アルマハ(ドバイ)のアクティビティーをレポート!1泊につき2回まで無料参加できる!
アルマハ(ドバイ)では1泊につき2回まで無料でアクティビティーに参加することができます。どれも砂漠の大自然を満喫できるもので旅の思い出になること間違いなしです。当記事では、アクティビティーの種類とタイムスケジュールから、実際に体験してみたレポートまでご紹介します。
目次
アルマハ(ドバイ)とは
ドバイの5つ星の砂漠リゾート
アルマハ, ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ(以下アルマハ)は、ドバイの5つ星の砂漠リゾートです。
空港から車で45分の距離にあるドバイ砂漠保護区の一角に位置しています。
「アルマハ」とはアラビアンオリックスを意味しています。ホテルのあるドバイ砂漠保護区にはこの野生のアルマハが生息しているため、シンボルとしてこの名称が用いられています。
アルマハは、都市部から距離が離れており、敷地内にアクセスできるのはゲストのみとなっています。また、9歳以下の子供は宿泊不可という年齢制限が設けられています。
自然に囲まれた静かな環境で心身ともにリラックスできる、大人のための隠れ家リゾートとなっています。
マリオットボンヴォイに加盟
アルマハは、世界的なホテルチェーンであるマリオットインターナショナル系列のホテルです。会員プログラムとしては「マリオットボンヴォイ」に参加しています。
そのため、宿泊やレストラン利用でマリオットボンヴォイのポイントを貯めることができます。また、エリートメンバーの場合は、その特典を利用することもできます。
アルマハ(ドバイ)では1泊につき2つのアクティビティに参加可能
アルマハはオールインクルーシブ型のリゾート
アルマハはオールインクルーシブ型のリゾートです。宿泊料金には1泊につき朝昼晩という3食の食事と2つのアクティビティー参加が含まれています。
アルマハの送迎から客室、プラチナ特典まではこちら。
アルマハの朝食とランチ、ディナーはこちらの記事で詳しくご紹介しています。合わせてご参照ください。
アクティビティーの種類とタイムスケジュール
アルマハ(ドバイ)のアクティビティーは基本的には「無料」で参加することができます。ただし、一部で追加料金が必要な「有料」のもあります。
アクティビティーの種類は基本的には一定ですが、タイムスケジュールは季節によって変化します。
ドバイの日中は灼熱の気候となるため、タイムスケジュールはこれを避けて快適に過ごせるようにと考慮されるためです。
朝のアクティビティーは日の出からすぐ、夕方のアクティビティーは日の入りちょっと前、といった具合ですね。
無料アクティビティー
まずこちらは「無料」で参加可能なアクティビティーのタイムスケジュールです(2024年4月下旬)。青字が朝のアクティビティー、赤文字が夕方のアクティビティーとなっています。
<アクティビティーのタイムスケジュール(無料)>
名称 | 開始時間 | 所要時間 |
Falconry(鷹狩) | 06:00 | 1 hour |
Nature Walk(ネイチャーウォーク) | 06:00 | 1 hour |
Wild Life Drive(ワイルドライドドライブ) | 16:30 | 1 hour |
Camel Trek(ラクダトレック) | 17:45 | 1.5 hour |
Sundowners(サンダウナー) | 18:00 | 1 hour |
Archery(アーチェリー) | 08:30,09:30,10:30,11:30,12:30 | 1 hour |
ちなみに、1泊で3つ以上のアクティビティーに参加したい場合、1つにつき270AED/人で追加することもできます。1AEDは40円前後ですので、一人約11,000円が追加も可能というイメージになります。
有料アクティビティー
続いてこちらは「有料」のアクティビティーのタイムスケジュールです(2024年4月下旬)。参加するにはそれぞれ追加料金が必要になります。
<アクティビティーのタイムスケジュール(有料)>
名称 | 追加料金 |
開始時間 | 所要時間 |
Horse Riding(乗馬) | 初心者コース270AED/人 上級コース300AED/人 |
06:00 | 1 hour |
Desert Drive(デザートドライブ) | 300AED/人 | 06:00 | 1.5 hour |
Desert Research & Conservation Center tour(デザート・リサーチ&コンサベーション・センター見学) | 270AED/人 | 10:00 | 2.5 hour |
アクティビティーは事前予約も可能
アクティビティーはチェックインのタイミングで予約することができます。
ただ、「Falconry(鷹狩)」と「Camel Trek(ラクダトレック)」は人気が高く、当日の予約ではタイミングによって満席になっている場合も多いそうです。
アクティビティーはホテルに連絡することで事前に予約することも可能です。どうしても参加したいものがある場合は早めに連絡しておいた方が安心ですね。
我々は2週間ぐらい前のホテルに連絡し、送迎と合わせてアクティビティーの予約もお願いしていました。
今回我々はこちらアルマハに2泊していました。参加したアクティビティーは4つで以下になります。無料のもののみでまとめてみました。
<参加したアクティビティー>
- 1日目:
- 17:30:Camel Trek(ラクダトレック)
