイント(=40,000マイル)までという制限があるため注意が必要です。一方で、ANA以外の提携航空パートナーの場合は制限は設けらおらず、好きなだけ移行することができます。
提携航空パートナーは以下になります。ANA以外では、ブリティッシュ・エアウェイズの「エグゼクティブ・クラブ」や、シンガポール航空の「クリスフライヤー」、エミレーツ航空の「エミレーツ・スカイワーズ」などがポイント移行先として含まれています。
提携航空パートナーの中にJALは含まれていませんが、ブリティッシュ・エアウェイズのマイル(BAマイル)に交換することで、間接的にJALの特典航空券を利用することができます。
マイルの価値は一般的に「1マイル=2円以上」と言われていますので、アメックスプラチナカードで獲得したポイントはマイルに交換するのがお得です。マイルに無料かつ高レートで移行できるというのは大きなメリットと言えますね。
2021年9月からFHR(ファイン・ホテル・リゾート)の利用料金もポイントで支払えるようになりました。メンバーシップ・リワード・プラスに登録している場合「1ポイント=1円」の価値で利用できます。これは嬉しい改善です。
対象加盟店および海外利用で3%のポイント還元
「メンバーシップ・リワード・プラス」には、「ボーナスポイントプログラム」というものが用意されています。
アメックスプラチナカードの場合、クレジットカード利用で貯められるのは「100円=1ポイント」ですが、ボーナスポイントプログラムに登録すると、対象加盟店や海外利用で「100円=3ポイント」を貯められるようになります。
対象加盟店は以下になります。ネットショッピング大手の「Amazon」と「Yahoo! JAPAN」が含まれているのは嬉しいメリットです。また、2021年4月からUber Eatsとヨドバシカメラ、一休が追加になりました。
<ボーナスポイントプログラムの対象加盟店>
- Amazon
- Yahoo! JAPAN
- iTunes
- JAL
- H.I.S.
- アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
- Uber Eats <=NEW!
- ヨドバシカメラ <=NEW!
- 一休 <=NEW!
「JAL」や「H.I.S.」「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」「一休」など、旅行関係は決済金額が大きくなりますので、これらの利用で3%のポイントが貯まるのは大きいですね。
海外利用(外貨建て決済)でも3%のポイントが貯められますので、アメックスプラチナカードは海外旅行の強い味方ということも言えます。海外旅行でザクザクとポイントを貯めることができますね。
旅行傷害保険と海外航空遅延費用補償の充実
「アメックスプラチナカード」は保険の充実さが特出しています。
旅行傷害保険は、国内・海外ともに家族特約が適用され、家族カード会員だけでなく、家族カードを持っていない家族も補償を受けることができるのが特徴です。また、それぞれの補償内容に対する保険金額も最高レベルの内容となっています。
旅行傷害保険(国内)
国内の旅行傷害保険の内容は以下になります。付帯条件は「利用付帯」になっておりますので、補償を受け取るには、移動に利用する飛行機や鉄道などのチケットをカードで購入する必要があります。
傷害死亡・後遺傷害保険金は、最高1億円となります。また、家族(配偶者、会員と生計を共にする子供、親族)も最高で1,000万円までの補償を受けることができます。
<国内旅行傷害保険の内容>
補償内容 | 保険金額(基本会員・家族カード会員) | 保険金額(家族) |
傷害死亡・後遺傷害保険金 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
入院保険金 | 日額5,000円 | 日額5,000円 |
通院保険金 | 日額3,000円 | 日額3,000円 |
旅行傷害保険(海外)
海外の旅行傷害保険の内容は以下になります。付帯条件は「自動付帯」になっておりますので、チケットをカードで購入したかどうかにかかわらず補償を受けることができるうようになっています。
ただし、「傷害死亡・後遺傷害保険金」については、利用付帯で最高1億円、自動付帯で最高5,000万円、家族は最高1,000万円と保険金額に違いがありますので注意が必要です。
<海外旅行傷害保険の内容>
