東武スペーシアの個室をブログレポート!浅草から日光までの家族旅行やグループにオススメ!
日光旅行には東武スペーシアの個室を利用しました。通常の特急料金に加えて個室料金が必要になるものの、完全なプライベート空間で安心してゆったりと寛ぐことができました。1室4人まで利用できますので、日光への家族旅行やグループにピッタリです。以下で詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
東武スペーシアとは
東武鉄道「特急スペーシア」は日光や鬼怒川温泉までをリーズナブルな価格で運行
東武スペーシアは、東武鉄道が運行している「特急スペーシア」の略称です。
特急スペーシアは、東京の浅草から観光地である日光および鬼怒川温泉までのルートを結んでいます。東武日光行きが「けごん」、鬼怒川温泉行きが「きぬ」という名称になっています。
特急スペーシア(けごん・きぬ)の所要時間と料金
「けごん」を利用した場合、浅草から東武日光までの所要時間は1時間50分ほど、運賃と特急料金を合わせた料金は平日で2,750円、土休日で2,860円となっています。
<特急スペーシアの所要時間と料金>
- 浅草から東武日光まで
- 所要時間:
- 約1時間50分
- 料金:
- 平日:2,750円
- 土休日:2,860円
- 所要時間:
- 浅草から鬼怒川温泉まで
- 所要時間:
- 約2時間
- 料金:
- 平日:2,940円
- 土休日:3,050円
- 所要時間:
JRの新幹線などに比べると格段にリーズナブルな価格設定になっているのは嬉しいですね。東京から日光や鬼怒川温泉への観光にとても便利です。
東武スペーシアの個室料金
特急スペーシア(けごん・きぬ)の個室料金
そんな特急スペーシア(けごん・きぬ)には、国内の鉄道では珍しく個室が用意されています。
この個室は1室4名まで利用することができ、料金は利用する区間にかかわらず平日3,150円、土休日3,770円となっています。
<特急スペーシア(けごん・きぬ)の個室料金>
- 平日:3,150円
- 土休日:3,770円
この個室料金はさきほどご紹介した運賃と特急料金に上乗せされる形になります。
ただし、個室料金は1室あたりになりますので、平日に4人で利用した場合の負担は1人あたり約788円という計算になります。
もちろん、個室料金さえ支払えば1人や2人でも利用することができます。少人数で利用すればちょっとした贅沢気分を味わうことができます。
東武スペーシアの個室をブログレポート:浅草から日光への家族旅行やグループにオススメ
さて、それではここからは、東武スペーシアの個室を実際に利用してみた様子をご紹介したいと思います。
利用したのは2022年2月で、乗車区間は浅草駅から東武日光駅までとなります。
東武浅草駅の様子
東武鉄道の「浅草駅」の外観はこんな感じです。老舗百貨店である「松屋銀座」と同じ建物の中に入居しています。レトロな佇まいが素敵ですね。
1階入り口から中に入るちこんな感じになっています。東武鉄道のコンコースは2階になりますのでエスカレーターで上の階へと上がっていきます。
東武鉄道の改札はこんな感じです。今回私は東武スペーシアの個室料金と特急料金をインターネット経由で購入していました。
その場合、運賃は別途支払う必要がありますが、それはPASMO等交通系ICカードで支払い可能です。自動改札にPASMOをかざして入場します。
改札内に入場すると、東武動物公園のシンボルでもある「ホワイトタイガー」がお出迎えしてくれました。せっかくなので記念に写真を一枚。
東武浅草駅では、特急列車は3番線、もしくは4番線からの発車になります。この日は3番線からの発車で、発車時刻の15分前に到着すると列車はすでに待機しているような状況でした。
東武スペーシアの個室は一番後方の6号車に用意されています。1車両に6室限定の設備になっています。6号車には個室を意味する「COMPARTMENT」のサインが掲げられていますね。
それではさっそく乗車してみましょう。
東武スペーシアの個室の様子
東武スペーシアの6号車の中はこんな感じになっています。奥の通路から個室にアクセスできるようになっています。
車内の通路はこんな感じです。右手の扉の中に各個室が用意されています。個室は扉を閉めることが可能で、扉を閉じることで完全なプライベート空間にすることができるようになっています。
個室の中はこんな感じです。2人掛けのシートが前後に用意されており、全部で4人掛けの構成になっています。座席の間には0.5人掛けぐらいのスペースがありますので、かなりゆとりを感じる広さになっています。
窓も大きくて開放感もありますね。
座席の正面にはテーブルも用意されていますので、飲食やPC作業にも便利です。また、座席の上には荷物棚も用意されており、手荷物を収納することもできます。
