今回は「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」のブログ宿泊記をお送りします。こちらのホテルはマリオット系列のホテルであり、その中でも最上級のグレードに位置付けられているものです。私自身、ずっと宿泊するのを楽しみにしていた憧れのホテルであり、念願叶って今回が初めての宿泊となりました。当記事では、ホテルへのアクセスからチェックイン、アップグレードの結果から、温泉露天風呂付きの客室(柚葉)の様子まで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都とは
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:場所とアクセス、送迎サービス
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記の構成
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:嵯峨嵐山駅からホテルへのアクセス
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:外観、ロビーの様子とアップグレードの結果
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:温泉露天風呂付きの客室(柚葉)をブログレポート
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:スーペリアツイン客室(月の音)をブログレポート
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:シャンパンディライトとプラチナ特典をブログレポート
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:レストラン「京 翠嵐」での朝食をブログレポート
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:利用した感想
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:予約したお部屋とコスト
- マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
- まとめ
- 京都のホテル宿泊記
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都とは
世界的な景勝地である「嵐山」に位置し、露天温泉を備える客室が特徴
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」は、世界的な景勝地である「嵐山」に位置しています。
嵐山御殿と称された「旧延命閣」を生かす形でリノベーションされたレストランや茶寮と、新たに建てられた3階建ての客室棟とで構成されています。2015年3月に開業しました。
また、ホテル内の全39室のうち、17室には天然温泉が楽しめる露天風呂を備えているのが特徴になります。
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」は、公式HPでは以下のように紹介されています。
清らかな保津川の流れと悠久の稜線が織りなす自然美を望む世界的景勝地、嵐山。 世界遺産「天龍寺」や「渡月橋」など数多くの名所・史跡を擁す、格式ある歴史と文化に育まれた地として知られ、 春には満開の桜、夏には豊かな緑と清流、秋には錦織る紅葉、そして冬には白銀の雪景色と、日本らしい四季折々の風景を堪能いただけます。 日本の伝統美を随所にあしらったモダンなデザインの客室 全39室のうち、17室には天然温泉が楽しめる露天風呂をご用意しています。ホテル内には、明治期の歴史的建造物を生かしたレストラン「京 翠嵐」や嵐山の絶景を一望できるカフェ「茶寮 八翠」、宴会場、プライベートスパ、そして伝統の風格に現代的なエッセンスが加えられた日本庭園など、嵐山が持つ自然美、四季折々の風景と共に、他では味わうことのできない格別な体験をご提供いたします。
世界的なホテルグループであるマリオット系列のラグジュアリーホテル
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」は世界的なホテルグループである「マリオット」系列のホテルです。ブランドとしては、「ラグジュアリーコレクション」となります。
「ラグジュアリーコレクション」は、「ザ・リッツ・カールトン」や「セントレジス 」と並びグループの中で、最高級ブランドとして位置づけられています。
会員プログラムは「マリオットボンヴォイ」でエリート特典を利用可能
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」は会員プログラムとしては「マリオットボンヴォイ」に参加しています。
そのため、宿泊時にエリート特典を利用できるほか、宿泊実績やポイントなどを貯めることができます。
「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
マリオット公式サイトはこちらからアクセスできます。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:場所とアクセス、送迎サービス
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:場所とアクセス
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」は、世界的に人気な観光地である京都・嵐山に位置しています。
世界遺産である「天龍寺」や「渡月橋」など、数多くの名所・史跡から徒歩圏内という、素晴らしい立地となっています。
最寄駅は、「嵐山」を冠する以下の3駅となります。どの駅からも、徒歩10分から15分程度の距離となっています。
荷物が少なければ、周辺の素晴らしい景観を楽しみながら徒歩でアクセスできます。タクシーであればワンメーターほどの距離となっています。
<翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:最寄駅>
- 嵐山駅(阪急):徒歩10分程度
- 嵐山駅(京福電気鉄道):徒歩10分程度
- 嵯峨嵐山駅(JR西日本嵯峨野線(山陰本線)):徒歩15分程度
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:送迎サービス
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」には、送迎サービスが用意されています。
