ホテル雅叙園東京のクラブラウンジをブログレポート!朝食からアフタヌーンティー、カクテルタイムまで!
「ホテル雅叙園東京」は、全室がスイートルーム仕様となっており、クラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)へのアクセス権が付帯しています。クラブラウンジは「桜花」という名称で運営されており、時間帯に応じたフードプレゼンテーションが提供されています。当記事では、クラブラウンジのブログレポートとして、朝食からアフタヌーンティー、カクテルタイム、ナイトキャップまで、その様子を詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ホテル雅叙園東京とは
「ホテル雅叙園東京」は、結婚式場として有名な「目黒雅叙園」から、2017年4月1日に名称変更され運営されているホテルです。
館内には、芸術家たちによって描かれた壁画や天井画、彫刻などの装飾が施されており、豪華絢爛な雰囲気が特徴となっています。
ドーム状の広大な館内には、結婚式場、披露宴会場、レストラン、ホテルといった、「ハレの日」に必要な施設が一堂に会しており、ホテル宿泊者だけでなく多くの人で賑わっています。
また、「ホテル雅叙園東京」は、イギリスに本部があり、独立系の高級かつ小規模なホテルだけで構成されたホテルグループである「Small Luxury Hotels of the World(SLH)」に加盟しています。
ホテル雅叙園東京の部屋タイプと宿泊記
「ホテル雅叙園東京」の客室は、全室がサウナ・ジェットバスを完備した80平米以上の広々としたスイートルーム仕様となっています。
和と洋が織り混ざるラグジュアリーな空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、60室という限られた客室数となっており、全室にクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)へのアクセス権が付属しているなど、手厚いサービスを受けることができるのも特徴となっています。
今回私は、「ホテル雅叙園東京」の客室の中では一番スタンダードな客室となる「エグゼクティブスイート」に宿泊しました。
ホテルの外観や館内、ロビーから「エグゼクティブスイート」の客室の様子までは、宿泊記(ブログレポート)としてこちらの記事にまとめております。
合わせてご参照ください。
ホテル雅叙園東京のクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)とは
「ホテル雅叙園東京」のクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)はホテルの8階に位置しており、「桜花」という名称で運営されています。
利用できるのは宿泊者のみで時間帯に応じたフードプレゼンテーションが提供されています。
<利用資格>
- 宿泊者のみ
フードプレゼンテーションのタイムスケジュールは以下になります。朝食からティータイム、アフタヌーンティー、イブニングカクテル(カクテルタイム)、ナイトキャップというように、終日楽しめるようになっています。
<タイムスケジュール>
- 朝食:7:00 – 11:00
- ティータイム:11:30 – 13:00
- アフタヌーンティー:13:00 – 17:00
- イブニングカクテル(カクテルタイム):17:00 -20:00
- ナイトキャップ:20:00 – 22:00
また、毎週金・土・日の週末限定になりますが、抹茶と御茶菓子が提供される「お点前」のサービスも提供されており、ウェルカムドリンクとしていただくことができます。
<抹茶のお点前>
- 開催時期:毎週金・土・日曜日限定
加えて、夏季限定のおもてなしとして、「東京ラムネ」や「ひやしあめ」「かき氷」が提供されるサービスも提供されており、こちらも合わせて楽しむことができます。
<夏季限定のおもてなし>
- 開催時期:2020年7月18日から
- 提供時間:13:00 – 20:00
ホテル雅叙園東京のクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)をブログレポート
さて、前置きが少々長くなりましたが、ここからは「ホテル雅叙園東京」のクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)の様子をご紹介していきます。
私が利用した「アフタヌーンティー」「イブニングカクテル(カクテルタイム)」「ナイトキャップ」「朝食」の順番でご紹介していきたいと思います。
私が利用したのは2020年8月上旬の土日になります。コロナ禍での営業となるため、通常の提供内容とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
