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マリオットの「新型コロナウィルス」対応のまとめ!キャンセル、ステータス延長、無料宿泊特典は?

新型コロナウィルス(COVID-19)への対応がマリオットより順次発表になっています。ただ、日本語のサイトや英語のサイトが混じっており、最新のリンクがどれなのかわからない方もいらっしゃると思います。そこで当記事では、主要なリンクをまとめるとともに、多くの方が気になるであろう「キャンセルポリシー」「ステータス延長」「無料宿泊特典」のそれぞれの最新状況について解説したいと思います。

更新履歴(2020年4月17日):無料宿泊特典の有効期限の延長が確認できました。

MEMO

マリオットの新型コロナウィルス対応の第2弾(2020年)として「50%の宿泊実績がプレゼント」される対応が発表になりました。

 

また、2021年も同様に「50%の宿泊実績がプレゼント」されるという発表がありました。さらに期間限定で「ダブルナイトキャンペーン」も実施されます。詳細はこちらをご参照ください。

マリオットの「新型コロナウィルス」対応のリンク

マリオットの「新型コロナウィルス」対応の概要については、日本語、英語ともに同じ内容で発表になっています。

 

具体的なリンクは以下になります。こちらのリンク先の情報は適宜アップデートされますので、まずはこちらの情報を確かめるのがオススメです。

<マリオットの「新型コロナウィルス」対応の概要>

 

こちらのリンクでは、主に新型コロナウィルスに対応した「キャンセルポリシー」とマリオットの「感染予防対策」についての情報が記載されています。

 

新型コロナウィルス対応:キャンセルポリシーの状況

MEMO

予約に対するキャンセル期限が発表当初の「4月30日」から「6月30日」までに変更になりました。以下ではこの情報に基づき内容を更新しております。

新型コロナウィルスに対応した「キャンセルポリシー」は以下のようになっています。こちらは上記リンク先の「日本語」の発表を引用したものです。

「青字」が既に予約を持っている場合のポリシー、「赤字」がこれから予約を行う場合のポリシーになります。

以前は、対象地域が中国や香港・マカオ・台湾などの一部の地域のみに絞られていましたが、3月13日のアップデートで「世界中のすべてのホテル」に対象範囲が広がる形になりました(黄色下線)。

また、3月下旬のアップデートでキャンセル期限が「4月30日」から「6月30日」までに変更になりました。

マリオットのキャンセルポリシー:
絶えず変化する市場環境への対応として、マリオット・インターナショナルは、現在のような社会的に困難な状況においては、お客様に対して柔軟にご対応させていただけるよう尽力しております。

このたび、マリオット・インターナショナルでは、その世界中のホテルすべてにおいて、次のポリシーを適用することといたしました。

  • 今後ご到着予定の既存のご予約をお持ちのお客様 (一般に制約条件のより多い事前払い料金によるご予約を含む) については、2020年6月30日までに手続きが行われた場合、ご到着予定日の24時間前までは*、キャンセル料や違約金なしに、ご予約のあらゆる変更あるいはキャンセルを承ります。 なお、既存のご予約の変更にあたっては、空室状況が影響するほか、料金が異なってくる場合もあることをご了承ください。
  • 今後のご到着日で新規に予約をされるお客様 (一般に制約条件のより多い事前払い料金によるご予約を含む) については、 本日から2020年6月30日までの期間にご予約手続きが行われた場合、ご到着予定日の24時間前までは、キャンセル料や違約金なしに、ご予約の変更あるいはキャンセルを承ります。*なお、ご予約の変更にあたっては、空室状況が影響するほか、料金が異なってくる場合もあることをご了承ください。

オンライン旅行代理店またはその他の第三者旅行事業者を介してご予約になったお客様は、当該予約サービス提供者に、そのポリシーをお問合せください。 

 

いろいろと記載されていますが、基本的には、

  • 既存予約:2020年6月30日までに行うキャンセルや予約変更に対しては、到着予定日の24時間前までであれば、キャンセル料や違約金が発生しない
  • 新規予約:2020年6月30日までに行なった予約に対しては、5月1日以降の宿泊の予約であっても、到着予定日の24時間前までであれば、キャンセル料や違約金が発生しない

