「グランドニッコー東京台場」には、「エグゼクティブラウンジ」と「ビューラウンジ」という2つのラウンジがあります。エグゼクティブラウンジではアフタヌーンティーやカクテルタイムといったフードプレゼンテーションを、ビューラウンジでは高層階からの湾岸ビューを楽しむことができます。当記事ではこの2つのラウンジの利用条件から実際に体験した様子まで詳しくご紹介していきたいと思います。
更新履歴(2023年4月18日):最新情報に更新しました。
目次
グランドニッコー東京台場とは
東京ベイエリア「お台場」に位置する大型シティーホテル
「グランドニッコー東京台場」は、オークラニッコーホテルズ系列のホテルです。日本国内初の「グランドニッコー」ブランドとして2016年7月1日にオープンしました。
その名前のとおり東京のベイエリア「お台場」に位置しており、ホテルの客室やレストランからは東京湾岸のベイビューや東京タワーなどの眺望を楽しむことができます。
客室数は882室で、レストラン&バー9ヶ所のほか、ウエディングチャペルや宴会場、フィットネスクラブなども備える大規模なシティーホテルとなっています。
One Harmony(ワンハーモニー)やiPrefer(アイプリファー)の特典を利用可能
「グランドニッコー東京台場」は、会員プログラムとしてオークラニッコーホテルズ「One Harmony(ワンハーモニー)」を利用しています。
そのため、こちらのホテルへの宿泊でポイントを貯めたり、エリート特典を利用することができます。
また、国際的なホテルグループとしては「プリファードホテルズ&リゾーツ」に加盟しており、その会員プログラムである「iPrefer(アイプリファー)」のエリート特典も利用することができます。
グランドニッコー東京台場のラウンジは2種類:エグゼクティブラウンジとビューラウンジ
「グランドニッコー東京台場」には2種類のラウンジが用意されています。「エグゼクティブラウンジ」と「ビューラウンジ」です。
エグゼクティブフロアはフードプレゼンテーションが特徴
「エグゼクティブラウンジ」は、エグゼクティブフロアおよびスイートルーム宿泊者のみが利用できるラウンジです。ホテルのロビー階(2階)に位置しています。
他のホテルではクラブラウンジと呼ばれるものですね。
<利用資格>
- エグゼクティブフロア
- スイートルーム宿泊者
ドリンクやフードが提供される「フードプレゼンテーション」が行われているのが特徴です。こちらのホテルの場合、以下のタイムスケジュールでフードプレゼンテーションが行われています。
<営業時間とタイムテーブル>
- 営業時間:10:00 ~ 21:30
- ティータイム&アフタヌーンティータイム:10:00 ~ 16:30
- ドライフルーツやクッキーなどのスイーツとコーヒー・紅茶・各種ソフトドリンクなど
- スイーツはの提供は15:00から
- カクテルタイム:17:00 ~ 20:00
- スナックやドライフード、冷製オードブル等のフードとスパークリングワイン・ビール・ウイスキー・日本酒・焼酎・カクテルなど各種アルコールと各種ソフトドリンク
- 冷製オードブルの提供は17:00-19:00
- ナイトキャップ:20:00 ~ 21:30
- クッキー、ミックスナッツなどのスナックとコーヒー・紅茶・ハーブティー・各種ソフトドリンク
ビューラウンジは高層階ならではの素晴らしい眺望が特徴
「ビューラウンジ」は、「View Lounge on 27th」という名称で運営されています。ホテルの上層階である27階に位置しています。
エグゼクティブフロアおよびスイートルーム宿泊者に加えて、オークラニッコーホテルズ(One Harmony)の上級会員であるエクスクルーシィヴおよびロイヤル会員が利用することができます。
<利用資格>
- エグゼクティブフロア
- スイートルーム宿泊者
- オークラニッコーホテルズ(One Harmony)
- エクスクルーシィヴ会員
- ロイヤル会員
こちらのビューラウンジの主な目的は高層階ならではの素晴らしい眺望を楽しむことです。
そのため、フードプレゼンてションはなく、セルフサービスで簡単なコーヒーや紅茶のみが用意されています。営業時間は以下になります。
<営業時間>
