【ウィーン】シュニッツェルの有名店 フィグルミュラーの口コミ体験レポート!
ウィーンを代表するグルメといえば「シュニッツェル」です。日本でいうところの「カツレツ」ですが、お肉が薄く伸ばされているのが特徴であり、「ヴィナーシュニッツェル」と呼ばれています。ヴィナーシュニッツェルはウィーンの伝統料理であり、専門店が何軒もありますが、その中でも特に有名なのが「フィグルミュラー(Figlmuller)」です。ガイドブックにも必ず紹介されており、連日お店の前には入店待ちの行列ができているような盛況ぶりです。当記事では、そんな「フィグルミュラー」の場所と営業時間から、予約方法、アクセス方法(行き方)、メニュー、口コミ体験レポートまで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ウィーンのシュニッツェルとは
「シュニッツェル」とは、薄くしたお肉に、小麦粉とパン粉、卵などをつけて焼いた料理です。
日本でいうところの「カツレツ」ですが、日本のものに比べてお肉が薄く伸ばされているのが特徴となっています。
ウィーンのシュニッツェルは、「ヴィナーシュニッツェル」と呼ばれています。ヴィナーシュニッツェルはウィーンの伝統料理であり、ウィーンを代表するグルメとなっています。
フィグルミュラー(Figlmuller)とは
ヴィナーシュニッツェルはウィーンを代表するグルメであり、専門店が何軒もあります。その中でも特に有名なのが「フィグルミュラー(Figlmuller)」です。
フィグルミュラーは1905年創業のシュニッツェルの老舗です。ガイドブックには必ず紹介されています。
ウィーンのシンボルでもある「シュテファン大聖堂」から徒歩圏内というアクセスの良さもあり、いつも観光客で賑わっています。
フィグルミュラーの場所と営業時間(本店と支店)
フィグルミュラーの場所(本店と支店)
「フィグルミュラー」は、シュテファン大聖堂から徒歩圏内に「本店」と「支店」の2店舗を展開しています。「本店」と「支店」の位置関係は以下のようになっています。
<フィグルミュラーの場所(本店と支店)>
シュテファン大聖堂の北東の小道から、まっすぐ北に進んだ先の右手に「本店」は位置しています。シュテファン大聖堂からは、徒歩5分もかからないぐらいです。アクセス抜群です。
「本店」から、さらに北に進むと「ベッカー通り」というちょっと広めの道に突き当たります。そこから右に曲がったところに「支店」があります。本店から支店までは徒歩3分ほどの距離となっています。
本店は規模が小さく「満席」になっていることが多いのですが、その場合は支店の方に向かうようにと案内されるシステムになっています。
ですので、まずは本店の方に向かい、混雑具合を確認するのが良いと思います。本店の周辺地図は以下になります。
<フィグルミュラー「本店」の周辺地図>
フィグルミュラーの営業時間(本店と支店)
「フィグルミュラー」の営業時間は以下となります。営業時間は本店と支店で共通となっています。11時から営業ということで、ランチにもディナーにも利用できます。
また、年中無休というのは観光客には嬉しいポイントです。
<フィグルミュラーの営業時間(本店と支店で共通)>
- 営業時間:11:00 – 22:30
- 定休日:なし
フィグルミュラーの予約方法
「フィグルミュラー」の予約は公式HPから行うことができます。以下が公式HPのアドレスになります。
参考 TopFiglmueller
Topページからちょっと下にスクロールすると、以下のような画面が表示されると思います。
「WOLLZEILE」が本店、「BACKERSTRASSE」が支店になりますので、それぞれ「RESERVATION」をクリックすることで予約画面に進むことができます。
「本店でディナーを食べたい」といった場合は、予約だけで満席になる場合がありますので、事前に予約しておくのがオススメです。
フィグルミュラーのアクセス方法(行き方)
続いては、「フィグルミュラー」へのアクセス方法(行き方)を写真付きでご紹介したいと思います。
こちらは、ウィーンのシンボルである「シュテファン大聖堂」です。ウィーン観光の際は一度は訪れることになると思います。
「フィグルミュラー」へは、「シュテファン大聖堂」に面した北東の小道からアクセスします。小道の入り口には、こちらの写真のように「FIGLMULLER」と書かれた看板(案内板)がありますので、目印にしましょう。