補償内容 | 保険金額(基本会員・家族カード会員) | 保険金額(家族) |
傷害死亡・後遺傷害保険金 | 最高1億円(自動付帯は最高5,000万円) | 最高1,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 |
疾病治療費用保険金 | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 |
賠償責任保険金 | 最高1億円 | 最高1億円 |
携行品損害保険金 | 1旅行中・年間限度額100万円(免責金額3,000円) | 1旅行中・年間限度額100万円(免責金額3,000円) |
救援者費用保険金 | 保険期間中 最高1,000万円 | 保険期間中 最高1,000万円 |
また、以下は「アメックスゴールド」との保険金額の比較になります。
「傷害治療費用保険金」および「疾病治療費用保険金」の最高 1,000 万円という数字は、「アメックスゴールド」の最高 300 万円の3倍強であり、安心感が段違いとなっています。
それ以外についても、かなりの差があることがわかりますね。さすがアメックスプラチナカードといった感じです。
<海外旅行傷害保険の比較>
補償内容 | アメックスプラチナ(基本会員) | アメックスゴールド(基本会員) |
傷害死亡・後遺傷害保険金 | 最高1億円(自動付帯は最高5,000万円) | 最高 1 億円(自動付帯は最高5,000万円) |
傷害治療費用保険金 | 最高1,000万円 | 最高300万円 |
疾病治療費用保険金 | 最高1,000万円 | 最高300万円 |
賠償責任保険金 | 最高1億円 | 最高4,000万円 |
携行品損害保険金 | 1旅行中・年間限度額100万円(免責金額3,000円) | 1旅行中・年間限度額50万円(免責金額3,000円) |
救援者費用保険金 | 保険期間中 最高1,000万円 | 保険期間中 最高300万円 |
海外航空遅延費用補償
海外航空遅延費用補償の内容は以下になります。乗継遅延や出航遅延、受託手荷物遅延、受託手荷物紛失など海外旅行中のアクシデントが発生した場合、宿泊料金や食事代、衣類や生活必需品など購入費用の実費が補償されます。いずれも「自動付帯」で適用となりますので安心です。
<海外航空遅延費用補償の内容>
補償内容 | 保険金額 |
乗継遅延費用 | 最高 30,000円 |
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 | 最高 30,000円 |
受託手荷物遅延費用 | 最高 30,000円 |
受託手荷物紛失費用 | 最高 60,000円 |
「アメックスゴールド」の場合は、「乗継遅延費用」「出航遅延、欠航、搭乗不能費用」「受託手荷物遅延費用」はともに最高20,000円、「受託手荷物紛失費用」は最高40,000円となっています。
こちらも「アメックスプラチナカード」が手厚い保険金額となっていることが確認できます。
個人賠償責任保険の提供
「個人賠償責任保険」は、日常生活に起因する偶然な事故により他人に対して法律上の賠償責任を負った場合に、1事故につき1億円を限度に保険金の支払いを受けることができるというものです。
「アメックスプラチナカード」の基本会員および家族ともに補償を受けることができます。最高1億円というのは、かなりの安心感がありますね。保険金を受け取ることができる事故の例は以下になります。
<保険金を受け取ることができる事故の例>
- 屋根瓦が落ち通行人に当たってケガをさせた。
- へいに釘が出ていて、よその人の洋服を引き裂いた 。
- お子様のキャッチボールでよその家の車や窓ガラスを壊した。
- 不注意で洗濯機や風呂の水をあふれさせ、階下の戸室の天井や壁を汚損した。
- 買物をしていて、誤って店の商品を壊した。
- お子様が訪問先の家具を誤って壊した。
- 飼犬が通行人に噛みついてケガをさせた。
- 自転車で買物に行く途中、よその人に衝突しケガをさせた。
「アメックスゴールド」には同等の特典(保険)はありませんので、「アメックスプラチナカード」ならではのメリットということが言えます。
ホームウェア・プロテクションの提供
「ホームウェア・プロテクション」は、現在持っている電化製品やパソコン、カメラなどが万一破損した場合、購入金額の50%から100%を補償を受けられるというものです。
