アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ ブログ宿泊記
「アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ」に行ってきました。ドバイにある5つ星の砂漠リゾートで宿泊費に食事とアクティビティが含まれているのが特徴です。ずっと憧れていましたが念願叶ってやっと訪れることができました。当記事では、場所とアクセスから送迎、部屋(ベドウィンスイート)、プラチナ特典、共用施設(ラウンジ、プール&サウナ、ジムなど)まで詳しくご紹介していきます。
目次
アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパとは
ドバイの5つ星の砂漠リゾート
アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ(以下アルマハ)は、ドバイの5つ星の砂漠リゾートです。
空港から車で45分の距離にあるドバイ砂漠保護区の一角に位置しています。
「アルマハ」とはアラビアンオリックスを意味しています。ホテルのあるドバイ砂漠保護区にはこの野生のアルマハが生息しているため、シンボルとしてこの名称が用いられています。
アルマハは、都市部から距離が離れており、敷地内にアクセスできるのはゲストのみとなっています。また、9歳以下の子供は宿泊不可という年齢制限が設けられています。
自然に囲まれた静かな環境で心身ともにリラックスできる、大人のための隠れ家リゾートとなっています。
1日3食と2つのアクティビティがインクルーシブ
アルマハはオールインクルーシブ型のリゾートなっています。
具体的には、宿泊者は朝昼晩という1日3食と2つのアクティビティを無料で楽しむことができます(一部有料メニューあり)。
食事はレストラン、もしくはルームサービスで楽しむことができます。
水とコーヒー、紅茶以外のドリンクは有料にはなりますが、財布の心配をすることなく好きなものをいただけるというのは嬉しいですね。
マリオットボンヴォイに加盟
アルマハは、世界的なホテルチェーンであるマリオットインターナショナル系列のホテルです。会員プログラムとしては「マリオットボンヴォイ」に参加しています。
そのため、宿泊やレストラン利用でマリオットボンヴォイのポイントを貯めることができます。また、エリートメンバーの場合は、その特典を利用することもできます。
アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパの場所とアクセス
ドバイ国際空港から車で45分の距離
アルマハは、ドバイ国際空港から車で45分の距離に位置しています。周辺地図はこちらになります。
<アルマハ(ドバイ)の地図>
ルートとしては、ドバイ国際空港から高速道路を使って車で30分ほど南下した後、ドバイ砂漠保護区内の私道を15分ほど進む形になります。
ホテルの送迎サービスが安心
アルマハへはタクシーでもアクセスすることはできますが、ドバイ砂漠保護区内を進むというルートがやや複雑なため、運転手が道に迷ってしまうというケースもあると聞きます。
アルマハでは送迎サービスも提供していますので、心配な方はこれを利用するのがおすすめです。料金は車のグレードよって異なります。
具体的には以下になります(2024年4月時点)。
<送迎の料金>
- 700AED:MERCEDES VIANO / MERCEDES BENZ / BMW 7 / TESLA
- 425AED:GMC / SUBURBAN
- 380AED:LEXUS 350 / TOYOTA PREVIA/ INFINITY Q70
価格は車1台あたりのもので、ドバイ市内の好きなところからホテルへ、もしくはホテルからドバイ市内の好きなところへ送迎してもらうことができます。
一番リーズナブルな「3」を選択すれば、日本円で約16,000円ほどという計算になります(1AEDは40円前後)。
タクシーよりも割高かもしれませんが、トラブルを避けられると考えると高くはないですね。今回私は往復ともに「3」のグレード車種による送迎をお願いしました。
ちなみに、送迎料金は部屋付になりますので、マリオットボンヴォイに登録していればポイントを貯められるというメリットもあります。
アルマハ(ドバイ)ブログ宿泊記:送迎からプラチナ特典、ラウンジまで
さて、ここからはアルマハに実際に宿泊してみた様子をご紹介していきたいと思います。利用したのは2024年4月下旬のゴールデンウィーク(GW)になります。
