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SPGアメックスの特典とメリット、デメリットを徹底解説!

SPGアメックスの特典とメリット、デメリットを徹底解説

SPGアメックス(SPG AMEX)は正式名称を「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」と言います。その名前が表しているとおり、スターウッドというホテルグループの会員カードとアメックスカードが合体したクレジットカードです。

このSPGアメックスを持っているだけで、世界最大のホテルグループである「マリオット」のゴールド会員資格が自動的に付与されるため、その豊富なエリート特典を享受することができます。加えて、カードを継続することで1泊の無料宿泊特典を得られるため、金銭的にも年会費以上の価値を得ることができます。

また、SPGアメックスのカード決済で獲得できるポイントは、マリオット系列ホテルの無料宿泊に利用できる他、40を超える航空会社のマイルとも「1.25%」というお得なレートで交換することができます。これは、マイルを貯めるクレジットカードとしても非常に優秀であるということを意味しています。

SPGアメックスは、その利用価値の高さから口コミで人気が広がり、近年爆発的に入会者を増やしています。旅行好きやホテル好きはもちろん、ANAやJALの陸マイラーにとっても必携とも言えるクレジットカードともなっています。

当記事では、そんなSPGアメックスの年会費や審査基準などの基本情報から、その豊富な特典、メリット・デメリットまで詳しくご紹介していきます。また、記事の後半では、年会費の負担を軽くするお得な入会方法や、SPGアメックスを利用した体験レポートもご紹介しています。

少々長い記事にはなりますが、ぜひ最後までご覧ください。

MEMO

SPGアメックスは「マリオットボンヴォイアメックス」にリニューアルしました。2つのグレードが登場し特典内容も一部変更になっています。

 

また、マリオットアメックスでは大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。これは初年度の年会費負担をほぼ相殺可能なお得さとなっています。ぜひこのチャンスにご検討ください。

目次

SPGアメックスとは

SPGアメックスの正式名称は「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」

「SPGアメックス」の正式名称は「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」といいます。

「スターウッド」というホテルグループの会員カードと「アメックスカード」合体したクレジットカードです。

SPGアメックスの券面

SPGアメックスの券面

 

スターウッドの会員プログラムの名称が「スターウッド プリファード ゲスト(Starwood Preferred Guest)」であるため、その頭文字である「SPG」をとって、SPGアメックスという名称になっています。

 

スターウッド(Starwood)は世界的に有名な高級ブランドで構成されるホテルグループ

「スターウッド(Starwood)」というと、聞き覚えがないと思われるかもしれません。

スターウッドは、シェラトンやウェスティン、セント・レジスなどの世界的に有名な高級ホテルブランドで構成されるホテルグループです。シェラトンやウェスティンであれば日本でも馴染みがありますよね。

また、ハワイであればピンクパレスこと「ロイヤルハワイアン」、白い貴婦人こと「モアナサーフライダー」などもスターウッドのホテルとなっています。

ロイヤルハワイアンの外観

ロイヤルハワイアンの外観

 

つまりは、だれもが憧れるような高級ホテル、有名ホテルで構成されているホテルグループと言えます。

 

スターウッド(Starwood)は世界最大のホテルチェーンであるマリオット(Marriott)と統合

そんなスターウッドですが、世界最大のホテルチェーンである「マリオット (Marriott)」と統合することが発表されました。

マリオットには、もともと「ザ・リッツ・カールトン(The Ritz Carlton)」が含まれていたために、「マリオット」「ザ・ リッツ・カールトン」「スターウッド」という、世界的な3つのホテルグループが1つに統合されるということを意味しています。

 

2018年8月に会員システムの統合が行われ、2019年2月には会員プログラムの名称が「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」に統一されています。

Marriott Bonvoy(マリオットヴォンボイ)のイメージ

 

これにより、現在は「マリオット ボンヴォイ」という単一のプログラムの下で、全29ブランド、世界127カ国以上、6700軒以上のホテルが利用できるようになっています。

マリオットのホテルブランド構成

 

<Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)のブランド一覧(抜粋)>

  • LUXURY(ラグジュアリー)
    • ザ・リッツ・カールトン
    • セントレジス
    • エディションホテル
    • ラグジュアリーコレクション
    • Wホテル
    • JWマリオットホテル
  • PREMIUM(プレミアム)
    • マリオットホテル
    • シェラトン
    • デルタホテル
    • ルメリディアン
    • ウェスティンホテル
    • オートグラフコレクション
    • デザインホテル
    • ルネッサンスホテル
  • SELECT(セレクト)
    • コートヤード
    • フォーポント
    • ACホテルズ
    • アロフト
    • モクシー

 

MEMO

マリオットのホテルプログラムである「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

SPGアメックスは「マリオット ボンヴォイ(Marriott Bonvoy)アメックス」に名称変更予定

会員プログラムの名称が「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」に統一されたことで、「SPGアメックス」の名称が「マリオットボンヴォイアメックス」に変更になることが予定されています。

マリオットボンヴォイアメックスの券面イメージ

マリオットボンヴォイアメックスの券面イメージ

 

そして、2022年2月8日になり日本国内における「マリオットボンヴォイアメックス」の詳細が発表されました。2022年2月24日より申し込みが開始されます。

SPGアメックスは1つのグレードだけでしたが、「マリオットボンヴォイアメックス」では通常カードとプレミアムカードの2種類のグレードが用意され、年会費や特典内容に大きな変更が入ることになりました。

通常カードとプレミアムカードの特典とメリット、デメリットのまとめはこちら。

 

SPGアメックスとの比較はこちらにそれぞれまとめております。合わせてご参照ください。

 

SPGアメックスの特徴と基本情報

マリオットの「ゴールド会員資格」を自動的に獲得

SPGアメックスの最大の特徴は、SPGアメックスというクレジットカードを保有するだけで、「マリオット ボンヴォイ」のエリートレベルである「ゴールド会員資格」を自動的に獲得できるという点です。

