「横浜ロイヤルパークホテル」は、横浜のみなとみらい地区のシンボルである「横浜ランドマークタワー」に位置するホテルです。客室が配置された上層階からは地上200メートルを超える高さからの眺望を楽しめるのが特徴となっています。今回はこちらのホテルのクラブフロアである「ザ・クラブ」のベイブリッジビューの客室に宿泊することができました。当記事では、ホテルの外観からロビー、チェックイン、客室(コンフォートツイン ベイブリッジビュー)の様子まで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
横浜ロイヤルパークホテルとは
横浜ランドマークタワーの上層階部に入居する超高層ホテル
「横浜ロイヤルパークホテル(Yokohama Royal Park Hotel)」は、横浜市西区みなとみらいに位置するシティーホテルです。三菱地所グループが展開するホテルチェーン「ロイヤルパークホテルズ」に属しています。
「横浜ロイヤルパークホテル」は、みなとみらい地区のシンボルである「横浜ランドマークタワー」の上層階部に入居しており、1993年9月15日にオープンしました。客室は52階から67階に位置しており、全603室を擁しています。
横浜ロイヤルパークホテル:基本情報
施設概要
「横浜ロイヤルパークホテル」の客室の構成は以下のようになっています。今回宿泊したクラブフロアである「The Club(ザ・クラブ)」は、ホテルフロアの中でも上層階である65階と66階に位置しています。
<客室の構成>
- 67F:The Top(ザ・トップ)
- 65F – 66F: The Club(ザ・クラブ)
- 60F – 64F:Atelier(アトリエ)
- 52F – 59F:レギュラーフロア
ちなみに、「横浜ロイヤルパークホテル」では、60階以上の客室フロアのことを「スカイリゾートフロア」と呼んでいます。
最上階となる70階にはスカイラウンジ「シリウス」が、68階にはフレンチレストラン「ル・シエール」 や、中国料理「皇苑」、日本料理「四季亭」などのレストランが配置されています。
また、ロビーやフロント、宴会場やチャペルなどは低層階部に位置しています。
場所とアクセス
前述のとおり、「横浜ロイヤルパークホテル」は、「横浜ランドマークタワー」に入居しています。最寄駅はみなとみらい線の「みなとみらい駅」で、徒歩3分ほどの距離になります。
また、JR各線の「桜木町駅」から動く歩道で直結しており、徒歩5分ほどの距離になります。まとめると以下のようになります。
<最寄駅>
- みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい駅」:徒歩3分
- JR京浜東北線、横浜線「桜木町駅」:徒歩5分
- 横浜市営地下鉄「桜木町駅」:徒歩5分
「横浜ロイヤルパークホテル」の周辺地図はこちらになります。みなとみらい地区の中心部に位置しているのがわかりますね。観光に絶好のロケーションとなっています。
チェックイン&チェックアウト時間
「横浜ロイヤルパークホテル」の標準的なチェックイン時間とチェックアウト時間は以下になっています。11時チェックアウトというのはちょっと早めの設定になっているため注意が必要です。
<チェックイン&チェックアウト時間>
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
「横浜ロイヤルパークホテル」の公式サイトはこちらになります。
参考 Topページ横浜ロイヤルパークホテル
横浜ロイヤルパークホテル ブログ宿泊記の構成
横浜ロイヤルパークホテルの宿泊記は全部で3部構成になっています。
たくさんの写真を使ってどこよりも詳しくご紹介しておりますので、順番にご参照いただけると嬉しいです。
<横浜ロイヤルパークホテル 宿泊記>
- ホテルの外観からロビー、客室(コンフォートツイン ベイブリッジビュー)<=当記事
- クラブラウンジのアフタヌーンティーからカクテルタイム、朝食
- プールとサウナ&スパ(フィットネス施設)
横浜ロイヤルパークホテル ブログ宿泊記:クラブフロア「ザ・クラブ」の客室をブレポート
さて、前置きが少々長くなりましたが、ここからは「横浜ロイヤルパークホテル」に実際に宿泊した様子をご紹介したいと思います。
私が宿泊したのは、2020年11月上旬の土日祝日になります。
外観
「横浜ロイヤルパークホテル」の外観はこんな感じです。こちらの「横浜ランドマークタワー」の上層階に位置しています。かつては日本で一番高いビルだったということもあり、威風堂々たる佇まいです。