ホテルへの送迎
今回はエミレーツ航空のビジネスクラスを利用して韓国からドバイに移動しました。ドバイ国際空港に到着したのは午前5時頃でした。
その後、出国審査や預け荷物などをピックアップし、午前5時半頃に出口へと到着しました。
ホテル側には利用するフライトの便名を伝えていたため、出口付近の待合スペースには私の名前を書いたプレートを持ったスタッフがスタンバイしてくれていました。
その後は、そのスタッフのエスコートに従って駐車場に用意してあった送迎車に乗り込みます。
実際の送迎車はこちらになります。オーダーどおり「TOYOTA LEXUS」になっていました。
車の中にはミネラルウォーターのペットボトルも用意されていて自由にいただくことができました。とても親切です。
車に乗り込むと高速道路を150kmぐらいのスピードでぐんぐんと進んで行きます。まだ早朝のため道も空いていて爽快です。
30分ほど経過すると「Al Maha, a Luxury Collection Desert Resort & Spa」と書かれた看板があます。そこからは脇にそれ、あまり舗装されていない私道を進んでいきます。
周りには何もない砂漠の間の道を進んでいくため、慣れていない方だと確かに迷いそうです。
しばらく進んでいくと「Al Maha Dubai Desert Conservation Reserve」と書かれたゲートがあります。こちらにはガードマンが常駐しており、通過する車をチェックしています。
このゲートから向こうは「ドバイ砂漠保護区」になるため、時速40km以下で運転することが義務付けられているそうです。これを違反すると1,000AEDの罰金になってしまいます。
そのため、ゆっくりとしたスピードで車は進んでいきます。
途中、野生のガゼルやアラビアンオリックス(これがホテル名の由来ともなっているアルマハ)の姿を観察することができます。
ワクワク感がどんどんと高まっていきます。
さらに進んでいくと、今度はホテル名である「Al Maha, a Luxury Collection Desert Resort & Spa」と書かれたゲートがあります。
ここにもガードマンが常駐していて2回目のチェックがあります。なかなか厳重な警備ですね。
その後しばらく進んでいくと、このホテルの中心部ともなっているレセプション&レストラン棟へと到着しました。
低層な建物になっていて、アラビアンな雰囲気満載ですね。
こちらが正面玄関になります。早速中に入って行きましょう。
ロビー
正面玄関を抜けるとホテルのロビーがあります。白を基調にした空間で明るく開放感があります。
絨毯やランプ、ソファーなどの装飾がアラビックな雰囲気を醸し出しています。
ロビーを奥に進んでいくとテラスになっていて、ホテルの中庭越しに砂漠の風景を楽しめるようになっています。正に砂漠リゾートですね。
また、ロビーの中央にはアラビックコーヒーとデーツが用意されていて、いつでも自由にいただくことができます。
デーツはいろいろなフレーバーのものが用意されていて種類豊富です。
アラビックコーヒーは、浅煎りのコーヒーに清涼感のあるカルダモンが加えられています。日本で飲むコーヒーとは一味違う変わった味わいを楽しむことができます。
チェックイン
ロビーの一角にはコンシェルジュデスクが用意されており、こちらで座ってチェックインすることができます。
チェックインのタイミングではウェルカムドリンクの提供がありました。豆乳とフルーツをベースにしたモクテルになっていてとても美味しくいただきました。
ちなみに、コンシェルジュデスクが混み合っている際は奥の個室スペースでチェックインすることもできます。こちらも素晴らしい雰囲気です。
プラチナ特典
ホテルに到着したのは午前6時半ごろでした。通常のチェックイン時間は午後3時ということで流石にまだ部屋の準備はできていないということでした。
まあ当然ですよね・・。
ただ、午前8時ごろには部屋の準備ができそうということで、それまではロビーでコーヒーや紅茶を飲みながら待っていてほしいとのこと。
思ったよりも早く部屋に入れそうで感謝感謝です。
ちなみに、アルマハでは全室がスイートになるため客室のアップグレードは行っていないということでした。また、レイトチェックアウトも適用外でした。
プラチナ特典のウェルカムギフトについては、1,000ポイントとローカルギフトから選択することができます。今回はローカルギフトを選択しました。
