税金・公共料金の支払いは「LINE Pay」がお得!最大3%ポイント還元!
住民税、固定資産税、自動車税、水道料金など、税金や公共料金の支払いは「LINE Pay(ラインペイ)」の利用がお得です。最大で3%ものポイント還元を受けることができます。この3%のポイント還元を受けるには、「Visa LINE Payクレジットカード」を「チャージ&ペイ」に設定の上、「請求書支払い」を行います。実際利用してみましたが、1分ほどで支払い処理が完了し、とっても便利でお得でした。以下で詳しくご紹介していきます。
更新履歴(2021年5月1日):最新情報に更新しました
目次
LINE Pay(ラインペイ)とは
「LINE Pay(ラインペイ)」は、コミュニケーションアプリである「LINE」が提供している電子決済サービスです。提携サービスや店舗での決済に加えて、LINEの友達同士の送金や割勘などにも利用することができます。
LINE Payは、サービス開始当初は、物理的なカードである「LINE Pay カード」を中心に展開していましたが、現在は時代の流れに合わせて、QRコードやバーコードで支払う「コード支払い」に注力してきています。
LINE Payで利用することができる主な決済方法をまとめると以下のようになります。
<LINE Payの主な決済方法>
- ①QRコードやバーコードで支払う「コード支払い」
- ②オンライン加盟店での支払い
- ③請求書支払い
- ④LINE Pay カード
- ⑤Android対応端末での「QUICPay+」
「LINE Pay(ラインペイ)」の公式Webサイトは以下になります。
LINE Pay チャージ&ペイとは
「LINE Pay チャージ&ペイ」は、2020年5月1日からLINE Payで利用できるようになった新機能です。
LINEが発行する「Visa LINE Payクレジットカード」をLINE Payアカウントに登録することで、事前に残高をチャージしなくても支払いをすることができます。
残高をチャージする手間が省けて、かつ、無駄なく利用することができるため、とても便利なサービスです。利用料金については、後日クレジットカードに請求されるという仕組みになっています。
「LINE Pay チャージ&ペイ」で利用できる支払い方法は以下になります。
<「LINE Pay チャージ&ペイ」が利用できる支払い方法>
- コード支払い
- 請求書支払い
- オンライン支払い
また、「LINE Pay チャージ&ペイ」のポイント還元率は以下のようになっています。ポイント還元率は「LINEポイントクラブ」の「マイランク」によって変化します。最上位の「プラチナ」の場合、ポイント還元率は「3%」になります。
「LINEポイントクラブ」の「マイランク」は、過去6ヶ月間のポイント獲得量に応じて変動します。「シルバー」は100ポイント、「ゴールド」は500ポイントと、獲得のハードルは以外と低く設定されています。
一方で「プラチナ」の場合は、5000ポイントを獲得することに加え「Visa LINE Payクレジットカード」を発行し、LINE Payアカウントにクレジットカード登録することが条件となっています。
ポイント還元率が高い分、急にハードルが高くなりますね・・。
ただし、2021年4月30日までは、LINE Payアカウントに「Visa LINE Payクレジットカード」を登録することで、無条件に「プラチナ」になることができます。
「LINE Pay チャージ&ペイ」で、すぐに「3%」のポイント還元を受けることができるというわけですね。
2021年5月1日以降「チャージ&ペイ」での還元率は0.5%と大きくダウンしてしまいました。一方で「Visa LINE Payクレジットカード」の還元率は2%と踏みとどまっています。
2021年5月1日以降は「チャージ&ペイ」を利用するよりも「Visa LINE Payクレジットカード」で直接決済した方がお得となっていますのでご注意ください。
「Visa LINE Payクレジットカード」は初年度年会費無料で、次年度以降も年1回の利用で無料で利用することができます。
「Visa LINE Payクレジットカード」は、ポイントサイトでも案件募集されています。タイミングにもよりますが3,000円ほどのポイントを獲得できます。発行する際は忘れないようにしましょう。
LINE Pay 請求書支払いとは
「LINE Pay 請求書支払い」とは、LINE Payで公共料金や通販、税金などの請求書を支払うことができるサービスです。
