イオンゴールドカードの特典と発行条件は?インビテーションの中身とメリットを解説!
「イオンゴールドカード」は年会費無料のクレジットカードです。「イオンラウンジ利用」を始めとしたゴールドカードとしての豊富な特典を利用できるため人気を集めています。ただし、インビテーション制度を採用しており、発行するには招待を受け取る必要があります。当記事では、「イオンゴールドカード」の特典から発行条件、実際のインビテーションの中身、注意事項まで、詳しくご紹介していきたいと思います。
更新履歴(2022年8月4日):最新情報に更新しました
目次
イオンゴールドカードとは?
通常イオンカードの上級グレードとなるゴールドカード
「イオンゴールドカード」は、イオン銀行が発行するクレジットカードです。通常の「イオンカード」よりも上級グレードの位置付けとなっています。
イオンゴールドカードは特典豊富ながらも年会費無料で維持可能
通常の「イオンカード」は年会費無料で維持できるのが特徴となっています。「イオンゴールドカード」もこれにならい、年会費は無料となっています。
また、国際ブランドは「VISA」「Mastercard」「JCB」の3種類が用意されています。
「イオンゴールドカード」には、ゴールドカードならではの充実した特典がついてきますので、年会費無料であれば誰しもが申し込みをしたいと考えるところです。
イオンゴールドカードへの入会には招待が必要
ただし、誰でも申し込み可能な「イオンカード」とは異なり、「イオンゴールドカード」は招待制となっています。
つまり、イオン銀行側からのインビテーションがなれけば申し込みすることはできなくなっています。
そういう意味では、「イオンゴールドカード」は招待(インヴィテーション)を受け取ったもののみが発行できる特別なクレジットカードだということが言えますね。
イオンゴールドカードの特典とメリットは?
イオンゴールドカードには3つの大きな特典があり
「イオンゴールドカード」の特典は大きく3つにまとめることができます。
これら、ゴールドカードとしての充実した特典を年会費無料で維持できるというのが、「イオンゴールドカード」のメリットとなります。
<イオンゴールドカードの特典>
- イオンラウンジサービス
- 空港ラウンジサービス
- ショッピング&旅行保険
家族カード(年会費無料)を3枚発行できるのも魅力
また、「イオンゴールドカード」1枚につき3枚まで「家族カード」を発行することができます。
この「家族カード」も年会費無料で利用することができ、しかも、上記のゴールドカードならではの特典も同様に利用することができます。
「イオンゴールドカード」を1枚入手すれば、最大4人(本カード1枚+家族カード3枚)までゴールドカードとしてのメリットを享受できるということになりますね。
<イオンゴールドカードのメリット>
- 年会費無料でゴールドカード特典を利用可能
- 家族カード3枚発行で、最大4人でメリットを享受
イオンラウンジサービス
「イオンゴールドカード」を保有すると、全国各地のイオンの店舗に設置されている「イオンランジ」を無料で利用することができます。
こちらの「イオンラウンジ」ではソフトドリンクが提供されている他、新聞や雑誌の閲覧サービスもあります。イオンでの買い物の合間の、ちょっとした休憩に役立てることができますね。
ただしコロナ禍を過ぎて利用条件が厳しくなりました。
まず、イオンゴールドカードを保有している場合でも年間100万円以上の利用が必要となりました。そして、利用するには「事前予約」が必要で同伴者は「1名まで」、利用時間は「1回につき30分まで」となっています。
混雑緩和が目的ということですが注意が必要ですね。
<イオンラウンジの利用条件>
- 利用対象者
- 年間100万円以上利用のイオンゴールドカード/イオンカード会員
- 利用条件
- 事前予約:スマホまたは店頭の予約タブレットにて予約可能
- 同伴者:1名まで
- 利用時間:1回につき30分まで
- サービス内容
- ドリンクサービス
- 新聞/雑誌閲覧サービス
イオンラウンジを設置している店舗はこちら公式サイトから確認することができます。
空港ラウンジサービス
「イオンゴールドカード」を保有すると、多くの主要都市の空港で「空港ラウンジ」を利用できるようになります。
この空港ラウンジは、一般的には「カードラウンジ」と呼ばれているもので、ラウンジ内ではソフトドリンクが提供されています(場所によってはアルコールが提供されているところもあり)。
空港ラウンジは出発ゲートの手前や、保安検査後の制限エリアなど便利な場所に位置していることが多く、搭乗開始までの時間をゆったりと過ごすことができます。
利用可能な空港ラウンジの一覧は以下になります。人気の国内旅行先の空港が網羅されているのがわかりますね。ラウンジ名をクリックすると、詳細はラウンジレポート(訪問記)にジャンプするようになっています。
<利用可能な空港ラウンジ>
- 羽田空港(国内線)
