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ヒルトンオナーズの会員特典と入会方法、費用、メリットを徹底解説!

ヒルトンのホテル宿泊イメージ(1)

ヒルトンオナーズの会員特典と入会方法、費用、メリットを徹底解説!

「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」は、ヒルトンのホテルプログラムです。ホテル宿泊やレストラン利用でポイントを貯めることができ、無料宿泊特典やマイルなどに交換することができます。また、宿泊実績を積むことで「上級会員(エリートメンバー)」に昇格することができ、ホテル宿泊時に様々な特典を利用できるようになります。当記事では、ヒルトンオナーズのプログラム概要から上級会員の到達基準、特典と入会方法、費用、メリットまで、詳しく解説していきたいと思います。

更新履歴(2024年9月20日):最新情報に更新しました。

目次

ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)とは

世界有数のホテルチェーンである「ヒルトン」のホテルプログラム

「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」は、世界有数のホテルチェーンである「ヒルトン」のホテルプログラムです。

以前は「ヒルトンHオナーズ」というように、間に「H」が入っていましたが、2017年からシンプルに「ヒルトンオナーズ」に名称変更になりました。

ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)のロゴ

ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)のロゴ

 

いわゆる顧客向けの「ロイヤリティープログラム」というもので、ホテル宿泊やレストラン利用でポイントを貯めることができ、貯めたポイント無料宿泊特典やギフトなどに交換することができます。

また、宿泊実績を積むことで「上級会員(エリートメンバー)」に昇格することができ、ホテル宿泊時に様々な特典を利用できるようになります。

マリオットであれば「マリオットボンヴォイ」、ハイアットであれば「ワールドオブハイアット」、IHGであれば「IHG Rewards Club」というように、これらと同種のプログラムとなります。

<ホテルのロイヤリティープログラム>

 

ヒルトンオナーズの参加ブランド

世界では22ブランドを構成、日本では7ブランドを展開

「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」に参加しているホテルのブランドは以下になります。全部で22のブランドで構成されています。

ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)に参加のホテルブランド

ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)に参加のホテルブランド

 

これらホテルブランドのうち、日本国内に上陸しているものは全部で7つになります。

<日本上陸のヒルトンブランド>

  • LXR Hotels & Resorts
  • コンラッド
  • キャノピー
  • ヒルトン
  • ヒルトン・ガーデン・イン
  • キュリオ・コレクション
  • ダブルツリー

 

2026年には、ヒルトンの中でも最高級ブランドである「ウォルドーフ・アストリア」が東京の日本橋の再開発地区にオープンすることが予定されています。

 

ヒルトンオナーズの対象ホテル(日本国内)

日本国内では大都市圏を中心に29軒のホテルを展開

日本国内における「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」の対象ホテルは以下になります。

全部で29軒ほどの布陣になります(2024年9月時点)。

東京、大阪、名古屋、福岡などの大都市圏および、沖縄といった観光地中心に展開していることが確認できますね。

<ヒルトン対象ホテル(日本国内)>

 

日本国内のヒルトンホテルを日本地図にマッピングしたものはこちらになります。

日本国内のヒルトンホテル:日本地図にマッピング

日本国内のヒルトンホテル:日本地図にマッピング

 

また、こちらの記事では、日本国内におけるヒルトンのホテル一覧を、無料宿泊ポイント数/カテゴリー/ランク/ブランド/都道府県などいくつかの切り口でまとめております。合わせてご参照ください。

 