上記、嵐山主要3駅とホテル間を「人力車」で、もしくは、JR京都駅とホテル間を「タクシー」で送迎いただくことができます。
どちらも利用できるのは行きか帰りかの「片道」のみで、事前予約が必要となりますが、とても便利なサービスです。
<翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:送迎サービス>
- 嵐山主要3駅とホテル間:人力車
- JR京都駅とホテル間:タクシー
- 注意点:片道のみ、事前予約が必要
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の周辺地図は以下になります。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記の構成
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」のブログ宿泊記は全部で4部構成になっています。
たくさんの写真を用いてどこよりも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ順番にご参照ください。
<ブログ宿泊記の構成>
- 送迎と外観、ロビー、客室レポート<=当記事
- シャンパンでライトとプラチナ特典のレポート
- 朝食のレポート
- 貸切露天風呂のレポート
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:嵯峨嵐山駅からホテルへのアクセス
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」のブログ宿泊記をお送りしていきます。
まずは、駅からホテルへのアクセスの様子です。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:嵯峨嵐山駅から人力車での送迎を依頼
前述のとおり、「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」には、送迎サービスが用意されていますので、事前にホテルに連絡して「人力車」による送迎サービスをお願いしました。
我々は東京在住であり、前日、大阪に宿泊していたこともあり、「JR京都駅」経由で、「JR嵯峨嵐山駅」にアクセスすることにしました。
「JR嵯峨嵐山駅」を出たすぐのところには「郵便ポスト」があるのですが、そこが人力車のスタッフさんとの待ち合わせ場所になっています。
予約した時間に「郵便ポスト」に向かうと、すでにスタッフの方がいらっしゃったので、名前を告げて乗車を開始します。
この日はあいにくの小雨模様だったのですが、人力車には屋根がついていますし、ビニールのひざ掛けもありますので安心です。濡れないように、万全のスタンバイをしてくださいます。
また、この日は小型のスーツケースを一つ持っており、人力車の場合どうなるんだろう、と思っていたのですが、人力車の後ろ側に荷物を積むスペースがあり、一緒に運んでいただくことができました。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:人力車での送迎の様子
そんなこんなで準備が整うと、人力車による送迎がスタートします。時折、観光地の説明などを交えながら、テンポの良い力強い足取りで、ぐんぐんと進んでいきます。
こちらは、世界遺産である「天龍寺」の前。観光地の近くになると、人が増えてきて、「人力車」に乗っていると目立つのでちょっと恥ずかしいですね・・。
ですが「人力車」だと、普通よりもちょっと目線が高いので、とても気持ちが良いです。割り切って楽しみましょう!
さらに進んでいくと、「渡月橋」のある保津川沿いまでやってきます。風光明媚な景色が広がり「嵐山」にやってきたという風情が一気に高まりますね。
この辺りでは、「人力車」に乗っているところを、記念撮影してくださったりします。至れり尽くせりです。
さらに進んでいくと、今回の目的地である「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」に到着しました。
所要時間にして15分ほど。初めての人力車体験でしたが、とても楽しむことができました。
労力と時間的には、JR京都駅からのタクシーによる送迎を選択した方が良いのかもしれませんが、観光的な楽しみという意味では「人力車」の方に軍配があがるのではないかと思います。
次利用する機会があっても、我々は絶対に「人力車」を選択すると思います。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:外観、ロビーの様子とアップグレードの結果
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:外観とホテルの雰囲気
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の入り口まで到着すると、スタッフの方が待機してくださっていて、ロビーまで案内してくださいます。
きっと、人力車に乗ったタイミングで、ホテルの方に連絡がいっているんでしょうね。
ホテルの敷地内に一歩足を踏み入れると、そこからは、完全なる「和」の世界が広がっています。ホテルというよりは、どこかのお寺に迷い込んでしまったような雰囲気です。
ホテルの敷地内には、保津川を望む日本庭園なども用意されており、ゆっくりと景色を楽しめるようにもなっています。
ここではまずは、スタッフさんの案内に従って、チェックインを行います。チェックインは、ロビーおよびレセプションのある宿泊棟で行います。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:ロビーとチェックインの様子
ロビーのある宿泊棟は、近代的な建物になっています。窓が大きく取られており、開放感があります。
チェックインは、こちらのレセプションで行います。レセプションは、コンシェルジュデスクも兼ねており、座りながらチェックインを行うことができます。
レセプションのスタッフの方は女性だったのですが、着物をピシッと着こなしていらっしゃって、とてもかっこ良いです。温泉旅館の若女将のような雰囲気です。若干、雰囲気に飲まれて、緊張します(笑)。
デスクの上には、ちょっとした和菓子や硯箱が置いてあり、いちいちかっこ良いです。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:アップグレードの結果
我々はマリオットの会員プログラム「マリオットボンヴォイ」でプラチナ会員としてこちらのホテルに宿泊しました。
エリート会員になるとその特典として客室のアップグレードを受けられるため、チェックインの際は、いつもドキドキです。
そして、気になるアップグレードの結果はというと、
ポイント宿泊で予約した「モデレートツイン」から「デラックスツイン」へのアップグレードに成功しました!
