中国東方航空 ビジネスクラス搭乗記(MU576便):羽田から上海への機内食からシート、アメニティまでレポート!
中国東方航空(China Eastern Airlines)のビジネスクラス搭乗記をお送りします。羽田から上海浦東を経由して香港まで利用したのですが、今回はその前半となる、羽田から上海浦東へのフライト(MU576便)をご紹介します。中国東方航空のビジネスクラスは、残念ビジネスクラスという噂だったので、正直あまり期待していなかったのですが、期待度が低かった分、そんなに悪いものでもなかったな、というのが印象でした。当記事では、そんな中国東方航空のビジネスクラスの機内食からシート、アメニティまで、まるまるっとレポートしたいと思います。
目次
中国東方航空 ビジネスクラスのフライトスケジュール
今回、中国東方航空(China Eastern Airlines)を、羽田から上海浦東を経由して香港まで利用しました。
フライトスケジュールは以下のようになります。今回ご紹介するのは、前半のフライトであるMU576便、羽田から上海浦東までの様子になります。
<フライトスケジュール>
- MU576便:羽田(8:40発)=>上海浦東(10:20着)、搭乗時間2時間40分 <=今回ご紹介
- 上海浦東:乗換時間1時間55分
- MU503便:上海浦東(12:15発)=>香港(14:55着)、搭乗時間2時間40分
ちなみに、今回の羽田から香港までのフライトは、デルタ航空のマイルを利用して、特典航空券を発券しました。必要となったマイルは、ひとりあたり30,000マイルということで、ビジネスクラスとしては、なかなかリーズナブルです。
デルタ航空のマイルの貯め方、使い方についてはこちらの記事もご参照ください。
中国東方航空 ビジネスクラス搭乗記(MU576便):優先チェックインの様子
今回利用した、中国東方航空の「MU576便」は、羽田空港を8:40発となっていました。
国際線利用の場合、2時間半前ぐらいにチェックインしておきたいので、この日は羽田空港に6時ちょっと過ぎぐらいに到着。かなり早起きして頑張りました(笑)。
中国東方航空のチェックインカウンターは、羽田空港国際線の端っこの方の「Lカウンター」です。近づいてみると、なかなか混雑しているのがわかります。
我々は、今回、マイルを利用した特典航空券での利用ですが、一応はビジネスクラスですので、ビジネスクラス専用レーンを利用して、優先チェックインを行いました。
若干並んではいましたが、エコノミーの長蛇の列とは比べものになりません。ちょっとだけ待ったのち、スイスイとチェックインを実施することができました。
中国東方航空 ビジネスクラス搭乗記(MU576便):優先保安検査場の様子
羽田空港国際線では、優先保安検査場が用意されています。
実は、こちらの優先保安検査場は、ただのビジネスクラスだと利用できないんですよね・・。利用できるのは、各社ともに、ファーストクラス利用者と、自社の上級会員が主なようです。
私の場合は、デルタアメックスを保有することで、デルタ航空の上級会員である「ゴールドメダリオン」および、デルタ航空が所属するアライアンスの上級会員である「スカイチーム エリートプラス」となっています。
今回は、中国東方航空のビジネスクラスのチケットと「スカイチーム エリートプラス」資格との合わせ技で、こちらの優先保安検査場を利用することができました。
朝早い時間だったので、一般の保安検査場も混雑していたわけではありませんが、優先保安検査場を利用できると、ちょっと得した気分になります(笑)。
いずれにしても、優先チェックインと優先保安検査場の利用で、スイスイと空港内を移動でき、あっという間に制限エリアに移動することができました。
中国東方航空 ビジネスクラス搭乗記(MU576便):空港ラウンジの様子
制限エリアに移動した後は、お楽しみの空港ラウンジの利用です。
今回利用した中国東方航空は、個別に日本航空(JAL)と提携しており、中国東方航空のビジネスクラス利用時は、JALサクララウンジを利用することができます。
アライアンス的には、中国東方航空が「スカイチーム」、JALが「ワンワールド」と別なのに、中国東方航空のビジネスクラス搭乗で、ワンワールド陣営の「JALサクララウンジ」を利用できるというのは、なかなか面白いですね。