SLH(Small Luxury Hotels)提携ホテルも2024年7月追加

ヒルトンは2024年2月に独立系ホテルグループである「SLH(Small Luxury Hotels)」と提携することを発表しました。

2024年7月からは一部ホテルを皮切りにヒルトン経由で予約できるようになっています。

日本国内におけるSLH加盟ホテルは以下になります。どれも個性的で魅力あるホテルばかりですね。

<SLH加盟(日本国内)>

  • シャレ―アイビー定山渓
  • カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス
  • ヒノデヒルズ ニセコ ビレッジ
  • 東京ステーションホテル
  • ホテル雅叙園東京
  • ホテルラ・スイート神戸ハーバーランド
  • 軽井沢プリンスホテル イースト
  • ザ タワーホテル ナゴヤ
  • 名古屋観光ホテル、エスパシオ
  • 志摩観光ホテル ザ ベイスイート
  • そわか
  • Sankara Hotel & Spa 屋久島
  • ザ シギラ
  • シギラベイサイドスイート アラマンダ
  • ホテルシギラミラージュ
  • ザ テラスクラブ アットブセナ

 

SLHのホテルは、ウォルドーフやコンラッド、LXR、シグニアといった高級ブランドに加わる予定です。そして、SLHのホテルでもヒルトンオナーズの会員特典を利用可能となっています(一部対象外)。

ヒルトンの魅力がますます高かる結果で楽しみですね。

 

ヒルトンオナーズの入会方法と費用、メリット

さて、ここからは「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」のプログラムの中身を詳しく見ていきたいと思います。

入会方法と費用

ヒルトンオナーズは入会金・年会費など一切無料で利用することができます。公式HPから簡単に誰でも入会することができます。

ヒルトンオナーズの公式HPは以下からアクセスできます。

参考 Topページヒルトンオナーズ

 

入会キャンペーン

ヒルトンオナーズでは入会キャンペーンを実施しています。新規登録後の条件クリアで最大3,000ポイントを獲得できるというものです。

エントリー等は必要なく、公式サイトからの入会で自動的にキャンペーンが適用されます。

ヒルトンオナーズの入会キャンペーン:概要

 

<キャンペーン内容>

  • キャンペーン名:Hilton Honors Welcome Bonus
  • キャンペーン期間:2024年1月1日から2024年12月31日
  • キャンペーン条件:新規登録後6ヶ月以内の最初の滞在で1,000ボーナスポイント、2回目の滞在で2,000ボーナスポイント、合計で3,000ポイント
  • キャンペーン参加:自動エントリー

 

 

入会メリット

ヒルトンオナーズに入会した状態で、ヒルトンのホテルに宿泊したり、レストランなどでサービスを利用することで「ポイント」を貯めることができます。

この貯めたポイントは、ホテルの無料宿泊やアップグレードなどに利用することができます。また、各種「ギフト」や航空会社の「マイル」などに交換することもできます。

さらに、ホテル宿泊を重ねて条件を満たすことで「上級会員(エリートメンバー)」に昇格することもできます。

 

上級会員になると、ヒルトンのホテル宿泊時に、客室のアップグレードやレイトチェックアウト、エグゼクティブラウンジ(=クラブラウンジ)利用など様々な特典を利用できるようになります。

つまり、上級会員になれば、ヒルトンオナーズに参加する世界各国のホテル宿泊時に「VIP待遇」を受けられるというのがメリットになります。

ヒルトンのホテル宿泊イメージ(2)

 

ヒルトンオナーズの会員特典

上級会員制度と到達基準

ヒルトンオナーズの会員資格(ステータス)としては一番下の「メンバー」から最上位の「ダイヤモンド」までの5つがあります。具体的には以下のようになっています。

<ステータス獲得に必要な宿泊数および基本ポイント数>

会員資格 滞在数 宿泊数 ベースポイント数
メンバー
シルバー 4 10 25,000
ゴールド 20 40 75,000
ダイヤモンド 30 60 120,000

 

ヒルトンオナーズの場合、上級会員になる基準としては「滞在数」「宿泊数」と「ベースポイント数」の3つが採用されています。

上級会員になるには、この「滞在数」と「宿泊数」「基本ポイント数」のどれか1つの条件を満たせばOKとなります、つまり「OR条件」ということになります。

MEMO

ベースポイントは、ヒルトンオナーズ対象ホテルでの滞在時に利用した料金に対して「1米ドルあたり10ポイント」が加算されます。部屋付けすればレストランの利用料金なども対象になります。

