「あべのハルカス展望台(ハルカス300)」に登ってきました。先日の大阪旅行の際に利用した「大阪マリオット都ホテル」では、宿泊特典として、この「あべのハルカス展望台(ハルカス300)」の入場券をいただけるんですよね。今回はこれをちゃっかり利用して、無料で利用してきました。我々は、日曜日の朝いちに利用したのですが、行き方と料金、待ち時間を含めて、この「あべのハルカス展望台(ハルカス300)」の様子を詳しくレポートしていきます!
目次
あべのハルカスとは
あべのハルカスは、大阪市阿倍野区に位置するする超高層ビル
あべのハルカスは、大阪市阿倍野区に位置するする超高層ビルです。2010年1月9日に着工され、2014年3月7日に全面開業しました。2017年現在、日本で最も高いビルとして有名となっています。
ビル名称の「ハルカス」は古語の「晴るかす」に由来しているそうです。
この言葉には「人の心を晴れ晴れとさせる」という意味があり、ビルの上層階から晴れやかな景色を見渡して爽快感を味わえることや、多彩で充実した施設で来訪者に心地よさを感じてもらいたい、という思いが込められています。
あべのハルカスの低層階には近鉄百貨店(あべのハルカス近鉄本店)と美術館(あべのハルカス美術館、中層階にはオフィス、高層階にはホテル(大阪マリオット都ホテル)や展望台が入居しています。
あべのハルカス展望台(ハルカス300)とは
「ハルカス300」はハルカスの最上階(58階から60階)に位置する展望台
あべのハルカスの最上階である58階から60階は「ハルカス300」という展望台として、一般客に有料で開放されています。
ハルカス300の「300」という数字は、あべのハルカスのビルの高さである「300m」から由来しています。
あべのハルカス展望台(ハルカス300)の営業時間
営業時間は年中無休で朝9時から夜10時まで
あべのハルカスの展望台である「ハルカス300」の営業時間は年中無休で、朝9時から夜10時までとなっております。
なお、当日チケットの販売時間は、営業時間より若干短くなっていますので、注意する必要があります。
<営業時間>
- 9:00~22:00 (年中無休)
- 営業時間は事前の告知なく変更することがあります。
- 当日券販売は8:50~21:30です。
あべのハルカス展望台(ハルカス300)への行き方(アクセス)
あべのハルカスへのアクセス:鉄道および地下鉄の場合
あべのハルカスの、鉄道および地下鉄の最寄駅は以下になります。
鉄道および地下鉄を利用して、あべのハルカスに向かう場合は、こららの最寄駅を利用しましょう。
<地下鉄>
- 御堂筋線:天王寺駅
- 谷町線線:天王寺駅
<鉄道>
- JR天王寺駅
- 近鉄阿倍野橋駅
あべのハルカスへのアクセス:空港からバスでのアクセス
我々は、大阪・伊丹空港から、バスで向かいました。
「あべの橋(天王寺)」行きのバスが用意されており、これを利用しましたが、所要時間は約30分、料金も640円と、なかなかリーズナブルで便利でしたね。
あべのハルカスの周辺地図はこちらになります。
あべのハルカスから展望台(ハルカス300)へのアクセス
あべのハルカスから展望台(ハルカス300)へのアクセスには、あべのハルカスの地下1階、もしくは、2階から出ている「ハルカスシャトル」の利用が便利です。
こちらのエレベーターを利用すると、16階のチケットカウンターまでほぼ直通でアクセスすることができます。
あべのハルカス展望台(ハルカス300)の構造
60階が「展望フロア(天上回廊)」で絶景を楽しむことが可能
あべのハルカス展望台(ハルカス300)の構造はこちらのようになっています。
16階のチケットカウンターのあるフロアから、エレベーターで最上階の60階まで一気に上がることができます。60階が展望フロア(天上回廊)になっていて、60階からの絶景を楽しむことができます。
58階には「天空庭園」がありカフェも併設
また、58階には、天空庭園があり、その脇にはカフェも用意されています。カフェでくつろぎながら、景色を楽しむということもできます。
あべのハルカス展望台(ハルカス300)の料金
