パレスホテル東京のアフタヌーンティーをブログレポート!予約方法と価格、メニューは?<ザ・パレス・ラウンジ>
今回は、「パレスホテル東京」のアフタヌーンティーをご紹介したいと思います。「パレスホテル東京」ではいくつかの施設でアフタヌーンティーを提供していますが、今回利用したのは、一番スタンダートとなる「ザ・パレス・ラウンジ」です。こちらのアフタヌーンティーは「和洋折衷」のスタイルとなっており、三段の漆塗りのお重で提供されるのが特徴になっています。当記事では、予約方法と価格、メニューから、フードとドリンクの提供内容まで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
パレスホテル東京の基本情報
パレスホテル東京は5つ星のラグジュアリーホテル
「パレスホテル東京」は、東京の丸の内、皇居のすぐ隣に立地する5つ星のラグジュアリーホテルです。
前身の「パレスホテル」は、国内外の賓客を迎える近代的ホテルとして1961年に誕生しましたが、2009年1月31日に新たな時代にふさわしいホテルに生まれ変わるため、休館を迎えました。
そして、2012年5月17日に「パレスホテル東京」としてリニューアルオープンしています。
パレスホテル東京は「千代田区丸の内1-1-1」の希少なアドレスで皇居に隣接
「パレスホテル東京」の住所は「東京都千代田区丸の内1-1-1」ということで、まさに東京の中心部に位置しています。
「パレスホテル東京」の最寄駅は地下鉄の「大手町駅」です。ホテルの地下からは大手町駅に直結しており、雨に濡れることなく移動することができます。
また、JR東京駅からも徒歩8分ということで徒歩圏内に位置しています。2駅12路線が利用可能となっており、観光にもビジネスにも便利な立地となっています。
<最寄駅>
- JR「東京駅」丸の内北口より徒歩8分
- JR:各新幹線、山手線、京浜東北線、中央線、東海道線、横須賀線、総武線快速、京葉線
- 東京メトロ:丸ノ内線
- 地下鉄「大手町駅」C13b出口より地下通路直結。
- 東京メトロ:千代田線、半蔵門線、丸ノ内線、東西線
- 都営地下鉄:三田線
「パレスホテル東京」の周辺地図はこちらになります。皇居のお堀に沿うような立地になっていることが確認できますね。
パレスホテル東京のアフタヌーンティーの選択肢
パレスホテル東京ではアフタヌーンティをホテル内3ヶ所で提供
「パレスホテル東京」では、アフタヌーンティーを複数の会場で提供しています。「ザ・パレス・ラウンジ」「グランドキッチン」「プリヴェ」の3箇所です。
「ザ・パレス・ラウンジ」と「グランドキッチン」はともにロビー階に位置しており場所も隣接しています。料金は若干異なりますが、提供内容は同じで「和洋折衷」のスタイルとなっています。
一方で、「プリヴェ」はホテルの6階に位置しており内容も料金も異なります。「プリヴェ」のアフタヌーンティーは隣接するフレンチレストラン「エステール」から提供されることもあり「フレンチテイスト」となっています。
それぞれの施設におけるアフタヌーンティーの提供時間と価格をまとめると以下のようになります。
<アフタヌーンティーの提供場所と営業時間、提供時間、価格>
- ザ・パレス・ラウンジ<=今回利用
- 場所:ホテル1階
- 提供時間:1:00 pm – 6:30 pm
- 利用時間:3時間
- 価格:4,600円(税サ別)
- 特徴:和洋折衷
- グランドキッチン
- 場所:ホテル1階
- 提供時間:2:30 pm – 5:00 pm
- 利用時間:2時間半
- 価格:4,400円(税サ別)
- 特徴:和洋折衷
- プリヴェ
- 場所:ホテル6階
- 提供時間:2:30 pm – 4:30 pm、5:30 pm
- 利用時間:2時間半
- 価格:4,900円(税サ別)
- 特徴:フレンチテイスト
「ザ・パレス・ラウンジ」のアフタヌーンティーは利用時間が3時間とゆったりできるのが特徴
今回はこの中から、アフタヌーンティーの提供場所としては一番スタンダードは「ザ・パレス・ラウンジ」を利用することにしました。
ちなみに、それぞれの施設で提供時間と利用時間が若干ことなります。利用時間は「ザ・パレス・ラウンジ」が3時間と一番長くなっていますので、ゆっくりと利用したい方はこちらがオススメです。
パレスホテル東京のアフタヌーンティーをブログレポート<ザ・パレス・ラウンジ>
それではここからは、「パレスホテル東京」の「ザ・パレス・ラウンジ」で実際にいただいた「アフタヌーンティー」の様子をご紹介していきたいと思います。
ホテルの外観とロビー
「パレスホテル東京」の外観はこんな感じです。写真左がビジネス棟、右が宿泊棟になっています。宿泊棟は24階建てとなっており、高層階からは都心の素晴らしい眺望を楽しめるようになっています。
エントランスを抜けると、ロビーには大きな生花が飾られています。とても華やかで、かつ、迫力があります。高級ホテルとしての威厳を漂わせています。
ロビーの至るところにはソファースペースが用意されています。窓からは皇居の内堀を眺めることができます。この立地だからこそできる贅沢な眺望ですね。