- 営業時間:9:00 ~ 20:00
私は今回「エグゼクティブフロア」に宿泊していましたので、両方のラウンジを利用することができました。以下では、この2つのラウンジの様子を順番にご紹介していきたいと思います。
グランドニッコー東京台場のエグゼクティブラウンジをブログレポート:カクテルタイム&アフタヌーンティー
まずは、「エグゼクティブラウンジ」の様子をご紹介したいと思います。
アクセスと外観
「エグゼクティブラウンジ」はロビー階であるホテルの2階に位置しています。外観はこんな感じです。「EXECUTIVE LOUNGE」という看板が目印です。
エグゼクティブラウンジの中に入るとエントランスホールがあります。流木をイメージしたと思われるオブジェが配置されておりかっこいいです。
こちらのエントランスホールの一角にはレセプションも用意されています。エグゼクティブフロア宿泊者はこちらでチェックインやレストラン予約などの手続きを行うことができます。
全体像と雰囲気
エグゼクティブラウンジの全体像はこんな感じです。エリア全体にソファー席が配置されておりゆったりとくつろげるスペースになっています。
内装もベージュやブラウンといった落ち着いた色調でまとめられており上品ですね。
エグゼクティブラウンジの一角にはTVや雑誌なども置かれています。
窓際のエリアはこんな感じです。こちらには主に2人掛けを中心にテーブルとソファーが配置配置されています。
絵画なども飾られておりシックな雰囲気ですね。
ロビー階(2階)ということで湾岸ビューの絶景とはいきませんが、窓からは中庭の緑などを鑑賞することができます。周囲には高い建物がなく空が抜けているのは開放感がありますね。
アフタヌーンティーの様子
それではまずは「アフタヌーンティー」の様子をご紹介していきたいと思います。
ドリンクの品揃え
エグゼクティブラウンジの一角にはドリンクカウンターが用意されています。こちらには、コーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどが用意されており、終日自由にいただくことができます。
こちらはコーヒーマシンですね。ボタンひとつで豆から挽いた美味しいコーヒーをいただくことができます。エスプレッソやカフェラテなど、豊富なメニューが用意されています。
紅茶はティーバッグの用意でした。ブランドは「Regent Garden Tea」ということろのもので、ダージリン、アールグレイ、セイロン、ローズヒップと種類豊富に用意されていました。日本茶もありますね。
隣のカウンターにはソフトドリンクが用意されています。
冷蔵庫の中には、コーラやオランジーノ、ジンジャーエールなどなど。ノンアルコールの缶ビールも常設されていました。
カウンターの上には、アイスコーヒーや烏龍茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、などなど。
ミネラルウォーターは、ガスありとガスなし、両方が用意されれていました。
ドリンクはなかなか種類豊富な品揃えと言えますね。
フードの品揃え
フードは中央に用意されたビュッフェテーブルの上に用意されています。
15時からはスイーツが提供されています。この日は「宇治抹茶ロール」と「あまおうケーキ」「クリームチーズ」の3種類が用意されていました。
また、「クッキー」や「ペカンナッツチョコラキャラメル」なんかのお茶菓子もあります。
ドライフルーツは「レーズン」「マンゴー」「アプリコット」「パイナップル」の4種類が用意されていました。
いただいたもの
そんなこんなで、ケーキとクッキーを一通りいただいてみました。ケーキ類は既製品感があって正直あまり美味しくありませんでした。
こちらのホテルでは以前ロビーラウンジでアフタヌーンティーをいただいたことがあり、そちらのスイーツはとても美味しかったので期待していたのですがちょっと残念でした。
一方で、「ペカンナッツチョコラキャラメル」はとても美味しかったです。こちらはホテルのショップでも販売されているものですので、品質は間違いなしですね。
こちらのクラブラウンジのティータイムには2023年4月上旬にも再訪しました。スイーツの品揃えやクオリティーに大きな変化はありませんでした。