 

エリート特典(会員特典)

ヒルトンオナーズの各ステータスで得られる特典を表でまとめると以下のようになります(一部抜粋)。中でも重要なものは「青字」にしてあります。

<各ステータスで得られる特典一覧>

特典内容 メンバー シルバー
ゴールド ダイヤモンド
会員向け割引
ボーナスポイント加算 +20% +80% +100%
特典滞在時のリゾート料金不要
デジタルチェックイン&客室の選択
デジタルキー
客室内およびロビーでのWiFi
2人目のお客様宿泊無料
レイトチェックアウト
ポイント譲渡およびポイントプール無料
スタンダードルーム特典で5泊目無料  
ボトルウォーター2本  
エリート会員の繰越特典  
お部屋のアップグレード     ◯(エグゼクティブまで) ◯(1ベッドスイートまで)
無料朝食サービス    
無制限のマイルストーンボーナス    
エグゼクティブラウンジの利用      
ダイヤモンド会員資格の延長      
48時間客室保証      
エリート会員資格の贈呈      
MEMO

SLH提携ホテルでは「エグゼクティブラウンジの利用」等、一部利用できない特典があります。詳細は都度ホテル側にご確認ください。

 

また「赤字」の特典はヒルトンオナーズ独特のユニークなものになります。以下では、これら「青字」と「赤字」の特典について解説していきたいと思います。

ヒルトンのホテル宿泊イメージ(3)

 

ボーナスポイント加算

ヒルトンオナーズの入会すると、滞在時の費用に対して「1米ドルあたり10ポイント」のベースポイントが加算されます。

これに加えて、シルバー以上のエリート会員になるとボーナスポイントが加算されます。加算される割合としては、シルバーで「+20%」、ゴールドで「+80%」、ダイヤモンドで「+100%」となります。

ゴールドから急に加算割合が高くなるのが特徴で、ダイヤモンドでは通常の2倍獲得できるということになります。エリートメンバーになれば、ポイントをザクザクと貯められるというわけですね。

ヒルトンオナーズ:ボーナスポイントの加算

ヒルトンオナーズ:ボーナスポイントの加算

 

レイトチェックアウト

ヒルトンオナーズの場合、一番下のメンバーから「レイトチェックアウト」の特典を受けることができます。

そういう意味では、ヒルトン系列のホテルの滞在するなら、ヒルトンオナーズに入会しなければ損とも言えますね。

こちらのレイトチェックアウトの特典を利用したい場合は、チェックインの際に会員自らがリクエストする必要があります。

OKされるかどうは当日の空室状況によりますが、経験上、よほどの繁忙期でなければOKされることが多いように思います。

ヒルトンの場合、通常のチェックアウト時間は12時に設定されているところが多いのですが、レイトチェックアウトとしては13時もしくは14時までOKとなることが多いですね。

レイトチェックアウトの上限は16時までのようで、ここまで認められるかは、ステータスにも依存すると思われれます。

 

お部屋のアップグレード

「お部屋のアップグレード」は上から2番目の「ゴールド」から適用を受けることができます。ただし、アップグレードされる「幅(レベル)」についてはステータスによってことなります。

特典内容 メンバー シルバー
ゴールド ダイヤモンド
お部屋のアップグレード     ◯(エグゼクティブまで) ◯(1ベッドスイートまで)

 

ゴールドの場合は、「エグゼクティブまで」ということで、スイートルームへのアップグレードは対象外となります。経験上は1段階から2段階程度のアップグレードが多くなりますね。

ただし、仮にエグゼクティブフロアへのアップグレードが成功するとラウンジも利用できるのが特徴です。

ライバルのマリオットの場合は、クラブフロアにアップグレードされても、クラブラウンジを利用できるわけではありませんので、ここはヒルトン・オナーズの大きなメリットになります。

