ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)ブログ宿泊記!エグゼクティブフロアの客室をレポート!
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)はロイヤルパークホテルズでフラッグシップとなるホテルです。1989年開業ということで施設に古さを感じるところはあるものの、高級感のあるロビーや飲食店、スタッフのサービスレベルの高さに定評があります。当記事では、ホテルの外観からロビー、エグゼクティブフロアの客室、ジムやビジネスセンターまで詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)とは
1989年開業で三菱地所グループのフラッグシップとなるホテル
「ロイヤルパークホテル(Royal Park Hotel)」は、東京都中央区日本橋に位置するシティーホテルです。1989年開業で三菱地所グループが展開するホテルチェーン「ロイヤルパークホテルズ」に属しています。
ロイヤルパークホテルズの中でホテル名に地名が入っていない唯一のホテルで、同グループの中ではフラッグシップの位置付けとなっています。
20階建て高層ホテルで、客室数は406室あります。高層階はエグゼクティブフロアとなっており、最上階にはエグゼクティブラウンジも用意されています。
ホテル内には9つのレストラン及びラウンジ・バーのほか、フィットネスクラブ、エステティックサロン、デリカテッセン、日本庭園・茶室なども備える規模の大きなホテルです。
近年では、木村拓哉氏が主演の映画「マスカレードホテル」の舞台となったことでも有名です。
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)の場所とアクセス
水天宮前駅直結で東京シティ・エアターミナル(TCAT)にも隣接、東京駅からも近く観光にもビジネスにも便利な立地
ロイヤルパークホテルの最寄駅は、地下鉄の「水天宮前駅」です。ホテルの地下2階から直結しています。「人形町駅」からも徒歩5分ほどの距離になっています。
また、「東京シティ・エアターミナル(TCAT)」に隣接しており羽田空港や成田空港とリムジンバスでスムーズにアクセスすることができます。
東京駅からもタクシーで10分ほどの距離にあり、観光にもビジネスにも便利な立地となっています。
<ホテルへのアクセス>
- 東京駅より2km(車で10分)
- 東京シティ・エアターミナル(TCAT)に隣接
- 車で成田国際空港へ約55分・羽田空港(東京国際空港)へ約25分
- 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」に直結(4番出口)
- 東京メトロ日比谷線「人形町駅」より徒歩5分(A2出口)
- 都営浅草線「人形町駅」より徒歩8分(A3出口)
ロイヤルパークホテルの周辺地図はこちらになります。安産祈願で有名な「水天宮」からも徒歩1分ほどの距離と隣接しています。
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)ブログ宿泊記:エグゼクティブフロアの客室をレポート
さて、それではここからはロイヤルパークホテルに実際に宿泊した様子をご紹介していきます。利用したのは2022年9月上旬の週末になります。
ホテルの外観
ロイヤルパークホテルの外観はこんな感じです。20階建てのビルとなっています。周辺には高い建物が迫ってきていないため一際高く感じます。
1階から5階まではホテルの共用施設が入居しており、6階から18階に客室が配置されています。
ホテルの正面エントランスはこんな感じです。車寄せが併設されており、タクシーなどがひっきりなしに出入りしています。
ホテルの地下2階部分で地下鉄の駅に直結しているため、歩いてこちらのエントランスにアクセスする機会は少ないかもしれません。
それでは、早速ホテルの中に入ってみましょう。
ホテルのロビー
こちらロイヤルパークホテルのロビーは、地下1階から2階までの3フロア分が吹き抜け構造になっています。床は大理石、天井はシャンデリアということで、解放感が高く豪華な雰囲気となっています。
天井部分のシャンデリアは「天の川」をモチーフにしているということで、横に長く水が流れるような形になっています。
2階部分から眺めると星が煌めくようにキラキラとしていてとても綺麗です。
ロビーの1階中央には、ひまわりをベースにしたフラワーアートが飾られていました。季節を感じられて良いですね。