ローカルギフトの実物はこちらになります。高級ブランド「Bateel」のデーツの詰め合わせになっていました。お土産にピッタリで嬉しいですね。
ラウンジ(ライブラリー)
アルマハのロビーの一角には宿泊専用のラウンジ(ライブラリー)があります。
こちらのラウンジ(ライブラリー)にはコーヒーと紅茶が用意されており、いつでも自由にいただくことができます。
紅茶は種類豊富で嬉しいですね。
また、ロビーの一角のテーブルの上にはちょっとしたスナック(軽食)も用意されています。
これは、アクティビティ参加前後にちょっとした小腹を満たせるようにというホテルからの温かい心遣いによるものです。
朝5時半から8時までの時間帯には、クロワッサンやパンオショコラといったパンとクッキーが用意されていました。
このように、ラウンジ(ライブラリー)およびロビーにドリンクやスナックが用意されているおかげで、部屋の準備ができるまでの時間を楽しく過ごすことができました。
午後のティータイムにはマカロンやケーキ、スコーンなどが用意されアフタヌーンティーが楽しめるようになっています。この様子については記事の後半でご紹介します。
アルマハ(ドバイ)ブログ宿泊記:部屋(ベドウィンスイート)
部屋への送迎
ロビーでお茶をしていると部屋の準備ができたとの連絡がありました。最初は8時ごろと言われていましたが、実際には7時半頃に呼んでいただくことができました。
スーパーアーリーチェックインをさせていただき感激です。
ホテルの中心になっているレセプション&レストラン棟から各部屋(スイート)へはバギーを使って移動します。ゴルフ場にあるカートとよく似た感じですね。
ホテルのスタッフが運転してくださるので、ゲストは座っているだけで大丈夫です。とっても楽ちんです。
各部屋への道のりはこんな感じになっています。舗装はされていますが、バギー1台がギリギリ通れるぐらいの細い道になっています。
所要時間は部屋の場所にもよりますが、だいたい2-3分といった感じです。
徒歩で行けない距離ではありませんが、ドバイの日中は40度以上になることもよくあります。移動の際は常にバギーをお願いしていました。
外観
今回利用する部屋(スイート)の外観はこちらになります。
アルマハの客室数は42室で全室がスイートになっています。そして、それぞれが独立型のコテージになっています。
アルマハには4つにタイプのスイートが用意されています。今回は、この中でスタンダードとなる「ベドウィンスイート」に宿泊しました。
<客室のグレード>
- ベドウィン(1キング/2シングル):75平米<=今回宿泊
- ロイヤル(2ベッドルーム):175平米
- エミレーツ(2ベッドルーム):375平米
- プレジデンシャル(3ベッドルーム):530平米
それでは早速中にはいってみましょう。ちなみに今回は「No.5」という部屋(スイート)でした。
玄関
正面扉を開けるとちょっとした玄関スペースがあり、正面にはベッドルーム兼リビングルーム、右手にはバスルームが配置されています。
部屋(スイート)は回遊型になっており、バスルームには玄関からもベッドルーム兼リビングルームからもアクセスできるようになっています。
玄関スペースにはミニバーとドレッサーが用意されています。
リビングルーム兼ベッドルーム
玄関から奥に進むと大きなスペースを取られた空間があります。
こちらがこの部屋(スイート)でメインとなるリビングルーム兼ベッドルームとなります。正面は約半周が窓になっていて明るい雰囲気です。
天井はテントのような構造になっているのがユニークです。
ベドウィンというのは、砂漠に住む民のことを意味しています。ベドウィンスイートとは、砂漠の民の伝統的な住まいをイメージしたものという形になりますね。
敷地内にはテラスとプールも用意されており、窓からはその様子を垣間見ることができます。
ソファーやカーテン、絨毯といった調度品もアラビックな雰囲気で統一されています。また、ベッドのフレームや建具、家具などはアラブの職人による特注品となっています。どれも美しいですね。
今回の客室は1キングになります。マットレスは比較的やわらかいタイプで、横たわると体が包み込まれるような感じでした。
枕もとてもやわらかく、高さおよび大きさの異なるものが2種類用意されていました。
リビングルーム兼ベッドルームにはデスクも用意されています。
デスクの上には、電話に加えてオーディオスピーカーも用意されていました。こちらはBluetoothでスマホと繋げて音楽を楽しめるようになっていました。
また、客室内にはイーゼルと画用紙、クレヨンが用意されています。これらを使って宿泊中に絵を描いて楽しむことができます。