 

一方で「ダイヤモンド」の場合は、スイートルームへのアップグレードも対象となります。1ベッドルームスイートまでという制限はあるものの、スイートルームへのアップグレードの可能性があるというのは夢がありますね。

私も以前、ダイヤモンド会員の際にコンラッド東京でスイートルームへアップグレードいただき、とても感動したのを覚えています。

 

スイートルームへのアップグレードはダイヤモンド会員ならではの特権であり、醍醐味でもあります。

ヒルトンのホテル宿泊イメージ(4)

 

無料朝食サービス

「無料朝食サービス」は、上から2番目の「ゴールド」から適用を受けることができます。会員1名と会員と同室に宿泊の追加1名までが無料で朝食をいただくことができます。

特典内容 メンバー シルバー
ゴールド ダイヤモンド
無料朝食サービス    

 

朝食会場の場所としては、ホテルが指定するレストラン、もしくはエグゼクティブララウンジが指定されます。日本のホテルの場合はレストランでいただくことが多いですね。

 

私の場合は、以下のようなホテルで無料朝食をいただくことができました(たくさんあるのでほんの一部です)。

 

ビュッフェにプラスしてオーダーメニューを用意しているところが多く、優雅な朝食を楽しむことができました。

ヒルトンのホテル朝食イメージ(1)

 

エグゼクティブラウンジの利用

「エグゼクティブラウンジの利用」は、最上位の「ダイヤモンド」のみが適用を受けることができます。会員1名と会員と同室に宿泊の追加1名までが利用することがができます。

特典内容 メンバー シルバー
ゴールド ダイヤモンド
エグゼクティブラウンジの利用      

 

エグゼクティブラウンジでは、無料でソフトドリンクや軽食をいただくことができます。ホテルによってはアフタヌーンティーにお茶菓子を提供しているところもあります。

また、夕方にはカクテルタイムを実施しており、無料でアルコールやオードブルをいただくことができます。お酒好きにはたまらない特典です。

 

私の場合は、以下のようなホテルでエグゼクティブラウンジを利用することができました(たくさんあるのでほんの一部です)。

 

エグゼクティブラウンジを利用できるというのは、ダイヤモンド会員ならではの特権と言えますね。

ヒルトンのエグゼクティブラウンジ利用イメージ(1)

 

特典滞在時のリゾート料金不要

ハワイやニューヨークのホテルでは「リゾートフィー」を徴収される場合があります。1泊あたり40ドル前後に設定されています。

ポイント宿泊や無料宿泊特典を利用した場合は、このリゾートフィーの徴収が免除されるという特典になります。連泊した場合、リゾートフィーは高額になりますので意外と有用な特典です。

ライバルであるマリオットではこのような特典はありません。ヒルトンオナーズ特有のメリットと言えます。

 

2人目のお客様宿泊無料

外資系ホテルの場合、通常は1室あたりの宿泊料金になりますので、1室あたりの利用者が1名であっても2名であっても料金が変化しない場合が多くなっています。

ただし、まれに2名での利用よりも1名での利用にした方が宿泊料金が安く表示される場合があります。

このような場合に、1室1名で宿泊予約をしておいても、2人目は無料で利用できるという特典になります。

ホテルによっては、かなり割安になることもあり、意外と有用な特典です。

こちらの特典を利用する場合、当日チェックインの際に申告すれば基本的にOKですが、心配な際は事前にメールなどで連絡することで、予約上も1室2名での宿泊に修正してもらえます。

 

スタンダードルーム特典で5泊目無料

貯めたポイントは、ホテルの無料宿泊に利用することができます。ヒルトンオナーズの場合、スタンダードルームの無料宿泊に利用することができます。

そして、この無料宿泊を5連泊以上で予約すると、5泊ごとに5泊目が無料になります。つまり、4泊分のポイントで5泊できるということになります。この特典は「シルバー」から適用されます。