また、同じく1階ロビーの一角にはスイーツ&ベーカリーの「粋(IKI)」が入居しています。
こちらはTVでもしばしば紹介されているお店で、特に「モンブラン」が有名です。私も何度か購入したことがありますがとても美味しいです。
ホテル滞在中のティータイムや、チェックアウト後のお土産などにオススメです。
チェックインとアップグレード
ロビーの一角にはレセプションも用意されています。こちらのレセプションでチェックインやチェックアウトなどの手続きを行うことができます。
レセプションで名前を告げると、私は今回エグゼクティブフロアの客室を予約していたためエグゼクティブラウンジの方へと案内されました。
ロイヤルパークホテルのエグゼクティブラウンジはホテルの最上階である20階に用意されています。
こちらのエグゼクティブラウンジでは座ってチェックインやチェックアウトの手続きをすることができます。
チェックインのタイミングでは、まずウェルカムドリンクが提供されます。この日はピーチとビネガーのドリンクとなっていました。さわやかな酸味で目が覚めます(笑)。
また、チェックインのタイミングにはちょうどアフタヌーンティーが提供されていましたので、手続きに必要な待ち時間を利用してフードやドリンクをいただくことができました。
昼間からスパークリングワインも用意されており、スコーンやサンドイッチ、スイーツとともにいただきました。
窓からは遠目にはなるものの東京タワーの姿も捉えることができました。素晴らしい眺望と美味しいドリンクやフードを楽しみながらのチェックインは優雅な時間ですね。
ちなみに、今回はエグゼクティブフロアの「スタンダートダブル」というタイプの客室を予約していました。
私はロイヤルパークホテルズの会員にはなっておらず、かつホテル予約サイトからの利用であったため、アップグレードなどはありませんでした。
<客室のグレードと広さ>
- エグゼクティブフロア
- シングル(23平米)
- スタンダードツイン/ダブル(26平米)<=予約とアサイン結果
- デラックスツイン/ダブル(34平米)
- タワースイート(72平米)
- ロイヤルスート(189平米)
客室(エグゼクティブルーム)
さて、チェックインの後は客室に向かいます。今回は客室フロアとしては最上階となる18階の客室をアサインいただきました。
エレベーターはこんな感じです。レトロな風合いが良いですね。
こちらは客室フロアのエレベーターホールです。若干時代を感じるものの、どこも綺麗で清潔に維持されています。
こちらは客室へと続く内廊下ですね。ストライプな壁紙が英国調でロイヤルパークっぽさを感じます。それでは、客室の中に入ってみましょう。
全体像と雰囲気
客室の扉を開けるとこんな感じになっています。左手にクローゼット、右手のバスルーム、正面奥に寝室という配置になっています。
客室の全体像はこんな感じです。手前にちょっとしたスペースがあり、奥にダブルベッドが配置されています。窓際にはソファーとテーブルのセットもありますね。
内装は落ち着いた色調でまとめられておりシックな雰囲気です。
窓側から見るとこんな感じです。左手の扉を開けるとバスルームにつながっています。ベッドの正面にはTV台を兼ねたビジネスデスクとミニバーも配置されています。
客室の広さは26平米ということですが、ベッド前に広さがあるため数字以上にゆとりを感じました。
寝室
ベッドはダブルベッドということですが、ほぼ正方形の形になっておりキングサイズのように見えます。実際に寝てみると左右の幅にかなりの余裕を感じました。
マットレスは最近はやりのふわふわな感じではなく、しっかりとしたサポート力のあるタイプでした。
枕は羽枕で中程度の厚さのものと、かなり薄いものの2タイプが用意されていました。クッションのディスプレイが独特でなんだかおしゃれですね。
ベッドのサイドデスクには、照明のコントロールボタンのほかタッチパネルも用意されています。
タッチパネルでは、空調のほかメッセージの確認なんかもできるようになっていました。なかなかハイテクです。
反対側のサイドデスクの下には金庫も用意されていました。
ベッドの正面に用意されたTV台とビジネスデスクはこんな感じです。TVは30インチほどと思われ、今時からするとちょっと小さめですね。
ビジネスデスクはライトと電話、電源が用意されており標準的な設計になっています。広さもほどほどにあるためPC作業なんかも問題ありませんね。
眺望
窓際にはテーブルとチェアが用意されています。チェアの向きを変えれば、外の景色を楽しみながら食事やドリンクをいただけるようになっています。
客室からの眺望はこんな感じです。北東向きの客室になっておりビル越しにはなるものの「東京スカイツリー」の姿を捉えることができました。