- 2日目:
- 06:00:Falconry(鷹狩)
- 16:30:Wild Life Drive(ワイルドライドドライブ)
- 18:00:Sundowners(サンダウナー)
アルマハ(ドバイ)のアクティビティーを体験レポート
さて、それではここからはアルマハ(ドバイ)で実際に参加したアクティビティーの様子をご紹介していきたいと思います。
Camel Trek(ラクダトレック)
まず最初のご紹介するのは「Camel Trek(ラクダトレック)」です。ラクダに乗ってホテル近くの砂丘まで移動し、そこから夕日を鑑賞するというものです。
アクティビティーに参加する場合、集合場所はレセプション&レストラン棟のロビーエリアになっています。開始時間の15分前に到着している必要があります。
アクティビティー開始時間の少し前になるとガイドさんがやってきて部屋番号を確認します。参加者全員が揃うと、いよいよアクティビティーがスタートします。
まずはガイドさんの引率のもとスパ棟の方に徒歩で向かっていきます。
スパ棟を超えて少し進んだところまで行くとラクダさん達の姿を発見。伏せをした姿勢で静かにスタンバイしてくれています。
ラクダさん達は口もとにマスクをしているため噛まれたり、飛沫が飛んできたりということはなさそうです。安全にも配慮されていて安心ですね。
ラクダは匂いが気になるという話もありますが、今回のラクダさん達は手入れが行き届いているのか、気になることはありませんでした(ただし、立ったたま豪快に糞をする子がいるのでそこは要注意)。
この後はガイドさんの指示のもと順番にラクダに乗って行きます。基本はラクダ1頭につき2人ずつ乗って行きます。ただ、まれに1人で乗るように指示される場合もあります。
このあたりはラクダの大きさと乗る人の体重で判断しているようです。
ラクダは勢いよく立ち上がるのでこの時は結構な衝撃があります。前後の持ち手をしっかりと掴んで振り落とされないように要注意です。
全員がラクダに乗ると、ラクダの列は砂漠の中をゆったりと進んで行きます。完全にアラビアンナイトの世界です。
そんなに揺れることはありませんが、乗馬のように鎧(あぶみ)がないので足が常時ぶらぶらした状態になります。人によっては腰や腿(もも)が痛くなるかもしれません。腰の悪い方は要注意です。
25分ぐらい進んでいくと目的地である砂丘に到着します。ラクダが立ちから伏せの姿勢に移行するのですが、この時は立ち上がる時以上に大きく揺れるので注意が必要です。
到着したからといって油断しないようにしましょう。
ラクダから降りた後は徒歩で砂丘に登って行きます。
アクティビティーの時間はちょうど日没に間に合うように計算されています。砂漠に沈みゆく夕日をゆったりと鑑賞することができます。
砂丘を少し下がったところではドリンクサービスが行われています。
こちらではスパークリングワイン(アルコールとノンアルコール)やお水が提供されています。もちろん無料いただくことができます。
また、フルーツ(この時はいちごでした)やデーツなんかも提供されてます。至れり尽くせりですね。
砂漠で夕日を眺めながらお酒をいただけるなんて夢のようですね。この上なく優雅な気分を味わうことができました。
砂丘での夕日の鑑賞時間は30分ほどです。夕日が沈んだ後は再びラクダに乗って来た道を帰って行きます。
ラクダに乗るのをリタイアしたい方は、ガイドさんにお願いすれば車で帰ることもできます。体感的には2割ぐらいの方が車で帰っていたように思います。
我々は最後までアラビアンナイトの世界を堪能したかったので、がんばってラクダに乗ってホテルまで戻りました。
Falconry(鷹狩)
続いてご紹介するのは「Falconry(鷹狩)」です。
会場はホテルのレストラン前の広場です。ホテルのロビーから徒歩5分ぐらいで到着します。まだ日の出直後のため日差しもやわらかく、快適な気候の中で行われます。
会場にやってくると鷹やはやぶさ、みみずぐといった猛禽類がスタンバイしています。
最初はガイドさんからドバイでの鷹狩の歴史や、猛禽類の生態に関する説明があります。
一通り説明が終わると、餌を使って狩りのデモンストレーションがあります。目の前を大きな鷹がビュンビュンと飛んでいく様子はダイナミックで迫力があります。
この日は全部で4種類の鳥たちのデモンストレーションがありました。
内容的にはだいたい同じなのですが、命令どおりに素直にやってくれる子、なかなかゆうことを聞いてくれない子など、鳥にも性格があるのがわかって面白いです。
デモンステーションが終わると、最後には記念撮影タイムがあります。ここでは、ゲストの腕に鷹たちを乗せて写真を撮ることができます。
鷹とは言え鳥なので軽いのかと思いきや、実際に腕に乗せてみるとずっしりとした重さを感じることができます。目の前で観察する鷹の姿は壮麗で感動します。
「Falconry(鷹狩)」のアクティビティーは早朝に開始されるため起きるのは大変ですが、その価値は十分にあるものです。ぜひ早起きしてチャレンジしてみていただきたいと思います。
Wild Life Drive(ワイルドライフドライブ)
続いてご紹介するのは「Wild Life Drive(ワイルドライフドライブ)」です。
こちらはホテルの4WD車を使ってドライブしながら砂漠の直物や動物の生態に関するガイドを受けられるというものです。
使用されるのはこちらの車です。トヨタのランドルクルーザーですね。
我々は夫婦二人で参加しましたが、ガイドさん1名とこの車1台で貸切状態でツアーが行われました。車はこんな感じの砂漠の間の道をぐいぐいと進んで行きます。