- 第1旅客ターミナル
- POWER LOUNGE SOUTH
- POWER LOUNGE NORTH
- POWER LOUNGE CENTRAL
- 第2旅客ターミナル
- POWER LOUNGE NORTH
- POWER LOUNGE CENTRAL
- エアポートラウンジ(南)
- 第1旅客ターミナル
- 成田空港(第2旅客ターミナル)
- 第2旅客ターミナル
- IASS Executive Lounge2
- 第2旅客ターミナル
- 新千歳空港(国内線)
- 国内線旅客ターミナルビル
- スーパーラウンジ
- 国内線旅客ターミナルビル
- 伊丹空港(大阪国際空港)
- 国内線旅客ターミナルビル
- 福岡空港
- 国内線旅客ターミナル
- 国際線旅客ターミナル
- ラウンジTIMEインターナショナル
- 那覇空港
- 国内線旅客ターミナル
空港ラウンジの利用条件は以下になります。イオンゴールドカードと当日の搭乗券(または航空券)を提示することでカード会員は無料で利用することができます。
<空港ラウンジ>
- 利用条件
- イオンゴールドカードと当日の搭乗券(または航空券)を提示
- 同伴者は有料
ただし、同伴者は有料になりますので注意が必要です。家族で空港ラウンジを利用したいという場合は「家族カード」を発行するようにしましょう。
ショッピング&旅行保険
ショッピングセーフティー保険
「イオンカード」はショッピング保険が充実していることで有名です。
「ショッピングセーフティー保険」により、クレジット払いにした商品に対する「偶然の事故(破損事故、火災事故、盗難事故)」での損害を補償してもらうことができます。
通常の「イオンカード」の場合、この補償額は年間50万円までですが、「イオンゴールドカード」になると年間300万円まで枠が増加します。
<補償額>
- イオンカード:年間50万円まで
- イオンゴールドカード:年間300万円まで
購入した1品5,000円以上の商品が対象で、購入日から180日以内が補償対象になります。
また、カメラや家電製品をはじめ、多くのクレジットカードのショッピング保険では対象外となっている「携帯電話(スマートフォン)」でも補償を受けることができます。
携帯電話(スマートフォン)は、落下などで不意に破損することも多いため、購入する際には「イオンカード」を利用しておくと安心です。
海外旅行傷害保険
通常の「イオンカード」には「海外旅行傷害保険」はついていませんが、「イオンゴールドカード」では利用できるようになっています。
補償額は以下のようになっています。
<海外旅行傷害保険(利用付帯)>
保険の種類 | イオンゴールドカード | イオンカード |
傷害による死亡・後遺傷害 | 5,000万円 | – |
傷害による治療費用 | 300万円 | – |
疾病による治療費用 | 300万円 | – |
携行品損害 | 30万円 | – |
賠償責任 | 3,000万円 | – |
救援者費用など | 200万円 | – |
「利用付帯」ということで、日本出国前に海外旅行代金を「イオンゴールドカード」で支払う必要がありますが、ゴールドカードならではの手厚い補償内容となっています。
国内旅行傷害保険
「イオンゴールドカード」では「国内旅行傷害保険」も利用することができます。
こちらも「海外旅行傷害保険」と同じく「利用付帯」になっているため注意が必要ですが、同じゴールドカードでも「国内旅行傷害保険」はついていないことが多いため、これは嬉しい特典です。
<国内旅行傷害保険(利用付帯)>
保険の種類 | イオンゴールドカード | イオンカード |
傷害による死亡・後遺傷害 | 3,000万円 | – |
傷害による入院(最高180日分) | 日額5,000円 | – |
傷害による通院(最高90日分) | 日額3,000円 | – |
「イオンゴールドカード」の「海外旅行傷害保険」「国内旅行傷害保険」については、以下公式サイトから詳細を確認いただけます。
イオンゴールドカードの発行条件は?
発行条件を満たして招待(インビテーション)を受け取る必要あり
さて、そんな魅力的な「イオンゴールドカード」ですが、冒頭でご説明したとおり、誰でも発行できるわけではありません。発行するためには、発行条件を満たし招待(インビテーション)を受ける必要があります。
イオンゴールドカードの発行条件は公開されており「年間カードショッピング50万円以上」となっています。
そして、以前は招待(インビテーション)からの切り替えとなっていましたが、現在は基本的には自動的にイオンゴールドカードに切り替えとなります。
有効期限まで1年未満等の場合など一部の方のみ、ゴールドカード切り替えの案内が届くような仕組みに変更になっているため注意が必要です。
ゴールドカードの発行条件は以前は1年間に100万円でしたが、2022年8月ごろから50万円に引き下げになりました。ゴールドカードを狙っていた方には朗報ですね!