カクテルタイムの様子
続いては「カクテルタイム」の様子をご紹介します。
ドリンクの品揃え
「カクテルタイム」になるとアルコール類がずらずらっと並べられます。こちらはビールサーバーです。セルフサービスで生ビールをいただくことができます。
この日用意されていたのはスプリングバレー(Spring Valley)の「豊潤」と「デイドリーム」「ジャズベリー」の3種類でした。
クラフトビールが飲み放題で、しかも3種類も楽しめるというのは嬉しいですね。ビール好きにはたまりません。
そして隣には「さくらハイボール」のキットが用意されていました。桜花シロップとスコッチ、炭酸水が用意されており、レシピに従うことで美味しい「さくらハイボール」を作成することができます。
ちょうど桜の季節ということもあり楽しい趣向ですね。
こちらはワインや日本酒など。この日はスパークリングワイン1種、赤ワイン1種、白ワイン1種、日本酒1種が用意されていました。
ワインは「KWY」という南アフリカのワイナリーもののようです。
洋酒もずらずらっと並べられています。お酒に詳しい方であれば自分でカクテルを作れそうですね。
フードの品揃え
続いてはフードです。カクテルタイムになるとお酒に合いそうなオードブルが提供されるようになります。
こちらは「フライドチキンバーガー」と各種ハム、などなど。
こちらは「鶏胸肉のオレンジソース」と「マカロニサラダ」などなど。
アフタヌーンティーの時に置いてあったクッキーに加えて、ミックスナッツやあられなども追加になっています。
いただいたもの
そんなこんなでいただいたものはこちらになります。
まずはビールで乾杯ということでクラフトビールから「デイドリーム」をいただいてきました。こちらホワイトビールになっており、爽やかな味わいが最初の1杯にぴったり。
ちょうどサウナを利用した後でしたので、より美味しく感じました。
続いてはせっかくなのでということで「桜ハイボール」をいただきました。甘酸っぱい味わいが美味ですね。
こちらは最初のターンでいただいてきたフードなどなど。味は悪くありませんが、品数とボリュームはちょっと寂しい感じですね。
ただし、お酒を飲みながらすこし寛いでいるとフードの入れ替えがありました。こちらは「キッシュ(チーズ)」と「シーフードマリネ」。どちらも美味しいです。
後半には生ハムを使ったカナッペも提供されていました。最初は品数が少ないと感じましたが、フードに入れ替えがあるため、意外と楽しめます。
アルコールは種類豊富なため、いろいろと飲み比べできるのも良いですね。お酒好きには満足度が高いカクテルタイムでした。
こちらのクラブラウンジのカクテルタイムには2023年4月上旬にも再訪しました。フードのローテーションが頻繁に行われていてたくさんの種類をいただくことができました。
また、以前に比べるとボリュームもアップしており満足度が高くなっているように感じました。
グランドニッコー東京台場のビューラウンジをブログレポート:View Lounge on 27thからの眺望
続いては、「ビューラウンジ(View Lounge on 27th)」の様子をご紹介したいと思います。
アクセスと外観
こちらのビューラウンジは27階に位置しいています。
「View Lounge on 27th」という看板がありますのでそちらに進んでいきましょう。
すると、螺旋階段のエリアに到着します。こちらが「View Lounge on 27th」のエントランスになります。なんだか豪華な雰囲気ですね。
エントランスにはセキュリティーがかかっており、ルームキーでアクセスする形になっています。
全体像と雰囲気
ビューラウンジ(View Lounge on 27th)の全体像はこんな感じdせう。一面には大きな窓が三面に渡って用意されており、明るく開放感の高い雰囲気です。
ラウンジの中央には、窓の方を向くようにしてチェアがずらずらっと並べられています。まさに眺望を楽しむためのラウンジですね。
窓からの眺望はこんな感じです。ビューラウンジの名前のとおりの素晴らしい眺望を楽しむことができます。東京湾岸とレインボーブリッジを一望する絶景ですね。お台場と聞いてイメージする眺望そのものが広がっています。
