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ニューヨーク JFK国際空港から市内までのタクシー料金は?送迎・アクセス方法のまとめ!

ニューヨーク JFK国際空港から市内までのタクシー料金は?送迎・アクセス方法のまとめ!

ニューヨーク(New York、NY)のJFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港に到着して最初に迷うのは、どうやって市内に移動するかです。私は、今回が初めてのニューヨーク旅行となるため、ガイドブックや口コミ情報などをいろいろ調べてみました。そこで、当記事では、JFK国際空港から市内までの送迎、アクセス方法のまとめと比較、および、私が実際にタクシーを利用してみた体験レポートをお送りしたいと思います。

JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港とは?

ジョン・F・ケネディ国際空港は、アメリカ合衆国・ニューヨークのクイーンズ区にある国際空港です。

ラガーディア空港、ニューアーク・リバティー国際空港とともにニューヨーク都市圏を代表する空港となっています。

ジョン・F・ケネディ国際空港は、アメリカを代表する国際空港のひとつとしても位置付けられ、50を超える国々から100社近い航空会社の定期便が就航しており、1日の国際便の離着陸は400件にも達しています。

今回我々は、日本航空(JAL)を利用して、成田空港から、こちらのジョン・F・ケネディ国際空港に降り立つことになりました。

 

JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港から市内までの送迎・アクセス方法は?

ジョン・F・ケネディ国際空港から、ニューヨーク市内へは、いくつかのアクセス方法が用意されてます。中でも、旅行者が利用するアクセス方法として代表的なものは、以下の4つとなります。

<JFK国際空港からNY市内への代表的なアクセス方法>

  1. シャトル(バン)
  2. バス
  3. 鉄道
  4. タクシー

 

それぞれのアクセス方法の概要は以下になります。

 

1. シャトル(バン)

シャトル(バン)の代表的なサービスは「スーパーシャトル(SuperShuttle)」です。相乗りのバンで、JFK国際空港からマンハッタンの希望の場所まで送迎してくれます。

所要時間は、行き先、道路状況により異なります。相乗りのため、当然ですがタクシーよりも所要時間は長くなります。マンハッタンまでの所要時間の目安は、1時間から2時間となります。

オンラインで事前に予約できる他、空港出口のサービスデスクで当日手配も可能となっています。

料金は希望の場所によってまちまちですが、マンハッタンの中心部である「グランド・セントラル・ターミナル」までの料金の目安としては、約30ドルとなっています。

運行時間は24時間となっています。

<「スーパーシャトル(SuperShuttle)」のサービス内容>

  • サービス概要:JFK国際空港から、マンハッタンなどの希望の場所までの送迎
  • 乗り場:各ターミナルの到着階にある乗り場
  • 所要時間:45~120分(行き先、道路状況により異なる)
  • 料金:片道$28.31(行き先によって異なる。左記はグランド・セントラル・ターミナルまでの料金)
  • 運行時間:24時間運行

 

「スーパーシャトル(SuperShuttle)のサービス詳細は、こちら公式HPをご参照ください。

 

2. バス

バスの代表的なサービスは「エヌワイシー・エアポーター(NYC Airporter)」です。

JFK国際空港から、マンハッタンのグランド・セントラル・ターミナル、ポートオーソリティ・バスターミナル、ペンシルバニア駅、ブライアント・パークへの送迎を行っています。

それぞれの停車場所からは、主要ホテルを周回するバスを利用するか、地下鉄への乗り換えなどを検討する必要があります。

マンハッタンまでの所要時間の目安は、1時間から2時間となっていますが、上記の乗り換えも考慮すると、さらに時間がかかる場合があります。

こちらも、オンラインで事前に予約できる他、空港出口のサービスデスクで当日手配も可能となっています。料金は定額の19ドルとなっており割安ですが、運行時間が限られているため注意が必要です。

<「エヌワイシー・エアポーター(NYC Airporter)」のサービス内容>

  • サービス概要:JFK国際空港から、マンハッタンのグランド・セントラル・ターミナル、ポートオーソリティ・バスターミナル、ペンシルバニア駅、ブライアント・パークまでの送迎
  • 乗り場:各ターミナルの到着階にある乗り場
  • 所要時間:マンハッタンまで60~120分
  • 料金:片道$19
  • 運行時間:毎日11:00~19:00(30分間隔)

 

「エヌワイシー・エアポーター(NYC Airporter)」のサービス詳細は、こちら公式HPをご参照ください。

 