「マリオット ボンヴォイ」のゴールド会員資格は、本来であれば1年間に25泊以上しなければ得られないものです。これは、ひと月に直すと2泊以上ということで、通常であれば獲得するためのハードルが高いステータスとなっています。

これを、SPGアメックスというクレジットカードに入会するだけで簡単に獲得できてしまうのです。

前述のとおり、「マリオット ボンヴォイ」には、全29ブランド、世界130カ国以上、6500軒以上のホテルが統合されています。

これは、「マリオット ボンヴォイ」のゴールド会員資格を保有していれば、これら世界中の高級ホテルで、エリート会員としての特典を受けることができるということを意味しています。

ゴールド会員特典については後ほど詳しくご紹介しますが、世界中の高級ホテルへの宿泊で、VIP待遇を受けられるというのは、素晴らしい経験となります。

モアナサーフライダーの外観

モアナサーフライダーの外観

 

SPGアメックスの年会費は34,100円(税込)

SPGアメックスの年会費は以下になります。

<SPGアメックスの年会費>

  • 本会員カード:34,100円(税込)
  • 家族カード:17,050円(税込)

 

SPGアメックスの年会費は、本会員で年34,100円(税込)ということで、庶民感覚からすると「高い」と感じてしまいます。

しかしながら、2年目以降の継続で「無料宿泊特典」を毎年獲得することができます。これは、うまく利用すれば年会費以上の価値をもたらすため、2年目以降の年会費の負担を相殺することができます。

 

また、後で詳しくご紹介する入会キャンペーンを利用すれば条件クリアで大量ポイントを獲得できるため、初年度の年会費負担を軽減することができます。

このことから、旅行好き、ホテル好きの方であれば、SPGアメックスは年会費無料のクレジットカードのように継続して利用していくことができます。

そのため、SPGアメックスは近年人気を高めており、入会者が急増しているような状況になっています。

 

SPGアメックスの特典は2種類に大別

SPGアメックス独自の特典とアメックスカード共通の特典の両方を装備

さて、前置きが少々長くなりましたが、ここからは「SPGアメックス」の豊富な特典についてご紹介していきたいと思います。

SPGアメックスは、スターウッド(現マリオット ボンヴォイ)というホテルグループの会員カードとしての側面と、アメックスカードとしての側面を兼ね備えたクレジットカードです。

そのため、その特典としても、「SPGアメックス独自の特典」と「アメックスカード共通の特典」と、大きく2つに分けられます。

SPGアメックスの特典は大きく2種類

SPGアメックスの特典は大きく2種類

 

<SPGアメックスの特典>

  1. SPGアメックス独自の特典
  2. アメックスカード共通の特典

 

以下では、これらの特典について、順番にご説明していきたいと思います。

SPGアメックスの特典①:SPGアメックス独自の特典

まずは、SPGアメックス独自の特典をご紹介します。SPGアメックスには豊富な特典が付随しますが、その中でも特に重要な特典をまとめると以下のようになります。

<SPGアメックスの独自の特典>

  1. マリオット の「ゴールド会員資格」を、自動的に獲得
  2. カード継続で毎年、無料宿泊特典を獲得
  3. クレジットカード決済で、ポイント還元率3%&イル還元率1.25%を実現
  4. マリオットのホテル決済なら、ポイント還元率2倍の6%を実現
  5. 世界40以上の航空会社のマイルに交換可能
  6. 実質無期限のポイント有効期限
  7. エリート会員資格獲得用クレジットを獲得

 

以下では、これらの特典について、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。

 

マリオットの「ゴールド会員資格」を自動的に獲得

SPGアメックスを保有していると、自動的にマリオットの「ゴールド会員資格」を得ることができます。このゴールド会員資格は、通常であれば年間に25泊以上の宿泊をおこなわなければ獲得できないステータスです。

SPGアメックスでゴールド会員資格を自動的に獲得

SPGアメックスでゴールド会員資格を自動的に獲得

 

このゴールドステータスを獲得すると、マリオットのホテル宿泊時に以下の特典を受けることができます。

<マリオットのゴールド会員特典>

  1. より望ましい客室へのアップグレード
  2. 午後2時までのレイトチェックアウト
  3. ウェルカムギフトとしてポイントを進呈(500もしくは250ポイント)
  4. アジア太平洋の直営レストラン&バーで15%割引
  5. 滞在ごとに25%のボーナスポイント
  6. 無料の客室内高速インターネット
  7. エリート専用予約ライン
  8. 会員限定料金の適用
  9. 完全予約保証

 

この中でも特に素晴らしいのが上5つの特典です。これらについて、以下でもう少し詳しくご紹介していきます。

 

より望ましい客室へのアップグレード

マリオットのゴールド会員の場合、チェックイン時の空室状況により客室のアップグレードを受けることができます。

スイートルームへのアップグレードは除外されますが、多くの場合、標準レベルの客室の予約から、クラブフロア(エグゼクティブフロア)や、眺望の良い客室などへのアップグレードが行われます。

例えば、私がゴールド会員時に旅行に出かけた2017年の夏休みハワイ旅行では、利用した3件のホテル全てで、以下のような大幅アップグレードが実現しました。

<2017年 夏休みハワイ旅行でのアップグレード実績>

  • シェラトンワイキキ
    • クラブマウンテンビュー=>デラックスオーシャンフロント
    • 5段階のアップグレード
  • ロイヤルハワイアン
    • ヒストリックルーム=>ジュニアスイート
    • 2段階のアップグレード
  • モアナサフライダー
    • タワーパーシャルオーシャン=>ヒストリックバニヤンオーシャン
    • 1段階のアップグレード

 

こちらは、シェラトンワイキキの「デラックスオーシャンフロント」の客室です。

シェラトンワイキキ「デラックスオーシャンフロント」の客室

シェラトンワイキキ「デラックスオーシャンフロント」の客室

 