手元に届いた請求書のバーコードを、LINE Payのコードリーダーで読み込むだけで支払いが可能となります。
請求書の支払いというのは、ついつい忘れがちですが、届いたらすぐにスマホひとつで支払い完了することができます。コンビニに行く手間が省けるためとても便利です。
東京都の場合は、都税の他、特別区民税、都民税、国民健康保険料、地方税、水道料金などの支払いに対応しています(細かくは居住地域によって異なります)。
<対応している公共料金・税金の例>
- 都税
- 特別区民税
- 都民税
- 国民健康保険料
- 地方税
- 水道料金
- 軽自動車税
- 固定資産税
- 都市計画税
- 国民健康保険税
「LINE Pay 請求書支払い」を利用できる公共料金一覧は以下公式ウェブサイトで公開されています。合わせてご確認ください。
LINE Payを利用した税金・公共料金の支払いで3%のポイント還元を受ける方法
前述のとおり、2021年5月1日以降はポイント還元率は「0.5%」と大きく下がっていますのでご注意ください。
「LINE Pay 請求書支払い」では、支払い方法として「LINE Pay チャージ&ペイ」を利用することができます。そのため、税金や公共料金の支払いでも、「マイランク」に応じたポイント還元を受けることができます。
「Visa LINE Payクレジットカード」を保有して登録していれば、2021年4月30日までは、無条件に「プラチナ」になっているはずですので、ポイント還元率「3%」を実現できるということになります。
<3%還元を受けるための前提条件>
- 「Visa LINE Payクレジットカード」を保有
- 「LINE Pay チャージ&ペイ」に「Visa LINE Payクレジットカード」を登録
- 「マイランク」で「プラチナ」に到達<=2020年4月30日までは「2」を満たすことで到達可
ちなみに、「LINE Pay 請求書支払い」では、「LINE Pay 残高」からも支払いできますが、その場合はポイント還元を受けることができませんので注意が必要です。
ポイント還元を受けるためには、必ず「LINE Pay チャージ&ペイ」を選択するようにしましょう。
<3%還元を受ける方法>
- 「LINE Pay 請求書支払い」の支払いで「LINE Pay チャージ&ペイ」を選択
また、税金は30万円まで、水道料金は49,999円までと、請求書支払いが利用できる上限が設定されています。こちらも合わせてご注意ください。
<注意点>
- 「LINE Pay 残高」の利用はポイント還元対象外
- 税金は30万円まで、水道料金は49,999円までが利用上限
「LINE Pay 請求書支払い」に対応していない場合でも、自治体が用意するクレジットカード決済方法で「Visa LINE Payクレジットカード」を利用すれば、通常のショッピング利用として「3%」のポイント還元を受けることができます。ただしその場合、5万円までがポイント還元の対象となり、また、決済方法に依存した手数料が必要になるため注意しましょう。
LINE Pay 請求書支払いで税金・公共料金の支払いをする手順と結果
私は東京都に居住しています。東京都の場合は6月1日から、東京都税の納付が「LINE Pay 請求書支払い」に対応開始しました。
LINE Pay「請求書支払い、東京都税の納付に対応開始(6/1より)」
<対応となった都税>
- 固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産)(23区内)、不動産取得税、個人事業税、自動車税種別割等
ちょうど手元にも「固定資産税・都市計画税」の請求書が来ていましたので、早速「LINE Pay 請求書支払い」を利用してみましたので、その手順と結果をご紹介したいと思います。
「LINE Pay 請求書支払い」の手順
まずはスマホ上で「LINE」アプリを起動します。続いて、画面下のメニューバーから「ウォレット」を選択します。
「ウォレット」の画面上部に「請求書支払い」というボタンがありますので、そちらをクリックします。
すると「請求書支払い」の画面が表示されます。
注意事項などを確認したのち「次へ」をクリックします。
すると、「コードリーダー」が表示されますので、請求書のバーコードを読み取ります。
すると、請求書の内容が画面上に反映されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。
