アリタリア航空787便(AZ787)搭乗記:デルタアメックスゴールドで快適な空の旅!<イタリア旅行記>
アリタリア航空787便(AZ787)の搭乗記をお送りします。エコノミークラスの旅ですが、「デルタアメックスゴールドカード」に入会することで得た、スカイチームエリート資格(スカイプライオリティ)を活用し、快適な空の旅を目指しました。その実践レポートをお送りします。
目次
アリタリア航空787便(AZ787)の概要
アリタリア航空787便(AZ787)は、成田13:00発、ミラノ18:30着になります。飛行時間(所要時間)は12時間30分。機材は、ボーイング777-200になります。
アリタリア航空787便(AZ787)の搭乗記
デルタアメックスゴールド特典で優先チェックイン
今回利用するアリタリア空港は、成田国際空港の第1ターミナルの発着となります。なので、まずは、第1ターミナルに向かいます。
アリタリア航空のチェックインカウンターは北ウィングなので、さらに北ウィングへ移動しました。
アリタリア航空のチェックインカウンターに到着。
ピピノブたちは、「デルタアメックスゴールドカード」により、デルタの「ゴールドメダリオン資格=スカイチームエリート資格」を保有していたため、スカイプライオリティの専用カウンターで優先チェックインを実施しました。
この日は夏休み期間中で、エコノミーの方のチェックインを待つ列はかなりの長さになっていましたが、スカイプライオリティの専用カウンターはガラガラ。
なのでこの日は、優先チェックインのありがたみを実感することができました。長い行列を待つのは、旅のスタートから疲れてしまいますからね。(^_^;)
「デルタアメックスゴールドカード」様様です。
デルタアメックスゴールドカードの特典等の詳細はこちらをご参照ください。
デルタアメックスゴールド特典で専用レーンから保管検査エリアに移動
チェックイン後は、保安検査エリアに移動します。
ここでも、夏休み期間中のため、通常のゲートはかなりの混雑具合・・。ピピノブたちは、スカイプライオリティの専用ゲートから、行列に並ぶことなく、保管検査エリアに移動することができました。
ありがたいことです。(^_^)
デルタアメックスゴールド特典で航空会社ラウンジの利用
この後は、免税品の物色もそこそこに、航空会社ラウンジに向かいました。
今回は、せっかくなので、「スカイチームエリート資格」で利用できる、KALラウンジとデルタ・スカイプライオリティ・ラウンジの両方を利用してみることにしました。
2つのラウンジの体験記はこちらになります。搭乗時間まで、ラウンジでゆったり過ごせるのは最高の贅沢です。
搭乗時間ぎりぎりまでラウンジで楽しんだ後、搭乗ゲートに移動しました。今回お世話になる飛行機の勇姿はこちらになります。
デルタアメックスゴールド特典で優先搭乗
「スカイチームエリート資格」の特典には、優先搭乗というのもあるのですが、いつもぎりぎりまでラウンジにいるので、行列はなくなっていました。
なので、優先搭乗なのか、普通の搭乗なのか、わからないようなグダグタな感じで、飛行機に搭乗しました。(^_^;)
我先にと急いで搭乗しても、飛行機が到着する時間は一緒なので、優先搭乗ってあまり意味ないですよね・・。いつも謎です。まあ、早めに搭乗することで、荷物置き場を確保したり、写真を撮ったりという時間は稼げますが・・。
アリタリア航空787便(AZ787)搭乗記
さて、飛行機の座席はこんな感じです。もちろん、エコノミーです。(^_^;)
ヘッドカバーがカラフルですね。事前に指定したのは、27Bと27Cですので、通路側の並びの2席になります。
ディスプレイはこんな感じ。とてもちっこいです。古めの機材なのでしょうがないですね・・。コントローラーの具合が、スーパーファミコンっぽくて、懐かしいです。
窓から外を覗くとこんな感じ。ちょうど飛行機の主翼の横の席でした。
この後、異変に気づきます。
ん?なんかお客さん少ない?
