「ザ・キャピトルホテル東急」のアフタヌーンティーに行ってきました。こちらのアフタヌーンティーはラウンジ「ORIGAMI(オリガミ)」で提供されており竹細工の籠でつくられたティースタンドが特徴的です。また人気が高く予約が取れないことでも有名になっています。当記事では、メニューと価格(値段)から予約方法、提供内容まで詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ザ・キャピトルホテル東急とは
東急ホテルズのフラッグシップとなる5つ星のラグジュグアリーホテル
ザ・キャピトルホテル東急は、東急ホテルズのフラッグシップとなるラグジュアリーホテルです。
1963年に開業した「東京ヒルトンホテル」がルーツで、それを受け継いだのが前身となる「キャピトル東急ホテル」でした。
その後、43年の歴史を持つ「キャピトル東急ホテル」の営業を2006年に終了し、2010年10月22日にザ・キャピトルホテル東急としてリニューアルオープンしています。
世界的に権威ある「フォーブス・トラベルガイド」が発表した2021年の格付けにおいて「ホテル部門」で最高評価となる5つ星を獲得しており、内外からの評価の高いホテルとなっています。
ザ・キャピトルホテル東急のアフタヌーンティーをブログレポート
ラウンジ「ORIGAMI(オリガミ)」の場所と営業時間
ザ・キャピトルホテル東急のアフタヌーンティーは、ホテル内のラウンジ「ORIGAMI(オリガミ)」で提供されています。
ORIGAMI(オリガミ)はカフェの他にオールデイダイニングも備えており、ホテルのロビーフロアである「3階」に位置しています。
ORIGAMI(オリガミ)の営業時間は以下になります。このうちアフタヌーンティーは「14:00~18:00」の時間で提供しています。
<営業時間とアフタヌーンティーの提供時間>
- 営業時間:10:00~22:00 (L.O.21:00)
- アフタヌーンティーの提供時間:14:00~18:00
ラウンジ「ORIGAMI(オリガミ)」の全体像と雰囲気
ORIGAMI(オリガミ)の外観はこちらになります。入ってすぐのところにレセプションが用意されており、そちらで受付を行います。
ORIGAMI(オリガミ)の内観はこちらになります。天井が高く一面が窓になっていて明るく開放的な空間になっています。
新国立競技場で有名な「隈研吾」氏の設計となっており、白木の木組を生かした内装が印象的です。
テーブルとチェアはラウンジ全体で統一されています。和モダンでスタイリッシュなデザインですね。窓の外には中庭の池の眺望が広がっています。
全体的に上品で優雅な空気感となっています。テーブル間隔も十分にとられているのもコロナ禍では好印象でした。
アフタヌーンティーのメニューと価格
今回は運良く窓際の席をアサインいただくことができました。スタッフのエスコートのもと席につくとメニューの説明があります。
アフタヌーンティーのバリエーションとしては以下3つがあります。
<アフタヌーンティーの種類と価格>
- 紅茶セット:6,957円
- グラスシャンパンセット:8,855円
- グラスシャンパンフリーフローセット(90分):12,650円
一番スタンダードのものが「紅茶セット」で価格は6,957円となっています。これは税金およびサービス料が含まれた価格となっています。
紅茶は飲みかえも可能な飲み放題となっています。席の利用時間は2時間となっています。
この「紅茶セット」をベースに「グラスシャンパンセット」および「グラスシャンパンフリーフローセット(90分)」というようにアルコールのオプションをつけたものが用意されている感じになりますね。
今回我々は一番スタンダードな「紅茶セット」を選択することにしました。
フードメニューはこちらになります。
我々が利用したのは2022年8月中旬ですが、このタイミングでは「フルーツ」がテーマになっていました。
<フードメニュー>
- スイーツ
- ジュレ パステーク(スイカゼリーとココナッツソース)
- ムース ペッシュ(桃のムース)
- ガトー ミュスカ(マスカットのショートケーキ)
- サンマルク バナーヌ(バニラとチョコレートのムース バナナのニュアンス)
- タルトレット オ マンゴー パッション(マンゴーとパッションフルーツのタルトレット)
- ムース リチ(ライチのムース)
- セイボリー
- 赤肉メロンのスフェール マスカルポーネクリーム
- 彩り野菜のサラダ レモンの泡を添えて
- フォアグラとレーズンのパリブレスト
- トウモロコシの冷製ポタージュ バニラが香るエスプーマ
- 萬幻豚の低温ロースト 林檎のコンフィチュール
- 鰻の手毬寿司
- 魚介とジュンサイのコンソメジュレ