テラスからは「これぞハワイ!これぞワイキキ!」というダイヤモンドヘッドを望む絶景を楽しむことができました。

シェラトンワイキキ「デラックスオーシャンフロント」からの眺望

シェラトンワイキキ「デラックスオーシャンフロント」からの眺望

 

続いてこちらは、ロイヤルハワイアンの「ジュニアスイート」の客室です。クラシカルな内装が素敵ですね。

ロイヤルハワイアン「ジュニアスイート」の客室(寝室)

ロイヤルハワイアン「ジュニアスイート」の客室(寝室)

 

「ジュニアスイート」の客室は2部屋構成になっており、ベッドルームの他、リビング&ダイニングルームが独立して用意されています。広すぎて使い方に困るぐらいでした。

ロイヤルハワイアン「ジュニアスイート」の客室(リビング&ダイニング)ロイヤルハワイアン「ジュニアスイート」の客室2

ロイヤルハワイアン「ジュニアスイート」の客室(リビング&ダイニング)

 

最後にこちらが、モアナサーフライダーの「ヒストリックバニヤンオーシャン」の客室です。

モアナサーフライダー「ヒストリックバニヤンオーシャン」の客室

モアナサーフライダー「ヒストリックバニヤンオーシャン」の客室

 

海からの距離がとても近く、窓を開けると波の音が聞こえるぐらいでした。歴史のあるホテルだからこそ実現できる、立地の良さですね。

モアナサーフライダー「ヒストリックバニヤンオーシャン」からの眺望

モアナサーフライダー「ヒストリックバニヤンオーシャン」からの眺望

 

日本人にとっては繁忙期であるはずの夏休みシーズンで、しかも憧れであった高級ホテルで、これらの大幅アップグレードを受けることができて、本当に夢のような体験でした。

 

 

午後2時までのレイトチェックアウト

マリオットのゴールド会員の場合、最大で午後2時までのレイトチェックアウトを受けることができます。通常のチェックアウト時間は11時から12時に設定されていることが多いため、2時間から3時間ほど、チェックアウト時間が延長されるイメージになります。

レイトチェックアウトが実現するかどうかは空室状況によっても依存しますが、午後2時までの延長が認められると、ランチをホテル(もしくは近郊)でいただく余裕が生まれるため、ホテル滞在をより楽しむことができるようになります。

 

ウェルカムギフトとしてポイントを進呈

マリオットのゴールド会員の場合、ホテル到着時に、ウェルカムギフトとして500ポイント、もしくは250ポイントのボーナスポイントを受け取ることができます(ボーナスポイント数はホテルブランドに依存)。

マリオットのポイントは一般的には1ポイント=1円ほどの価値があるため、約500円の価値を獲得できるということになります。

 

アジア太平洋の直営レストラン&バーで15%割引

客室のアップグレードやレイトチェックアウトでホテル滞在が楽しくなると、ホテル内のレストランやバーを利用する機会が多くなります。

マリオットのゴールド会員の場合、アジア太平洋の2,800を超える直営のレストラン&バーでの飲食代から15%の割引を受けることができます。

飲食代を部屋付けにすると、以下でご紹介する滞在ボーナスと組み合わせることができますので、お得度はより高くなります。

 

滞在ごとに25%のボーナスポイント

マリオットの会員の場合、ホテル宿泊代やレストランでの食事代など部屋付きにした料金に対して、「マリオット ボンヴォイ」のポイントを獲得することができます。

通常会員が獲得できるのは1ドルあたり10ポイントですが、ゴールド会員の場合は25%のボーナスポイントが加算され、1ドルあたり12.5ポイントを獲得することができます。

ですので、例えば、ホテル宿泊代とレストランでの食事代で30,000円の支払いが発生した場合、約3,410ポイントを獲得することができるという計算になります(1ドル=110円として試算)。

補足:決済をSPGアメックスで行うとさらにお得

通常、SPGアメックスのクレジットカード決済で得られるポイントは、100円につき3ポイントですが、マリオットのホテルでの支払いの場合は倍の100円につき6ポイントを獲得することができます。

そのため、30,000円のホテルでの支払いをSPGアメックスで決済した場合、1,800ポイントを獲得することができます。

以上より、30,000円のホテル支払いで獲得できるポイント数の合計は以下のようになります。

<30,000円のホテル支払いで獲得できるポイント数の例>

  • 滞在ポイント:約3,410ポイント(25%ボーナス加算)
  • SPGアメックスでの決済ポイント:1,800ポイント(2倍ポイント)
  • 合計:約5,210ポイン

 

これは、ポイント還元率としては17.3%にもなります。ウェルカムギフトの500ポイントも加わりますので、「マリオット ボンヴォイ」のポイントは、ホテル宿泊にSPGアメックスを利用することで、ザクザクと貯めていくことができます。

 

カードを継続することで毎年、無料宿泊特典を獲得

無料宿泊特典は世界各地のマリオットホテルで利用できる

SPGアメックスを継続する度に、世界各地のマリオットのホテルで利用できる1泊1室の「無料宿泊特典」がプレゼントされます。

通常、無料宿泊特典というと、金曜、土曜や祝前日、GW期間やお盆期間など、除外日(ブラックアウト日)が設定されているものです。

しかしながら、SPGアメックスの無料宿泊特典では、特定の除外日は設定されていません(ただし、ピーク、オフピークなどのシーズン制度は2019年から導入される予定です。)

そのため、祝日や大規模なイベント開催期間中などの繁忙期であっても、スタンダードルームに空室がある限り、「無料宿泊特典」を利用することができます。これがこの特典の素晴らしい点です。

無料宿泊特典が利用できるのは、1泊50,000ポイントまでのスタンダードルームとなっています。

 

マリオットのホテルは、ホテルのグレードを「カテゴリー」という区分で表しており、カテゴリーごとの無料宿泊特典に必要なポイント数は以下のようになっています。

<無料宿泊に必要なポイント数>

カテゴリー スタンダード オフピーク ピーク
1 7,500 5,000 10,000
2 12,500 10,000 15,000
3 17,500 15,000 20,000
4 25,000 20,000 30,000
5 35,000 30,000 40,000
6 50,000 40,000 60,000
7 60,000 50,000 70,000
8 85,000 70,000 100,000

