「ふふ日光」の朝食と夕食(ディナー)の様子をご紹介したいと思います。今回は夕朝食付きプランで宿泊しており、どちらもレストラン「節中」での提供となりました。「節中」の店内は個室になっておりプライベートな空間で食事をいただけるのが特徴です。朝夕ともにコース形式で美しい景色を眺めながら絶品の和食を堪能することができました。以下で詳しくご紹介していきます。
目次
ふふ日光とは
全室スイートでプライベート温泉を備える高級旅館
「ふふ」は、うどんチェーンで有名な「つるとんたん」を展開する「カトープレジャーグループ」と、不動産事業を展開する「ヒューリック」が共同運営している高級旅館です。
「日光」の他、熱海、河口湖、奈良、京都、箱根などに展開しています。
「ふふ日光」は、日光田母沢御用邸記念公園に隣接しており、美しい山々に囲まれ川のせせらぎが聞こえるロケーションとなっています。
客室は全室スイートでプライベート温泉を備えている豪華な仕様となっています。加えて館内には、宿泊者専用ラウンジや大浴場も備えており、四季折々の風景を愛でながらゆったりと過ごすことができます。
ふふ日光のダイニング施設:朝食と夕食(ディナー)の選択肢
朝食と夕食(ディナー)は日本料理「節中」で提供
「ふふ日光」にはダイニング施設として日本料理の「節中(せっちゅう)」と「ふふラウンジ」が入居しています。
「ふふラウンジ」は前回の記事でご紹介したように、基本的には喫茶とバーの提供となっています。そのため、朝食や夕食(ディナー)といった本格的な食事は「節中」でいただくことになります。
<ふふ日光のダイニング施設>
- ふふラウンジ:喫茶とバーの提供
- 日本料理「節中」:朝食と夕食の提供
「節中」の営業時間は以下になります。朝食、夕食ともにコースでの提供となっています。朝食は「和朝食」の1種類ですが、夕食は日本料理(懐石料理)と鉄板焼きの2種類が提供されています。
<節中の営業時間>
- 朝食
- 和朝食 8:00〜9:30(最終開始時刻)
- 夕食(ディナー)
- 日本料理 18:00〜20:30(最終開始時刻)
- 鉄板焼き 18:00〜 20:30〜(最終開始時刻)
朝食と夕食ともに利用には予約が必要になります。宿泊の日程が決まりましたら早めに予約しておくのがオススメです。
今回の滞在では、朝食と夕食(懐石料理)の両方を利用しましたので、以下ではその様子をご紹介していきたいと思います。
ふふ日光の朝食をブログレポート:日本料理「節中」で和朝食を堪能
まずは「朝食」の様子をご紹介したいと思います。
全体像と雰囲気
日本料理「節中」はホテルのロビー階に位置しています。正面エントランスから左手、「ふふラウンジ」からの反対側に位置しています。
お店の入り口脇にはレセプションが用意されており、そちらで部屋番号と名前を伝えて利用します。
日本料理「節中」の店内はこちらのようになっています。客席は個室タイプになっているため、通路の右手側に個室扉がずらずらっと並んでいます。
個室の中はこんな感じです。客席が横並びとなるカウンター式のテーブルになっています。カウンターの奥は通路になっており、スタッフが正面からアテンドする形になります。
完全な個室というわけではありませんが、左右には壁があるためプライベートな空間となっています。機能性とプライバシーを両立させたよく考えられた設計です。
席の正面には窓が配置されており、ホテルの中庭が鑑賞できるようになっています。ホテルのシンボルツリーである「ゴヨウツツジ」の姿も捉えることができます。眺望もなかなか良いですね。
朝食メニューと価格
テーブルにつくとまずはお茶の提供があります。朝食は宿泊プランに含まれているため、メニューや価格などの説明はなく、おもむろに朝食がスタートしました。
朝食の提供内容
朝食としては、まず最初にサラダが提供されます。一緒に添えられたドレッシングをかけていただきます。
野菜は地元のものを利用しているということで、どれも新鮮そのものです。
続いてはこんな感じの金属製のお重がやってきました。蓋には幸運の「すず」も添えられています。こちらはお土産としていただくこともできます。
蓋を開けると色とりどりの小鉢が並んでいます。「焼き魚」「お造り」「湯葉」「おひたし」「おつけもの」などなど。どれも良い素材が丁寧に調理されていてとても美味しいです。