あべのハルカス展望台(ハルカス300)は大人1名1,800円
あべのハルカス展望台(ハルカス300)の入場料金(当日券)はこちらのようになっています(2023年8月時点)。
大人1名1,800円です。なかなか強気のお値段ですね・・。
<入場料金:当日券>
区分 | 大人 (18歳以上) |
中高生 (12歳~17歳) |
小学生 (6歳~11歳) |
幼児 (4歳以上) |
---|---|---|---|---|
個人料金 | 1,800円 | 1,200円 | 700円 | 500円 |
障がい者料金 | 750円 | 600円 | 350円 | 250円 |
一般団体料金 (15人以上) |
1,620円 | 1,080円 | 630円 | 450円 |
学校団体料金 (15人以上) |
1,200円 | 高校生 960円 中学生 840円 |
560円 | 400円 |
あべのハルカス展望台(ハルカス300)の待ち時間
オープン当初は行列もあったが現在はそれほど並ぶ必要なし
オープン当初は、あべのハルカス展望台(ハルカス300)に登るには、事前に予約券(日時指定券)が必要だったようです。
そして、その後、混雑がある程度落ち着いてきてからも、当日券を購入するためには、1時間から2時間並ぶということもあったようです。
ただし、現在は混雑は落ち着いてきており、それほど並ぶことはなくなっているようです(以上、ホテルの方情報)。
実際、我々は、5月の日曜日の朝一(9:00ちょっと前)に伺いましたが、先に並んでいたのは15人ほど。チケットを購入するための待ち時間は5-6分といったところで、混雑しているとは感じませんでしたね。
昼間の時間になると、もうちょっと混雑するのかもしれません。
あべのハルカス展望台(ハルカス300)をブログレポート
それではここからは、私が実際に体験した、あべのハルカス展望台(ハルカス300)の様子をレポートしていきたいと思います。
まずは、ハルカス300のチケットカウンターへ
ハルカス300へ入場するには、入場券を購入する必要があります。当日券を購入する場合は、前述の「ハルカスシャトル」を使って、16階のフロアに直接向かいましょう。
16階でエレベーターを降りるとこんな感じで、ハルカス300のマスコットキャラクターである、「あべのべあ」が出迎えてくれます(笑)。
そのまま道なりに進んでいくと、チケットカウンターがあります。チケットカウンターの上には、料金表が貼っていますので、再度確認しましょうね(※画像は値上げ前のものになっています)。
ハルカス300の入場チケット(当日券)を無料でゲット
私の場合は、前日から、同じあべのハルカスの中に入っている「大阪マリオット都ホテル」に宿泊していましたので、ホテルの優待として「ご宿泊者限定展望台入場チケット引換券」なるものをいただいていました。
こちらの引換券をチケットカウンターに提示しますと、当日券と交換していただけますので、無料でハルカス300に入場することができました。二人で3,000円分ですね。なかなかお得です。
ハルカス300のオープンとともに入場
ハルカス300のオープン5分前にチケットをゲットしてしまったので、オープンまでしばし待ちます。私の前には、15人ほどが入場待ちをしていました。
オープン時間になると、ゲートがオープンし、最上階に向かうエレベーターが稼働開始します。こちらが、最上階に向かうエレベーターです。2台用意されており、交互に最上階に向かいます。
ハルカス300の最上階へのエレベータは近未来感
エレベータに乗り込むと、音楽とイルミネーションとともに、最上階に向けて一気に上昇していきます。
天上がガラス貼りになっており、上昇していく様子を見ることができます。イメージ的には、宇宙船に乗ってワープしているみたいな感じですね(笑)。
エレベーターの脇には、地上からの高さが表示されています。最上階に到着すると、287.60メートルで停止します。ちょっと中途半端ですが、高さ300メートルなのは、屋上のようなのでしょうがないですね・・。
ハルカス300の天上回廊は360度の絶景!