すると、支払い方法の選択画面が表示されます。「請求書支払い」では「チャージ&ペイ」と「残高」から選択することができます。ポイント還元を受けるためには「チャージ&ペイ」を選択する必要がありますので、こちらを選択した後、決済を行います。
決済が終了すると、支払い完了画面が表示されます。これで手順は終了になります。初めてでも数分、慣れれば1分もあれば十分です。拍子抜けするぐらい簡単です。
「LINE Pay 請求書支払い」の結果
支払いが完了すると、トーク画面で「LINEウォレット」から通知が来ているはずです。内容を確認すると、ちゃんと3%分である「3,342ポイント」が付与予定ポイントとして反映されていました。
この後、翌日になると、実際にポイントが付与されていることが確認できました。公式ウェブサイトでは、ポイントの付与は24時間以内とされており、実際に22時間ぐらいで付与されていました。
こうやって実際に付与されたポイント数を見ると、3%還元も馬鹿にできないということがわかりますね。
また、隠れたメリットとして、手数料も必要なかったということが挙げられます。東京都の場合「都税クレジットカードお支払いサイト」を利用することで、クレジットカードで税金を支払うことができます。
ただしこの場合は、支払い金額に応じた手数料が必要になります。具体的には以下のようになっており、今回支払った「111,400円」の場合は「963円」もの手数料が必要になってしまいます。かなり高額ですよね・・。
一方で、今回利用した「LINE Pay請求書支払い」は手数料無料で利用することができました。つまり、3%分のポイントをもらえただけでなく、決済手数料の節約にも役立っています。
繰り返しになりますが、とってもお得な方法であったということが確認できますね。
税金の支払いでマイルを貯める方法
JALマイルを貯める方法
税金の支払いでJALマイルを貯めるには、WAONとミニストップ、JALカードを活用する方法があります。
JALマイルシッピングプレミアムに加入し、5のつく日(わくわくデー)に支払いを行う必要がありますが、JALマイル還元率を最大2%を実現することができます。
2%のJALマイル還元率というのは、陸マイラー、とりわけJALマイラーにとっては魅力的ですよね。
ただし、現時点では、「一部の自動車税・軽自動車税」のみが対象となるなど制限もあります。
「税金の支払いでJALマイルを貯める方法」の詳細については以下の記事で解説しております。合わせてご参照ください。
ANAマイルを貯める方法
税金の支払いでANAマイルを貯める方法としては「nanaco払い」が有名です。しかしながら、改悪によりnanacoチャージできるクレジットカードが「セブンカード・プラス」に限定されてしまったため、旨味が減ってしまいました。
そのため、2020年4月以降は、素直にクレジットカード払いをするのがお得になっています。ANAマイル還元率の高い「ANAカード」や「SPGアメックス」などを利用するのがオススメです。
「税金の支払いでANAマイルを貯める方法」の詳細については以下の記事で解説しております。合わせてご参照ください。
まとめ:税金支払いは「LINE Pay 請求書支払い」が最もお手軽で簡単・便利!
2020年6月1日から、東京都税が「LINE Pay 請求書支払い」に対応したことを受けて、実際に「固定資産税・都市計画税」の支払いに利用してみました。
結果としては、家から1歩も出ることなく、1分ほどの所要時間で税金の支払いを行うことができ、とっても簡単でお手軽でした。これで3%ものポイント還元を受けられるのなら、使わない手はないな、というように感じました。
LINEポイントからメトロポイントへの交換が封鎖されてしまっていますので、貯めたLINEポイントをマイルに交換することはできません。
しかしながら、LINEポイントは、最近では「Uber EATS」でも利用できますし、LINEのサービスである「LINEデリマ」や「LINEポケオ」でも当然利用することができます。
また、「LINE証券」を利用することで、LINEポイントを現金化する方法も存在します。
LINEポイントの利用用途に困るということはないと思いますので、貯めたポイントも無駄にはなりませんね。「Visa LINE Payクレジットカード」の発行をためらっていた方も、ご検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、また!