器もどれも個性的で料理の美しさを引き立てていますね。
食事を進めていると「ご飯」がやってきます。ご飯は「土鍋」で一つ一つ炊き上げられており、炊き立てをいただくことができます。お米の粒が立っていて艶やかです。とても贅沢ですね。
ご飯とともに蓋つきの器が提供されます。
こちらの蓋を開けると中は「グリーンカレー」になっています。和朝食のコースでカレーというのは珍しいですね。
ただし、カレーといっても辛さ控えめで和風の出汁が効いており和の雰囲気を崩すものではありません。和食とも不思議に調和しており美味しいです。
続いては汁物として「豚汁」が提供されました。白味噌ベースで優しい味付けです。具材がたっぷりです。
食事がひと段落するとドリンクの提供があります。こちらは「オレンジジュース」と「りんごジュース」。オレンジジュースはフレッシュ感があって良いですね。
そして、最後はコーヒーとともにデザートの提供です。
この日のデザートは、ヨーグルトにフルーツが添えられたものになっていました。器ともども綺麗な仕上がりです。こちらも美味しくいただきました。
朝食を利用した感想
今回は宿泊プランとセットになっていた「和朝食」を利用しました。
料理はコース形式の提供となっており、眺望の良いプライベート空間で朝から贅沢な気分を味わうことができました。
料理はどれもとても美味しいです。良い素材が丁寧に調理されているのを感じることができます。特に美しい小鉢の数々は、幸せな気分にしてくれました。
土鍋で炊かれたご飯も絶品でしたが、2人ではとても食べきれないのはちょっともったいなかったですね。もう少し大きな胃が欲しいところです。
ふふ日光の夕食(ディナー)をブログレポート:日本料理「節中」で懐石料理を堪能
続いては「夕食(ディナー)」の様子をご紹介したいと思います。夕食としては「懐石料理」をいただきました。
全体像と雰囲気
夕食の会場はさきほどと同じく、日本料理「節中」の個室になります。
夜になると間接照明の灯りで、グッと大人な雰囲気になっています。
夕食(ディナー)メニューと価格
テーブルにつくとメニューの説明があります。この時は夕朝食付きの宿泊プランで「懐石料理」を選択していましたので、懐石料理のコースでの提供になります。
夕朝食付きの宿泊プランですので夕食単体での価格は不明ですが、夕食なしプランからの差額で考えると、1人15,000円ほどになると考えらます。
懐石料理のコースにはドリンクは含まれていませんので、ドリンクは必要に応じて別途オーダーする形になります。
ドリンクメニューはこんな感じです。この日は「プレミアムワインフェア」というものを実施しており、ドンペリや獺祭、ケンゾーなどを含むペアリングを10,000円という価格で提供していました。
これはかなりお得な内容ですね。
その他にも、通常メニューとしてペアリングは5,500円、8,800円、12,000円という形でバリエーション豊富に用意されていました。
また、ノンアルコールのペアリングもあります。こちらは2,800円となっていました。
どれも比較的リーズナブルで頼みやすい内容になっているのは嬉しいですね。
夕食(ディナー)の提供内容
それでは、実際の「懐石料理」の提供内容をご紹介していきたいと思います。
まずこちらは「ボン・ボニエール」。器には皇室のご慶事の引き出物に使われるものが利用されているため、この名称になっているそうです。
確かどれも美しいですね。
蓋を開けるとこんな感じです。上から時計回りに「合鴨ロース」「炙り金目鯛のおひたし」「赤貝と飯蛸のみぞれ酢和え」となっています。
どれも絶品でスタートからテンションが高まります。
続いて「お椀」。
こちらは「清汁仕立」になっており、蟹のひりゅうずや蛤に加えて道明寺麩も楽しめます。上品な味付けでとても美味しいです。
続いてこちらは「お造り」。「本鮪」と「海老のこのわた和え」「鮃の雲丹巻き」の3品。どれも新鮮で身がぷりぷりとしていて幸せ。器も綺麗ですね。
こちらは「彩」。
上から時計回りに「阿寒湖エクルビスのビスク」「フォアグラのムース」「生ハムのサラダ」「栃木軍鶏のパロティーヌ」と洋食っぽいテイストの料理が並べられています。
中でもビスクは魚介の出汁が濃厚で絶品でした。