基本的には、私はANA陸マイラーなので、JALサクララウンジの利用は、今回が初めての経験でした。結果としては、ラウンジの空間としても、食事やドリンクのレベルも非常に高く、大満足のものでした。
JALサクララウンジを利用した様子の詳細は、こちらにまとめております。合わせてご参照ください。
中国東方航空 ビジネスクラス搭乗記(MU576便):優先搭乗の様子
そんなこんなで、JALサクララウンジをギリギリまで堪能した後、搭乗ゲートに移動しました。
今回お世話になる飛行機はこちらです。エアバスA321という、ちょっと小さ目の機体です。まあ、羽田から上海浦東までという、国内線と変わらないぐらいの短距離ですからね。
搭乗ゲートでは、タイミングよく優先搭乗が開始されていました。今回はビジネスクラス利用なので、優先搭乗を利用して機内に乗り込みました。
こちらは搭乗ゲートの抜けた後の写真。小型機なので、ビジネスクラスもエコノミークラスも同じ入口です・・。
さあ、いよいよ搭乗です。
中国東方航空 ビジネスクラス搭乗記(MU576便):フライトの様子
中国東方航空 ビジネスクラス:シート
機内に乗り込んだ後、一番最初のエリアがビジネスクラスのエリアになります。
そして、今回利用するビジネスクラスのシートはこんな感じです。エコノミークラスよりは広いですが、国際線のビジネスクラスって感じでもありませんね。
イメージ的には、ANA国内線のプレミアムクラスの、シート前後の間隔をちょっと狭くした感じです。
シートの幅はそこそこあるのですが、前後の幅がちょっと窮屈な感じでした。実際に座ってみるとこんな感じです。足を組むと、前の座席にあたってしまいます。
座席の配列としては「2-2」の4列。ビジネスクラスとしては、全部で8席という計算になります。
中国東方航空 ビジネスクラス:アメニティ
続いては、アメニティを確認してみましょう。まず、シートの上には、毛布と枕が用意されています。
そして、座席前のポケットには、ヘッドフォンと謎の黒い袋が用意されています。
何かなあ、と思って開けてみると、スリッパが入っていました。
このスリッパ、結構しっかりとした作りになっています。中国東方航空のマークも入っていて、なかなかおしゃれです。
スリッパが入っていた袋には「Please take me home」と書かれており、持ち帰りが推奨されているようでした(結局、荷物になるので置いていきましたが・・)。
アメニティとしては以上で、アメニティのポーチなどは見当たらず。まあ、短距離なので、当たり前といえば当たり前なのですが、ちょっと残念・・。
中国東方航空 ビジネスクラス:ウェルカムドリンク
そんなこんなで機内チェックをしていると、ウェルカムドリンクがやってきました。
この辺りは、ビジネスクラスっぽいですね。この日、配られていたのは、オレンジジュースとお水。ということで、オレンジジュースをいただきました。
その後、しばらくすると、飛行機は羽田空港を離陸しました。
飛行機からは、富士山のお姿もちらっと拝見。年始から縁起が良いです。
中国東方航空 ビジネスクラス:機内食の様子
飛行機が安定飛行に移行すると、機内食の時間です。飛行時間が2時間40分しかないので、この辺りはおせおせです。
まずは、おしぼりの提供。お皿に乗ってやってきます。丁寧な感じで良いですね。
その後、テーブルセッティングと、ナッツの提供があります。
布のテーブルクロスが敷かれるのはビジネスクラスっぽいですね。アルコールの提供ももちろんありますが、この時は朝いちだったので、普通にお茶をいただきました。
そして、お待ちかねの機内食がこちらになります。
この日のメインは、ビーフ、チキン、豚、魚の4種類から選択することができました。こちらの写真は、ビーフを選択した結果になります。ビーフやきそばですね。
なんとなく、中華料理っぽいかな、と思い選択しました。
食器はプラスチックではなく、陶器で提供されるのは好感が持てます。
味の方はといえば、まあ、普通の焼きそばです(笑)。中華料理っぽさは特にありませんでした。副菜はお寿司、デザートはフルーツとなっていました。焼きそばよりも、お寿司とフルーツの方が美味しかったかな・・。
