ガルーダ・インドネシア航空がJALマイルで予約可能に!デルタ航空マイルとどちらがお得かを比較!
JALとガルーダ・インドネシア航空との協業が2025年4月1にスタートしました。これに伴い、JAL公式サイトでもJALマイルを使ってガルーダ・インドネシア航空便の予約ができるようになっています。ガルーダ・インドネシア航空はバリ島のデンパサールに成田から毎日直行便を運行している貴重な存在です。JALマイルで予約できるようになったのは朗報と言えますね。一方でガルーダ・インドネシア航空はスカイチームにも所属しておりデルタ航空マイルでも特典航空券を確保することができます。当記事ではJALマイルとデルタ航空マイルのどちらがお得なのか比較結果も合わせてご紹介していきたいと思います。
ガルーダ・インドネシア航空はJALと協業を開始
2025年4月1日からJALとの個別提携スタート
ガルーダ・インドネシア航空はアライアンスとしてはデルタ航空が主導する「スカイチーム」に加盟しています。
一方で、2014年からANAとの個別提携によってANAマイルでガルーダ・インドネシア航空便を予約できる状況が続いていました。
ANAは「スターアライアンス」に加盟していますから、アライアンスを超えた協業をしていたというわけですね。
しかしながら、このANAとガルーダ・インドネシア航空との個別提携は2025年3月29日で終了しました。
そして、今度はJALが2025年4月1日からガルーダ・インドネシア航空との協業を開始し個別提携の関係となりました。
JALは「ワンワールド」に加盟していますから、こちらもアライアンスを超えた協業となっています。
アライアンスと協業の関係をまとめると以下のようになります。
<アライアンスと協業の関係>
- スカイチーム「ガルーダ・インドネシア航空」
- スターアライアンス「ANA」<=2025年3月29日で提携終了
- ワンワールド「JAL」<=2025年4月1日から提携開始
ガルーダ・インドネシア航空はバリ島(デンパサール)に直行便を運行していて人気
ガルーダ・インドネシア航空は、人気の観光地であるバリ島への玄関口である「デンパサール」に直行便を運行していることで人気があります。
日本発着便のスケジュールは以下になります。デンパサールには成田から毎日運行となっています。
<日本発着便のスケジュール>※2025年3月時点
便名 | 路線 | スケジュール | 運行曜日 |
GA875 | 羽田-ジャカルタ | 11:45-17:35 | 毎日運航 |
GA874 | ジャカルター羽田 | 23:25-8:50 | 毎日運航 |
GA881 | 成田-デンパサール | 11:00-17:25 | 毎日運航 |
GA880 | デンパサールー成田 | 0:20-8:50 | 毎日運航 |
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ガルーダインドネシア航空便はJALマイルで予約可能に
2025年4月10日からJAL提携社特典航空券として予約スタート
2025年4月1日から協業が開始したことにより、JAL提携社特典航空券のページにガルーダ・インドネシア航空が表示されるようになりました。
日本からデンパサールまでの必要マイル数
日本からデンパサールまでの飛行距離は以下になります。
<日本からの飛行距離>
- デンパサールまで:3,472mile
JAL提携社特典航空券の必要マイル数は飛行距離によって定義されます。
JAL提携社特典航空券の必要マイル数は以下になります。片道よりも往復で予約した方が少しお得になりますね。
<デンパサールへの必要マイル数(JAL)>
経路 | クラス | 片道 | 往復 |
東京・デンパサール | エコノミー | 23,000 | 45,000 |
ビジネス | 42,000 | 80,000 |
ちなみに、JALと協業する前のANA時代の必要マイル数は以下になります。ANAは往復しか予約できませんので片道は空欄になります。
<デンパサールへの必要マイル数(ANA)>
行き先 | クラス | 片道 | 往復 |
東京・デンパサール | エコノミー | – | 35,000 |
ビジネス | – | 60,000 |
こうやって比較してみると、ANA時代の方がエコノミーで10,000マイル、ビジネスで20,000マイル少なくなっていたのがわかります。
日本人には貯めやすい日系航空会社のマイルを使ってガルーダ・インドネシア便を引き続き予約できるのは嬉しいですが、必要マイル数が増えたのはちょっと誤算でしたね。
日本からデンパサールまでの燃油サーチャージ
2025年4月10日になると、実際にJALマイルを利用してガルーダ・インドネシア航空便を予約できるようになりました。
ここでは、実際の予約画面を使って必要となる諸税(燃油サーチャージ+空港税)を確認したいと思います。
まずこちらは「片道」のものです。諸税として「25,160円」が追加になっています(2025年4月時点)。
続いてこちらが「往復」のものです。諸税として48,250円が追加になっています(2025年4月時点)。
燃油サーチャージがかかるのはある意味しょうがないと言えますが安くない金額となっていますね(注:燃油サーチャージは発券のタイミングで変動します)。
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デルタ航空マイルとどちらがお得かを比較
デルタ航空マイルは燃油サーチャージが必要ないのがメリット
ガルーダ・インドネシア航空はアライアンスとしては「スカイチーム」に加盟しています。
そのため、同じくスカイチーム所属の「デルタ航空」のマイルでもガルーダ・インドネシア航空便を予約することができます。
必要マイル数は以下になります。往復ではJALマイルと同じ数字、片道だとJALよりも割安になっています。
<デンパサールへの必要マイル数(デルタ航空)>
行き先 | クラス | 片道 | 往復 |
東京・デンパサール | エコノミー | 22,500 | 45,000 |