そして、先ほどの小道をしばらく進むと、目的地である「フィグルミュラー」の本店を発見することができます。「フィグルミュラー」の本店は、こちらの写真のような「緑色」の外観となっています。
往々にして、お店の前には観光客がたむろしていると思いますので、難なく見つけることができるはずです。
我々が訪れたのは2019年の7月末だったのですが、この時は運悪く店舗改装中になっていました。ですので、本店はあきらめて支店の方に向かうことにしました。
フィグルミュラーの口コミ体験レポート
フィグルミュラー(支店)の外観と雰囲気
「フィグルミュラー」の支店の外観はこんな感じです。本店よりもモダンで大きめの店舗となっています。お店の外には、かなり多くの方が並んでいるのがわかります。
この時は「18時」ぐらいです。夜にかけては、もっと混雑することが予想されます。
我々が訪れたのは、混雑を避けるために「17時」ちょっと過ぎでした。このちょっと早めの時間帯でも3-4組ぐらいの方が入店待ちをしていました。
行列に並ぶと、意外と回転はよく、15分ぐらいで店内に案内されました。
店内に入ったところにはバーカウンターがあり、こちらで人数を伝えてしばらく待っていると、席へと案内されました。
案内された席はこんな感じです。店内はログハウス調な雰囲気で、カジュアルで活気のある雰囲気です。レストランというよりは、日本の居酒屋さんに近い雰囲気です。
気取ることなくリラックスすることができます。
フィグルミュラーのメニュー
「フィグルミュラー」のメニューはこんな感じになっています。1枚の大判のメニューの中に、前菜からメイン、デザート、ドリンクまで全て記載されています。
ちなみに、日本語版のメニューはないようでした。写真は英語版のメニューです。
メニューの中心部には「HOUSE SPECIALITY」ということで、お店のオススメが記載されています。
イチ押しは「Figlmuller-Schnitzel(フィグルミュラー・シュニッツェル)」ということで、メニューの一番上に記載されています。
価格は「15.5ユーロ」で、付け合わせとして「Potato-field salad(ポテトサラダ)」か「Small mixed salad(ミックスサラダ)」を選択することができます。それぞれ「4.7ユーロ」となっています。
その下に「Wiener Schnitzel(ウィナー・シュニッツェル)」がありますが、「Figulmuller-Schnitzel(フィグルミュラー・シュニッツェル)」との違いは使われているお肉です。
「Figlmuller Schnitzel(フィグルミュラー・シュニッツェル)」には「豚肉」、「Wiener Schnitzel(ウィナー・シュニッツェル)」には「牛肉」が使われています。
日本的には「トンカツ」が「牛カツ」かの違いですね。代表的なのは「Figlmuller Schnitzel(フィグルミュラー・シュニッツェル)」と思われますが、好みで選択いただければと思います。
その他の部分のメニューも添付しておきますので、ご興味がある方はご参照ください。
こちらは、スープや前菜、メインなどの料理のパート。
こちらは、サイドディッシュやデザートなどのパート。
こちらはドリンクのパート。上段は食前酒やジュースなどなど。アップルやグレープなどのジュース系が充実しています。
下段はワインなどなど。ワインも種類豊富です。
フィグルミュラーのシュニッツェル
そんなこんなで、オーダーしたものはこちらになります。
名物である「Figlmuller Schnitzel(フィグルミュラー・シュニッツェル)」と、「Small mixed salad(ミックスサラダ)」です。これを2人でシェアすることにしました。
「Figlmuller Schnitzel(フィグルミュラー・シュニッツェル)」は驚くほどの大きさです。写真だとわかりづらいと思いますが、30センチ以上はあると思います。これにレモンを絞っていただきます。
揚げたてのアツアツ、サクサクの食感で絶品です。量は多いのですが、お肉が薄めなのでモリモリと食べ進めることができます。
「Small mixed salad(ミックスサラダ)」もスモールといいつつ、なかなかのボリュームがあります。
ビネガーで仕上げてあるため、酸っぱさが揚げ物であるシュニッツェルとちょうどマッチするように計算されているようです。