「アメックスプラチナカード」での購入の有無に拘らず補償を受けることができるというのが大きな特徴になっています。驚きの手厚さです。
ちなみに、補償限度額は、年間50万円まで(ワランティー・プラス※の補償との合算)となっています。また、補償金額は使用期間によって変動します。具体的には以下のようになっています。
<ホームウェア・プロテクションの補償限度額>
事故内容 | 火災・盗難・破損・水漏れ |
購入日から6ヶ月 | 購入金額の100% |
6ヶ月超から1年 | 購入金額の90% |
1年超から2年 | 購入金額の80% |
2年超から3年 | 購入金額の70% |
3年超から4年 | 購入金額の60% |
4年超 | 購入金額の50% |
こちらも、「アメックスゴールド」には同等の特典(保険)はありませんので、「アメックスプラチナカード」ならではのメリットということが言えます。
「ワランティー・プラス」というのは、メーカーの補償期間が終了した後の故障または、欠陥部分の修理、部品交換などの必要が生じた場合に、メーカーとほぼ同等の補償をしてもらえるというサービスです。ただしこちらは、カードでの商品購入が前提となります。「ホームウェア・プロテクション」と併せてこれも「アメックスプラチナカード」ならではのメリットです。
スマートフォン・プロテクションの提供
「スマートフォン・プロテクション」は2021年4月が新しく追加になった特典です(2023年9月にさらに強化)。
この「スマートフォン・プロテクション」はスマートフォンが破損した場合、修理代金を最大15万円まで補償してくれるというものです。
最近のスマートフォンはiPhoneをはじめ高額化しており、これにもとない修理代も高騰しています。免責金額が5千円となっているため5千円は負担する必要がありますが、それでも負担を大きく軽減してくれますね。
<スマートフォン・プロテクションの補償内容>
補償対象 | スマートフォン(1台のみ) |
補償範囲 | 破損(スクリーン画面割れ損害を含む)、火災、水濡れ、盗難 |
支払い限度額 | 15万円 |
対象端末 | 購入後36ヶ月以内のスマートフォン |
免責金額 | 1回の事故につき5千円(破損、火災、水濡れ、盗難共通) |
ちなみに、「スマートフォン・プロテクション」で補償を得るには、事故発生時点から直近3ヶ月間連続して、対象のスマートフォン通信料を「アメックスプラチナカード」で決済している必要があります。
入会したらすぐに支払い先を切り替えるようにしましょう。
ダイニング、ショッピング、エンターテイメントで20%キャッシュバック
「アメックスプラチナカード」では、ダイニング、ショッピング、エンターテイメントのそれぞれのカテゴリーの対象店舗での決済で20%キャッシュバックを受けることができます。
これは2023年9月に新しく追加になった特典です。
キャッシュバックの上限はダイニングで4万円、ショッピングで3万円、エンターテイメントで1.2万円となっていますので、合計では8.2万円という計算になります。
うまく活用すれば年会費負担を大きく軽減できますね。
ダイニングで20%キャッシュバック(上限4万円)
こちらの特典は国内外20ヶ国2,000以上のレストランが対象で、年間最大合計40,000円までのキャッシュバックを受けることができます。
日本国内のレストランは「ポケットコンシェルジュ」を通して予約、事前決済した場合のみ対象となっています。また、「KIWAMI50」も対象となっています。
ポケットコンシェルジュは、アメリカン・エキスプレスのダイニングサービスで、食を極めてきたFoodieのおすすめ、評価の高い人気店、接待向きのお店など、豊富なラインナップになっています。
これら優良店で20%還元を受けられるというのはグルメな方にとって魅力的な特典と言えますね。
海外利用の場合は専用サイトでの検索&予約が必要になります。
ショッピングで20%キャッシュバック(上限3万円)
こちらの特典は、対象ブランドの店舗にて1回の決済につき20%キャッシュバックを受けられるというものです。年間のキャッシュバック上限は3万円となっています。
また、キャッシュバックに加えて「100円につき10ポイント」のポイント還元も受けることができます。「1ポイント=1円」の価値と考えると合計では実質的に30%の還元と考えることもできますね。
対象ブランドは以下のようになっています。店舗によってはVIPルームでパーソナルショッピングができるところもあります。