ザ・パレス・ラウンジの内観と雰囲気
今回アフタヌーンティーの会場として利用した「ザ・パレス・ラウンジ」は、ロビー階の一角に位置しています。正面玄関からまっすぐ奥に進んだ左手にあります。
店内には2人がけ、もしくは4人がけのソファー席が多く設置されています。内装はモダンでエレガントな雰囲気です。
外には隣接するレストランである「グランドキッチン」のテラス席も併設されており、窓からは皇居の内堀の様子を眺めることができます。
今回は2人での利用でしたが、窓側の4人席をアサインいただきました。ゆったりと寛ぐことができて良いですね。
アフタヌーンティーのメニュー
メニューの内容
さて、続いては「アフタヌーンティー」のメニューの内容をご紹介したいと思います。席に着席すると、メニューはすでにセットアップされていました。
メニューはこんな感じの見開きの冊子になっています。左手にはフードメニュー、右手にはドリンクメニュー(紅茶)が記載されています。また、裏面には、コーヒー、日本茶、中国茶も記載されています。
アフタヌーンティーというと「紅茶」が定番ですが、こちらではコーヒーに加えて、日本茶や中国茶もいただけるのが特徴となっています。
また、フードは三段の「お重」で提供されます。定番のティースタンドに比べると「和」のエッセンスを強く感じますね。
写真では見にくいと思いますので、メニュー内容を以下に転記します。併せてご確認ください。
<アフタヌーンティーのメニュー>
- フード
- 茸のコンソメスープ
- お重一段目
- キャラメルナッツタルト、蜜柑のギモーブ、チーズケーキ、林檎と紅茶のマカロン、フォレノワール
- お重二段目
- 聖護院のカブのパンナコッタ、ズワイ蟹とアヴォカドのロールサンド、パテドカンパーニュと柚子のコンフィ、プロシュートとレムラード、サーモンと生姜の手毬寿司
- お重三段目
- 抹茶フィナンシェ、マカダミアン、アルレット、和菓子、プロフィットロール
- 柚子のスコーン
- クロテッドクリーム、ジャム
- 紅茶
- Seasonal Tea Selection
- アップルシナモン、クランベリー&グレープフルーツ、ルイボス ストロベリークリーム
- Classical Tea
- アッサム、イングリッシュブレックファースト、ライト&レイト セイロン、ダージリン、ニルギリ
- Aroma Tea
- アールグレイ、モルゲンダウ、ホルシュタイナーグリュッツェ、アイリッシュモルト
- Herbal Tea
- レモングラス、ローズヒップ、ペパーミント、カモミール
- Seasonal Tea Selection
- 日本茶
- 柚子抹茶、煎茶「百年の春」、玄米茶、ほうじ茶
- 中国茶
- 桂花茶、鉄観音、キーマン、ジャスミン茶
- コーヒー
- コーヒー、カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソ
アフタヌーンティーの価格
アフタヌーンティーの価格は税サ抜で「4,600円(税サ抜)」となります。
この価格には紅茶・コーヒー・日本茶・中国茶といったドリンクの価格は含まれていますが、別途消費税とサービ料(10%)が必要になります。
これらを加えると、ひとり「5,566円」という計算になります。
また、グラスシャンパン付きのコースも用意されており、こちらは「6,700円(税サ抜)」となります。
<アフタヌーンティーの価格>
- アフタヌーンティー:4,600円(税サ抜)
- グラスシャンパン付き:6,700円(税サ抜)
アフタヌーンティーの提供内容
さて、それではここからは、「パレスホテル東京」のアフタヌーンティーの、ドリンクとフードの様子をご紹介していきたいと思います。
アフタヌーンティーのドリンク
こちらのアフタヌーンティーでは、席としての利用時間は「3時間」、ドリンクの利用時間は「2時間半」となっています。
ドリンクについては、この「2時間半」の間、種類の交換も含めて好きなものを好きなだけいただくことができます。
また、紅茶とコーヒーについては全種類において、「ホット」と「アイス」を選択することができます。通常、アイスにできるものは限られていることが多いのですが、柔軟な対応が素晴らしいですね。
こちらは、アイスでいただいた「アップルシナモン」です。スッキリとした味わいが最初の一杯に良いですね。アイスの場合はトールグラスに一杯ずつ提供されます。
こちらは、ホットでいたただいた「アールグレイ」です。ホットの場合は、テーブルでポットからカップへ一杯ずつ注いでいただけます。ポットは一杯ずつの飲みきりになっているため、たくさんの種類をいただくことができるのが嬉しいポイントです。
こちらは、「煎茶(百年の春)」です。豊かな香りが特徴の高級茶葉です。お茶の種類によってカップが変えられているのがわかりますね。
最後にこちらは「柚子抹茶」です。抹茶の苦味の中に柚子の爽やかさが加わり、飲みやすい味わいに仕上げられていました。器も「お抹茶」ぽくて雰囲気がありますね。
ちなみに、紅茶の茶葉のブランドとしては、ドイツの「ロンネフェルト」を中心に、インドの「プリミアスティ」を適材適所で利用しているということでした。