これは、プラチナ会員の特典としてのアップグレードですので、当然、コストは発生していません。無料でのサービスということになります。
ありがたいことですね!
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」における客室のカテゴリーは以下になります。ひとつひとつの客室タイプに「柚葉(ゆずのは)」などの「和名」が付いているのがかっこ良いですね。
<「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の客室カテゴリー>
- 翠月(すいげつ) :モデレートツイン(バルコニーなし) <=当初予約
- 月の音(つきのね) :スーペリアツイン・キング
- 柚葉(ゆずのは):温泉露天風呂付 デラックスツイン・キング <=アップグレード結果
- 京月琴(きょうつきこと):プレミアム和室
- 白菫(しろすみれ):温泉露天風呂付 プレミアムキング
- 暁露(あかときつゆ): 温泉露天風呂付 エグゼクティブスイート
- 渡月(とげつ):温泉露天風呂付 エグゼクティブスイート
- 玉兎(ぎょくと):温泉露天風呂付 ガーデンテラススイート
- 翠嵐(すいらん):温泉露天風呂付 プレジデンシャルコーナースイート
当初の予約から比較すると、2段階のアップグレードをしていただけたということになります。
ちょっといやらしいですが、我々が宿泊した日付で「デラックスツイン」の料金を調べてみたところ、「約14万円」となっていました。
<全額現金で支払った場合>
- 客室のカテゴリー:デラックスツイン
- 必要な現金(税込):139,228円
今回はポイント宿泊でしたので「139,228円(税込)」の価値がある素晴らしいお部屋に無料で宿泊できたということになります。
しかも、今回アップグレードしていただいた「デラックスツイン」のお部屋には、温泉露天風呂がついていました。全39室のうち、温泉露天風呂付きの客室は17室ですので、なかなか貴重ですよね。
憧れであった「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」で、しかも温泉露天風呂のお部屋に宿泊できるなんて夢のようです。
いつもながら「マリオットアメックス」およびプラチナ特典には、感謝感謝です。
2022年11月に再訪したタイミングでは紅葉のベストシーズンでしたが「スーペリアツイン(月の音)」にアップグレードいただきました。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:温泉露天風呂付きの客室(柚葉)をブログレポート
さて、それではここからは、今回我々が実際に宿泊することができた「デラックスツイン(柚葉)」のお部屋を詳しくご紹介していきたいと思います。
利用したのは2018年9月になります。
2022年11月に利用した「スーペリアツイン(月の音)」は記事の後半でご紹介しいます。
デラックスツイン(柚葉):全体像と雰囲気
今回アサインされた「デラックスツイン(柚葉)」は1階にあるお部屋です。館内はこんな感じで、高級旅館のような佇まいです。ここが、外資系であるマリオットのホテルであることを忘れてしまいます。
お部屋の入り口はこんな感じです。扉は2段階になっており、最初に木製の引き戸があり、その中に鉄製の扉があります。
お部屋の中には、小さな玄関のようなものがあります。ちょっとした腰掛けと香台が置いてあり、とても良い雰囲気です。
お部屋の全体像はこんな感じです。こちらは玄関から見た写真です。手前側がベッドルームで床は板張り、奥側がリビングで床は畳張りになっています。和洋折衷な、モダンな和室といった雰囲気です。
ベッドはこんな感じです。広めのシングルベッドが2台用意されています。綺麗にベッドメイキングされていますね。ベッドの上には、浴衣があらかじめセッディング済みです。
ベッドの横のサイドボードには、無料のお水もセットされています。
奥の和室はこんな感じです。お部屋からは、和風の中庭を望むことができます。落ち着いた、とても良い雰囲気ですね。また、テラスにも出ることができるようになっています。
窓側から玄関側を見てみるとこんな感じです。ベッドの正面に大きな壁掛けテレビが用意されているのがわかりますね。
こちらの「デラックスツイン(柚葉)」のお部屋の広さは「48平米」となっていますが、窓が大きく取られており、テラスまで続く構成になっているからなのか、体感ではもっと広く感じました。
デラックスツイン(柚葉):眺望
お部屋の正面のガラス扉から外に出てみるとこんな感じです。小さくはありますが、日本庭園となっていて、心が休まります。また、右手には「温泉露天風呂」が用意されています。
