JAL国内線当日アップグレードの方法!クラスJ搭乗記(羽田=>福岡)
今回は、JAL国内線での当日アップグレードに成功しましたので、その様子と、当日アップグレードに成功して利用した「クラスJ」の搭乗記をお送りしたいと思います。今回私は、ブリティッシュエアウェイズ(BA)の特典航空券でJAL国内線の普通席を予約したのですが、このような他航空会社経由での予約でも、JAL本家での発券と同様、当日アップグレードが可能であることを実証できました。JALのクラスJは、わずか1000円をプラスするだけでゆったりとしたシートを利用でき、フライトがとても快適になります。運良く空きがある場合は、迷わずゲットですね。
目次
BAのマイルを利用してJAL国内線の特典航空券を発券した経緯
今回私は、アメックスのポイントをブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイルに移行し、そのBAのマイルを利用してJAL国内線の特典航空券を予約しました。
アメックスのポイントをブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイルに移行した経緯はこちらをご参照ください。
BAのマイルを利用して、JAL国内線の特典航空券を予約した経緯はこちらをご参照ください。JAL本家よりも少ないマイルで発行可能です。
BAのマイルを利用してJAL国内線の特典航空券を発券した場合のチェックインと発券の方法
BAのマイルを利用して、JAL国内線の特典航空券を予約した場合、チェックインおよび航空券の発券は、JALの有人カウンターで行う必要があります。
羽田空港の場合、JAL発着便は第1ターミナルを利用しますので、まずは第1ターミナルに移動します。
今回私が利用したのは、羽田=福岡便だったのですが、福岡便の搭乗手続きは、第1ターミナルの南ウィングと指定されています。
ですので、次は南ウィングに移動します(最初、間違って北ウィングに行ってしまい、電光掲示板に福岡便が見当たらず焦りました・・)。
<羽田空港第1ターミナルの構成>
- 北ウィング:北海道・東北・北陸・東海・近畿方面
- 南ウィング:中国・四国・九州・沖縄方面
そんなこんなで、南ウィングに移動後、有人カウンターに移動します。
南ウィングの場合、有人カウンターは、「30番」と書かれた場所にあります。以下の写真のように、「航空券ご購入・チェックイン・マイル登録・領収書発行」と表示されています。
こちらのJAL有人カウンターで、「BAのマイルで予約したJALの特典航空券を発券したいんですけど・・」と伝えればOKです。その際、BAの予約番号が必要になりますので、すぐ出せるように、あらかじめ準備しておきましょう。
JAL国内線の当日アップグレード方法
JAL国内線を利用した場合、上記の有人カウンターで当日アップグレードの手続きを行うことができます。
手続きは簡単です。有人カウンターで「当日アップグレードしたいんですけど・・」と言えばOKです。
当日アップグレードするためには、アップグレードする対象の座席に空席があるかどうかを、事前に調べておくと効率が良いです。
調べ方は簡単で、空港に行くと、以下の写真のような電光掲示板があると思います。その電光掲示版で、自分の利用する便名の横の「ファースト」もしくは「クラスJ」という欄を確認するだけです。
◯であれば空席あり、△であれば空席少々、✖️であれば満席です。
<空席情報>
- ◯:空席あり
- △:空席少々
- ✖️:満席
私の場合、上記写真の例で言えば、JAL315便の福岡便の利用になります。ですので、ファーストは△ですが、クラスJは◯ということで余裕がありそうです。
実際、私は、チェックインおよび航空券の発券のタイミングで、クラスJへのアップグレードをお願いして、当日アップグレードに成功しました。
クラスJは◯ということで、空き具合に余裕があったのか、夫婦並びの席でクラスJを確保。とてもラッキーでしたね。
クラスJへの当日アップグレードにかかるコストは1000円です。1000円で、ゆったり快適シートを手に入れることができます。
JAL国内線の座席のクラス分けは3種類
ここでは、せっかくなので、JAL国内線の座席のクラス分けを確認しておきたいと思います。
JALの場合、座席のクラスは3種類あります。ファーストクラスとクラスJ、普通席の3種類です。
<JAL国内線の座席クラス>
- ファーストクラス
- クラスJ
- 普通席
一方、ANAの場合は、プレミアムクラスと普通席の2種類なので、ちょっと混乱しますよね・・。
<ANA国内線の座席クラス>
- プレミアムクラス
- 普通席