「横浜ロイヤルパークホテル」のメインエントランスはホテルの1階に位置しています。規模の大きなホテルであり、メインエントランスには車寄せも併設されています。
また、JR各線および市営地下鉄の「桜木町」からアクセスする場合は駅から接続している「動く歩道」を利用するのが便利です。
「動く歩道」の終点は、「横浜ロイヤルパークホテル」の通用口が用意されています。「動く歩道」には屋根もあるため、天候が悪くてもほとんど濡れずにアクセスできるのは便利です。
通用口から中に入るとエレベーターがあります。こちらの通用口があるフロアは、ホテル的には3階ということになります。ロビーは1階にありますので、エレベーターもしくはエスカレーターで移動します。
ロビー
1階に降りるとこんな感じなっています。こちらは、車寄せが併設されたエントランスフロアになります。
天井が高く、また、天井にはシャンデリア、壁には大型の絵画ということで、ヨーロピアン調の豪華な内装になっています。どこか、バブル期を思わせる雰囲気ですね。
エントランスフロアから奥に進むとレセプションがあります。こちらのレセプションも落ち着いた雰囲気で高級感がありますね。
クラブフロアの宿泊者以外はこちらでチェックインやチェックアウトの手続きをすることになります。
一方でクラブフロア宿泊者は、クラブラウンジで直接チェックインができますので、こちらのレセプションはスルーします。
さらに奥に進むと、ホテル棟のロビーに出ます。
こちらのロビーは「横浜ランドマークタワー」のドッグヤードガーデンに面しています。
帆船型のホテル(横浜グランドインターコンチネンタルホテル)や観覧車などが彩る、みなとみらい地区ならではの眺望を楽しむことができます。気分が高まりますね。
こちらホテル棟のエレベーターを利用して、客室フロアに移動することになります。クラブラウンジは66階になりますので、まずはそちらに上がっていきましょう。
チェックイン
「横浜ロイヤルパークホテル」では、65階と66階がクラブフロアになっており、66階にクラブラウンジのレセプションが用意されています。
クラブラウンジのレセプションはこんな感じです。カウンターに座った状態でゆったりとチェックインすることができます。ホテル1階のレセプションはかなり混雑していましたので、これはクラブフロア宿泊者の特権ですね。
我々はこの時、午後2時頃に到着しましたが、既に客室の準備ができているということでアーリーチェックインさせていただきました(本来のチェックイン時間は3時からです)。
また、クラブラウンジでのアフタヌーンティーは午後3時からスタートということでしたので、まずは客室に移動して寛ぐことにしました。
クラブラウンジの様子については別記事で詳しくご紹介したいと思います。
客室:「ザ・クラブ」コンフォートツイン ベイブリッジビュー
チェックイン後は客室に移動します。今回宿泊したのは、クラブフロア(=ザ・クラブ)の「コンフォートツイン ベイブリッジビュー」というグレードで、66階の客室をアサインいただきました。
クラブフロアの客室のグレードは以下になります。料金的には「シティービュー」の方がリーズナブルですが、せっかく横浜のみなとみらい地区に宿泊するということで「ベイブリッジビュー」を選択しました。
料金的には、クラブフロアで真ん中あたりという感じになります。
<クラブフロアの客室のグレード(料金順)>
- コンフォートダブル シティビュー
- コンフォートダブル ベイブリッジビュー
- デラックスツイン シティビュー
- コンフォートツイン ベイブリッジビュー<=今回選択
- デラックスツイン ベイブリッジビュー
- コーナーダブル シティビュー
- コーナーダブル ベイブリッジビュー
- コンフォートスイート
- エグゼクティブスイート
全体像と雰囲気
それではここからは、「コンフォートツイン ベイブリッジビュー」の客室の様子をご紹介していきたいと思います。
入口の扉を開けるとこんな感じになっています。ちょっとしたホワイエ(玄関)スペースがあり、右手にバスルーム、左手に寝室(兼リビング)という配置になっています。
寝室(兼リビング)はこんな感じです。右手にはミニバーやTV、正面にデスクや窓、左手にベッドが配置されています。
ベッドはこんな感じです。今回は「ツイン」の客室を選択しましたので、ベッドは2台となります。
内装は全体的に白を基調にしたヨーロピアン調です。クラブフロアは近年、改装が入っているため、全体的に新しく気持ちの良い印象を受けます。