 

上記の表を見ると、「無料宿泊特典」で対象となるのは、カテゴリー5(ピーク)から、カテゴリー7(オフピーク)までであることがわかります。

「スタンダード」シーズンを基準とするのであれば「カテゴリー6」までが主な対象という形になります。

まとめると以下のようになります。

<SPGアメックスの無料宿泊特典の利用範囲>

  • 1泊50,000ポイントまでの無料宿泊特典
    • オフピーク:カテゴリー7まで利用可
    • スタンダード:カテゴリー6まで利用可
    • ピーク:カテゴリー5まで利用可

 

無料宿泊特典の価値はSPGアメックスの年会費以上

マリオットのブランドの中には「ザ・リッツ・カールトン」や「セントレジス 」「ラグジュアリーコレクション」「JWマリオット 」などの高級ブランドが多く含まれています。

これらのホテル宿泊費は当然ながら高額になります。泊まる都市や日にちにもよりますが、5万円から10万円を超える場合も珍しくありません。

そして、これら高級ホテルが「カテゴリー6」までに含まれていることも珍しくありません。

つまり、この無料宿泊特典をうまく利用すれば、SPGアメックスの年会費である「34,100円(税込)」と同等、もしくはそれ以上の価値がある、ということになります。

よって、無料宿泊特典を有効に利用できる方(=ホテル宿泊が好き、旅行が好きな方)にとっては、実質的には年会費無料のクレジットカードとして「SPGアメックス」を利用していくことができます。

我が家の場合は、夫婦そろってホテル宿泊好き、旅行好きのため、この無料宿泊特典を目当てに夫婦揃ってSPGアメックスカードの本会員になっているぐらいです。

 

シェラトンワイキキの外観

シェラトンワイキキの外観

 

無料宿泊特典は日本国内60以上のマリオットホテルで利用可能

日本におけるマリオットのホテルをカテゴリーごとに示すと以下になります。通常であれば宿泊するのに躊躇するような高級ホテルがたくさんあるのがわかりますね。

日本国内にも、無料宿泊特典が利用できる「カテゴリー7」以下のホテルだけでも60軒以上あります。これらのホテルに年一回、無料宿泊できるなんて、ワクワクしませんか?

「カテゴリー7」のホテルには、マリオットの最高級ブランドである「ザ・リッツ・カールトン」や「セントレジス 」のホテルも含まれています。これらの最高級ホテルにも無料宿泊特典で宿泊できてしまいます。

<日本におけるマリオットのホテル一覧(2022年1月1日時点)>

 

私自身は、カテゴリー7の「ウェスティンホテル東京」で無料宿泊券をよく利用しています(注:カテゴリー7の場合はオフピークでの利用)。

「ウェスティンホテル東京」の週末の宿泊料金は4万円から5万円ほどします。

これに、税金とサービス料を加えると6万円を超えることもありますので、SPGアメックスの年会費(34,100円(税込))の元を十分にカバーすることができます。

 

こちらは、「ウェスティンホテル東京」の外観です。恵比寿ガーデンプレイスの一角に位置しています。

「ウェスティンホテル東京」の外観

「ウェスティンホテル東京」の外観

 

ウェスティンホテル東京の客室は、ヨーロピアンで重厚な内装が特徴的となっており、優雅なホテル宿泊を体験できます。

ウェスティンホテル東京「エグゼクティブクラブルーム」の客室

ウェスティンホテル東京「エグゼクティブクラブルーム」の客室

 

関西方面の方は「カテゴリー6」の「大阪マリオット都ホテル」もオススメです(注:カテゴリー6の場合はスダンダード&オフピークでの利用)。

「大阪マリオット都ホテル」の宿泊料金も高額で、週末であれば4万円から5万円ほどにもなります。(税金とサービス料を加えると6万円を超える場合もあります。)

大阪マリオット都ホテル「プレミアコーナールーム」の客室

大阪マリオット都ホテル「プレミアコーナールーム」の客室

 

「大阪マリオット都ホテル」は高層ビルとして有名な「あべのハルカス」に入居していますので、客室からは素晴らしい眺望を楽しむことができます。

大阪マリオット都ホテル「プレミアコーナールーム」からの眺望

大阪マリオット都ホテル「プレミアコーナールーム」からの眺望

 

MEMO

日本国内におけるマリオットボンヴォイのホテル一覧はこちらの記事も合わせてご参照ください。都道府県別やカテゴリー別などで、最新情報をわかりやすくまとめています。

 

クレジットカード決済で、ポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現

SPGアメックスのポイント還元率は3%

続いては、クレジットカードの基本性能となる「ポイント還元率」となります。ここでは、陸マイラーとしては一番気になる「マイル還元率」にも着目して確認していきたいと思います。

SPGアメックスでは、クレジットカードの利用(決済)で「マリオット ボンヴォイ」のポイントを貯めることができます。貯められるのは、100円のクレジットカード利用(決済)につき3ポイントとなっています。

「マリオット ボンヴォイ」のポイントは、先ほどご紹介した「無料宿泊特典」として利用することができます。この際、1ポイント=1円程度の価値で利用することができます。

ですので、SPGアメックスの決済では「100円=>3ポイント=3円の価値」という図式が成り立ちます。

そのため、SPGアメックスのポイント還元率は3%と考えることができます。

<SPGアメックスのポイント還元率>

  • 3ポイント / 100円 = 3%

 

ポイント還元率が3%のクレジットカードというのはめったにありませんので、これだけでも十分素晴らしいということが言えます。

MEMO

陸マイラーって何?という方は、こちらの記事もオススメです。陸マイラーのメリットから始め方、ポイントの稼ぎ方まで、初心者向けにやさしく解説しております。

 