位置づけ的には、JAL国内線のファーストクラスとANA国内線のプレミアムクラスがほぼ同等で、JALおよびANA国際線におけるビジネスクラスのイメージになると思います。
そして、JALの場合は、ファーストクラスと普通席の間に、クラスJが挟まっているような感じになります。
クラスJは、JALおよびANA国際線における、プレミアムエコノミー(プレエコ)のようなイメージだと理解すればわかりやすいと思います。
<座席クラスの対応イメージ>
- JAL国内線:ファーストクラス=ANA国内線:プレミアムクラス=JAL・ANA国際線:ビジネスクラス
- JAL国内線:クラスJ=(ANA国内線は該当なし)=JAL・ANA国際線:プレミアムエコノミー
- JAL国内線:普通席=ANA国内線:普通席=JAL・ANA国際線:普通席
JAL国内線ファーストクラス
JAL国内線「ファーストクラス」は、普通席にプラス8000円で利用することができます。
主なサービス内容は以下になります。
- ファーストクラス専用シート
- ファーストクラス専用の機内食
- ファーストクラス専用のドリンク(アルコールあり)
- 専用チェックインカウンター、ラウンジ、専用保安検査場
- 機内への優先案内、到着時の優先降機
- 区間マイルの50%を加算(ファーストクラス運賃利用の場合)
- 預けの手荷物は45kgまで無料
特に、ファーストクラス専用シートと、機内食がとてもよさそうです。私はまだ利用したことがありませんが、シートはこんな感じの、本革のリクライニングシートです。
食事も、こんな感じでちゃんとした食器での提供のようです。ドリンクには、アルコールはもちろん、シャンパンも用意されているようですね・・。憧れます!
JALの公式ホームページを確認する限りでは、ANAプレミアムクラスよりも豪華そうなイメージです。いつか実際に乗ってみて検証してみたいです。
ちなみに、ANAプレミアムクラスはSFC修行を通じて既に体験済みです。その時のレポートはこちらになります。
JAL国内線クラスJ
JAL国内線「クラスJ」は、普通席にプラス1000円で利用することができます。
今回私が利用することができたのはこちらのクラスJになります。
主なサービス内容は以下になります。
- クラスJ専用シート
- 区間マイルの10%を加算(クラスJ運賃利用の場合)
- ドリンクサービス(ソフトドリンクのみ)
ファーストクラスに比べて、サービス内容がぐっと少なくなります(笑)。まあ、普通席にプラス1000円だけなので、当たり前と言えば当たり前なのですが・・。
機内食の提供はありませんし、ラウンジの利用などはできませんので、注意しましょう。また、ドリンクサービスの内容も、普通席と大体同じです(ちょっとだけ種類が多い)。
ただし、シートは普通席に比べて、ワンランク上になります。見た目はこんな感じです。黒の本革貼りでかっこいいです。
サイズ感としては、普通席に比べて、前後の座席幅はプラス18センチ、シート幅は3センチ、座席間の肘掛け幅は12センチ、それぞれアップしています。
数字だと若干わかりづらいですが、体感としてはその数字以上のゆとりを感じました。
JAL国内線普通席
最後は、普通席です。普通席には、特筆すべきサービスはありません(笑)。提供されるのは、ドリンクサービスのみです。もちろん、アルコールなしのソフトドリンクのみです。
ただし、シートに関しては、「SKY NEXT導入路線」であれば、こちらの写真のような、スタイリッシュなシートを体験することができます。
こちらのシートは本革を使用していますし、シートをスリム化することで、足元空間の快適性を大幅にアップさせています。これまでの座席から最大で約5センチ、スペースが拡大しているとのことです。なかなか工夫されていますね。
クラスJ搭乗記(羽田=>福岡)
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは、私が体験した「クラスJ」の搭乗記をお送りします。
私が今回の福岡旅行で利用したフライトは以下になります。
<フライト情報>
- JL315:羽田11:15発 => 福岡13:10着
- JL318:福岡15:00発 => 羽田16:35着
保安検査場を通過
JALの有人カウンターでチェックインとチケットの発券を行なった後は、保安検査場に進みます。クラスJの場合は、優先保安検査場はありませんので、普通の保安検査場に進みましょう。
この日は全く混雑しておらず、ほとんど並ぶことなく終了しました。
リモワトパーズの初陣
今回は、九州への1泊旅行になるのですが、先日購入したばかりの「リモワトパーズ」さんの初陣になりました。まだまだピカピカです。気分があがります。