成田空港は夏休み期間中ということもあり、結構な混雑でした。しかし、今回の飛行機の中は座席の埋まり具合は、時間がたっても、まばらのまま・・。
結局、飛行機の出発時間になっても、ピピノブたちの隣の窓側の席はおろか、反対側まで横一列、誰もいない状態でした。ガラガラです・・。
きっと、フランスやドイツなど、ヨーロッパでテロが頻発したとこで、ヨーロッパ旅行を控えた人が多かったんでしょうね・・。
シートを広々と、横一列占領できるので、4列まとめることで、夢のフルフラットも実現できます。(笑)
それはそれで、もちろん嬉しいのですが、こんな時にヨーロッパに行ってもいいのかと、この時、急速に不安になってきました。(^_^;)
とは言っても、もう搭乗してしまったので、有無を言わさず、飛行機は離陸しました。もう覚悟を決めて行くしかありません。
離陸してしばらくすると、まずはスナックタイム。アリタリアマーク入りの、イタリアのスナックが提供されました。
さらにその後しばらくすると、昼食の時間です。昼食は、日本食とイタリアンを選べましたので、せっかくなので、イタリアンにしてみました。
中身は、インゲンのサラダとミートソースのペンネ、カップフルーツとパン、といった感じです。味は、まあ、写真をみて想像できるそのままの感じです。(^_^;)
その後、食後のコーヒーをいただいて一休み。
その後、機内エンターテイメントを物色。機材は古かったですが、映画のプログラムはそんなに悪くなかったです。
新しいところでは、「デッドプール」と「ヒットヒットマン:エージェント47」というのがあったので、2つとも鑑賞。
両方ともに、お気軽なアクション映画で、飛行機の中で暇つぶしに見るには悪くない映画です。(ただ、画面はちっこいですが・・)
今回の飛行機は、ミラノに18:30着と、夕方着なので、現地についてからゆっくり眠ることができます。
なので、飛行機の中で寝る必要はあまりありません。(というか、飛行機の中でぐっすり眠ってしまうと、時差ぼけになる恐れあり・・)
ただし、飛行時間が12時間30分と長いので、ちょっと仮眠をとることにしました。
先ほどご紹介したとおり、ピピノブたちの席の横一列が空いていたので、ピピノブ(夫)は窓側3席、ピピノブ(妻)は真ん中4席を占領し、横になって仮眠をとることができました。
初めてそんな豪快なことをしてみたのですが、4席あると、足まで伸ばせてフルフラットにできるので、かなり楽ですね。3席だと、ちょっと足を丸める必要がありいまいち。(^_^;)
そんなこんなをしているうちに、到着時間が近づいてきました。
到着時間の1時間半前ぐらいになると、軽食が提供されます。軽食はおつまみっぽい感じの、ハムやサラミの盛り合わせと、パン、チーズケーキでした。ハム(たぶん鶏ハム)は肉厚で、なかなかおいしかったです。
最後は、コーヒーをいただきました。アリタリア航空では、コーヒー豆はラバッツァなんですね。イタリアっぽくていいです。
軽食を食べ終わると、いよいよミラノに近づいてきました。窓からも、イタリアっぽい、レンガ造りの街並みが見え始めました。
無事着陸!
着陸の時、ずっと主翼を見ていたのですが、意外といろいろ動くんですよね。細かい用語はわかりませんが、たぶん、空気抵抗を高めようとがんばっているところ。
ミラノ(マルペンサ空港)に到着
そんなこんなで、12時間30分の長い長いフライトも無事終了し、ミラノのマルペンサ空港に到着しました。
デルタアメックスゴールド特典で優先手荷物扱い
マルペンサに到着後は、EUへの入国手続きを済ませ、手荷物をピックアップに向かいます。
ここで驚きの事態が!
なんと、ピピノブ(夫)の手荷物が、一番に運ばれてきました。こちらの写真の、先頭の黒いリモワが、ピピノブ(夫)手荷物です。
確かに、「スカイチームエリート資格」の特典として、「プライオリティタグ」をスーツケースにつけてもらってはいました。これは、優先的に手荷物が扱われる特典ですね。
ですが、同じ飛行機には、ファーストクラスやビジネスクラスに搭乗している、本当の意味での上級会員様たちがいらっしゃるわけで、本来であれば、その方々の手荷物から順番に流すべきです。
ピピノブ(夫)は、ピピノブ(妻)が、たまたま「スカイチームエリート資格」をもっていただけの、便乗かつエコノミー搭乗の、スカイチームエリートの中での最下級民です。
そんな最下級民の手荷物を一番に流してはいけません。誤解を受けます(笑)。
このあたりが、適当でイタリアっぽいですよね。(^_^;)
なにはともあれ、せっかく一番に手荷物をピックアップできたので、いの一番に、ミラノ市街へ移動するバス停に移動することができました。ありがたいことです。(^_^)
イタリア旅行のスケジュールのおさらい
今回のイタリア旅行は5泊7日の日程になります。旅行日程は以下になります。
- 1日目:成田からミラノへ移動<AZ787>、ミラノ着(ウェスティン・パレス・ミラノ泊)<== 今ココ
- 2日目:ミラノの観光Day①(ウェスティン・パレス・ミラノ泊)
- 3日目:アウトレットショッピングDay(ヒルトン・ミラノ泊)
- 4日目:ヴェローナ観光Day(ヒルトン・ミラノ泊)
- 5日目:ミラノ観光Day②(ヒルトン・ミラノ泊)
- 6日目:ミラノから成田へ移動<AZ786>
- 7日目:成田着
イタリア旅行記の目次、記事一覧はこちらになります。まとめ読みにはこちらが便利です。(^_^)
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陸マイラーの基本となるANAマイルの貯め方とJALマイルの貯め方はそれぞれこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、アリタリア航空787便(AZ787)の搭乗記をお送しました。
エコノミークラスの旅ですが、「デルタアメックスゴールドカード」に入会することで得た、「スカイチームエリート資格」を活用し、専用カウンターでのチェックインや、ラウンジ利用、プライオリティタグにより、快適な空の旅を実現できました。
座席はもちろんエコノミーでしたが、これらの特典を生かすことで、飛行機に乗る前と降りた後の負荷をたいぶ減らすことができます。
これにより、空の旅の印象も変わりますし、往路全体に必要な負担も、だいぶ軽減することができることを実感しました。やっぱり、快適な空の旅に上級会員資格は必須ですね。
次の記事==>
マルペンサ空港からミラノ市内への移動方法(アクセス)をレポート!
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成田空港のラウンジ比較:KALラウンジ vs デルタスカイクラブ
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それでは、また!