全体像と雰囲気
「ホテル雅叙園東京」のクラブラウンジはホテルの8階にあります。入り口はこんな感じになっており「桜花」という名前で運営されています。
入り口を抜けると左手には「コンシェルジュデスク」があります。
こちらにはスタッフの方が常駐しており、入室時には部屋番号や名前の確認による認証が行われます。また、滞在中のレストラン予約などのサポートをお願いすることもできます。
クラブラウンジの全体像はこんな感じです。淡い桜色と木目調をベースとした、すっきり和風モダンな内装になっています。
「桜花」という名称のとおり、桜の花びらをイメージしたデザインとなっているそうです。
ラウンジの中央の窓際には「お点前」のコーナーも設置されています。前半でご紹介したとおり、金・土・日の週末には、こちらで淹れたての抹茶がサービスとして提供されています。
こちらのコーナーがあることで、和の雰囲気がグッと高められています。日常の生活ではお抹茶をたてていただくことなどないため、非日常な気分を味わうことができます。
アフタヌーンティー
それではまずは「アフタヌーンティー」の様子をご紹介したいと思います。
アフタヌーンティーは、「13:00 – 17:00」の時間帯で実施されています。我々は15時のチェックインのタイミングに合わせて利用しました。
アフタヌーンティーの時間帯には、ソフトドリンクとティーセットのフードのサービスがあります。こちらは、ソフトドリンクのメニューになります。コーヒー、紅茶、フルーツジュース、などなどが種類豊富に用意されています。
こちらのラウンジで提供されるものは、国産のものをなるべく採用するというこだわりがあるそうです。
メニューを見ても「市田牛飼いの里牛乳」や「ふじりんごジュース」「温州みかんジュース」「奥久慈紅茶」「本山茶」など、ネーミングからして国産とわかるものが多くラインナップされていますね。
この日は35度を超える真夏日ということもあり、最初の1杯目は「ふじりんごジュース」をいただきました。すっきりとした味わいで夏にピッタリでした。
フードに関してはセットメニューの提供になります。この日用意されたのはこちらになります。サンドイッチ、ケーキ、マカロン、チョコレート、ミニパフェなどで構成される、色鮮やかなプレートとなっていました。
実際にいただいてみると、どれも丁寧に作られておりレベルの高さが伺えるものばかりでした。特に、マンゴーの果肉が贅沢に使われたケーキが絶品で、もう一つ追加でいただきたいぐらいでした。
また、ミニパフェにはスイカのジュレが利用されており、夏にピッタリの品となっていました。
こちらは、フードとともにいただいたコーヒーと紅茶(国産さくら紅茶)です。味は当然ながら美味しく、さらにカップの美しさにも目を惹かれます。
茶器はいろいろなものがが用意されており、目でも楽しめるように工夫されているそうです。素晴らしいですね。
そして、最後には締めとして「抹茶のお点前」サービスから、お抹茶をいただくことにしました。こんな感じで、御茶菓子と一緒に提供されます。
夏の暑い日中だからか、飲みやすい程度の苦さに仕上げられており、さらさらといただくことができました。お茶菓子の羊羹と白玉も上品な甘さで美味しかったですね。
アフタヌーンティーは、和洋を織り交ぜた内容になっており、また、雰囲気もとても良く、満足度の高い内容でした。
イブニングカクテル(カクテルタイム)
続いては、「イブニングカクテル(カクテルタイム)」の様子をご紹介したいと思います。
カクテルタイムは、「17:00 -20:00」の時間帯で実施されています。我々は18時半ごろから利用しました。この時間帯になると照明も落とされ、大人な雰囲気になっていました。
カクテルタイムになるとアルコールが解禁されるようになります。ビール、ワイン、日本酒など、すべて国産からの品揃えという、こだわりのラインナップとなっています。
また、フードはセットメニューからの提供になります。和食プレートと洋食プレートの2種類の提供となっていました。
こちらは最初に提供された和食プレートです。おしんこにえだまめ、白身魚のしんじょう、薫製チーズ、じゅんさい、などで構成されていました。
日本酒にピッタリのランナップですね。
ということで、日本酒から「純米吟醸 蒼天」を合わせていただきました。こちらのお猪口も綺麗ですね。
続いてこちらは2皿目として提供された洋食プレート。生ハム、オイルサーディン、薫製ベーコンなどがカナッペ仕立てになっています。
また、サーモンとシュリンプはワンスプーンでの提供ということで、おしゃれな仕上がりになっていますね。
こちらには、スパークリングワインや赤ワインなどを合わせていただきました。
そして、最後はデザートとして「夏季限定のおもてなし」からマンゴーのかき氷をいただきました。氷はミルクが練り込まれた「雪花氷」になっていて、なかなか本格的な仕上がりでした(ソースは普通かな・・)。