ベッドの上にはあらかじめパジャマが用意されています。コロナの影響でターンダウンを廃止しているホテルが多いため、その影響と思われます。
ベッドの正面はこんな感じになっています。壁一面に配置されたキャビネットに壁掛けTVが収納されています。スタイリッシュにまとめられていますね。
TVは55インチほどと思われる大型のもので、地上デジタル放送の他、BS放送やWOWOWを鑑賞できるようになっていました。
窓際には、ビジネスデスクとチェアが用意されています。高層階からの眺望を楽しみながら仕事をできるなんて夢のようですね(景色が気になって仕事に集中できなそうですが。笑)。
眺望
続いては、お待ちかねの眺望を確認したいと思います。
客室からの眺望はこんな感じです。目の前には、横浜を代表するような素晴らしい景色が広がってます。
眼下にはみなとみらい地区の観覧車や高層ビル、ホテル、右手奥には大型客船用のターミナル、さらに奥にはベイブリッジも見えますね。
この日は運良く、大型客船用のターミナルには日本を代表する豪華客船である「飛鳥Ⅱ」が停泊していました。港がある風景はやはり絵になりますね。
リゾート気分が高まります。
左手の方に目を向けると、遠くに東京の高層ビル群の姿を見ることもできました。写真だと小さくてわかりづらいですが、モヤの上にビルの頭がのぞいており、幻想的な風景となっていました。
66階からの眺望というのは圧倒的ですね。
ちなみに、夜景はこんな感じです。観覧車のイルミネーションとホテルや埠頭のライトがキラキラと輝いていてとても綺麗です。
この夜景が見れるだけでも、若干料金が高くなっても「ベイブリッジビュー」を選ぶ価値がありますね。本当に素晴らしかったです。
ミニバー
ミニバーはTV横のキャビネットの中に収納されています。コーヒーはネスプレッソで、ネスプレッソ用のカップなども用意されています。ポットもありますね。
ネスプレッソのフレーバーは4種類ありました。種類豊富で良いのですが、デカフェの準備がなかったのはちょっと残念ですね。半分ぐらいはデカフェにしていただけると良いと思います。
反対側のキャビネットの中はこんな感じです。ピカピカに磨かれたグラスが所狭しと並べられています。このあたりは老舗ホテルの細やかさを感じます。無料のお水はボトルで2本が用意されていました。
日本茶用の茶碗の他、お茶のティーバッグ用意されていました。種類としては「煎茶」「ほうじ茶」「昆布茶」の3種類となっていました。
いろいろと探したのですが、紅茶のティーバックは見つけられませんでしたので。日本茶の用意のみなのかもしれません。
キャビネットの下には、冷蔵庫も収納されています。冷蔵庫の中はこんな感じで、ドリンクやスナックで占められています。
当然ながら、これらの利用は有料となっています。自分のものを入れるスペースがちょっと欲しいところですね。
ちなみに、ミニバーの料金表はこちらになります。ソフトドリンクは400円前後、アルコールは500円から600円といったところです。
東京都心のホテルに比べるとちょっと安めな価格設定でしょうか。
バスルーム
続いては、気になるバスルームをご紹介したいと思います。バスルームはユニットタイプで、個室の中に洗面台とトイレ、バスタブが配置されています。
洗面台はこんな感じでシングルボウルですね。トイレはウォシュレット付きで機能的です。客室内に比べると、バスルームは若干レトロな印象を受けますね。
ハンドソープは、イギリスの高級スパブランドである「GILCHRIST&SOAMES(ギルクリスト アンド ソームス)」のものが用意されていました。
また、アメニティーは洗面台横のボックスの中に収納されています。1人1箱といった感じです。
中には、フランスの自然派コスメブランドである「L’OCCITANE(ロクシタン)」のアメニティーセットが入っていました。
用意されていたのは「JASMIN(ジャスミン)&BERGAMOTE(ベルガモット)」というシリーズのもので、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーミルクの4点セットです。
なかなか豪華ですね。やさしく良い香りで、男女ともに好まれそうです。
また、その他アメニティーについては、ホテルのオリジナルブランドのものとなりますが、充実した品揃えとなっていました。
バスタブはこんな感じです。横に長いフルバスで、成人男性が足を伸ばしても十分な広さがありました。シャワーはハンドシャワーのみの用意となります。