特典内容 メンバー シルバー
ゴールド ダイヤモンド
スタンダードルーム特典で5泊目無料  

 

この特典は5連泊以上、20連泊まで適用されます。20連泊とした場合、4泊分(5泊目、10泊目、15泊目、20泊目)が無料宿泊となります。

さすがにポイントで20連泊する方は少ないと思いますが、夏休みなど長期休暇の際には嬉しい特典ですね。

 

無制限のマイルストーンボーナス

「マイルストーンボーナス」とは、一暦年に一定の宿泊日数を達成するとボーナスポイントを獲得できるというものです。

ヒルトンオナーズ特有の特典で、上から2番目の「ゴールド」から適用を受けることができます。

特典内容 メンバー シルバー
ゴールド ダイヤモンド
無制限のマイルトーンボーナス    

 

まず、40泊を達成すると「10,000ポイント」、その後10泊ごとに「10,000ポイント」、そして、60泊達成時には追加で「30,000ポイント」を獲得できます。

ちょっとわかりずらいですが、60泊達成時には追加分も合わせて合計で「40,000ポイント」を獲得できるということになります。表にまとめると以下のようになります。

<宿泊数とマイルストーンボーナスの関係>

宿泊数 マイルストーンボーナス
40泊 10,000ポイント
50泊 10,000ポイント
60泊 10,000ポイント+30,000ポイント
70泊以降10泊ごとに 10,000ポイント

 

たくさん宿泊する方は、通常に加えてさらに大量のボーナスポイントを獲得できるということになりますね。

 

レストラン割引(期間限定)

ヒルトンオナーズでは期間限定の特典としてレストラン割引を提供しています。ステータスに応じて最大25%の割引を受けられるというものです。

ヒルトンのキャンペーン「レストラン割引(DINE LIKE A MEMBER)」:概要

 

具体的には以下になります。ゴールド以上で最大の25%割引となります。

<ステータスと割引率の関係>

  • 会員様およびシルバー会員様:対象となる金額より10%割引
  • ゴールドおよびダイヤモンド会員様:対象となる金額より25%割引

 

こちらのキャンペーンは、アジア太平洋地域のホテルやリゾート内のヒルトンが所有または運営する対象レストランやバー(「アウトレット」)が対象となります。

アジア太平洋地域以外は対象外となるため注意が必要ですが、それでも最大25%割引というのは非常に魅力的な内容と言えますね。

キャンペーン期限は2023年12月31日までになっています。詳細はこちらヒルトンの公式サイトもご参照ください。

ヒルトンオナーズ「Dine Like A Member」

 

ヒルトンオナーズのポイントの使い方

ホテルへの無料宿泊に利用するのがオススメ

「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」で貯めたポイントは、ホテルへの無料宿泊に利用するのが一般的です。

対象ホテルのスタンダードルームの無料宿泊に利用することができます。必要なポイント数はホテル、客室、予約日、滞在日によって異なり、1泊に5,000ポイントからとなっています。

ヒルトンの場合は、必要ポイント数に関する一律のチャートが用意されておらず変動制を採用しています。そのため、必要ポイント数については、都度公式サイトやアプリなどで確認する必要があります。

 