普段、絵を描かない方も大自然に囲まれたこの環境であれば何かインスピレーションが湧いてくるかもしれませんね。
ウェルカムギフト
テーブルの上にはウェルカムギフトが用意されていました。フルーツとスナックとなってます。
スナックは瓶入りで、ナッツとデール、そしてアラビアの伝統的なお菓子である「バクラバ」の3種類となっています。
客室内にはコーヒーや紅茶も用意されていますので、お茶菓子にピッタリですね。
テラス&プール
アルマハの各部屋(スイート)にはプライベートプールが用意されています。
正面から見るとこんな感じになっています。「鍵穴」のような形をしており、手前が浅く、そして奥に行くほど深くなっています。
いわゆるインフィニティプールになっていて、一番奥からは境目のない眺望を楽しめるようになっています。砂漠とプールという相反する景色のコントラストは贅沢ですね。
プールの水は温水になっていますので、どの季節でも快適に利用することができます。
プールの向こう側には大自然が広がっています。部屋(スイート)からちょっと行ったところに水飲み場があるようで、そこにガゼルが頻繁にやってきていました。
野生のガゼルを部屋から観察できるなんて感動ですね。運が良ければテラスのすぐそばまでやってきてくれます。
ちなみに、テラスにはリクライニングチェアが用意されています。直射日光を避ける日除けもありますから、景色を眺めながらゆったりと寛ぐことができます。
また、同じくテラスにはテーブル&チェアも用意されています。ルームサービスをお願いしてこちらで食事をいただくこともできるようになっています。
バスルーム
続いては気になるバスルームを確認したいと思います。バスルームも広いスペースが確保されています。
まず洗面台は2ボウルです。2人で同時に使う際にも喧嘩にならなくて良いですね。カウンター上も広々です。
バスタブはこちらになります。写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが巨大でミニプールぐらいの大きさがあります。
お湯を張るのに時間がかかりそうですが、湯量も十分なためストレスはありませんでした。手足をめいいっぱい伸ばしてゆったりとお湯に浸かれるのは嬉しいですね。
バスタブの脇にはシャワーキャップとヘチマスポンジ(LOOFAH)、バスソルトも用意されていました。
タオルも大量に用意されています。そして、朝夕2回のハウスキーピングがあり、その都度新しいものが補充されていきます。至れり尽くせりです。
バスローブも用意されてます。胸元にはシンボルマークのアルマハ(アラビアンオリックス)も刺繍されていてかっこいいです。
シャワールームはこちらになります。レインシャワーとハンドシャワーの2種類が用意されています。
トイレはバスルームの中に個室として用意されています。中にはビデもあります。残念ながらウォシュレットはありませんでした。
アメニティー
バスルームの中にはアメニティーも豊富に揃っています。
まずカウンターの上には、乳液、歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、シェービングクリーム、マウスウォッシュ、ソーイングキット、コームが用意されていました。
乳液のブランドは「BYREDO」ですね。
石鹸は「SICILY CAMELLIA」のものでした。
シャワールームの中には、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが用意されていました。こちらのブランドは「BYREDO」となっていました。
最近は世界各国でボトルタイプが採用されるようになっていますね。
ちなみに、ドライヤーはこちらになります。高級感のない普通な感じですね。欧米ではドライヤーにこだわるという文化はないのかもしれませんね。
ミニバー
ミニバーはこちらになります。玄関スペースの一角に用意されています。
コーヒーはネスプレッソのようなカプセル式になっています。無料でいただくことができます。
紅茶は種類豊富で6種類ほど用意されています。こちらも無料でいただくことができます。
棚の上などにミネラルウォーターのペットボトルがありますが、これらは無料となっています。
水は客室内の至るところに用意されていますが、それらも全て無料です。無くなったら補充してもらうこともできるため安心です。
下段の棚の中にはスナックと冷蔵庫が収納されています。こちらのスナックは有料となっています。