ちょうど窓の下側が小学校になっているため、視界を遮るものはなく抜ける眺望を楽しむことができました。
窓から左手側を見てみるとこんな感じです。墨田川を見ることはできませんが、浜町や両国といった東京の下町の風景を眺めることができます。
夜景はこんな感じです。東京スカイツリーのライトアップを垣間見ることができるのは嬉しいですね。
ミニバー
ビジネスデスクの一角にはミニバーも用意されていました。
コーヒーはホテルでよく見かける「Nespresso(ネスプレッソ)」が用意されていました。こちらはエグゼクティブフロア限定とのことです。
カプセルは2種類が2つずつで4個があらかじめ用意されていました。
下段の扉の中には冷蔵庫が用意されています。
中身はこんな感じで「空」になっていました。
これはコロナ感染対策の一環ということで、リクエストベースでドリンクは補充いただけるということでした。ただ、外で購入するよりもかなり割高なので、リクエストするぐらいなら外で買ってきたほうがいいかもですね。
隣のキャビネットの中にはグラスやコップなどが用意されていました。
ティーバッグとしては、「緑茶」と「ほうじ茶」「こんぶ茶」が用意されていました。紅茶の用意がないのは珍しいですね。
エグゼクティブラウンジには紅茶が品数豊富に用意されているため、そちらを利用して欲しいという意図なのかもしれません。
バスルーム
続いては気になるバスルームです。バスルームは寝室の扉からアクセスできるようになっています。洗面台とトイレは同じエリアにあり、バスタブ(および洗い場)はガラス扉で仕切らたエリアに用意されています。
洗面台はこんな感じです。シングルボウルでシンプルな作りですね。左手のカウンターの上にはアメニティーが用意されています。
バスアメニティーは「L’occitane(ロクシタン)」のものが用意されていました。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディーローションの4点セットになっています。
実際に利用してみましたが、ハーブのとても良い香りでリラックスできました。
オリジナルブランドよりもやはり有名なロクシタンになっているのは嬉しいですね。こちらはエグゼクティブフロア限定とのことです。
また、マウスウォッシュに加えて、男性用と女性用のスキンケアセットもあらかじめ用意されていました。女性用は「KOSE(コーセー)」、男性用は「Paul Stuart(ポールスチュアート)」になっていました。
こちらもエグゼクティブフロア限定とのことでした。
その他、歯ブラシや髭剃り、シャンプーキャップ、ボディータオルといった諸々のアメニティーはホテルオリジナルのものが用意されてました。
ドライヤーは安心安全の「Panasonic(パナソニック)」ですね。
体重計なんかもありました。
続いてはバスタブ(および洗い場)を確認してみましょう。
全体像はこんな感じです。シンプルで清潔な印象です。
バスタブは卵型になっているのがちょっと珍しいですね。バスピローも用意されています。広々という感じではありませんが、十分な大きさがあります。
シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの2種類が用意されていました。
クローゼット
クローゼットは玄関スペースの一角に用意されています。
扉を開けるとこんな感じで、上段部分はハンガーラックになっています。ハンガーのほか、衣類スプレーも用意されていました。
また、一番上の段にはバスローブも用意されていました。
バスローブは厚めのタオル生地でかなりしっかりした作りになってました。
スリッパはこんな感じです。ちょうど良いぐらの厚さで使い勝手の良いものでした。
パジャマはワンピースタイプが用意されていました。やわらかいツルツルとした生地で肌触りが良かったです。
その他設備
最後に、その他の気になった設備をご紹介したいと思います。
こちらはTVですね。地デジやBSなどは鑑賞できますが、NetflixやPrimeVideoなどアプリ対応はしていません。必要な場合は「AmazonStickTV」なんかを持参すると良いですね。
TVの背面にはHDMI端子があり接続して利用することができました。
加湿空気清浄機はあらかじめ用意されていました。ホテルの客室は乾燥しがちなので助かりますね。
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)ブログ宿泊記:宿泊者特典をレポート
ルームキーでお得!粋な街日本橋・人形町へ出かけよう!