入り口脇の壁にはフックが用意されており、コートや鞄などをひっかけることができます。また、操作パネルも用意されており、空調や明るさを好みに合わせて調節することができます。
また、座席脇には雑誌の収納スペースもあります。
中を開けると「るるぶFREE」をはじめとするクーポン雑誌などが入っていました。日光や鬼怒川温泉を扱ったものになりますので、予習がてらペラペラと参照しておくと良いですね。
また、座席下にはコンセントも用意されています。PCやスマホなどの充電に便利ですね。
加えて、車内には「FREE WiFi」も用意されています。
メールアドレス等を登録することで無料で利用することができます。至れり尽くせりですね。
車内をしばらく物色していると電車は定刻になり出発しました。車内は窓が大きくとられているため外の景色を存分に楽しむことができます。
東武鉄道はスカツリーのすぐ脇を通過するため、なかなか迫力ある眺望を楽しむことができます。
この日はちょうどお昼の時間での乗車となりましたので、浅草駅であらかじめ駅弁を調達していました。
この日いただいたのは、浅草小松亭の「洋食弁当」と、深川太郎の「深川めし弁当」です。せっかくの浅草駅発なので、東京下町っぽいチョイスにしてみました。
洋食弁当は昔ながらの太麺のナポリタンとオムライス、ハンバーグと欲張りな内容。深川めし弁当は出汁のきいたあさりご飯と厚焼き卵の組み合わせでどちらも美味でした。
コロナ禍の場合、車内で食事をするのもちょっと気を使いますが、個室であれば安心していただけるも良いですね。
東武日光駅の様子
約1時間50分の乗車を経て、列車は東武日光駅に到着しました。
個室でリラックスした状態での乗車であったため、あっという間の時間でした。これであれば体力や精神力のロスなく日光観光に向かうことができますね。
個室を利用した感想
今回は夫婦2人で個室を利用させていただきました。個室料金は1室3,150円でしたので、1人あたり1,575円の出費増となりますね。
私の場合はPCを持参していたため、昼食後はPCを電源とWiFiに接続して、音楽を聴きながら仕事をしているとあっという間に日光に到着していました。
個室であれば仕事にも集中できるのは良いですね。
また、コロナ禍では家族旅行やグループ旅行で車内で会話するのも憚られるのではないかと思います。その点、個室であれば誰にも気兼ねしなくて良いのは大きなメリットですね。
4人で個室を利用すれば1人あたりの出費増は780円(平日)から943円(土休日)ほどです。思ったよりもリーズナブルです。
家族旅行やグループ旅行の際にはぜひ個室利用も検討いただければと思います。
東武スペーシアの指定席の様子
ここではおまけとして、東武スペーシアの通常の座席(指定席)の様子をご紹介したいと思います。
東武スペーシアの指定席はこちらになります。日光からの帰りは個室ではなく指定席を利用しましたが、とても清潔で快適でした。
ただし、やはりリラックス度は個室の方が断然上ですね。2人以上、特に4人で利用するのではればぜひ個室を確保したいところです。
東武スペーシアの個室の予約方法
特急スペーシア(けごん・きぬ)の個室はインターネットで購入・予約可能
特急スペーシア(けごん・きぬ)の個室は、東武鉄道のホームページから購入もしくは予約することができます。個室は1本に6室限定のため、スケジュールが決まったら早めに確保するのがオススメです。
こちらは「特急券インターネット購入・予約サービス」というもので、PCもしくはスマートフォンからクレジットカード決済による購入もしくは座席確保を行うことができます。
購入したネット特急券または購入完了メール(印刷したネット特急券も可能)で特急列車にそのまま乗車できるためとても便利です。
また、スペーシア個室(けごん・きぬ)の購入方法については以下に手順も紹介されています。合わせてご参照ください。
まとめ
今回の日光旅行では浅草から東武日光までの行程に、東武スペーシアの個室を利用させていただきました。
個室の魅力はやはりプライベート空間が確保できるというところですね。特にコロナ禍では安心感がグッと高まりリラックした旅行を実現することができます。
特に家族旅行やグループ旅行では、個室であれば周囲に気を使うこともなく会話などを楽しむことができるのではないかと思います。
個室利用には追加料金が必要になるものの、1室あたりの課金で比較的リーズナブルな価格設定になっています。
日光旅行の際には東武スペーシアの個室利用をご検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、また!
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今回の日光旅行では「中禅寺金谷ホテル」「ザ・リッツ・カールトン日光」「ふふ日光」の3軒のホテルを利用しました。
どれも個性は異なるものの素晴らしいホテルでした。詳細はそれぞれ以下の記事をご参照ください。