SPGアメックスのマイル還元率は最大1.25%

そして、SPGアメックスがさらに素晴らしいのは、このポイントを60,000ポイントまで貯めると、25,000マイルに交換できるという点です。

60,000ポイントを貯めるまでに必要なクレジットカード決済は200万円分ということになりますので、「200万円=>60,000ポイント=25,000マイル」という図式が成り立ちます。

そのため、SPGアメックスのマイル還元率は最大で1.25%となります。

<SPGアメックスのマイル還元率>

  • 25,000マイル / 200万円 = 1.25%

 

MEMO

60,000ポイント未満のポイントをマイルに交換する際のレートは「3:1」になります。つまり、3,000ポイントは1,000マイルに交換可能です。そして、60,000ポイントを一度に交換すると、5,000マイルのボーナスマイルが加算されるため、25,000マイルに交換可能となります。

 

ANAカードやJALカードといった、マイルを貯めることに特化したクレジットカードのマイル還元率は「1.0%」というのが平均的な値になっています。

そのため、SPGアメックスのマイル還元率が最大1.25%というのは、マイルを貯めるクレジットカードとしても非常に優秀であることがわかります。

 

羽田空港国際線ターミナル「ANAビジネスクラス」

羽田空港国際線ターミナル「ANAビジネスクラス」

 

マリオットのホテル決済なら、ポイント還元率2倍の6%を実現

マリオットのホテルでの支払いにSPGアメックスを利用することで、お得度はさらに高まります。

通常、SPGアメックスのクレジットカード決済で得られるポイントは、「100円につき3ポイント」ですが、マリオットのホテルでの支払いの場合は倍の「100円につき6ポイント」を獲得することができます。

これは、ポイント還元率が6%に跳ね上がるということを意味しています。

これはホテル宿泊時だけでなく、宿泊していないレストランやバー利用の場合にも適用されます。マリオットのホテル限定の特典とは言え、驚異的な数字ですね。

 

世界40以上の航空会社のマイルに交換可能

SPGアメックスで貯めることができる「マリオット ボンヴォイ」のポイントは、世界中の40以上の航空会社のマイルに交換することが可能となっています。

具体的には以下のようになっています。日系の大手航空会社である「ANA」と「JAL」が含まれていることが確認できます。

また、ブリティッシュエアウェイズ(BA)やユナイテッド航空(UA)、シンガポール航空など、日本人に人気の高い海外の大手航空会社も網羅されています。

<マイルに交換できる航空会社と交換レート>

航空会社のマイレージプログラム ポイント : マイル
エーゲ航空 3:1
アエロフロート ボーナス 3:1
エアロメヒコ クラブプレミエ 3:1
エアカナダ アエロプラン 3:1
エアチャイナ フェニックスマイル 3:1
エールフランス/KLM フライングブルー 3:1
ニュージーランド航空Airpoints™ 200:1
アラスカ航空 Mileage Plan® 3:1
アリタリア航空ミッレミリア 3:1
ANAマイレージクラブ 3:1
アメリカン航空 3:1
アシアナ航空アシアナクラブ 3:1
アビアンカ航空 LifeMiles 3:1
ブリティッシュ エアウェイズExecutive Club 3:1
アジアマイル 3:1
中国東方航空イースタンマイルズ 3:1
中国南方航空 3:1
コパ航空 ConnectMiles 3:1
デルタスカイマイル 3:1
エミレーツスカイワーズ 3:1
エティハド ゲスト 3:1
フロンティア航空EarlyReturns® 3:1
海南航空 3:1
ハワイアン航空 HawaiianMiles® 3:1
Iberia Plus 3:1
InterMiles 3:1
日本航空 (JAL) マイレージバンク 3:1
ジェットブルー航空TrueBlue™ 6:1
大韓航空スカイパス 3:1
LATAM航空 LATAMPASS 3:1
ルフトハンザ Miles & More 3:1
Multiplus 3:1
カンタス フリークエントフライヤー 3:1
カタール航空プリビレッジクラブ 3:1
サウディア航空 3:1
シンガポール航空クリスフライヤー 3:1
南アフリカ航空 Voyager 3:1
サウスウエスト航空 Rapid Rewards 3:1
TAPポルトガル航空 3:1
タイ国際航空 3:1
ターキッシュエアラインズ Miles&Smiles 3:1
ユナイテッド航空マイレージプラス 3:1.1
ヴァージンアトランティック航空Flying Club 3:1
ヴァージンオーストラリア Velocity Frequent Flyer 3:1

 

ポイントからマイルへの交換レートとしては、一部のマイナーな航空会社を除き「3:1」のレートが設定されています。

この際、重要なのが、「マリオット ボンヴォイ」のポイントからマイルへの交換には「手数料」が必要ないというところです。

実は、多くのクレジットカードのポイントプログラムでは、マイルに交換する場合、年間5,000円程度の手数料が必要となります。

そのため、マイルに交換するタイミングで無駄な出費が発生するのですが、SPGアメックスの場合はこれが必要ありません。

したがって、SPアメックスを利用すると効率良くポイントを「獲得」できるだけでなく、効率良くマイルに「交換」することも可能となっています。

 

ちなみに、SPGアメックスのポイントをマイルに交換した場合、マイル還元率は最大で「1.25%」でした。

ただし、ユナイテッド航空(UA)のマイルだけは優遇されており、交換レートが「3:1.1」となります。そのため、UAマイルだけは、マイル還元率が最大で「1.375%」となっています。ちょっとお得ですね。

MEMO

SPGアメックスのポイントをマイルに交換する手順の詳細は以下の記事で詳しくご紹介しております。ポイントが貯まってマイルに交換する際には、こちらの記事もご参照ください。

 

実質無期限のポイント有効期限

「マリオット ボンヴォイ」のポイントの有効期限は2年間と定められています。しかしながら、この2年の間に1度でもポイントの利用(追加もしくは使用)があると、ポイント口座全体の有効期限がそこから2年後に再度設定されます。