ただし、必要ポイント数の「上限」と「下限」については各ホテルごとに設定しています。これにより、必要ポイント数のある程度の目安を知ることができます。

日本国内のヒルトンホテルにおける、必要ポイント数の「上限」と「下限」をまとめたものが以下になります。

<必要ポイント数一覧(日本国内)>

ポイント数の「下限」 ポイント数の「上限」 ホテル名
20,000 20,000 ヒルトン成田
19,000 35,000 ダブルツリーbyヒルトン那覇
19,000 40,000 ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
なし 50,000 ヒルトン福岡シーホーク
32,000 60,000 ヒルトン名古屋
51,000 70,000 ヒルトン東京お台場
なし 70,000 ヒルトン東京
なし 70,000 ヒルトン大阪
なし 70,000 ヒルトンニセコビレッジ
33,000 80,000 ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート
39,000 80,000 ヒルトン東京ベイ
48,000 80,000 ヒルトン沖縄瀬底リゾート
48,000 80,000 ヒルトン沖縄北谷リゾート
なし 95,000 ヒルトン小田原リゾート&スパ
57,000 95,000 旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン
73,000 95,000 コンラッド東京
87,000 95,000 コンラッド大阪
37,000   ヒルトン長崎
95,000   ROKU KYOTO

注:こちらの上限と下限は2021年時点のものです。2022年以降ではこの上限を超えて必要ポイント数が設定されることもあります。

 

ヒルトンのホテル宿泊イメージ(5)

 

全額ポイントだけでなく、ポイント&マネー特典もあり

また、全額をポイントではなく、不足分はキャッシュ(現金)と組み合わせて支払うことができます(=ポイント&マネー特典)。

ポイント&マネー特典を利用する場合、ポイントとマネーの割合をスライダーで直感的に変更することができて便利です。

ポイント&マネー特典の利用イメージ

ポイント&マネー特典の利用イメージ

 

私の場合、以前「ヒルトンハワイアンビレッジ」にポイントを利用した無料宿泊を行いました。この時は、無料宿泊に必要なポイント数は「50,000ポイント」となっていました。

 

予約したのは、こちらのホテルでスタンダードとなる「カリアタワー、シティービュー」でしたが、その後「ダイアモンド」会員の客室アップグレード特典で、一番人気の「レインボータワ、オーシャンフロント」にアップグレードしていただきました。

上級会員として様々な特典を受けることができ、思い出深い素晴らしい滞在となりました。

 

ヒルトンオナーズの上級会員に簡単になる方法

非常に魅力的な「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」のプログラムですが、上級会員になるためには多くの宿泊実績を獲得する必要があります。

出張族でなければ、なかなかクリアするのが困難は高いハードルです。

ここでは、「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」の上級会員に簡単になる方法をいくつかご紹介したいと思います。

ヒルトンのホテル宿泊イメージ(6)

 

ヒルトンアメックスの保有でもれなくゴールド資格を獲得!

ステータス獲得基準が緩和されているとは言え、「ホテル修行するのが面倒くさい」という方には、「ヒルトンアメックス」への入会がオススメです。

ヒルトンアメックスには「一般カード」と「プレミアムカード」の2つグレードがありますが、年会費の安い「一般カード」でも入会でもれなくヒルトンオナーズの「ゴールド」資格をもれなく獲得することができます。

また、「プレミアムカード」は年会費が高くなるものの年200万円以上のカード決済があれば最上級である「ダイヤモンド」資格を獲得できます。

 

一般カードとプレミアムカードの違いを表でまとめたものが以下になります。

<一般カードとプレミアムカードの主な違い>

  一般カード プレミアムカード
年会費(基本カード) 16,500円(税込) 66,000円(税込)
年会費(家族カード) 1枚目無料、2枚目以降6,600円(税込) 3枚目まで無料、4枚目以降13,200円(税込)
ポイントプログラム ヒルトン・オナーズポイント ヒルトン・オナーズポイント
ポイント還元(全般) 100円=2ポイント 100円=3ポイント
ポイント還元(ヒルトン内) 100円=3ポイント 100円=7ポイント
ステータス(無条件) ヒルトン・オナーズ・ゴールド ヒルトン・オナーズ・ゴールド
ステータス(利用条件クリア) 年200万円以上でダイヤモンド
継続特典(無条件) ウィークエンド無料宿泊特典(1泊)
継続特典(条件クリア) 年150万円以上でウィークエンド無料宿泊特典(1泊) 年300万円以上でウィークエンド無料宿泊特典(1泊)
HPCJ年会費優待 初年度から10,000円(税込) 初年度無料、次年度以降10,000円(税込)
旅行保険(国内) 最高2,000万円 最高5,000万円
旅行保険(海外) 最高3,000万円 最高1億円
空港ラウンジ
手荷物無料宅配
ショッピング・プロテクション
オンライン・プロテクション
リターン・プロテクション
キャンセル・プロテクション
スマートフォン・プロテクション
航空便遅延補償