お気に入りのブランドがある方にとっては至れり尽くせりの特典ですね。
エンターテイメントで20%キャッシュバック(上限1.2万円)
こちらの特典は、対象サービスで毎回20%、年間最大合計12,000円のキャッシュバックを受けられるというものです。
対象のサービスは「DAZN」「Hulu」「Netflix」の3つとなっています。キャッシュバックは毎月最大合計1,000円まで、1年間の合計12,000円までとなっています。
ホテルダイニングで最大20%オフ
アメックスプラチナには、ホテルダイニング特典も追加されました。これは対象ホテルのダイニングを利用することで10%から20%の割引を受けられるというものです。
利用方法は以下になります。簡単3ステップです。
<利用方法>
- ホテル指定の方法で事前予約
- 対象カードを提示
- 対象カードで支払い
対象ホテルおよび店舗は以下になります(2024年3月時点)。東京を中心に横浜、福岡のホテルが対象になっています。
<対象ホテルと店舗>
- アンダーズ東京
- 「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」( 期間限定)
- グランド ハイアット 福岡
- ザ マーケット エフ(オールデイダイニング)
- ザ・プリンス パークタワー東京
- レストラン ブリーズヴェール
- 日本料理 芝桜
- 中国料理 陽明殿
- ステーキハウス 桂
- ザ・ペニンシュラ東京
- Peter(ステーキ&グリル)
- ヘイフンテラス(中国料理)
- ホテル虎ノ門ヒルズ( 期間限定)
- ル・プリスティン レストラン 東京(ヨーロッパ料理)
- マンダリン オリエンタル 東京
- ヴェンタリオ(インターナショナルダイニング)
- 横浜ロイヤルパークホテル
- スカイラウンジ「シリウス」(70階)
- 日本料理「四季亭」(68階)
- フレンチレストラン「ル シエール」(68階)
- 中国料理「皇苑」(68階)
- 鉄板焼「よこはま」(地下1階)
対象ホテルと店舗が限られているとはいえ、高級ホテルのダイニングで10%から20%の割引を受けられるのは嬉しいですね。
こちらも外食の機会の多い方に嬉しい特典となっています。
誕生日プレゼントを毎年獲得
「アメックスプラチナカード」の本会員に対しては、誕生日になるとアメックスからギフトが毎年送付されます。2020年は、「あずま袋」という、風呂敷と手拭いを組み合わせたような和風のエコバッグになっていました。
自分では購入しないような、ちょっと目線を変えたおしゃれさがアメックスっぽいですね。決して高価なものではありませんが、嬉しい心遣いです。
2021年以降は5,000円分のトラベルクレジットが付与されるようになっています。
アメックスプラチナカードだけのキャンペーンの提供
以下でご紹介するキャンペーンは現時点では終了しているものもあります。しかしながら、「アメックスプラチナカード」では素晴らしいキャンペーンが毎年のように実施されています。例としてご確認いただければと思います。
アメックスはもともとキャンペーンに積極的なカード会社ですが、「アメックスプラチナカード」の場合は、カード限定のキャンペーンに参加することができます。
2020年7月1日から9月30日までの期間限定で、「アメックストラベルオンライン」を経由した国内ホテル予約(20,000円以上)で10,000円の割引となるキャンペーンを実施していました。
最大で50%割引になる計算で、こちらも非常にお得が高い内容ですね。
さらに、同じ期間には、「FHR(ファイン・ホテル・リゾート)」の利用で2ランクアップ&10,000円の割引という内容のキャンペーンも実施していました。
ただでさえ強力なFHRを、さらにお得に、リーズナブルに体験できるチャンスですね。
また、2021年2月9日から2021年7月18日までの期間限定で、5つの加盟店で30%最大30,000円のキャッシュバックを実施していました。
家電量販店である「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」や、百貨店である「高島屋」、デリバリーの「Uber Eats」などが対象となっており、強烈なお得さとなっています。
そして、直近である2023年には11月30日まで20,000円分のトレベルクレジットを提供しています。「FHR(ファイン・ホテル・リゾート)」など440,000円以上の決済で利用でき最大で50%の割引効果があります。