正面は柵で覆われているため、外の景色はよく見えません。ですがちょっと見上げると、嵐山の森を眺めることができます。都会の喧騒とは違い、鳥のさえずりがよく聞こえます。
デラックスツイン(柚葉):バスルームとアメニティー
続いては、バスルームをご紹介します。バスルームは、テレビ横の扉からアクセスします。
バスルームの中には、シンクとトイレが用意されています。バスルームは全体的に石造りになっており、とても高級感があります。また、シンクはシングルボールですが、幅が大きく取られており、ゆとりがあります。タオル類も、綺麗にセッティングされていますね。
シンクの横の小物入れの中には、アメニティが用意されています。歯ブラシや石けん、綿棒、コットン、ボディミルク、などなど。必要なものは一通り用意されています。
石鹸に関しては、通常のアメニティとは別に「翠嵐の石けん」が用意されていました。
こちらは、スタッフさんのお話では、手作りの石けんで、宿泊者へのプレゼントだということでした。値段は確認しませんでしたが、ロビーの一角でも販売されていました。
アメニティーのブランドは、「REMEDE(ルメードゥ)」のものでした。
この辺りは、前日に宿泊した「セントレジス大阪」と同じですね。ただ、和風の手鏡が置かれているのが、旅館っぽくて良い感じです。
バスルームの反対側の奥には、独立したシャワーブースが用意されています。
そして、そこからさらに奥には、「温泉露天風呂」があり、それぞれはガラス扉で区切られていますが、アクセスは直線的に行えるようになっています。実際利用してみましたが、とても使い勝手が良かったです。
ちなみに、ドライヤーは「REPRONIZER」のものでした。これも「セントレジス大阪」と同じではすね。市価で3万円前後する、とても良い品です。こういう細かいところへの気配りに、プライドを感じます。
デラックスツイン(柚葉):温泉露天風呂
さて、続いては、お待ちかねの「温泉露天風呂」です。
こちらの「温泉露天風呂」、通常時は、こんな感じで蓋がされています。
入浴時には、こんな感じに蓋を開けて入浴します。正面のすだれも上げることができるので、外の景色(中庭)を眺めながら、入浴するということもできます。
温度設定は41度ということで、ちょっと熱めの設定になっています。ですが、「温泉露天風呂」ということで、外気に当てられるので、冷たい風が時折やってきて、とても気持ちよく感じます。
デラックスツイン(柚葉):ウェルカムギフト
続いては、ウェルカムギフトをご紹介します。
この日いただいたのは、フルーツ(ぶどうと梨)と和菓子になります。このウェルカムギフトは、プラチナ会員向けの特典だということでした。
こちらのぶどう、写真を見ていただくとわかるように、大粒でとてもみずみずしいですよね。
通常、ウェルカムギフトのフルーツって、飾りの意味も強く、手をつけないことが多いのですが、こちら「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」のフルーツは別格。
お風呂上がりにいただきましたが、とってもジューシーで絶品でした。食べないともったいないと言えるレベルです。
和菓子の方も、黒糖ベースの抹茶のお菓子で、なかなかのお味でした。
デラックスツイン(柚葉):ミニバー
続いては、その他設備をまとめてご紹介します。
こちらは、入り口近くの一角。クローゼットの他、ミニバーや冷蔵庫、金庫などが収納されています。
全体的に、和の雰囲気で統一されているのが素晴らしいですね。
戸棚の中には、こちらのように、冷蔵庫や洋食器などが収納されています。
コーヒーや紅茶、日本茶なども用意されています。コーヒーや紅茶、日本茶などのお茶類は無料ですが、それ以外は当然ながら有料となりますのでご注意ください。
ミニバーに関しては、高級ホテルとしては、意外と良心的な価格設定になっていました。コンビニなどが近くにないので、そうなっているのかもしれませんね。
デラックスツイン(柚葉):クローゼット
クローゼットの中には、バスローブや、使い捨てのスリッパなどが用意されていました。
無料で利用できる金庫(セーフティーボックス)の用意ももちろんありました。
デラックスツイン(柚葉):ターンダウン
最後は、ターンダウンの様子をご紹介します。
ディナーから帰ってくると、タオルやアメニティーの交換、ベッドメイキング、無料のお水の補給などが実施されており、就寝への準備が整えられていました。
また、ベッドの上には、絵葉書と「あめ」のプレゼントも。ちょっとした心遣いが嬉しいですね。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:スーペリアツイン客室(月の音)をブログレポート
さて、続いては2022年12月に再訪したタイミングで利用した「スーペリアツイン(月の音)」の様子をご紹介したいと思います。