ロイヤルパークホテルには、宿泊者特典が用意されています。
それは、ルームキーを持って日本橋・人形町の対象店舗を訪れると割引やお土産などの特典を受けられるというものです。
スタッフに問い合わせると、「ルームキーでお得!粋な街日本橋・人形町へ出かけよう!」いうガイドをいただくことができます。
こちらのガイドは表面が特典の一覧、裏面がマップとなっており、地図を片手に日本橋や人形町の町を散策できるようになっています。
この日私は、京粕漬「魚久 本店」とお茶「森乃園」にそれぞれ伺ってみました。すると魚久では「ロゴ入りのハンカチ」、森乃園では「ほうじ茶ようかん」をそれぞれいただくことができました。
利用金額にかかわらず、1人につき1個ずつギフトがもらえるのはかなりお得ですね。こちらのホテルに宿泊時はぜひご利用いただければと思います。
特典内容はこちら公式サイトでも確認することができます。
ロイヤルパークホテル「ルームキーで粋な街日本橋・人形町へ出かけよう!」
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)ブログ宿泊記:ジムとビジネスセンターをレポート
ロイヤルパークホテルには、宿泊者専用ジムとビジネスセンターが用意されています。ここでは、これら共用施設の様子をご紹介したいと思います。
宿泊者専用ジム
宿泊者専用ジムはホテルの5階に位置しています。エグゼクティブフロア宿泊者は24時間無料で利用することができます。入口にルームキーをかざすことでアクセスできます。
一方で、それ以外の宿泊者の利用は有料となっています。利用料金は1,100円(税込)となっています。
<営業時間と利用料金>
- 営業時間:
- 0:00~24:00
- 利用料金:
- エグゼクティブフロア宿泊者:無料
- スタンダードフロア宿泊者:1,100円
- 備考:
- 16歳未満は利用不可
ジムの全体像はこちらになります。マシンがずらずらっと並べられれていますね。
眺望がないため若干の閉塞感はありますが、思いのほか広いスペースが確保されています。内装も器具もホワイトを基調にしていて清潔感がありますね。
こちらは有酸素系マシン。ランニングやサイクリングなど種類豊富に用意されています。
こちらはウェイトマシン。こちらも充実していますね。
反対側にはストレッチエリアもあります。ヨガマットやバランスボールなども用意されていて至れり尽くせりです。
水やタオルは用意されていますが、ウェアやシューズの貸し出しはありません。また、更衣室やシャワーなどの用意もありません。
必要なものは持参して客室で着替えてから利用するようにしましょう。
ビジネスセンター
同じ5階の一角にはビジネスセンターも用意されています。こちらは宿泊者であれば無料で利用することができます。
ビジネスセンターの中には個室スペースが用意されています。デスクは広さにゆとりがあってPC作業にピッタリですね。仕切りがあって仕事に集中できそうです。
また、コピー、プリントアウト、スキャン可能な複合機も用意されています。こちらの利用は都度有料(白黒1枚30円、カラー1枚80円)にはなりますがなかなか便利ですね。
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)の宿泊料金
今回はホテル予約サイトである「楽天トラベル」を経由して、こちらロイヤルパークホテルに宿泊しました。
価格はエグゼクティブフロアのスタンダードツインで1室2名で「33,400円(税サ込み)」となっていました。エグゼクティブラウンジにアクセス可能で3万円台前半というのはリーズナブルな価格設定ですね。
今回は、そこから都民割を利用して1万円引きで利用できました。
最新の宿泊料金はこちらの各ホテル予約サイトからご確認ください。スタンダードフロアであれば1室2名で1万円台前半から用意があります。
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)の宿泊記はYouTubeでも公開中
ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)の宿泊記は動画にまとめてYouTubeにもアップしています。
ホテルの空気感は動画の方が把握しやすいと思います。こちらもぜひ合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、ロイヤルパークホテル(東京 日本橋 水天宮)の宿泊記として、ホテルの外観からロビー、エグゼクティブフロアの客室、ジムやビジネスセンターまで詳しくご紹介していきました。
ロイヤルパークホテルはグループでフラッグシップとなるホテルです。1989年開業ということで施設に古さを感じるところはあるものの、手入れは行き届いておりどこも清潔に維持されています。
エグゼクティブフロアの客室は、アメニティーにロクシタンが用意されているのも良いですね。とても良い香りで癒されました。
スタッフのサービスも安定しており終始気持ちよく過ごすことができました。さすがスタッフのサービスレベルの高さに定評のあるロイヤルパークホテルだと感じました。
次の記事ではエグゼクティブフロア宿泊の目玉とも言える、エグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)の様子をご紹介したいと思います。
==>次の記事
ロイヤルパークホテルズ関連記事