アフタヌーンティーのフード
続いてはフードの様子をご紹介します。フードは、3段の「漆塗り重箱」で提供されます。テーブルの上で、こんな感じで展開してセットアップされます。お重を傷つけないように、カトラリーも「竹製」になっているのが雰囲気がありますね。
お重の「一段目」はこんな感じです。主に「洋」のスイーツでまとめられています。内容としては、写真の上から時計回りに「チーズケーキ」「蜜柑のギモーブ」「キャラメルナッツタルト」「フォレノワール」「林檎と紅茶のマカロン」となっています。
どれもとても美味しかったのですが、特に「チーズケーキ」がバスクチーズケーキのようなソフトな食感で味も濃厚で好みでした。また、「林檎と紅茶のマカロン」は味もさることながら、見た目も鮮やかでかわいいですね。
続いてお重の「二段目」はこんな感じです。こちらには「和洋折衷」のセイボリーが用意されています。「聖護院のカブのパンナコッタ」や「サーモンと生姜の手毬寿司」など、和風のテイストが強めになっているのが特徴です。お重との見た目のバランスが良いですね。
また、「パテドカンパーニュと柚子のコンフィ」や「プロシュートとレムラード」など、ワインのおつまみに良さそうなものも用意されています。スイーツばかりですと塩気のあるものも欲しくなりますので、ちょうど良いバランスになっています。
続いてお重の「三段目」はこんな感じです。こちらは「和」のスイーツが中心な構成となっています。内容としては、写真の上から時計回りに「プロフィットロール」「和菓子」「マカダミアン」「アルレット」「抹茶フィナンシェ」となっています。
「和菓子」は、老舗和菓子店である「赤坂青野」のものだそうです。甘さ控えめでしっとりとした食感が最高でした。
アフタヌーンティーの定番とも言える「スコーン」に関しては、お重とは別皿での提供でした。提供されたタイミングではほんのりと暖かく、焼きたて感を感じることができました。
この日は「柚子のスコーン」となっており、柚子の果肉の食感とさわやかな香りを楽しむことができました。また、クロテッドクリームはかなりソフトなタイプで「ミルクペースト」のようなやさしいような味わいでした。
アフタヌーンティーを利用した感想
フードのクオリティーは総じて高く、どれも美味しくいただくことができました。スイーツはどれもバランスの良い甘さ加減(甘すぎない)で、セイボリーにも塩気のあるものが多いため、甘いものが苦手な方でも無理なく完食できるのではないかと思います。
ドリンクも種類豊富で、アイスもホットも1杯ずつの提供となっているため、いろいろな種類を試すことができるのも良いですね。
見た目として派手さはありませんが、「3段の漆塗り重箱」で提供されるというのが、皇居のほとりというこちらのホテルの立地と相まって、高級感を高めています。
スタッフの方のサービスはとても丁寧かつスマートです。紅茶を注ぐ際に、カップに茶葉が一枚入っただけでポットごと交換するこだわり様で、高級老舗ホテルならではの上質なサービスを体験することができます。
価格としては安くはありませんが、提供されるフードとサービスのレベルからすると、満足度が高く感じます。優雅で楽しい午後のひとときを過ごすことができ感謝感謝です。
パレスホテル東京のアフタヌーンティーの予約方法
アフタヌーンティーの予約はレストラン予約サイトの「一休」経由がお得
今回こちら「パレスホテル東京」のアフタヌーンティーの予約は、レストラン予約サイトの「一休」を利用しました。
料金は税サ込で「5,566円」と、「パレスホテル東京」の公式サイトから予約したのと基本的には変わりません。ただし、一休を利用した場合、ポイント付与や利用が可能となっているため、その分お得になりますね。
一休における「パレスホテル東京」のアフタヌーンティーの最新価格は以下リンクからご確認ください。
一休ではスタンダードなアフタヌーンティーの他、パレスホテル東京の名物である「マロンシャンティ」を中心したセットメニューなども提供しており、こちらも魅力的です。
また、その他ホテルを含む「アフタヌーンティー特集」はこちらのバナーからご参照いただけます。
まとめ
今回は、「パレスホテル東京」のアフタヌーンティーをご紹介しました。
「パレスホテル東京」ではいくつかの施設でアフタヌーンティーを提供していますが、今回利用したのは、一番スタンダートとなる「ザ・パレス・ラウンジ」でした。
「ザ・パレス・ラウンジ」は、テラス席と皇居内堀の眺望を楽しむことができる、明るく開放感の高い空間でした。内装もモダンで高級感を感じることができます。
提供されるアフタヌーンティーのフードとドリンクのクオリティーも高く、優雅で楽しい午後のひとときを過ごすことができました。
非常に満足度の高いアフタヌーンティーとありましたので、またリピートしたいと思いつつ、次回はテイストの異なる「プリヴェ」の方も試して見たくなりました。
いつかチャレンジしてまたご紹介したいと思います。
それでは、また!
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