という内容になっています。

 

新規についてもキャンセル料や違約金が発生しないということで、これからのゴールデンウィークや夏休みの予定をどうするか迷っていた方(私も含めて)には朗報となります。とりあえず現時点で予約はしておき、今後の状況に合わせて判断するという時間的猶予が生まれます。

 

ただし、変更を行う場合は、変更後の日程によっては料金が異なってくるため、差額の精算などが発生することが予想されます。

また、こちらのキャンセルポリシーはマリオットの公式サイトからの予約のみに適用されます。旅行代理店やホテル宿泊予約サイトを利用している場合は、そちらのキャンセルポリシーに従うことになりますので注意しましょう。

 

なお、キャンセルポリシーに対するFAQに対しては以下にまとめられています。ただし、こちらは現時点では英語のサイトのみとなります。

<キャンセルポリシーに対するFAQ>

 

新型コロナウィルス対応:メンバー特典の状況

MEMO

ポイント有効期限が「2020年8月31日」から「2021年2月」までに変更になりました。以下ではこの情報に基づき内容を更新しております。

「無料宿泊特典」を含むメンバー特典に対する対応は以下のリンクで発表になっています。こちらに関しては、残念ながら現時点では英語のサイトのみ存在しています。

<メンバー特典に対する対応>

 

こちらのサイトでは、中国・香港・マカオ・台湾に対してと、それ以外の地域とで、対応が分けて記載されています。

日本は「それ以外」の地域になりますので、まずはこちらの内容をみていきたいと思います。以下が、「それ以外の地域」についてのメンバー特典に対する対応の引用になります。

<メンバー特典に対する対応(それ以外の地域)>

  • For all Marriott Bonvoy™ Members except for those who reside in mainland China, Hong Kong SAR, Macau SAR and Taiwan:
    • Points Expiration: To provide you ample time to redeem points, the expiration of points will be paused until February 2021. At that time, your points will only expire if your account has been inactive for at least 24 months.
    • Suite Night Awards (SNAs): We have extended the expiration of suite night awards by one year from December 31, 2020 to December 31, 2021.
    • Free Night Award (FNA): Members who currently have an active Free Night Award (FNA) expiring in 2020 as part of their credit card benefit, annual choice benefit, promotions or travel package will be able to use it through January 31, 2021. (Exception: Members in mainland China, Hong Kong SAR, Macau SAR and Taiwan the Free Night Awards will be extended 12 months into 2021 from the date of expiration).

Members do not need to take any action as the system will automatically complete the updates.

 

「赤字」の部分が重要な点になります。日本語でざっとまとめると以下のようになります。いずれも、システムへの反映は自動となりますので、ユーザー側で何かアクションする必要はありません。

<メンバー特典に対する対応(日本語抜粋)>

  1. ポイントの有効期限を2021年2月まで一時的に停止
  2. フリーナイトアワード(無料宿泊特典)の有効期限を2021年1月31日まで延長
  3. スイートナイトアワードの有効期限を2021年12月31日まで延長

 

ポイントの有効期限を2021年2月まで一時的に停止

「1」のマリオットのポイントの有効期限は通常は「24カ月間」となっていますが、この有効期限の到来を一時的に停止するということになります。

2021年2月までにポイント有効期限を迎える方にとっては、2021年2月までポイントが延命されるということになります。

ただ、マリオットのポイントは口座のポイント数に変動があると、その都度有効期限が延長されるため、「SPGアメックス」などでこまめにポイントを貯めている方にとってはあまり影響がないかもです。

 

SPGアメックス(=マリオット)のポイントに対する考え方については、以下の記事などもご参照ください。

 

フリーナイトアワード(無料宿泊特典)の有効期限を2021年1月31日まで延長

「2」のフリーナイトアワードには、SPGアメックスで獲得できる「無料宿泊特典」も含まれると思われます。

 