冷蔵庫の中にはドリンクがぎっしりと詰まっていますが、これらも有料となっています。
ミニバーの料金表はこちらになります。
ビールは1缶で49AEDです。日本円だと約2,000円ほどですね。どれもホテル価格となっていますので利用する際には注意しましょう。
クローゼット
リビングルーム兼ベッドルームには巨大なクローゼットが用意されています。
扉を開けると中には液晶TVが収納されています。ローカルのチャンネルを視聴できるほか、背面のHDMI端子を利用すれば、FireStickTVなどを接続することもできます。
ただ私は、部屋の外から聞こえる鳥や虫の鳴き声を楽しみたかったので、TVの電源は一度もONにしませんでした。せっかくなら大自然に囲まれた環境にどっぷりと浸りたいですね。
隣の扉の中にはバスローブとアイロン、アイロン台、スリッパが用意されていました。
また、さらに隣の扉の中には、金庫(セーフティーボックス)も用意されていました。クローゼットの収納力は抜群ですね。
ちなみに、クローゼットの中には殺虫スプレーも用意されていました。実は、我々が訪れたのは大雨の後で、例年に比べて蚊が多く発生していました。
室内にも蚊が紛れ込んでくることが何度かあったため、この殺虫スプレーが大活躍しました。
ドバイは暑すぎて蚊が少ないと聞いたことがありますが、気になる方は虫除けスプレーを持参していくと安心です。
ターンダウン
アルマハではターンダウンのサービスを提供しています。室内の清掃やタオルや水の補充に加えて、カーテンや照明を調整して入眠の準備を進めてくれます。
また、ベッドサイドには「Bateel」のチョコレートも用意されていました。いただいてみたところ、チョコレートにデーツが練り込まれているもので絶品でした。
一粒食べれば幸せな気分になります。
ちなみに、夜になるとプライベートプールはライトアップされてとても幻想的になります。
温水プールで夜も寒くはありませんし、星もとても綺麗に見えます。虫の鳴き声を聞きながら静かにナイトプールを楽しむというのも贅沢ですね。
その他設備
最後に気になった細々とした設備をご紹介したいと思います。
こちらはルームキーになります。ホテルですとカードキーが主流ですが、こちらはクラシカルな物理キーになっています。
とは言えオートロックにはなっていますので、部屋の中に鍵を忘れないように注意が必要です。
電源はプラグ式の他、USB電源も用意されています。ドバイのコンセントは「BFタイプ」になっていますので、変換プラグを用意しておくと安心です。
アルマハ(ドバイ)宿泊記:共用施設(プール&サウナ、ジムなど)
続いては、アルマハのバー、ギフトショップ、プール&サウナ、ジムといった共用施設をご紹介したいと思います。また、ロビーでのアフタヌーンティーの様子もご紹介します。
バー
ロビーの一角にはバースペースも用意されています。こちらでは午後12時半からサービスが開始し、有料でアルコールなどのドリンクをいただくことができます。
このバーを奥に進むとテラスが用意されています。
こちらのテラスからは素晴らしい眺望を楽しむことができます。
このホテル以外には視界に人工物が入ってこないというのは本当に圧巻です。遠くにやってきたんだなという非日常感をひしひしと感じることができました。
アフタヌーンティー(ロビー)
ロビーには午後になるとマカロンやケーキ、スコーンなどが並べられアフタヌーンティーが楽しめるようになります。
ロビーでのフードプレゼンテーションのタイムスケジュールは以下のようになっています。
<タイムスケジュール>
- 5:00 – 8:30 :ライトバイト
- 15:00 – 17:30:アフタヌーンティー
まずこちらがマカロン。2種類が用意されていました。
こちらはケーキ。チョコレート(オペラ)やキャロットなど数種類が用意されていました。
こちらはスコーン。
ジャムとクロテッドクリームもあります。
こちらはキッシュやサンドイッチなどなど。
クッキーも種類豊富に用意されていました。
アフタヌーンティーとして本格的な品揃えで充実しています。小腹を満たすには十分ですね。
どれも美味しそうなのでついつい手が出てしまいますが、ディナーに影響しないよう食べ過ぎに要注意です(笑)。
ギフトショップ
アルマハのロビーの一角にはギフトショップがあります。
店内にはラクダをモチーフとしたお土産や民芸品がずらずらっと並べられています。
街中に比べると割高なのかもしれませんが、ホテル内でお土産を調達できるというのは時間が限られる場合には便利ですね。
プール&サウナ、ジム