前半でご紹介した「デラックスツイン(柚葉)」との違いに着目しながら簡潔にご紹介していきたと思います。
スーペリアツイン(月の音):全体像と雰囲気
こちらのホテルは3階建てになっています。今回アサインされたのは2階の客室になります。
玄関扉を開けるとこんな感じになっています。手前が玄関を兼ねたタイル張りのホワイエになっています。左手にはバスルームが配置されています。
そして正面がベッドルームになっています。部屋の間に仕切りのないオープンで開放感の高いデザインになっています。「スーペリアツイン(月の音)」に比べるとかなりモダンなデザインと言えますね。
ベッドルームの全体像はこんな感じです。窓側の一面がガラスになっていて明るい雰囲気です。ベッドのヘッドボードに配された間接照明がやわらかなムードを演出していますね。
窓側から眺めてみるとこんな感じです。ベッドの正面には壁掛けTVとキャビネットが配置されています。TVは小さく見えますが、実際は十分な大きさがあります。
キャビネットの中にはミニバーや食器類などが収納されています。この辺りは「デラックスツイン(柚葉)」と共通ですね。
スーペリアツイン(月の音):眺望
こちら「スーペリアツイン(月の音)」の特徴はバルコニーが用意されていることです。こちらのバルコニーにはベンチが用意されており、新鮮な空気と眺望を楽しむことができます。
眺望はこんな感じです。低層の建物のため抜けるような眺望とはいきませんが、ホテルの中庭や、周囲の山々の自然を楽しむことができます。
この時は11月ということで紅葉のベストシーズンでした。赤く染まった木々が美しいですね。
スーペリアツイン(月の音):ウェルカムギフト
窓際の一角にはソファーとチェア、テーブルが用意されています。上品で優雅なスペースでお茶や食事をいただくのにピッタリです。
テーブルの上にはウェルカムギフトが用意されていました。この日は、フルーツとチョコレート、和菓子(京からん)の3点がセットされていました。
フルーツはこちらのように、柿とみかん、梨の3種類が用意されていました。季節(秋)を感じさせる品揃えが嬉しいですね。
きちらのフルーツは夕食後のデザートしていただきました。スタッフにカットをお願いしたのですが、プレゼンテーションも綺麗ですね。
味も上質でとても良かったです。
スーペリアツイン(月の音):バスルームとアメニティー
続いては気になるバスルームです。バスルームはこちらのように玄関脇のホワイエの一角に位置しています。最初はオープンされていますが、スライドドアでクローズして利用することもできます。
洗面台はこちらのようにカウンター式になっています。陶器を思わせるデザインが和を感じさせますね。
アメニティーは「BYREDO(バイレード)」になっていました。シャンプー、コンディショナー、ボディーウォッシュ、フェイスウォッシュの4点が用意されていました。
木箱の中には、歯ブラシやコットン、ヘアブラシ、コーム、髭剃りといった細々としたアメニティーのほか、「BYREDO(バイレード)」の乳液と石鹸も用意されていました。
また、石鹸としては「翠嵐の石けん」もちゃんと用意されています。やはりこちらの石鹸の方が特別感があって良いですね。
バスタブはこちらになります。温泉露天風呂ではないものの浴槽は十分な大きさがあってゆったりと寛ぐことができますね。
バスタブの背面にはシャワーブースも用意されています。こちらも十分な広さがありますね。
シャワーブースの中には「BYREDO(バイレード)」のアメニティーのほか、ボディーミトンも用意されていました。
ちなみに、ドライヤーは「REPRONIZE(レプロナイザー)」の4Dplusが用意されていました。以前の3Dplusからバージョンアップしていますね。
ちなみに、こちら「スーペリアツイン(月の音)」の客室には温泉露天風呂はありません。そのため、宿泊者限定の施設である「貸切露天風呂」を利用しました。
詳細はこちらの記事を合わせてご参照ください。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:シャンパンディライトとプラチナ特典をブログレポート
茶寮 八翠(Cafe Hassui)で優雅な「シャンパンディライト」を体験
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」には、残念ながらクラブラウンジの用意はありません。
しかしながら、シャンパンが無料で振舞われる「シャンパンディライト」というイベントが、宿泊者向けに用意されています。
ホテル内の「茶寮 八翠(Cafe Hassui)」というカフェで提供されるのですが、テラス席からは、保津川と嵐山の素晴らしい景色を楽しむことができます。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:レストラン「京 翠嵐」での朝食をブログレポート