「アメックスプラチナカード」では、これ以外にも定期的にお得なキャンペーンを提供しており、これらをうまく活用することで年会費の元を大きく回収することが可能となりますね。
埼玉西武ライオンズ「ベルーナドーム」のラウンジ利用
埼玉西武ライオンズの本拠地である「ベルーナドーム」のバックネット裏にある「アメリカン・エキスプレス プレミアム ラウンジ」のバーエリアへ入場することができます。
こちらは通常は高価なチケットを保有していないと利用できない特別な場所です。
それが、アメックスプラチナカードと観戦チケット(種別は問わず)の呈示することで無料で利用することができます。
こちらの「アメリカン・エキスプレス プレミアム ラウンジ」は、バックネット裏としては12球団で最大級の施設となっており、快適な環境で豊富なアルコールや軽食(有料)を楽しむことができます。
野球ファンには嬉しい特典ですね。
アメックスプラチナカードのメリット
家族全体(基本会員1枚+家族カード4枚)で豊富な特典を享受できる
アメックスプラチナカードの最大のメリットは、基本会員1枚だけでなく、家族カード会員も含めた家族全体で豊富すぎる特典を享受できるという点です。
基本情報のところでご紹介したとおり、アメックスプラチナカードは基本会員の年会費165,000円(税込)で家族カードを4枚まで無料で発行することができます。
そして、ホテル・メンバーシップでご紹介したマリオットやヒルトンのステータスは、基本会員だけでなく家族カード会員も申請することができます。
そのため、たとえば家族5人全員でマリオットやヒルトンのゴールド会員になることもできてしまいます。
基本会員がどの旅行にも同伴するとは限りませんので、家族もステータスを保有していると意外と便利だったります。
基本会員だけでなく家族会員も含めて享受できる主な特典を列挙すると以下のようになります。海外&国内旅行保険や各種プロテクションも対象になりますので、家族まとめて補償してもらえて安心ですね。
<家族会員も含めて享受できる主な特典>
- ホテル・メンバーシップ
- マリオットボンヴォイ
- ヒルトンオナーズ
- ラディソンリワーズ
- プライオリティパス
- ファインホテルリゾート
- 海外&国内旅行保険(家族カード会員の補償内容)
- 各種プロテクション
- キャンセル・プロテクション、オンライン・プロテクション、ショッピング・プロテクション、リターン・プロテクション、ホームウェア・プロテクション、ワランティー・プラス
ホテル・メンバーシップの中でも「プリンスステータスサービス」だけは家族カード会員からの申請は対象外となっています。ご注意ください。
家族カードを発行すれば1枚あたりの維持コストを抑えることができる
家族カードを発行すれば1枚あたりの維持コストを抑えていくことができます。具体的には以下のようになります。
<1枚あたりの維持コスト>
基本カード | 家族カード | 合計枚数 |
1枚あたりの維持コスト(税込) |
1枚 | 0枚 | 1枚 | 165,000円 |
1枚 | 1枚 | 2枚 | 82,500円 |
1枚 | 2枚 | 3枚 | 55,000円 |
1枚 | 3枚 | 4枚 | 41,250円 |
1枚 | 4枚 | 5枚 | 33,000円 |
家族カードを発行する機会がない場合は1枚あたりのコストは165,000円(税込)になります。
一方で最大の4枚まで発行できれば1枚あたりのコストは33,000円(税込)までグッと抑えることができますね。
アメックスプラチナカードの1つ下のグレードである「アメックスゴールド」の年会費は31,900円(税込)ですので、この年会費と同等となります。
家族全体で使えることを考えるとアメックスプラチナカードの維持コストはリーズナブルとも言えますね。
家族カードの入会資格は、原則「配偶者・両親・
アメックスプラチナカードのデメリット
「アメックスプラチナカード」は、特典豊富でメリットの大きなクレジットカードですが、デメリットも当然ながらあります。
私が感じたデメリットは以下になります。
<アメックスプラチナカードのデメリット>
- 年会費はやっぱり高額のため向き不向きがある
- ポイント加算が対象外もしくは半分となる加盟店がある
- アメックスカードそのものが弱い地域があり、キャッシング機能がない