アルマハには本格的なトリートメントが楽しめるスパが用意されています。このトリートメントメニューは残念ながら有料となっています。
一方で、スパ棟にはパブリックプールとスパ、ジムが用意されており、こちらは宿泊者であれば無料で利用することができます。
スパ棟はレセプション&レストラン棟からバギーで2-3分の距離にあります。中にはレセプションがあり、部屋番号などを告げて受付します。
受付をするとロッカールームを利用できます。ロッカーの中にはバスローブやタオル、スリッパなどが用意されています。
ロッカールームの中にはシャワーも用意されています。
ロッカールームで水着に着替えた後はプールに進みます。
プールは砂漠ビューのインフィニティプールになっています。
プールサイドにはデッキチェアも用意されています。
プールサイドにはおしぼりや水も用意されています。
アルマハでは各部屋(スイート)にプライベートプールがあるため、こちらパブリックプールの利用者は多くはないようです。比較的静かに過ごせそうです。
続いてこちらがジムになります。それほど広いペースというわけではありませんが、有酸素系マシンからウェイトまで一通り用意されています。
最後にこちらがサウナです。ドライとスチーム、そして水風呂も用意されているのが嬉しいところです。
ちなみに、今回はスーパーアーリーチェックインが実現してすぐに部屋に入ることができましたが、待ち時間が長くなるような場合には、こちらスパ棟を利用することもできます。
シャワーを浴びたり着替えをしたりして体制を立て直せるのはありがたいですね。
アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパの宿泊料金
有償宿泊の場合
アルマハの宿泊料金はこちらになります(2024年6月の例)。
1室2名で3,500AED前後となっています。日本円に直すと1泊15万円前後という計算になりますね。なかなかの高額設定に感じるかもしれません。
しかしながら、この宿泊料金には1泊につき朝昼晩という3食と2つのアクティビティの価格が含まれていること、そして全室スイートであることを考えるとその価値は十分にあると感じます。
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マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
ポイント宿泊の場合
アルマハにはマリオットポイントでも宿泊することができます。2024年6月の例では90,000ポイントから100,000ポイントほどのレンジとなっていました。
ポイント単価としては1.5円程度になりそうです。
マリオットのポイントセールを利用すれば、1ポイント1円前後で購入することができます。有償での宿泊料金が高い場合は、ポイントを活用するのが良いですね。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回はアルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパのブログ宿泊記の第1弾として以下をご紹介させていただきました。
<当ブログでご紹介した内容>
- 場所とアクセス
- 送迎サービス
- ロビーとチェックイン
- ラウンジ(ライブラリー)
- プラチナ特典
- 部屋(ベドウィンスイート)
- 共用施設(バー、ギフトショップ、プール&サウナ、ジム)
アルマハの館内はアラビックな雰囲気で統一されていてどっぷりとその世界観に浸ることができます。
荒涼とした砂漠ビューと、鳥や虫の鳴き声しか聞こえない静かな環境で、これ以上ない非日常となる時間を過ごすことができました。
また、どのスタッフからも朗らかで気持ちの良いサービスを提供いただき、心身ともにリフレッシュすることができました。
次回以降の記事で、食事やアクティビティについてご紹介させていただきたいと思いますが、それらを含めて期待を上回る素晴らしい体験をさせていただきました。
アルマハへの宿泊はずっと憧れでしたが、がんばって行って良かったと感じています。このホテルに泊まるためにドバイに行っても、きっと後悔しないのではないかと思います。
それほどまでにお気に入りでオススメのホテルになりました。
次の記事では、ホテルのレストランと、ランチ、ディナー、朝食の様子をご紹介したいと思います。
==>次の記事
(準備中)
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それでは、また!