ハルカス300の最上階の展望台は、天上回廊と呼ばれています。最上階の1フロアの周りを、景色を眺めながら回遊できるようになっています。
こんな感じで、とても大きな窓が、360度ぐるぐるっと続いていますので、非常に明るく、開放感抜群の空間になっています。
気の向くまま、思いのままに、好きな方角を眺めて楽しみましょう。
雲の上を歩いているような、不思議な感覚を味わうことができます。天上回廊という名前がぴったりです。
気候が良ければ、京都から六甲山系、明石海峡大橋、淡路島、生駒山系、関西国際空港なども一望することができるそうです。
この日はとても天気がよかったので、かなり遠くまで見通せるのがわかりました。何も遮るものがない、まさに絶景です。
ところどころ、足元がガラス張りになっているところもあり、なかなかスリルがあります。子供は喜びそうですね。
また、天上回廊の内側は、吹き抜けになっており、下の階の天空庭園とカフェの様子も見て取れます。今回は時間があまりなく、こちらのカフェは利用できませんでしたが、なかなか良さそうですね。
お土産屋さんで「あべのべあ」グッズを
ハルカス300の中には、お土産屋さんももちろんあります。場所は60階のと59階です。59階の方のお土産屋さんの様子はこちらです。規模的にはちょっと小さめ。
59階のお土産屋さんの方が規模が大きくて、品揃えも豊富になります。時間がある場合は、59階の方のお土産屋さんで、ゆっくり物色するのがよさそうです。
売っているものはこんな感じです。基本は、ハルカス300のマスコットキャラクターである、「あべのべあ」グッズが中心です。シニカルな表情が意外とかわいいですね(まあ、買いはしませんでしたが・・)。
帰りのエレベーターは59階から
帰りのエレベーターは59階にあります。こちらは、60階から、59階に降りるエスカレーターです。
こちらのエスカレーターで59階に降りると、先ほどご紹介したお土産屋さんの脇に、帰りのエレベーターがあります。
一度エレベーターで下に降りると、再入場はできませんので気を付けましょう。エレベーターで下に降りるのは、思い残すことがなくなってからにしましょう。
ハルカス300の「16階庭園」は無料で楽しめます
ハルカス300の16階のチケットカウンターの奥には、「16階庭園」というものが用意されています。
こちらは、中庭のようになっている、憩いのスペースです。実は、こちらのスペースは入場料金は無料、タダで利用することができます。緑豊かで、気持ちの良い空間です。
庭園の周りは、ちょっとした展望台のようになっていて、大阪市街の景色を楽しむことができます。
ハルカス300の最上階の高さは60階で1,800円、こちらの16階庭園はその名前のとおり、高さはだいぶ低くはなりますが無料で利用できます。
「ひとり1,800円は、ちょっと高いよなあ」、という方は、こちらの16階庭園にとりあえず行ってみるというのはいかがでしょうか?
無料であべのハルカスからの景色を楽しむことができて、なかなかお得です。
まとめ
今回は、あべのハルカスの展望台である「ハルカス300」をレポートしました。
私自身は、「大阪マリオット都ホテル」の宿泊特典としていただいた引換券を利用して、無料で入場させていただきましたが、1,800円の価値は十分にあったと思います。
地上から約300メートルという高さから眺める大阪市街の景色は、何も遮るものがない、まさに絶景でした。この日は天気にも恵まれていたので、かなり遠くの景色まで眺めることができるのもよかったですね。
チャレンジされる方は、ぜひ天気の良い日を狙ってみることをお勧めします。
それでは、また!
旅行費用を節約する方法
私は陸マイラーとして飛行に乗らずに貯めたマイルとホテルのポイントで年数回の海外旅行をほぼ無料で実現しています。
最近でも円安の中、豪華なハワイ旅行に行ってきました。ハワイ旅行の費用はこちらで公開しています。
陸マイラーの基本となるANAマイルの貯め方とJALマイルの貯め方はこちら。
年1回の無料宿泊特典がありホテルポイントをザクザクと貯められるマリオットアメックスの詳細はこちらをそれぞれご参照ください。