レインボーブリッジの向こう側には東京タワーの姿も捉えることができますね。この日は天気にも恵まれてラッキーでした。
ラウンジの一角には、雑誌も用意されています。
また、コーヒーや紅茶といったドリンクも用意されています。セルフサービスで自由にいただくことができます。
紅茶はクラブラウンジと同じ品揃えになっていました。種類豊富で嬉しいですね。
利用した感想
そんなこんなで私の場合は、クラブラウンジでのアフタヌーンティー後や、朝食後などの空き時間にこちらのビューラウンジを利用させていただきました。
素晴らしい眺望を楽しみながらいただくコーヒーは特に美味しいですね。どの時間も空いておりとてもリラックスすることができました。
グランドニッコー東京台場の場所とアクセス
ゆりかもめ線「台場駅」から直結の便利なアクセス
「グランドニッコー東京台場」の最寄駅は、ゆりかもめ線の「台場駅」です。駅からはデッキで直結しており、徒歩1分ほどでホテルのエントランスにアクセスできます。
<最寄駅>
- ゆりかもめ線「台場駅」:徒歩1分以内
ホテルの周辺地図は以下になります。「フジテレビ」と隣接しており、徒歩圏内には「アクアシティお台場」や「ダイバーシティ東京プラザ」など商業施設が多数用意されています。
観光やショッピングに特に便利な立地と言えますね。周辺地図はこちらになります。
グランドニッコー東京台場の宿泊料金
無料宿泊特典+アップグレードアワード利用の価格
今回こちらの「グランドニッコー東京台場」には、オークラニッコーホテルズ(One Harmony)の無料宿泊券を利用しました。この無料宿泊券は年50,000ポイント以上で獲得することができます。
今回は、無料宿泊券2枚で「レギュラーフロアスーペリア」を予約し、そこから12,000ポイントを利用し「エグゼクティブフロアスーペリア」にアップグレードしました。
無料宿泊券を利用した予約とポイントを利用したアップグレード(アップグレードアワード)が併用できるのは便利ですね。
オークラニッコーホテルズ(One Harmony)のポイントはJALマイルからの移行で獲得できます。無宿泊でも上級会員になれるためなかなか便利です。詳細はこちらの記事をご参照ください。
ホテル予約サイトでの価格
「グランドニッコー東京台場」のエグゼクティブフロアの宿泊料金は、ホテル予約サイトを経由した場合、セール時で3万円前後からとなっていました。
現在はコロナ禍ということで特典豊富なエグゼクティブフロアでも比較的リーズナブルに宿泊できるのは嬉しいですね。
一休をはじめとしたホテル予約サイトの最新価格は以下からご確認ください。
グランドニッコー東京台場の宿泊記はYouTubeにも公開中
「グランドニッコー東京台場」の宿泊記は動画にまとめてYouTubeでも公開しています。ホテルの空気感は動画の方が感じやすいと思いますので、ぜひ合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、グランドニッコー東京台場の「エグゼクティブラウンジ」と「ビューラウンジ」という2つのラウンジをご紹介しました。
エグゼクティブラウンジは、ドリンクは豊富なもののフードの品揃えは若干寂しいところがあります。
特にカクテルタイムのドリンクは充実していますので、フードにおつまみ程度と割り切ってアルコール中心に楽しむことで満足度が高くなると思います。
ビューラウンジは、高層階ならではの絶景を楽しむことができます。東京湾岸の景色は本当に素晴らしく時間を忘れて見入ってしまうほどでした。
今回アサインされた客室はあまり眺望が良くなかったのですが、ビューラウンジのおかげでそこに不満を感じることなく楽しく滞在することができました。
いずれにしても、エグゼクティブフロア宿泊者であれば、趣向の異なる2つのラウンジを自由に利用できるというのは良いですね。宿泊時の満足度がグッと高まりました。
次の記事では、エグゼクティブフロア特典でいただいたレストラン朝食の様子をご紹介したいと思います。
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それでは、また!
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