レストラン「京 翠嵐」で絶品の朝食を体験
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」では、プラチナ会員への特典として、ホテル内のレストランである「京 翠嵐」にて、無料で朝食をいただくことができます。
「京 翠嵐」は歴史ある建造物を生かした趣のある高級レストランです。こんな素晴らしい場所で優雅に朝食をいただけるなんて、プラチナ会員の特権ですね。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ブログ宿泊記:利用した感想
日本国内のマリオットホテルの中でも頭抜けた存在で特別な宿泊体験
今回、「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」に初めて宿泊させていただいたのですが、感想としては「最高」の一言につきます。
ハード面では、歴史ある建物と最新設備が組み合わせられており、日本建築の良さと快適さを両立した素晴らしいものと感じました。
特に今回は、温泉露天風呂付きの客室にアップグレードしていただいたおかげで、朝、昼、晩と、いつでも好きなタイミングで温泉を利用することができ、とてもリラックスすることができました。
また、ソフト面でも、ホテルのスタッフさんの気配りが至るところまで行き届いており、終始快適に過ごすことができました。
マリオット系列の中で「ラグジュリー」に該当するホテルは日本の中でも何軒かあります。
その中でも、こちらの「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」は、「ザ・リッツ・カールトン東京」や「ザ・リッツ・カールトン京都」と並んで、頭ひとつ抜け出た存在であると感じました。
「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」に宿泊するためだけに、また嵐山に行きたくなるような、そう感じさせる素晴らしいホテルでした。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:予約したお部屋とコスト
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:利用したポイント数
今回、こちらの「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」には、マリオットアメックスで貯めたポイントを利用して無料宿泊しました。
無料宿泊に必要なポイント数は85,000マリオットポイントとなっていました(2018年当時)。
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都:予約した客室のカテゴリーとコスト(費用)
予約した客室のカテゴリーは「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の中で一番スタンダードである「モデレートツイン」でした。
<客室のカテゴリーと無料宿泊に必要なポイント数>
- モデレートツイン:85,000マリオットポイント
その後、当日チェックインのタイミングでアップグレードいただいたのは記事でご紹介した通りです。
ポイントを利用した無料宿泊の場合は、税金等はかかりません。よって今回は、完全無料で宿泊することができました。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の宿泊記をお送りしました。
今回の記事では、ホテルへのアクセスからチェックイン、アップグレードの結果から、温泉露天風呂付きのお部屋の様子まで、詳しくご紹介させていただきました。
これだけでも「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の素晴らしさを、十分にご理解いただけたのではないかと思います。
しかしながら「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の魅力はこれだけではありません。宿泊者限定の「シャンパンディライト」や、歴史ある建物でいただく「朝食」など、楽しみはまだまだあります。
マリオットのホテル予約はベストレート保証の受けられる公式サイトからがオススメです。最安値から最大25%の割引を受けられます。
マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
次回の記事では、シャンパンディライトとプラチナ特典をご紹介していきたいと思います。
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