つまり、SPGアメックスでクレジットカード決済を2年間に1度でも行えば、ポイントの有効期限切れを気にすることなく、安心してポイントを貯めていくことが可能となります。

マリオットポイントの有効期限のイメージ

 

SPGアメックスは、アメックスが使える店舗であればどこでも利用することができます。また、国内ではJCBが使えるお店でも決済することができます。

最近では、コンビニでもクレジットカードを普通に使うことができますので、決済ができなくて困ったという状況は回避できます。

日々の生活でSPGアメックスを利用し、お得にポイント(およびマイル)を貯めていきましょう。

 

エリート会員資格取得用クレジットを獲得

SPGアメックスを継続する度に、5泊分の宿泊実績がプレゼントされます。

SPGアメックスにはゴールド会員資格が自動的に付いてきますが、それより上のプラチナ会員資格(年間50泊以上が必要)を目指す場合には、この5泊分の宿泊実績が、スピーディな資格獲得に役立ちます。

 

注意

ここまでのご説明でSPGアメックスの特典は十分に理解したから、先にSPGアメックスのお得な入会方法を知りたい、という方は「こちらをクリック」してください。ページがスキップします。

 

SPGアメックスの特典②:アメックスカード共通の特典

続いては、アメックスカード共通の特典をご紹介していきます。SPGアメックスは、アメックスゴールドとほぼ同等の豊富な特典を利用することができます。

<アメックスカード共通の特典>

  1. 空港ラウンジの利用
  2. 手荷物無料宅配サービス
  3. 旅行傷害保険
  4. 航空便遅延費用補償
  5. オーバーシーズ・アシスト
  6. キャンセル・プロテクション
  7. オンライン・プロテクション
  8. リターン・プロテクション
  9. ショッピング・プロテクション
  10. カード紛失・盗難の場合の緊急再発行

 

SPGアメックスに限らず、アメックスカードは「保険」関係が充実しているため、旅行中の怪我や盗難など、何かあった場合に頼りになるクレジットカードです。

そのため、海外旅行に持っていくと、抜群の安心感を得ることができます。

以下では、これらの特典の中でも特に有用な、特典1から5までの内容を補足したいと思います。

 

空港ラウンジの利用

SPGアメックスでは、「空港ラウンジ(カードラウンジ)」を利用することができます。

国内外の空港ラウンジを、SPGアメックス1枚で、同伴者1名まで無料で利用することができます。

通常のゴールドカードの場合、カードラウンジを無料で利用できるのは、本会員のみ(つまり一人だけ)です。同伴者は有料となってしまいます。

しかしながら、アメックスカードの場合は、同伴者1名まで無料で利用することができますので、夫婦やカップルでの旅行にも安心です。

羽田空港国際線「スカイラウンジ」の内観

羽田空港国際線「スカイラウンジ」の内観

 

MEMO

SPGアメックスで利用できる空港ラウンジの一覧は以下からご確認ください。国内外40箇所以上のカードラウンジを無料で利用することができます。

 

SPGアメックスで利用できるラウンジの中では、羽田空港のカードラウンジは、国内線「パワーラウンジ」、国際線「スカイラウンジ/スカイラウンジアネックス」、がオススメです。ともに制限エリアに位置しており、使い勝手が良くなっています。

 

手荷物無料宅配サービス

SPGアメックスでは「手荷物無料宅配サービス」を利用することができます。

海外旅行からの帰国時のみになりますが、空港(成田国際空港、羽田空港(第3ターミナル)、中部国際空港、関西国際空港)から自宅まで、カード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送してもらうことができます。

海外旅行の帰宅時というのはかなり疲労しています。空港から手ぶらで帰宅できるというのは、想像以上に快適です。一度体験するとやめられません。

 

旅行傷害保険

利用付帯で最高1億円の「旅行傷害保険」

SPGアメックスには、最高1億円の「旅行傷害保険」がついてきます。

最高1億円というのは、海外旅行で航空券やパッケージ・ツアーなどの旅行代金をSPGアメックスで決済した場合の「利用付帯」としての補償額となります。国内旅行の場合は最高5,000万円となります。

また、補償を受けられるのは、基本カード会員のみならず、基本カード会員の家族まで含まれています。非常に安心感がありますね。

<利用付帯の保険内容>

国内旅行

保険の種類 基本カード会員 基本カード会員の家族
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000万円 最高1,000万円

 

海外旅行(補償期間:最長90日間)

保険の種類 基本カード会員 基本カード会員の家族
傷害死亡・後遺障害保険金 最高1億円 最高1,000万円
傷害治療費用保険金 最高300万円 最高200万円
疾病治療費用保険金 最高300万円 最高200万円
賠償責任保険金 最高4,000万円 最高4,000万円
携行品損害保険金 (免責3千円/年間限度額100万円) 1旅行中最高50万円 1旅行中最高50万円
救援者費用保険金 保険期間中 最高400万円 保険期間中 最高300万円

 

自動付帯でも最高5,000万円の補償が受けられる

一方で、旅行代金をSPGアメックスで決済していない場合の「自動付帯」の補償額は以下になります。国内旅行においては自動付帯で保険は付帯しないため注意が必要です。

海外旅行では、半分の最高5,000万円という補償額になりますが、「傷害治療費用保険金」や「疾病治療費用保険金」は最高200万円まで補償されます。自動付帯でこれだけの金額が補償されるのは非常に優秀ということが言えます。

<自動付帯の保険内容>

国内旅行

保険の種類 基本カード会員 基本カード会員の家族
傷害死亡・後遺障害保険金 補償なし 補償なし

 

海外旅行(補償期間:最長90日間)