以下では、これらのデメリットについて、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。
年会費はやっぱり高額のため向き不向きがある
「アメックスプラチナカード」の特典から考えると、アメックスプラチナカードの保有でメリットを最大化できるのは以下のような方と思われます。
<アメックスプラチナカードの保有に向いている方>
- 旅行や出張で海外に行く機会が多い
- ホテル宿泊やグルメに出費するのを厭わない
- 仕事や趣味に忙しく各種手配は人に任せたい
- 本人だけでなく家族も海外旅行やホテル宿泊、グルメに興味が高い
逆に言えば、海外旅行やホテル宿泊、グルメに興味のない方にとっては、アメックスプラチナカードの活躍の場があまりないとも言えます。
アメックスプラチナカードは特典が豊富とは言え、年会費が高額であることは間違いありません。
アメックスプラチナカードの保有に向いていない方にとっては、宝の持ち腐れになってしまうこともあります。
ポイント加算が対象外もしくは半分となる加盟店がある
これは、「アメックスプラチナカード」というよりも、アメックスカード全体のデメリットとなります。
それは、アメックスカードには、ポイント加算が対象外もしくは半分となる加盟店があるという点です。
具体的には、以下のような電力会社、ガス会社、水道局、公金・税金などで、ポイント加算が半分となります。つまり、貯められるのは「200円=1ポイント」となります。
<ポイント加算が半分となる加盟店>
以下は、ポイント加算対象外の加盟店です。電子マネーや寄付団体、NHKへの支払いではポイント加算されませんので注意が必要です(まあ、電子マネーは現金同等なので、当たり前とも言えますが・・。NHKは意外ですね)。
<ポイント加算対象外の加盟店>
ちなみに、年会費の支払いもポイント加算の対象外となっています。ただこれは、アメックスカードだけでなく、他のクレジットカードも同様ですね。
ただし、工夫をすることでポイント還元率の低下を回避する方法も用意されています。
アメックスのポイント加算が対象外や還元率が半分になる加盟店と回避する方法の詳細はこちらの記事をご参照ください。
アメックスカードそのものが弱い地域があり、キャッシング機能がない
これらも「アメックスプラチナカード」というよりも、アメックスカード全体のデメリットとなります。
アメックスカードが強いのは「米国圏」です。また、日本国内では「JCB」と提携していますので、JCBが使えるお店であればアメックスカードで決済可能となっています。
そのため、米国圏と日本国内では、アメックスカードが使えなくて困ったということは、それほど多くはありません。
しかしながら、日本以外のアジア圏や、ヨーロッパ圏では、アメックスカードが弱い地域があります。特に、高級店以外の庶民点なお店では、アメックスカードが使えない場合がしばしばあります。
また、アメックスカードにはキャッシング機能がありません。
海外旅行の際のお得な両替方法として、クレジットカードでキャッシングして現地通貨を引き出す、というテクニックがありますが、アメックスカードでは、これを活用することができないということになります。
海外旅行の際には、「アメックスプラチナカード」に加えて、VISAやMastercardブランドのクレジットカードも併せて持っていくと安心です。
アメックスプラチナカードのお得な入会方法
入会キャンペーンを活用で大量ポイントを獲得可能
さて、そんな「アメックスプラチナカード」は入会キャンペーンを実施しています。条件をクリアすることで大量ポイントを獲得することができます。
アメックスのポイントは年会費にも充当できますので年会費負担の軽減にも役立ちます。
アメックスプラチナカードの入会キャンペーンの最新情報はこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。
まとめ:アメックスプラチナカードには年会費以上の価値があり!
今回は、私が「アメックスプラチナカード」に入会して特に有用と感じた特典とメリット、デメリットについてまとめてご紹介させていただきました。
アメックスプラチナカードは年会費が高い分、特典が本当に豊富です。年会費以上の価値を見い出すには、特典を十分に理解して、使いこなしていくことが重要ですね。
当記事が、これからアメックスプラチナカードへの入会を考えている方のお役に少しでも立つことができていれば幸いです。
それでは、また!