実際使ってみると、機内持ち込みできる、このサイズの4輪のスーツケースはとても使い勝手がよく楽チンだと実感しました。
4輪だと、多少混雑していても体に寄せて移動することができ、あまり邪魔になりません。また、多少重い荷物があっても、それほど苦になりません。スイスイです。
リモワトパーズの購入レビューはこちらご参照ください。
カードラウンジを利用
さて、クラスJの場合は、JALの航空会社ラウンジを利用することはできません・・。ですので、私の場合はカードラウンジを利用しました。
羽田空港の場合、制限エリアにカードラウンジがあるので、使い勝手が良いです。レポートは別記事にまとめておりますので、合わせてご参照ください。
クラスJに搭乗開始
カードラウンジで程よく寛いだ後は、搭乗ゲートに向かいます。今回は、13番ゲートからの搭乗となりました。
今回お世話になる飛行機はこちらです。機材は「777-200」です。
クラスJは優先搭乗のサービスはありませんので、普通に並んで搭乗します。
ただし、飛行機へ続く搭乗口については、普通席とは分けられていました。若干の優越感(苦笑)。
クラスJの座席
さて、お待ちかねの、クラスJの座席はこちらです。黒の本革貼りがなかなかかっこいいですね。赤のヘッドカバーが映えますね。
こちらのシートの特徴として、大型の肘掛けが挙げられます。隣の席と分離していないので、隣が他人の場合は領土争いになりそうです(笑)。
夫婦で使う場合は、とても大きくて快適です。
シートのリクライニングは、フットレストと背もたれ、両方が調節できるようになっています。背もたれを傾けても、座席全体が前方にスライドする形になっているので、そんなに後ろの方に迷惑をかけない仕組みになっています。
あと、写真は撮り忘れましたが、ヘッドレストの角度も調整できるようになっていました。
足元に関しても、かなりゆとりがあります。足は余裕で組むことができますし、前方まではかなりの距離があります。のびのびできます。
そんなこんなで、初めての「クラスJ」のシートを吟味していると、飛行機は離陸を開始しました。
クラスJのドリンクサービス
さて、離陸から安定飛行に移ってからは、ドリンクサービスが提供されます。
「クラスJ」のドリンクサービスは普通席より若干だけ種類が多いです。ただ、路線によっては扱っていなかったりするものもあります。まぁ、さほど変わらないという印象ですね。
ただ、一点感動したのは、CAさんが名前で呼んでくれたところです。「◯◯様、ドリンクはいかがなさいますか?」みたいな感じです。「クラスJ」で名前を呼んでくださるとは思わなかったのでビックリしました。
クラスJの機内食
クラスJの場合、機内食の提供はありませんので、必要な場合は自分で持ち込む必要があります。私の場合は、こちらの写真のように「万世のかつサンド」を自分で持ち込んでいただきました。
JAL機内のWiFiサービス
JALでは現在、機内でのWiFiサービスを無料で提供しています。専用のビデオプログラムが無料で楽しめる他、インターネットにも接続できます。
このインターネットですが、スピードもなかなかで、かなり快適でした。私はおなじみの「はてなブログ」を参照してみましたが、スイスイと、ストレスなく参照することができました。素晴らしいですね。
福岡に到着
そんなこんなで、初めてのクラスJを体験していると、あっと言う間に福岡に到着しました。1時間55分のフライトでしたが、シートのサイズにゆとりがあるせいか、疲れもさほど感じず、あっと言う間のフライトでした。
まとめ
今回は、JAL国内線での当日アップグレードの様子のご紹介と、「クラスJ」の搭乗記をお送りしました。
クラスJへのアップグレードは、たったのプラス1000円です。値段の割にシートの快適性はグッと上がりますので、運良くクラスJに空きがあった場合は迷わずゲットですね。
今回の福岡旅行には、アメックスのポイントをマイルに移行して無料で獲得した特典航空券を利用しました。飛行機代が無料だと、観光よりもホテル宿泊を優先したりするような、ゆったりした国内旅行の楽しみ方もできます。
JALマイルの貯め方についてはこちらの記事で網羅的にまとめさせていただきました。コツさえ掴めば、誰でも年20万マイルを超えるような、大量JALマイルを獲得できるようになります。
==>次の記事
羽田空港:第1ターミナルのカードラウンジ(エアポートラウンジ)訪問記
<==前の記事
ブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイルでJAL国内線の特典航空券を予約!
それでは、また!