2020年3月1日以降が有効期限になっているものについて、この有効期限が2021年1月31日まで延長されます。有効期限の変更については、システム側で4月末までに自動的に実施されます。

 

私の場合、2020年中に有効期限を迎える「無料宿泊特典」を2つ保有しています。新型コロナウィルスで海外旅行が自粛ムードの中、どのように利用しようか悩んでいたところですので、この有効期限の延長措置は本当に助かります。

 

MEMO

2020年4月17日に、無料宿泊特典の有効期限が2021年1月13日まで延長されたことを確認できました。

 

スイートナイトアワードの有効期限を2021年12月31日まで延長

「3」のスイートナイトアワードは、マリオットボンヴォイの「プラチナエリート」および「チタンエリート」の到達資格を満たした方が獲得できる特典です。

「プラチナチャレンジ」で得たステータスの場合、こちらのスイートナイトアワードを獲得することはできませんので、自力でステータス基準を満たせた方だけへの特典ということになります。

 

したがって、保有している方はそれほど多くはないかもしれませんが、2020年の有効期限だったものが、一律2021年まで延長されるということになります。

 

新型コロナウィルス対応:ステータス延長の状況

MEMO

発表当初は「未定」となっていましたが、2019年に獲得した資格については「2022年2月」まで延長されることになりました。

最後が「ステータス延長」についてです。こちらについては、さきほどご紹介した「メンバー特典に対する対応」のリンク先に記載があります。

<メンバー特典に対する対応>

 

発表当初は「未定」となっていましたが、2019年に獲得した資格については「2022年2月」まで延長されることになりました。具体的には以下になります。

  • For all Marriott Bonvoy™ Members except for those who reside in mainland China, Hong Kong SAR, Macau SAR and Taiwan:
    • Elite Status: Members who earned Elite Status in 2019 will receive an extension of their Elite Status to February 2022.

 

重要な点は「2019年に獲得した資格」というところですね。

2019年中に、例えば「プラチナエリート」の資格を得るために50泊した場合、通常であればそのステータスの期限は「2021年2月」となります。このステータスを「2022年2月」まで延長します、というのが今回の発表になります。

ですので、2018年以前にステータス基準を満たして、2019年中に利用することができていたステータスは延長の対象外と考えられます。

 

私の場合は、2017年に「プラチナチャレンジ」を実施し、運良く2019年中は「チタン」のステータスを利用できていましたが、2019年は「チタン」にも「プラチナ 」にも基準が満たなかったため、現在は「ゴールド」に陥落しています。

 

このような場合は、今回のステータス延長の対象外というわけですね。残念・・。

個人的には、新型コロナウィルス感染拡大が治まったようなタイミングで、2020年中のステータス獲得基準を引き下げるような発表があると嬉しいなあ、と思っています。

 

2020年3月17日追記

ライバルの「IHG」については、ステータス獲得基準を引き下げる発表をしています。

コロナウィルスに対応したステータス獲得基準(IHG)

渡航情報に関する方針(IHG)

MEMO

ヒルトンホテルの新型コロナウィルス対応については以下の記事でまとめております。対応状況としては、ほぼ横並びとなっております。

 

まとめ:マリオットの「新型コロナウィルス」対応のまとめ!キャンセル、ステータス延長、無料宿泊特典は?

今回は、新型コロナウィルス(COVID-19)に対するマリオットの対応を、「キャンセルポリシー」「無料宿泊特典」「ステータス延長」、の3つの観点でまとめてみました。

今年有効期限を迎える「無料宿泊特典」を複数抱える身としては、今回の発表によりかなりの安心感を得ることができました。

また、新規の予約についても、キャンセルや変更に対する違約金が免除されるということで、夏休みの旅程を前向きに考えることができそうです。

あと心配なのは、やはり「ステータス延長」についてですね。マリオット側も厳しい状況だと思いますのでなんとも言えませんが、ユーザーとしてはなんらかの対応があると嬉しいところです。

 

それでは、また!

 

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