こちらは「お野菜」。
「新筍饅頭と日光霧降高原豚の柔らか煮」で、饅頭の中にはとろとろになった豚が隠されています。手が混んでますね。
そしてこちらは「焼き物」。この日は「日光霧降高原牛フィレ肉のロースト」となっていました。綺麗な赤みが残る絶妙で焼き加減で、ジューシーで柔らかく仕上がっていました。
香草ソースと胡椒ソースとのコントラストも綺麗ですね。絶品でした。
こちらは「お食事」。「白魚と生姜の釜炊き御飯」となっています。朝食と同じく、こちらも土鍋で炊き立てをいただくことができます。
赤だしの「留椀」と長芋のぬか漬けの「香の物」とともに。
釜炊き御飯はさすがの美味しさでお箸が進みます。お腹いっぱいです。
続いては「デザート」です。こちらは「とちおとめのグラタン ピスタチオアイス」となっています。いちごの上には火の入ったカスタードが乗せられておりクレームブリュレのようです。
そして最後は煎茶とともに「甘味」の提供です。
この日の甘味は「日光湯葉豆腐」となっていました。表面には金箔があしらわれています。黒蜜といただくとちょうど良い甘さで美味しくいただきました。
夕食(ディナー)を利用した感想
今回は「懐石料理」のコースをいただきました。
全体的には和の趣が強くなっていますが、洋のエッセンスもところどころに加えられ、和洋折衷な懐石料理となっています。
地元の食材や旬ののもが多く使われ、見た目も美しく丁寧に調理された料理はどれも美味しいものでした。品数十分で器はどれも美しく、味覚だけでなく視覚でも楽しむことができました。
本当に素晴らしい内容でしたので、こちら「ふふ日光」に宿泊の際は、ぜひ夕食もセットにされることをオススメしたいと思います。
ホテル滞在の満足度がグッと高くなること間違いなしです。
ふふ日光の場所とアクセス
日光田母沢御用邸記念公園に隣接で日光駅から車で10分の距離
「ふふ日光」は、その名前のとおり日本有数の観光地である「日光」に位置しています。東武およびJRの日光駅からはタクシーで約10分ほどでアクセスできます。
また、日光駅からは路線バスを利用してもアクセスできます。最寄りのバス停は「蓮華石」で、日光駅から蓮華石までは約10分、蓮華石からは徒歩1分の距離となっています。
<ふふ日光へのアクセス>
- タクシー:東武およびJRの日光駅から約10分
- バス:蓮華石下社で徒歩1分
「ふふ日光」の周辺地図は以下になります。日光駅から少し距離があるため静かなロケーションとなっています。
ふふ日光の宿泊料金
ホテル予約サイト「一休」を経由して夕朝食付きプランを予約
今回こちらの「ふふ日光」にはホテル予約サイトの「一休」を経由して利用しました。夕朝食付きのプランを利用しましたが「75,240円から」という価格設定になってしました。
決して安くはないですが、全室スイート&温泉付きの客室で、夕朝食付きとなれば納得の価格感ですね。
「ふふ日光」の宿泊料金の最新情報は、以下のリンクからご確認ください。
<ふふ日光の宿泊料金>
ふふ日光の朝食と夕食(ディナー)は動画でYouTubeでも公開中
「ふふ日光」の朝食と夕食(ディナー)の様子は動画にまとめてYouTubeでも公開しています。こちらもぜひ合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、「ふふ日光」の朝食と夕食(ディナー)の様子をご紹介しました。
今回は夕朝食付きプランで宿泊しており、どちらもレストラン「節中」でいだくことができました。
「節中」の店内は個室になっておりプライベートな空間で食事をいただけるのが特徴です。朝夕ともにコース形式で美しい景色を眺めながら絶品の和食を堪能することができました。
「ふふ」は「つるとんたん」が有名で飲食店を多数展開する「カトープレジャーグループ」が運営しているということで、やはり食事の美味しさは間違いないですね。
客室から温泉、大浴場、ラウンジ、レストランとどれをとってもレベルが高く、おこもりにピッタリのホテルと感じました。
せっかく利用するなら夕朝食付きのプランにして、ゆったりのんびりと過ごしたいですね。
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それでは、また!