保険の種類 基本カード会員 基本カード会員の家族
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000万円 最高1,000万円
傷害治療費用保険金 最高200万円 最高200万円
疾病治療費用保険金 最高200万円 最高200万円
賠償責任保険金 最高4,000万円 最高4,000万円
携行品損害保険金 (免責3千円/年間限度額100万円) 1旅行中最高50万円 1旅行中最高50万円
救援者費用保険金 保険期間中 最高300万円 保険期間中 最高300万円

 

これらの保険内容を個別かけようとすると、それだけで数千円が必要となってしまいます。海外旅行に出かける頻度が高い方には、特に有効な特典となります。

 

MEMO

ここでの「旅行代金」とは、国内旅行の場合、公共交通乗用具、宿泊料金、宿泊を伴う募集型企画旅行(パッケージ・ツアー)の料金をいいます。海外旅行の場合、日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージ・ツアーの料金をいいます。

 

航空便遅延費用補償

SPGアメックスには、「航空便遅延費用補償」がついてきます。

基本カード会員本人が海外に出かけた際、航空便の遅延により臨時に出費した宿泊料金や食事代が補償されます。また、手荷物の到着遅延や紛失したことにより負担した衣類や生活必需品の購入費用も補償を受けることができます。

SPGアメックスの場合は「自動付帯」で以下の補償内容となっています。非常に手厚い内容となっており、予想外の自体にも安心です。

<SPGアメックスの航空便遅延費用補償>

  • 乗継遅延費用 (最高20,000円)
  • 出航遅延、欠航、搭乗不能費用 (最高20,000円)
  • 受託手荷物遅延費用 (最高20,000円)
  • 受託手荷物紛失費用 (最高40,000円)

 

MEMO

私自身もつい最近、人生初の「ロストバゲージ」を体験しました。クレジットカードの保険は、何かあった時の強い味方です。

 

オーバーシーズ・アシスト

SPGアメックスでは、「オーバーシーズ・アシスト」が利用できます。

これは、レストランの予約から緊急時の相談まで、電話で相談ができるというものです。海外からの利用が条件になりますが、世界中のほとんどの国から24時間通話料無料またはコレクトコールで連絡することができます。海外旅行の強い味方と言えますね。

 

SPGアメックスにお得に入会する方法

SPGアメックスの唯一の弱点は初年度の年会費負担

ここまでのご説明で、「SPGアメックス」が非常に強力で魅力的なクレジットカードであることがご理解いただけたのではないかと思います。

ただし、唯一とも言える弱点が、年会費が高い(34,100円(税込))という点です。

特に、「無料宿泊特典」が得られるのはカード継続後(2年目以降)となるため、初年度の年会費が大きな負担になります。

ですが、その初年度の年会費による負担を少しでも軽減すべく、お得に入会する方法があります。それは、アメックスの「入会キャンペーン」を利用するという方法です。

 

入会キャンペーンを利用すれば初年度に最大33,000ポイントを獲得できる

アメックスの入会キャンペーンを利用し、条件をクリアすることで「マリオット ボンヴォイ」のポイントを最大33,000ポイント獲得することができます。

 

内訳としては、入会後3ヶ月以内に合計10万円以上の利用で30,000ポイント、合計10万円のクレジットカード決済で3,000ポイント、となります。

<入会キャンペーンで獲得できるポイントの内訳>

  • 入会後3ヶ月以内の合計10万円以上のクレジットカード利用で30,000ポイント
  • 上記30万円のクレジットカード利用で3,000ポイント
  • 合計:33,000ポイント!

 

33,000ポイントを貯めるには、通常であれば110万円のクレジットカード決済が必要となるポイント数です。これを10万円、つまり、13分の1以下の決済額で獲得できるわけですから、かなりお得な条件と言えます。

「マリオット ボンヴォイ」の1ポイントは1円程度の価値がありますので、33,000ポイントは33,000円相当の価値があるとも言えます。

SPGアメックスの年会費は「34,100円(税込)」でしたので、アメックスの入会キャンペーンを利用すれば、初年度の年会費負担をほぼ相殺することができますね。

 

獲得したボーナスポイントはホテル宿泊にも利用できる

また、33,000ポイントあれば「カテゴリー5」までのホテルの無料宿泊にも利用することができます。

「カテゴリー5」は中級グレートのホテルとなっており、全国各地の人気ホテルずらずらっと並んでいます。

これら人気ホテルの1泊の宿泊費は、週末などであれば3万円から5万円ほどになりりますので、簡単に年会費の元をとることが可能です。

 

SPGアメックス申し込み前にはマリオットボンヴォイに入会を

SPGアメックスは、SPG(現マリオット)の会員カードを兼ねていますので、SPG
アメックスに入会の際には、マリオットの会員番号が必要となります。

そのため、SPGアメックスへの入会を検討されている方は、まずは「マリオット ボンヴォイ」に入会しておきましょう。こちら公式サイトから無料で入会することができます。

参考 Topページマリオット公式サイト

 

利用条件クリアにはAmazonギフト券や百貨店ギフトカードの購入が便利

入会キャンペーンで最大33,000ポイントを獲得するには、3ヶ月以内に10万円の利用が必要です。

直近で利用する用途が思いつかない方は、「Amazonギフト券」やアメックスの「百貨店ギフトカード」の購入がオススメです。

「Amazonギフト券」は有効期限10年、「百貨店ギフトカード」は有効期限なし、となっていますので、利用条件をクリアした後、あとでゆっくりと消費していくことができます。

また、タイミングによってはポイント3倍キャンペーンなども実施しておりポイントもザクザク貯めることができてお得です。

 

SPGアメックスの審査基準はそれほど厳しくない

結論から言うと、SPGアメックスは高めの年会費の割に、審査基準は意外と厳しくないということが言えます。

SPGアメックスの詳細な審査基準は非公表となっています。公表されているのは、以下2点のみとなっています。

<SPGアメックスの審査基準>

  • 申込基準は、20歳以上、定職がある方
  • パート・アルバイトの方のお申込みはお受けできません

 

一般的には、SPGアメックスは「アメックスゴールド」よりも審査基準が低めに設定されていると言われています。私の友人の事例としては、以下のような条件で審査OKとなりました。