3. 鉄道

鉄道の代表的なサービスは「エアトレイン(AirTrain)」です。主要駅まで「エアトレイン(AirTrain)」でアクセスし、その後、地下鉄に乗り換える形になります。

マンハッタンまでの所要時間の目安は、1時間から1時間半となります。

料金は格安ですが、「Howard Beach駅」もしくは「Jamaica駅」からは地下鉄に乗り換える必要があります。

地下鉄は、朝夕のラッシュ時は非常に混雑しますので、スーツケースなど大きな荷物を持っての移動は困難が伴います。

また、ニューヨークの治安は最近よくなってきたとはいえ、夜間の地下鉄利用は特に注意が必要です。

<「エアトレイン(AirTrain)」のサービス内容>

  • サービス概要:JFK国際空港から、「Howard Beach駅」もしくは「Jamaica駅」までアクセス。その後、地下鉄に乗り換える
  • 乗り場:各ターミナルのエアトレイン乗り場
  • 所要時間:50~90分(行き先により異なる)
  • 料金:エアトレイン$5+地下鉄$2.75(別途メトロカード代$1加算)
  • 運行時間:エアトレインは24時間運行(7~20分間隔)。地下鉄も24時間運行(5~20分間隔)

 

4. タクシー

最後にご紹介するのは「タクシー」です。

ニューヨークのタクシーは「イエローキャブ」として有名です。ターミナル前にあるタクシー乗り場から、希望の場所まで直接アクセスできます。

運行時間も24時間となっており、利便性は抜群です。マンハッタンまでの所要時間の目安は、40分から60分となります。

JFK国際空港からマンハッタンエリアへは、定額料金制が採用されており、料金は一律55ドルとなっています通行料やチップ(18%)を加えた場合、約70ドル前後となります。

ニューヨーク、特にマンハッタンは、時間帯に朝夕などの時間帯には渋滞が頻繁に発生しますが、定額料金制を採用しているため、運賃が思いがけず高額になるリスクを回避でき、安心して利用できますね。

<「タクシー」のサービス内容>

  • サービス概要:JFK国際空港から、希望の場所まで送迎
  • 乗り場:ターミナル前にある正規のタクシー乗り場
  • 所要時間:40~60分(行き先、道路状況により異なる)
    料金:$52(空港からマンハッタンエリアは一律$52。有料道路通行料$5.50や諸税、チップは別途、運賃の15~20%)
  • 運行時間:24時間運行

 

JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港から市内までの送迎・アクセス方法の比較

JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港から市内までの送迎・アクセス方法を、料金と所要時間、安全度の観点で比較すると以下なります。

我々は夫婦2名での利用でしたので、料金は2名利用を前提としています。また、安全度は個人的な完全なる主観となります。

<JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港から市内までのアクセス方法の比較表>

  サービス例 料金(2名分) 所要時間 安全度 備考
シャトル(バン) スーパーシャトル(SuperShuttle) 60ドル(=約30ドルx2名分) 1時間から2時間 △(相乗り)  
バス エヌワイシー・エアポーター(NYC Airporter) 38ドル(=19ドル x2名分) 1時間から2時間 △(乗換え) 停車場所からの乗り継ぎに注意
鉄道 エアトレイン(AirTrain) 18ドル(約9ドル x2名分) 1時間から1時間半 X(地下鉄) 大きな荷物、夜間の地下鉄利用に注意
タクシー イエローキャブ 約70ドル(1台分) 40~60分 ◯(専用) 白タクに注意

 

以上の比較の結果、我々は今回、「タクシー」を利用することにしました。

選択した理由としては、他のサービスと比べてそれほど高額にならずに、時間と体力を節約し、安全を確保できると考えたからです。

一方、タクシーを利用する場合、唯一の懸念点は「白タク」の存在です。

JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港には、旅行者を狙った「白タク」が存在しているという話を聞きます。「白タク」を利用してしまった場合、法外な料金を請求される危険があります。

これを避けるためにも、「TAXI」と書かれた公式のタクシー乗り場から、ニューヨーク州公認の「イエローキャブ」を利用する必要があります。

 

JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港から市内までの送迎・アクセスに「タクシー」を利用した体験レポート

さて、それでは前置きが長くなりましたが、ここからは、JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港から市内までの送迎・アクセスに「タクシー」を利用した体験レポートをお送りします。

我々が今回利用した「日本航空(JAL)」の場合、JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港の「第1ターミナル」に到着しました。

「第1ターミナル」で入国審査を終え、出口を抜けるとこんな感じになっています。「TAXI」と書かれた掲示がありますので、そちらの方向に進みます。

この写真の場合は「左」に進む形になります。

 