基本的には舗装されている道を進んでいくため揺れも少なく快適です。
道中では、アラビアンオリックス(アルマハ)やガゼル、リザードなどの姿を捉えることができます。
これら動物を見つけると車を停止してしばし観察タイムになります。ガイドさんの説明を聞いたり写真を撮ったりすることができます。
この日はアラビアンオリックス(アルマハ)の親子連れの姿を捉えることができました。親の体表は白いのですが子供は茶色なんですね。
神々しい姿を捉えることができてとてもラッキーでした。
こちらは砂漠の中の人工池です。鳥達がたくさん遊びに来ていました。
そして、ツアーの途中には砂丘を疾走するちょっとしたデザートドライブの体験があります。アップダウンが激しくちょっとしたジェットコースター気分を体験できます。
本格的なデザートドライブは有料アクティビティーとして用意されていますので、これが少しの時間とは言え体験できるのはなんとなくお得ですね。
砂丘の頂上まで行くと記念撮影タイムもあります。360度砂漠しかない景色は圧巻でした。
砂漠の植物や動物の観察に加えてちょっとしたデザートドライブも体験できるということで、一石二鳥のお得なアクティビティーでした。
Sundowners(サンダウナー)
最後にご紹介するのは「Sundowners(サンダウナー)」です。これはホテル近くの砂丘まで車で移動して夕日を鑑賞しながらドリンクをいただくというものです。
記事の前半で「Camel Trek(ラクダトレック)」をご紹介しましたが、砂丘までの移動手段が「ラクダ」か「車」かの違いだけで、あとの内容は実は同じになっています。
車だと砂丘まで10分ほどで到着します。
砂丘の景色を楽しみながら「Camel Trek(ラクダトレック)」のグループが到着するのを遠くから見守るような形になります。
砂丘から眺める夕日はいつ見ても美しいため2日連続でも飽きることはありませんが、新しい体験をしたい方は別のアクティビティーを選択するのも良いかもしれません。
もちろん、お酒好きな方であればスパークリングワインを楽しむことを目的に参加するのもありですね。我々も連日楽しませていただきました。
アルマハ(ドバイ)の場所とアクセス
ドバイ国際空港から車で45分の距離
アルマハは、ドバイ国際空港から車で45分の距離に位置しています。周辺地図はこちらになります。
<アルマハ(ドバイ)の地図>
ルートとしては、ドバイ国際空港から高速道路を使って車で30分ほど南下した後、ドバイ砂漠保護区内の私道を15分ほど進む形になります。
ホテルの送迎サービスが安心
アルマハへはタクシーでもアクセスすることはできますが、ドバイ砂漠保護区内を進むというルートがやや複雑なため、運転手が道に迷ってしまうというケースもあると聞きます。
アルマハでは送迎サービスも提供していますので、心配な方はこれを利用するのがおすすめです。料金は車のグレードよって異なります。
具体的には以下になります(2024年4月時点)。
<送迎の料金>
- 700AED:MERCEDES VIANO / MERCEDES BENZ / BMW 7 / TESLA
- 425AED:GMC / SUBURBAN
- 380AED:LEXUS 350 / TOYOTA PREVIA/ INFINITY Q70
アルマハ(ドバイ)の宿泊料金
有償宿泊の場合
アルマハの宿泊料金はこちらになります(2024年6月の例)。
1室2名で3,500AED前後となっています。日本円に直すと1泊15万円前後という計算になりますね。なかなかの高額設定に感じるかもしれません。
しかしながら、宿泊費用には1日につき朝昼晩という3食と2つのアクティビティの価格が含まれていること、そして全室スイートであることを考えるとその価値は十分にあると感じます。
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マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
ポイント宿泊の場合
アルマハにはマリオットポイントでも宿泊することができます。2024年6月の例では90,000ポイントから100,000ポイントほどのレンジとなっていました。
ポイント単価としては1.5円程度になりそうです。
マリオットのポイントセールを利用すれば、1ポイント1円前後で購入することができます。有償での宿泊料金が高い場合は、ポイントを活用するのが良いですね。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、アルマハ(ドバイ)のアクティビティーをご紹介しました。ゲストは1泊につき2回まで無料で参加することができます。
我々は2泊していたため合計4つのアクティビティーに参加しましたが、どれも砂漠の大自然を満喫できるもので旅の良い思い出になりました。
アルマハはドバイ国際空港から車で45分と距離が離れているためアクセスするのは大変です。一方で、周辺の環境を生かしたアクティビティーに参加できるのは大きなメリットになりますね。
頑張ってアルマハまでやってきて良かったと実感することができました。
次の記事では、ドバイ旅行で2軒目のホテルとなる「JWマリオット マーキス(ドバイ)」の様子をご紹介したいと思います。
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それでは、また!