発行条件は直近の1年間で50万円のカード利用
イオンゴールドカードを入手するには「直近の1年間で「イオンカード」で50万円を利用する必要がある」ということになりますね。
詳細には以下のようになっています。
<イオンゴールドカードの発行条件>
- 直近年間カードショッピング50万円以上の方に発行
- ※イオンゴールドカードは、他の一定の基準を満たしたお客さまにも発行しております。
- ※ゴールドカードのご案内および発行には審査がございます。審査によりお申し込みの意にそえない場合がございます。
- ※ゴールドカード発行に伴い、総利用可能枠および割賦枠が見直しになる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
- ※ゴールドカード発行条件を満たした会員さまについては、順次発行対応を行います。ゴールドカードおよびご案内DMがお手元に届くまで時間を要する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
- ※発行条件は予告なく変更される場合がございます。
- ※直近のご利用金額のお問い合わせはお答えいたしかねますので予めご了承ください(暮らしのマネーサイトより過去24ヶ月分のご請求明細書をダウンロードいただけます)。
私の場合は発行条件が100万円の時に条件をクリアすることでインビテーションを受け取ることができました。
具体的には、5割ほどを住民税の支払い、2割をふるさと納税、2割を海外ショッピング、残り1割をAmazonギフトカードで調整しました。
利用条件のクリアは厳密なショッピング利用だけでなく、上記のような税金の支払いやギフトカードの購入でもカウントされますので比較的達成しやすくなっています。
途中、こんな感じで、あといくら使えば100万円に到達するのかメールでお知らせがありました。とても励みになりました(笑)。
イオンゴールドカードのインビテーションの中身は?
私の場合は、2020年6月10日に発行基準を満たしましたが、インビテーションが来たのは2020年7月になってからでした。具体的には以下のようになります。
<インビテーションが来たタイミング>
- 2020年6月10日:発行基準達成
- 2020年7月11日:「メール」でインビテーション到着
- 2020年7月15日:「郵便」でインビテーション到着
インビテーションがやってくるタイミングとしては、条件を満たした翌月の中旬ごろということが言えそうです。
インビテーション「メール」の中身
「メール」でのインビテーションの中身は以下のようになっています。「イオンゴールドカードへご招待」というタイトルでやってきます。
メールの文面はこんな感じで、メールの中の「お切り替えはこちら」ボタンを押すことで、申請ページにジャンプするようになっています。入会金・年会費が無料で利用できることも記載されていますね。
インビテーション「郵送」の中身
「郵送」のインビテーションの実物はこんな感じです。青いちょっと良さげな封筒でやってきます。
中身はこんな感じで、お手紙とともに「INVITATION」と書かれた紙が入っています。
「INVITATION」と書かれた紙には、「イオンゴールドカード」の特典やメリットがわかりやすく記載されています。
また、「イオンゴールドカード」への切り替え方法についても詳しく記載されています。「1.電話でのお手続き」の他、「2.WEBでのお手続き」「3.申込書でのお手続き」の3パターンが用意されています。
切り替え方法としては、「メール」でのインビーテーションからWEBで手続きするのが一番簡単ですが、インビテーションは「郵送」でいただいた方が特別感があってやっぱり嬉しいですね。
ちなみに、「イオンゴールドカード」への切り替えのために記載(もしくは入力)が必要な情報は以下になります。新規入会ではないので、必要事項はとても少ないです。実際は1-2分で完了すると思います。
<切り替えに必要な情報>
- ご本人年収
- 本人を除く生計を共にするご家族人数
- 住宅ローンまたは家賃支払有無
イオンゴールドカードの切り替えに必要な時間は?
Webでの切替には10日前後が必要
私の場合、7月16日に切り替えの手続きをWebから実施し、手元に「イオンゴールドカード」が届いたのは7月24日でした。実質的には8日間ということになりますね。一般的には10日前後ということが言えそうです。
届いた「イオンゴールドカード」現物は以下のようになります。上段が普通カードでこれまで使っていたもの、下段が新しいゴールドカードになります。
ゴールドカードはやっぱりカッコい良いですね!
イオンゴールドカード発行の前提条件と注意点は?