<SPGアメックスの審査事例>

  • 年収300万円、勤続年数3年
  • 専業主婦(ただし世帯年収を600万円で申請)

 

専業主婦の方は世帯として審査されますので、入会申し込みされる際は世帯年収を申請するように注意しましょう。

 

SPGアメックスのメリットとデメリット

最後に、SPGアメックスのメリットとデメリットをまとめたいと思います。

結論から申し上げると、SPGアメックスはメリットが絶大な反面、デメリットの少ないクレジットカードです。

 

SPGアメックスのメリット

カードに入会するだけでエリート会員になれる

SPGアメックスのメリットはなんと言っても、「マリオット」という世界最大のホテルグループのゴールド会員資格が簡単に取得できる、という点です。

世界中の6,700軒以上のホテルで、客室のアップグレードやレイトチェックアウトなどの特典を受けられるというのは、とてつもないメリットです。

 

継続するごとに無料宿泊特典を獲得できる

SPGアメックスを1年継続するごとに、無料宿泊特典を毎年獲得できます。

これにより、1年に1回以上、高級ホテルに宿泊したいというモチベーションのある方であれば、年会費が無料の感覚で、SPGアメックスを維持することができます。

 

ポイントは還元率が高く使い道が豊富

SPGアメックスは、ポイント還元率3%、マイル還元率1.25%と、他のクレジットカードの追随を許さない、高い還元率を実現しています。

貯めたポイントは、ホテルの無料宿泊にも、マイル交換にも利用できますので、ローコストで豪華な旅行の実現に役立てることができます。

 

SPGアメックスのデメリット

年会費の高さは「入会キャンペーン」の利用や「無料宿泊特典」で相殺できる

SPGアメックスのデメリットは以下になります。

年会費については、既にご説明させていただいたように、初年度は「入会キャンペーン」の利用で、次年度以降は「無料宿泊特典」の価値で相殺できるため、マリオットへの宿泊に価値を感じる方であれば、大きなデメリットではなくなります。

<SPGアメックスのデメリット>

  1. 年会費が高額
  2. 家族カードも年会費が必要
  3. 家族カードはSPGアメックスならではの特典が受けられない
  4. ホテルの選択肢が狭くなる
  5. アメックスのカードが弱い地域がある
  6. キャッシング機能がない
  7. ポイント加算が対象外もしくは半額となる加盟店がある

 

ただし、SPGアメックスの家族カードは年会費が高い割に特典が限られているため、申し込みをしないように注意しましょう。

また、その他(5から7)ついては、SPGアメックス特有のデメリットというよりも、アメックスカード共通のデメリットとなっています。ここはアメックスカードである限りしょうがない部分ですね。

SPGアメックスのデメリットの詳細については、こちらの記事で詳しくご説明しております。合わせてご参照ください。

 

まとめ:SPGアメックスはホテル宿泊最強のクレジットカード!陸マイラーもホテラーも必携の一枚!

今回は、SPGアメックスを特典からメリット、デメリットまで、徹底解説させていただきました。

SPGアメックスには、SPG(現マリオット)のゴールド会員資格が自動的に付与され、その豊富な上級会員特典を享受できるのが最大の特徴です。

マリオットは世界最大のホテルグループであり、全29ブランド、世界127カ国以上、6700軒以上のホテルで、エリート会員としてのVIP待遇を受けることができます。

また、SPGアメックスは、マイルを貯めるクレジットカードとしてもとても優秀です。マイル還元率は1.25%です。ANAカードやJALカードとった、マイルを貯めるクレジットカードを凌ぐ高いマイル還元率を実現しています。

そして、年会費は高いものの、それと同等もしくは上回る価値となる「無料宿泊特典」を得られることも確認できました。

以上から、SPGアメックスは旅行好き、ホテル好きの方にとっても、陸マイラーにとっても、非常に利用価値の高いクレジットカードと結論付けることができます。

 

それでは、また!

 

SPGアメックス入手後の次のステップには「プラチナチャレンジ」がオススメ

最短16泊でプラチナエリートにステップアップ可能

SPGアメックス入手後の次のステップには「プラチナチャレンジ」がオススメです。

プラチナチャレンジを利用すると、ゴールド会員が定められ得た期間内(3ヶ月+アルファ)にマリオットのホテルに16泊以上することで、プラチナ会員資格を獲得することができます。

 

プラチナ会員になると、スイートルームへのアップグレードやクラブラウンジの利用、無料朝食の提供などの特典を受けられるため、ホテル宿泊をより満喫ことができるようになります。

 

SPGアメックスは陸マイラー活動との相性が抜群

陸マイラーで飛行機代を、SPGアメックスでホテル代を節約

陸マイラーとは、飛行機に搭乗することなく、大量マイルを貯めている人です。私自身も陸マイラーを自認しており、2017年の1年間で以下のような大量マイルを獲得しました。

<2017年に獲得したマイル数>

  • ANAマイル:22万マイル(夫婦で合計43万マイル
  • JALマイル:31万マイル
  • デルタマイル:20万マイル
  • BAマイル:10万マイル
  • 合計:104万マイル!

 

これだけの大量マイルがあれば、特典航空券を利用して、世界中どこでも自由に旅行できるようになります。

そして、この陸マイラー活動と相性抜群なのが、今回ご紹介しているSPGアメックスです。

陸マイラー活動でマイルを貯めて飛行機代を無料にし、SPGアメックスでポイントを貯めてホテル代を節約することで、ローコストで豪華な海外旅行を実現できるようになります。

 

実際私は、ハワイ、ニューヨーク、香港、シンガポール、台湾などで、豪華な海外旅行をほぼ無料で実現できています。

その実例は以下でご紹介しておりますので、合わせてご参照ください。

 

また、陸マイラー活動の基本となる「ANAマイルの貯め方」と「JALマイルの貯め方」については、こちらをご参照ください。