ビジネス | 40,000 | 80,000 |
そして、デルタ航空マイルにはJALマイルにはない魅力があります。
それは「燃油サーチャージを徴収していない」というところです。
ここではデルタ航空マイルを使った実際の予約画面をご紹介していきたいと思います。
まずこちらは「片道」の例です。諸税が「4,160円」となっているのが確認できます。
続いてこちらが「往復」の例です。諸税は「6,250円」とこちらも非常にリーズナブルとなっています。
JALの場合の往復での諸税は「48,250円」でしたから、42,000円も安いという計算になります。
これは1人あたりに必要な金額になりますので、2人なら2倍、4人なら4倍になります。燃油サーチャージは家族など人数が増えれば増えるほど負担が大きくなります。
バリ島(=デンパサール)に行く際にはデルタ航空マイルも重要な選択肢になりますね。
デルタ航空マイルの貯め方
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アメックスポイントからの移行がオススメ
デルタ航空のマイルを貯めるならアメックスポイント(メンバーシップ・リワード)からの交換がオススメです。
アメックスのポイントは世界14の航空会社のマイルに交換することができます。この中にはデルタ航空も含まれています。
<アメックスポイントから交換できる航空会社>
マイルへの交換レートは以下になります。
<マイルへの交換レート>
デルタ航空は「その他航空会社のマイル」に該当し、「メンバーシップ・リワード・プラス」という有料プログラムに登録することで交換レートは「80%」になります。
メンバーシップ・リワード・プラスは年3,300円(税込)の登録料が必要になりますが、アメックスプラチナやアメックスゴールドプリファードの場合は無料となっています。
上記カードを持っている方ならコスト負担なくデルタ航空マイルに交換できるのは嬉しいですね。
ちなみに、デルタ航空マイルはマリオットポイントからも交換できます。ただし、デルタ航空マイルへの交換には60,000pt交換時のボーナスマイル(=5,000マイル)が加算されません。
そのため、交換レートは33.3%(3:1)となっています。
大量にマリオットポイントを持っている方は良いですが、そうでないならマリオットポイントからの交換はあまりオススメではありません。
アメックスカードの入会キャンペーンで大量に貯められる
アメックスポイントはアメックスカードの利用で貯めることができます。貯められるは「100円につき1ポイント」というのが基本となっています。ポイント還元率1%ですね。
クレジットカード利用でコツコツと貯めるのも良いですが、短期間に大量に貯めるなら入会キャンペーンの活用がオススメです。
例えば、2024年にリニューアルして人気の「アメックスゴールドプリファード」なら条件クリアで最大100,000ポイントを獲得することができます。
<アメックスゴールドプリファードの入会特典>
デルタ航空マイルへの交換レートは80%ですから、獲得したポイントを交換することで一気に80,000マイルを獲得できるという計算になります。
80,000マイルあればエコノミークラスで約1.8回分、ビジネスクラスで1回分を往復することができます。ビジネスクラスまでカバーできるのは魅力的ですね。
アメックスポイントが貯められるプロパーカードの入会特典を一覧でまとめると以下のようになります。
年会費とのバランスで考えると、「アメックスゴールドプリファード」と「ビジネスゴールド」が魅力的な水準になっていますね(2025年4月時点)。
<入会キャンペーンの特典一覧(プロパーカード)>
年会費(税込) | 入会特典 | |
アメックスグリーン | 1,100円※月会費 | 合計35,000pt |
アメックスゴールドプリファード | 39,600円 | 合計100,000pt |
アメックスプラチナ | 165,000円 | 合計200,000pt |
ビジネスグリーン | 13,200円 | 合計40,000pt(+50,000pt) |
ビジネスゴールド | 36,300円 | 合計170,000pt |
ビジネスプラチナ | 165,000円 | 合計200,000pt(+150,000pt) |
アメックス(AMEX)の入会キャンペーンの特典はタイミングによって変動します。最新情報はこちらの記事をご参照ください。
アメックスカードによりお得に入会する方法
アメックスカードには公式サイトよりもお得な入会方法が用意されています。
この方法を利用すればカードの種類によるものの、公式サイトの入会特典からさらに数万ポイント分を追加で獲得するこができます。
実際、私自身はこの方法を利用して各種アメックスカードを発行しました。
ただし、この入会方法についてはブログやSNSなどに具体的な内容を記載することが規約で禁止されています。
ご興味の方はこちらのリンクからお問い合わせください。詳しい内容をご連絡させていただきます!
まとめ
JALマイルでガルーダ・インドネシア航空便が予約可能となりました。必要マイル数は往復でエコノミークラスで45,000マイル、ビジネスクラスで80,000マイルとなっています。
ANA時代と比べると必要マイル数は増加となりましたが、引き続き日系航空会社のマイルで特典航空券を確保できるのは朗報と言えますね。
一方で、ガルーダ・インドネシア航空はスカイチームに加盟しているため、デルタ航空マイルでも特典航空券を予約することができます。
デルタ航空マイルでの必要マイル数は往復でJALと同じになっています。たたし、デルタ航空マイルの場合は燃油サーチャージが必要ないのが特徴となってます。
諸税の差額は1人あたり42,000円ほどとなっています(2025年4月時点)。決して安くはない金額ですので、デンパサールい行く際はデルタ航空マイルも重要な選択肢となります。
デルタ航空マイルの原資となるアメックスポイントはアメックスカードの入会キャンペーンで獲得することができます。
バリ島旅行を計画している方は、ぜひ合わせてご検討いただければと思います。
それでは、また!