最後に、「イオンゴールドカード」発行のための前提条件と注意点をまとめておきたいと思います。
ゴールドカードへの招待(インビテーション)があるカードは限られている
「イオンゴールドカード」を発行するためには、普通の「イオンカード」で発行条件を満たす必要があるわけですが、「どのイオンカードを選択するのか?」というのが意外と重要です。
イオンカードにはたくさんの種類が用意されていますが、ゴールドカードへの招待(インビテーション)があるのは、以下の5種類のみとなります。
<ゴールドカードへの招待(インビテーション)があるイオンカード>
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(ディズニー・デザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ディズニー・デザイン)
基本的に、提携カードは対象外でプロパーカードのみ対象となると覚えれば良いのですが、ややこしいのが「イオンカードセレクト(ミニオンズ・デザイン)」です。
同じイオンカード(およびイオンカードセレクト)でも「ミニオンズ・デザイン」は対象外となりますのでご注意ください。また、人気の高い「イオンJMBカード」も対象外となっています。
国際ブランドや券面デザインは変更できない
ゴールドカードへの招待(インビテーション)で可能なのは、同一の国際ブランドおよび券面デザインの中での、普通カードからゴールドカードへの切り替えのみです。
切り替えのタイミングで、国際ブランドや券面デザインを変更することはできませんので、普通カードを発行する段階で、よくよく考えておく必要があります。
「イオンゴールドカード」の券面デザインは以下3種類です。左から「通常デザイン」「ディズニー・デザイン(ミッキーマウス)」「ディズニー・デザイン(トイストーリー)」となっています。
この中でも特に注意すべきは「ディズニー・デザイン」です。「ディズニー・デザイン」は、まず国際ブランドとして「JCB」を選択する必要があります。
また、「ディズニー・デザイン」には「ミッキーマウス」と「トイストーリー」の2種類がありますが、この2種類のデザイン間での変更も後からではすることができません。
「イオンゴールドカード」を狙う場合は、最終的にどの券面デザインが欲しいのかを決めておき、それに基づいて「普通カード」を選択するようにしましょう。
VISAの場合はカード番号が変更になる
「イオンゴールドカード」には「VISA」「Mastercard」「JCB」の3種類の国際ブランドが用意されてます。このうち「VISA」だけでは、ゴールドカードへの切り替えのタイミングでカード番号が変更になってしまいます。
公共料金の支払いなどをイオンカードに設定している場合は登録情報の変更が必要になりますので注意しましょう。
イオンカードに入会するならポイントサイト経由がお得
「イオンゴールドカード」を入手するには、まずは普通の「イオンカード」を発行する必要があります。「イオンカード」をこれから発行しようという方は「ポイントサイト」の利用がお得です。
「モッピー」というポイントサイトを経由して「イオンカード」を発行することで、イオンカード側のキャンペーンとは別枠でモッピーのポイントを獲得することができます。
例えば、この記事を更新している時点(2023年8月4日)では、モッピーの7,600円分のポイントを獲得することができます(モッピーの1ポイントは1円の価値)。
上記は「イオンカード(WAON一体型)」ですが、「イオンカードセレクト」も同じポイント数で募集されています。
モッピーで獲得したポイントは銀行口座に出金することで「現金化」の他、ANAやJALのマイルに高レートで交換することもできます。
また、モッピーでは入会キャンペーンを実施しており、以下のバナーからの入会&条件クリアで2,000円相当のポイントを獲得することができます!
新規登録の際は、ぜひこちらバナーをご利用ください。
モッピーの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
また、モッピーの特徴からメリット、デメリットまでの詳細はこちらの記事も合わせてご参照ください。
まとめ:年会費無料のゴールドカードはコストパフォーマンス絶大!「イオンゴールドカード」のインビテーション獲得を目指しましょう!
当記事では、「イオンゴールドカード」の特典から発行条件、実際のインビテーションの中身、注意事項まで、詳しくご紹介していきました。
「イオンゴールドカード」は年会費無料でありながら、ゴールドカードならではの以下のような特典を利用することができます。
<イオンゴールドカードの特典>
- イオンラウンジサービス
- 空港ラウンジサービス
- ショッピング&旅行保険
また、「家族カード」を発行すれば最大4人まで、そのメリットを享受することができます。
インビテーション制度を採用しているため誰でも発行できるわけではありませんが、年会費無料のゴールドカードというのはコストパフォーマンス絶大です。
普通の「イオンカード」からスタートして「イオンゴールドカード」を目指してみてはいかがでしょうか。
ポイントサイトでは今回ご紹介した「モッピー 」以外でもお得な入会キャンペーンを実施しています。これらを活用すれば、簡単に1万円以上のポイントを獲得することができます。詳細はこちらの記事をご参照ください。
それでは、また!