 

ヒルトンオナーズの場合、「ゴールド」であっても「お部屋のアップグレード」や「無料朝食」「レイトチェックアウト」など、重要な特典が提供されています。

<ゴールド会員の主な特典>

  • ボーナスポイント加算(+80%)
  • 2人目のお客様宿泊無料
  • レイトチェックアウト
  • スタンダードルーム特典で5泊目無料
  • お部屋のアップグレード(エグゼクティブまで)
  • 無料朝食サービス

 

自分はゴールド特典で十分という方は「一般カード」、決済額が大きく将来ダイヤモンドを目指すという方は「プレミアムカード」がそれぞれオススメになります。

ヒルトンアメックス(一般カード)およびアメックスプレミアムの詳細についてはそれぞれ以下の記事をご参照ください。

 

ヒルトンアメックスは入会キャンペーンの利用がお得

ヒルトンアメックスでは入会キャンペーンを実施しています。

条件クリアで大量ポイントを獲得できるため初年度の年会費負担を大きく軽減することができます。

ヒルトンアメックスの入会キャンペーンの最新情報はこちらの記事をご参照ください。

 

ヒルトンのホテル予約をお得にする方法

エリートステータス獲得基準を積むには公式サイトからの予約が必須

ヒルトンオナーズでエリートステータス獲得基準を積むには公式サイトから予約する必要があります。

一休や楽天トラベルなど、外部のサイトから予約した場合は滞在・宿泊・ベースポイントなどが積算されないため注意が必要です。

公式サイトから予約する際には、ポイントサイトを経由することで宿泊費用の数%のポイントを獲得できるためオススメです。

この記事の更新時点(2023年8月)では、ヒルトン公式サイトは日本のポイントサイトには登場していません

そのため、海外のポイントサイトである「TopCashback」を利用します。

「TopCashback」上で「Hilton」と入力して検索することで還元率を確認することができます。この時はヒルトンオナーズ会員の場合は「1%」還元となっているのがわかりますね。

 

1%というと少なく感じるかもしれませんが、ホテル宿泊費用は高額になりがちです。1%といえどもチリも積もれば馬鹿にならない金額になりますので、利用するのがオススメです。

「TopCashback」は以下から新規登録することができます。

「TopCashback」の新規登録はこちら!

 

「TopCashback」は日本語ブログも用意されています。利用方法などはこちらからもご確認ください。

「TopCashback」の日本語ブログ

 

MEMO

「TopCashback」で獲得したポイントは「PayPal」に出金することができます。「TopCashback」を利用する場合はPayPalの口座も事前に作成しておきましょう。

 

まとめ

今回は、「ヒルトンオナーズ(Hilton Honors)」のプログラム概要から上級会員の到達基準、特典、簡単になる方法まで、詳しくご紹介していきました。

上級会員になれば「客室のアップグレード」や「レイトチェックアウト」「無料朝食」「エグゼクティブラウンジ利用」といった魅力的な特典を世界中のヒルトンホテルで利用できるようになります。

加えて、ヒルトンオナーズの場合は「2人目のお客様宿泊無料」や「マイルストーンボーナス」といった他のホテルチェーンでは見ないような独自の特典を用意しているのも特徴です。

また、2024年になりSLHのホテルが加わったことでより魅力を高める結果となっています。一部対象外のものはあるものの、ヒルトンオナーズの特典を活用できるのは嬉しいですね。

ヒルトンアメックスなどを活用してステータスを獲得し、有効に活用していきたいましょう!

 

それでは、また!