- スコーン
- ベーカリーシェフおすすめのスコーン
続いてこちらがドリンクメニューになります。
ドリンクは「抹茶」「TEA」「FLAVORED TEA」「ROOGENIC HERB TEA」「HERB TEA」「SEASONAL」の7つのカテゴリーで構成されていました。
コーヒーで9種類、ハーブティーを含む紅茶で20種類と種類豊富な品揃えとなっています。特にハーブティーは圧巻の充実ぶりですね。こだわりを感じます。
また、「SEASONAL」として季節のアイスティーが2種類用意されていたのも嬉しいところです。暑い夏にはやはり冷たいドリンクをいただきたくなります。
基本的に全てのドリンクは飲みかえも含めて飲み放題となっていますが、「抹茶」だけは1人1杯までという制限がついていました。
アフタヌーンティーの実際の提供内容
ドリンク
まず最初に「SEASONAL」のカテゴリーからアイスティーを選択しました。左手が「日向夏のアイスティー」、右手が「アイスマンゴージャスミンティー」となっています。
どちらも夏にピッタリの爽やかな味わいで最初の一杯にピッタリでした。
こちらは1人1杯の提供となっていた「抹茶」ですね。思いのほか大きな茶碗で提供されていました。思ったよりも苦味も少なくさらっとした味わいでした。
紅茶についてはポットでの提供となっていました。茶器は有田焼で有名な「深川製磁」のものでブルーの絵付が鮮やかです。茶器が美しいと紅茶もより一層美味しく感じますね。
ちなみに後から知ったのですが、紅茶はお願いすればポットではなくカップでの提供も可能だということでした。たくさんの種類を飲み比べしたい方はカップで提供可能かご相談されるのが良いと思います。
フード
ファーストドリンクを楽しんでいるとまず最初にスコーンが提供されました。スコーンはこちらの写真のように竹細工の籠に入って提供されます。和の趣が優美ですね。
また、付け合わせとして定番の「クロテッドクリーム」の他、「ミックスベリーのジャム」と「メープルシロップ」も提供されました。
この日のスコーンは「プレーン」と「オレンジ」の2種類となっていました。
どちらも温かい状態で提供されており、サクサクかつホロホロの食感でした。とても美味しいスコーンで、クロテッドクリームやジャムをたっぷりと付けて堪能させていただきました。
スコーンが食べ終わったタイミングを見計ったようにメインとなるティースタンドがやってきました。ティースタンドが円柱の竹細工の籠になっているのが特徴です。
こちらの籠は駿河竹千筋細工によるオールハンドメイドの逸品だそうです。中の様子が透けて見えていて優美ですね。
籠を開けるとこんな感じになります。上段にはスイーツ、下段にはセイボリーが美しく並べられています。
こちらは上段のスイーツをアップにしたものです。
中央の「ジュレ パステーク」はスイカとココナッツが用いられており夏らしさが満点です。グラスの上にあしらわれたフラワーもかわいいですね。
他のスイーツも見た目からして美しくどれも美味しそうです。
スイーツメニューを再掲します。
<スイーツ>
- ジュレ パステーク(スイカゼリーとココナッツソース)
- ムース ペッシュ(桃のムース)
- ガトー ミュスカ(マスカットのショートケーキ)
- サンマルク バナーヌ(バニラとチョコレートのムース バナナのニュアンス)
- タルトレット オ マンゴー パッション(マンゴーとパッションフルーツのタルトレット)
- ムース リチ(ライチのムース)
- セイボリー
こちらは下段のセイボリーをアップにしたものです。
トレイから溢れだしそうなほどの充実した品揃えになっていますね。スープからサラダ、前菜、肉料理、魚料理、ご飯物、フルーツというように、このトレイだけでコースが出来上がっているのは驚きです。
そして、どれもセイボリーとは思えないほど華やかな見た目で手が混んでいるのを感じられます。
セイボリーメニューを再掲します。
<セイボリー>
- 赤肉メロンのスフェール マスカルポーネクリーム
- 彩り野菜のサラダ レモンの泡を添えて
- フォアグラとレーズンのパリブレスト
- トウモロコシの冷製ポタージュ バニラが香るエスプーマ
- 萬幻豚の低温ロースト 林檎のコンフィチュール
- 鰻の手毬寿司
- 魚介とジュンサイのコンソメジュレ
アフタヌーンティーを利用した感想
こちら「ザ・キャピトルホテル東急」のアフタヌーンティーは、ドリンクは紅茶を中心に品数豊富、フードはどれも絶品の数々と、非常に満足度の高い内容になっていました。
特にフードの美味しさは特筆すべきものです。セイボリーもスイーツは一つ一つがとても手が混んでおり、丁寧に調理されているのを感じとることができます。