バスタブには石鹸が用意されていましたが、こちらもホテルのオリジナルブランドのものとなっていました。
クローゼット
続いてはクローゼットをご紹介したいと思います。クローゼットはこんな感じで、なかなか収納力のあるタイプです。上段の棚の上にはバスローブが2着用意されていますね。
また、衣類用の消臭剤もあらかじめ用意されています。
バスローブはこんな感じで、重厚感のあるタイプです。胸元に「ロイヤルパークホテル」の刺繍が入っているのがなかなか良いです。
スリッパはこんな感じです。色は黒となっておりモダンなデザインですね。履き心地も悪くありません。
クローゼットのキャビネットの中には金庫が収納されています。
その他設備
最後に、その他もろもろの設備についてご紹介したいと思います。
こちらは、ベッドサイドに用意されている「パッド」です。こちらのパッドでは、照明やエアコンの他、カーテンの開閉もコントロールすることができるようになっています。
なかなかハイテクな設備です。
また、ベッドボードの左右には、電源も用意されています。
電源は、通常のプラグ電源の他、USB電源も用意されています。このあたりも最新の設備にアップデートされていますね。スマホの充電などに活用することができます。
また、TVの下にはモバイルスピーカーも用意されてます。「BOSE(ボーズ)」製でなかなか良いものを用意していますね。Bluetoothでスマホなどと接続することができて便利です。
ちなみに、TV台の前面にはTVと接続用の端子が用意されています。HDMI端子が用意されていると、ビデオやカメラを接続して映像を映し出したりできて便利ですよね。
また、最近だと「Fire TV Stick」なんかを持ち込む方も多いのではないかと思います。
客室内に貸し出し品のリストはありませんでしたが、客室係に問い合わせてみると、備品もいろいろ用意されているようです。妻はヘアアイロンを貸し出してもらっていました。
持ち運ぶと荷物となりますので、現地で貸していただけるのは助かりますね。
横浜ロイヤルパークホテル:宿泊に利用した予約サイトと費用(コスト)
ホテル予約サイトの「一休」経由の宿泊がお得でオススメ
今回、こちらの「横浜ロイヤルパークホテル」の宿泊には、予約サイトである「一休」を利用しました。
「【特別階・65階~66階】スカイリゾートフロア 「ザ・クラブ」 宿泊プラン」というもので、客室のグレードとしては「「ザ・クラブ」コンフォートツイン ベイブリッジビュー 」を選択しました。
元値は「39,000円」でしたが、ポイントの即時利用と「GoToTravel割引」で「23,400円」で利用することができました。
また、地域共通クーポンとして「6,000円」分も獲得できましたので、実質17,400円ほどで利用できたということになります。クラブフロアへの宿泊を思ったよりリーズナブルに実現することができ、感謝感謝です。
<宿泊コスト>
- 宿泊料:39,000円
- ポイント即時割引:-1,950円
- GoToTravel割引:-13,650円
- 差し引き:23,400円
- 地域共通クーポン:+6,000円
一休では今回ご紹介した以外でも、いろいろな特典のついた豊富なプランが用意されています。
宿泊料金は複数の予約サイトを比較するのが重要です。最新価格はこちらからもご確認ください。
横浜ロイヤルパークホテル宿泊記はYouTubeでも公開中!
「横浜ロイヤルパークホテル」の宿泊記は動画にまとめてYouTubeでも公開中です。66階からの素晴らしい眺望を動画でもぜひご鑑賞ください。
まとめ
今回は、「横浜ロイヤルパークホテル」の宿泊記として、ホテルの外観からロビー、チェックイン、客室の様子まで、詳しくご紹介していきました。
今回宿泊したのは、クラブフロアとなる「ザ・クラブ」のベイブリッジビューの客室でした。みなとみらい地区を一望する66階からの眺望は正に絶景で、「ザ・横浜」的な景色を楽しむことができました。日中に加えて、夜景はさらに素晴らしく、とても良い思い出になりました。
また、近年改装された客室は気持ちよく、設備も最新で使い心地も快適でした。アメニティーなど細かいところにも気を使っているのも好感が持てますね。
ラグジュアリーホテルというわけではありませんが、家族やカップルで観光に利用するには最高なホテルではないかと思います。
次の記事では、クラブフロア宿泊の醍醐味でもある「クラブラウンジ」の様子を詳しくご紹介したいと思います。
==>次の記事
それでは、また!
横浜のホテル宿泊記