こちらの写真は、チキンを選択した結果になります。チキンのグリルとライスのセット。こちらは、写真のイメージどおりの洋食です。味はまあまあですが、エコノミークラスとそんなに変わらない感じ・・。
ということで、機内食については、あまり期待しすぎない方がよさそうな感じでした。もちろん、エコノミークラスよりは味が良いのは間違いないですが、ビジネスクラスっぽい、華やかな感じはありませんでした。
そして最後は、口直しにアイスクリームの提供がありました。アイスクリームはハーゲンダッツということで、こちらは間違いのない味。味は4種類から、好きなものを選択できました。
中国東方航空 ビジネスクラス:機内エンターテイメントの様子
最後は、機内エンターテイメントについてです。座席の前に液晶テレビがあったので、何か映画でも見れるのかなあ、と思いきや、映るのはフライトマップのみ。
一応、リモコンはついているのですが、何を押しても表示は切り替わりませんでした。機内エンターテイメントについては期待せず、タブレットや本なども、持ち込んだ方が良さそうです。
中国東方航空 ビジネスクラス(MU576便)搭乗記:上海到着の様子
そんなこんなで、しばらくすると、飛行機は上海に近づいてきました。窓の外を見ると、すごいスモッグです。上海っぽいといえば、上海っぽい景色です。
無事、着陸も成功。上海浦東に到着です。
2時間40分のフライトにしては、なんか長かったなあ、と思い時計を見てみると、何か違和感が・・。
到着予定は10:20だったはずなので、なんと、到着が1時間も遅れているではありませんか。アクシデント発生です!
機内アナウンスでも、到着が遅れているとかなんとか言っていなかったので、予定どおり到着したものだと思っていました(気づかなかっただけで、本当は何か言っていたかもしれません・・)
次に利用する「MU503便」は、搭乗開始時間が11:35、出発が12:15です。搭乗開始まであと15分しかありません。
無事、次の便の乗継に間に合うのでしょうか?
次回に続きます(笑)。
香港・シンガポール旅行2018のスケジュール
今回の香港・シンガポール旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、5泊6日のスケジュールで、香港に2泊、シンガポールに3泊というスケジュールになります。
今回の記事は、旅行1日目の、羽田から香港への移動の様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:羽田から香港に移動(MU576、MU503便)、JWマリオット(香港)宿泊 <=今ココ
- 2日目:ザ・リッツカールトン(香港)宿泊
- 3日目:香港からシンガポールに移動(SQ863)、コンラッド(シンガポール)宿泊
- 4日目:セントレジス(シンガポール)宿泊
- 5日目:シェラトン・タワーズ(シンガポール)宿泊
- 6日目:シンガポールから成田に移動(DL166)
今回の、香港・シンガポール旅行の全体的な計画についてはこちらをご参照ください。
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最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、中国東方航空(China Eastern Airelines)のビジネスクラス搭乗記をお送りしました。
事前に、中国東方航空のビジネスクラスは、残念ビジネスクラスという噂を聞いていたのですが、それほど悪くなかったかな、というのが正直な印象です。
機内食も、可もなく不可もなくという感じですし、3時間弱のフライトであれば、シートもフルフラットになる必要もありません。あっという間に到着してしまいます。
ただ、これもマイル利用だから言えることかもしれません。現金でビジネスクラス料金を払っていたら、ちょっとがっかりすると思いますね・・。
あと、到着時間が1時間も遅れたのは想定外でした。離陸の時も、飛行中も、特に遅れているような感じはしなかったんですけどね・・。完全に油断していました。油断大敵です。
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それでは、また!
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