カクテルタイムのフードはお代わり自由になっていて、希望に応じて追加でいただくことができるようでした。
どれもとても美味しかったのですが、ボリュームとしてはおつまみ程度ですので、夕食の代替にはなりませんね。館内にはレストランやカフェがありますので、夕食はそちらも合わせて利用すると良いかもしれません。
ナイトキャップ
ナイトキャップは、「20:00 – 22:00」の時間帯で実施されています。我々は20時半ごろから利用しました。この時間帯では、ドリンクメニューはイブニングカクテル(カクテルタイム)と同様ものが提供されていました。
フードに関しては決まったものの提供はないということで、この日はお茶菓子としてチョコレートとマカロンを提供いただきました。
夕食後のいこい時間に良いですね。
朝食
最後にご紹介するのは朝食です。朝食は、「7:00 – 11:00」の時間帯で提供されています。我々は翌朝の9時ごろから利用しました。
朝食は、和食セットと洋食セットからの選択になります。我々は夫婦でそれぞれを選択することにしました。
朝食には、セット内容にかかわらず、まずは野菜のスムージーが提供されています。
この日は小松菜とバナナのスムージー となっていました。繊維質の感じられる仕上がりで、健康に良さそうです。
そしてこちらが、洋食セットの中身になります。卵料理は「オムレツ」「目玉焼き」「スクランブルエッグ」から選択することができます。この日はオムレツを選択しています。
その他には、サラダとソーセージ、ベーコン、ポテトグラタン、スープ、ヨーグルト、フルーツなどがセットになっています。素材の良さが感じられる見た目の美しさで、とても美味しそうですよね。
中でも絶品だったのがオムレツです。こちらには、こだわりの卵「寿雀卵(じゅじゃくらん)」を利用されているということで、卵黄オンリーかと思うほどの色合いで味も濃厚でした。
焼き加減も中はトロトロに仕上がっており、ケチャップをつけなくても、そのままでとても美味しくいただくことができました。
パンはこんな感じで、クロワッサンとデニッシュ、食パンがバスケットに乗ってやってきます。どれもほんのりと温かく、焼きたて感が味わえる仕上がりになっていました。
テーブルの上には、ジャムやバターも用意されています。ジャムはイギリスの「チップトリー(Tiptree)」というブランドのもので、英国王室御用達だそうです。
ブラックカラント、ピーチ、アプリコットに加えて、蜂蜜の4種類が用意されていました。
続いて、こちらが和食セットです。焼き魚、おしんこ、煮物、卵焼き、マグロの山かけ、めんたいこ、など、色とりどりな品揃えとなっていました。
焼き魚は、鮭と鯖の2種類が用意されていたのが嬉しいポイントですね。また、マグロの山かけは、マグロの味が濃厚でとても美味しくいただきました。
最後は、コーヒーをいただきましたが、こちらもカップが綺麗ですね。
朝食はどれも味が良く、ボリュームたっぷりで大満足の内容でした。朝食がおいしいと、その日1日が幸せになりますね。
ホテル雅叙園東京の宿泊料金
私は今回、こちらの「ホテル雅叙園東京」に、ホテル予約サイトである「oz mall」を通して予約を行いました。
私が利用したタイミングではタイムセールを実施しており、2名1泊で約4.5万円(税サ込)という価格となっていました。
「ホテル雅叙園東京」は、通常では6万円から8万円ほどの価格帯が多くなっていますので、かなりリーズナブルに利用できたと思います。
「oz mall」は、たまにビックリするような価格を提示しているため狙い目です。
最新の価格については以下「oz mall」の公式サイトからご確認ください。
また、主要な旅行予約サイトの最新価格はこちらからご確認いただけます。
まとめ
今回は、「ホテル雅叙園東京」のクラブラウンジのブログレポートとして、朝食からアフタヌーンティー、カクテルタイムまで、その様子を詳しくご紹介していきました。
「ホテル雅叙園東京」のクラブラウンジは、「抹茶のお点前」サービスに代表されるような「和」の雰囲気が特徴です。東京都心にいながらにして、京都に遊びに来たような雰囲気を味わうことができました。
また、ドリンク、特にアルコールを国産銘柄で揃えるというコンセプトはユニークです。
スパークリングワインやワインなどは国産のものをいただく機会はこれまであまりありませんでしたが、日本の食材とは相性も良く、美味しくいただくことができました。
全体として、どの時間帯も提供されるフードやドリンクの味と質は良く、サービスも細かいところに行き届いており、レベルの高いクラブラウンジということが言えると思います。
今回はコロナ禍ということで、内容も制限されていることが多かったと思いますので、次回はビュッフェ提供など、通常に戻った姿を体験してみたいと思いました。
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それでは、また!