東京都内の高級ホテルのアフタヌーンティーの中でもトップレベルの素晴らしさと感じました。人気が高いのも納得ですね。
会場の雰囲気も落ち着いており、優雅で楽しい時間を過ごすことができました。
ザ・キャピトルホテル東急のアフタヌーンティーの予約方法
公式サイト経由
こちら「ザ・キャピトルホテル東急」のアフタヌーンティーは、完全予約制になっています。予約は公式サイトから行うことができます。
ただし、こちらのアフタヌーンティーは人気が非常に高く2ヶ月先まで満席になっています。
そして、3ヶ月先の予約は毎月15日の朝10時に受付開始になります。例えば、12月分の予約は9月15日の朝10時からスタートするといった具合です。
ただし、こちらもスタートからものの数分で満席になってしまいます。
そのため、予約を取りたい場合は3ヶ月前の15日の朝10時にPCの前にスタンバイしておいて、受付開始になった直後に予約をする必要があります。
コツとしては、予約開始前に人数や名前、連絡先などの必要事項はあらかじめ全て入力しておき、朝10時ぴったりになったら日付と時間だけを選択するれば良いようにしておくことです。
そうすれば、空きスロットを見つけたらすぐに予約完了まで進むことができます。後から必要事項を入力する方よりもスピードが早くなり確率がグッとアップします。
また、土日はやはり人気が高いと思われるため、できれば平日の候補もいくつか用意しておくと良いと思います。日程で迷っているとすぐに満席になってしまいます。
以上のことを実施しても、最初の何回かは予約を確保するのは難しいかもしれません。何回か繰り返すことで操作にも慣れてくると思いますので、予約できる可能性が高くなっていくと思います。
諦めずにがんばりましょう!
一休などレストラン予約サイト経由
「ザ・キャピトルホテル東急」のアフタヌーンティーが予約できるのは公式サイトからのみです。
また、その他ホテルのアフタヌーンティー特集はこちらをご参照ください。
ザ・キャピトルホテル東急の場所とアクセス
東京都千代田区の永田町「日枝神社」の至近に位置
「ザ・キャピトルホテル東急」は、東京都千代田区の永田町に位置しています。国会議事堂や議員会館など政府機関からもほど近く、政治家の利用が多いことでも有名です。また、日枝神社も至近です。
隈研吾氏のデザインによる和の本質を追求した高層複合ビルに入居しており、最新かつ快適な設備を誇っています。
最寄駅は「国会議事堂前駅」および「溜池山王駅」で地下通路で直結
「ザ・キャピトルホテル東急」の最寄駅は「国会議事堂前駅」および「溜池山王駅」になります。千代田線および南北線の「6番出口」からは地下で直結しているため、雨でも濡れることなくアクセスすることができます。
<最寄駅>
- 東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」、6番出口から地下直結
- 東京メトロ丸ノ内線「国会議事堂前駅」、千代田線ホーム経由で6番出口から地下直結
- 東京メトロ南北線「溜池山王駅」、6番出口から地下直結
- 東京メトロ銀座線「溜池山王駅」、南北線ホーム経由で6番出口から地下直結
「ザ・キャピトルホテル東急」の周辺地図は以下になります。国会議事堂や日枝神社からの距離の近さがわかりますね。赤坂や虎ノ門、霞ヶ関からも一駅の好立地です。
ザ・キャピトルホテル東急のアフタヌーンティーはYouTubeでも公開中
「ザ・キャピトルホテル東急」のアフタヌーンティーの様子は動画にまとめてYouTubeにもアップしてます。ぜひこちらも合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、「ザ・キャピトルホテル東急」のアフタヌーンティーをご紹介しました。
こちらのアフタヌーンティーはラウンジ「ORIGAMI(オリガミ)」で提供されており竹細工の籠でつくられたティースタンドが特徴的となっています。
ドリンクは紅茶を中心に品数豊富、フードはどれも絶品の数々と、非常に満足度の高い内容になっていました。
特にフードの美味しさは特筆すべきもので、東京都内の高級ホテルのアフタヌーンティーの中でもトップレベルの素晴らしさと感じました。
人気が高いのも納得ですね。
予約を取るのが難しいというのが唯一のデメリットになりますが、アフタヌーンティー好きな方であればがんばってみる価値はあるのではいかと思います。
いくつかコツを書かしていただきましたので、ぜひチャレンジしてみていただければと思います。
それでは、また!
ザ・キャピトルホテル東急 関連記事
こちら「ザ・キャピトルホテル東急」には以前宿泊でも利用しました。その時の様子はこちらの記事にまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。