先ほどの出口から左方向に進んでいくと、こんな感じの「TAXI」乗り場に到着します。

黄色のサインでとても目立っているので、見逃すことはないと思います。我々が到着したのは、午後7時ちょっと前ぐらいでしたが、ガラガラの状態でした。とても空いていますね。

我々がファーストクラス搭乗ということで、真っ先に降機できた為、そのせいもあるかもしれません。

 

こちらの「TAXI」乗り場の脇には、ここでのタクシーの乗り方についての説明もなされています。日本語で表記もあり、とても親切ですね。利用する前に一読しておきましょう。

 

内容を転記すると、以下のようになります。4番は「タクシーに乗る準備をしてください」と書かれていますが、実際の手順としては「タクシーに乗ってください」が正しいです。

<JFK国際空港でのタクシーの利用方法>

  1. タクシーの発車係に行き先を伝えてください
  2. タクシーの発車係から番号が割り当てられます
  3. 指定の場所へ移動し、番号の上でお待ちください
  4. タクシーに乗る準備をしてください(=タクシーに乗ってください)

 

実際に、上記の手順の1と2を実施すると、発車係の方から、以下のようなレシートをいただくことができます。

こちらのレシートには、車両番号や、定額制である「52ドル(有料道路通行料$5.50や諸税、チップは別途)」を利用することの記載がありますので、最後までなくさないようにキープしておきましょう。

 

あとは、上記のレシートを握りしめながら、指定されたタクシー乗り場の番号から、タクシーに乗車すればOKです。タクシーに乗車してからは、タクシーの運転手さんに、行き先を告げる必要があります。

意外と、ニューヨークのタクシーの運転手さんには、日本語英語は通じませんので、行き先のホテル名などと住所を記載した紙を用意しておくと安心です。

 

ニューヨークのタクシーである「イエローキャブ」の車内はこんな感じです。どのタクシーも、車種はいろいろですが、車内の装備はほとんど同じです。

運転席と乗車席との間には、プラスチックのパネルでカバーされており、また、液晶テレビとクレジットカード決済用の端末が用意されています。

「イエローキャブ」では、ほぼ全ての車両でクレジットカード決済に対応しているということですので、安心です。

 

そんなこんなで、この日はそれほど道は混雑しておらず、45分ほどでマンハッタンまで到着しました。

料金は、通行料とチップ18%を加えて「73ドル(=約8,100円、1ドル=111円換算)」でした。70ドル前後ということで、予想していた料金の範囲内で安心して利用できました。

 

タクシーを利用すると、ホテルの玄関の目の前まで送迎していただけるので、とても便利です。

特に、ニューヨーク旅行の初日では、公共交通機関の乗り方にも慣れていないと思いますので、安全と時間をお金で買ったと思えば納得できる料金ですね。

 

ニューヨーク旅行2018のスケジュール

今回の記事は、2018年夏休みのニューヨーク旅行の一部としてご紹介しました。今回のニューヨーク旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、5泊6日のスケジュールとなります。

<スケジュール概要>

  • 1日目:東京(成田)からニューヨーク(JFK)に移動(JL4便)、シェラトン・ニューヨーク・タイムズスクエア宿泊 <=今ここ
  • 2日目:ザ・リッツ・カールトン セントラルパーク宿泊
  • 3日目:JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク宿泊
  • 4日目:セントレジス・ニューヨーク宿泊
  • 5日目:ウェスティン・ニューヨーク・タイムズスクエア宿泊
  • 6日目:ニューヨーク(JFK)から東京(羽田)に移動(JL5便)

 

今回のニューヨーク旅行は、陸マイラー活動で貯めたマイルとSPGアメックスのポイントを駆使して、ほぼほぼ無料で豪華な旅を実現しています。詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

MEMO

最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。

 

まとめ

今回は、ニューヨーク(New York、NY)のJFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港から市内までの送迎、アクセス方法のまとめと比較、タクシーを利用した体験レポートをお送りしました。

タクシー利用は高いというイメージがありますが、実際比較してみると、2名で利用する場合においては、差額はそれほど大きくないことがわかります。

安全と時間を買ったと思えば、その差額は納得できるものだと思います。

特に、JFK国際空港からマンハッタンまでは、定額制を採用しているため、渋滞などが発生しても、思いがけず高くなるリスクを回避することができて安心です。

加えて、英語に自身のない方は、目的地の名前と場所を英語でメモしておくことをオススメします。備えあれば憂いなしです。

 

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それでは、また!

 

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