ちなみに、右手に写っているのはベリーのジャムです。ウェイターさんに、シュニッツェルのソースとしてオススメされてオーダーしました。
実際、シュニッツェルはとても美味しいのですが、後半はだんだんと単調になってくるので、変化をつけるのに役立ちました。
お肉料理とジャムって、意外と合うんですよね。ちなみに価格は「2ユーロ」でした。
ドリンクはビールにしようか迷ったんですが、せっかくのウィーンなので、ワインベースの「スプリッツァー(Splitzter)」をオーダーしました。
ワインのソーダ割ですね。夏場のヨーロッパではみんなこぞって飲んでいます。ビールのようにグビグビ飲めるので、揚げ物との相性も良いですね。
「フィグルミュラー」では、ベースを白ワインか赤ワインを選択することができ「3.3ユーロ」となっています。
フィグルミュラーのお会計と利用した感想
そんなこんなで、「フィグルミュラー」でのお会計は以下のようになりました。
2人で料理をシェアして、ドリンクを3品オーダーして、全部で「33.1ユーロ」でした。日本円では「約4,200円」といった感じですね。
物価の高いヨーロッパで、しかも有名店でのディナーで、この価格はリーズナブルですね。
ボリュームに関してですが、2人での利用であれば、メインである「シュニッツェル 」と付け合わせのサラダをシェアするので十分です。それでも、全部は食べきれないぐらいのボリュームがあります。
最初は、あとからデザートも追加するつもりでしたが、とてもそこまで行きつけませんでした。
3人以上の場合も、様子をみながら前菜やデザートを追加していく感じで良いと思います。メインの頼み過ぎは要注意ですね。
ウィーン旅行で人気のオプショナルツアー
ウィーン旅行で人気のオプショナルツアーはこちらになります。
ツアーを利用すれば時間と体力を節約しながら、個人では難しいような場所にもアクセスできるのがメリットになりますね。
<人気のオプショナルツアー>
- モーツァルト コンサート鑑賞チケット予約(オーストラリア ウィーン)
- ウィーン シェーンブルン宮殿コンサート・チケット予約 音声ガイド付き見学ツアー選択可(オーストリア)
- オーストリア・ウィーン発|世界遺産ヴァッハウ渓谷|日帰り観光ツアー予約|1日ツアー
- ベルヴェデーレ宮殿 上宮 / 下宮が選べるチケット予約(オーストリア ウィーン)
- ウィーンパス(Vienna Pass)予約(オーストリア・観光施設)
- ウィーン国際空港(VIE)~ウィーン市内ホテルまで移動 チャーター車空港送迎サービス予約
ウィーン旅行2019のスケジュール
今回の記事は、2019年夏休みの「ウィーン旅行」の一部としてご紹介しました。「ウィーン旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。
<ウィーン旅行2019のスケジュール>
- 1日目:東京(成田)からドバイに移動
- 2日目:ドバイからウィーンに移動、ル・メリディアンに宿泊
- 3日目:ウィーン観光、ザ・リッツ・カールトンに宿泊 <=今ココ!
- 4日目:ウィーン観光、インペリアルに宿泊
- 5日目:ウィーン観光、ブリストルに宿泊
- 6日目:ウィーンからドバイに移動
- 7日目:ドバイから東京(成田)に移動
今回のウィーン旅行はエミレーツ航空のファーストクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、
貯めたJALマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。
陸マイラー的なJALマイルの貯め方と、JALマイルでエミレーツ航空のファーストクラスを発券した経緯、SPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、「フィグルミュラー」の場所と営業時間から、予約方法、アクセス方法(行き方)、メニュー、口コミ体験レポートまで、詳しくご紹介していきました。
「フィグルミュラー」は、ウィーンを代表する有名店、人気店ということで、間違いのない美味しさでした。
他店のシュニッツェルとの味比べするためにも、基本中の基本である「フィグルミュラー」は、まず外せないのではないかと思います。
「フィグルミュラー」の本店、特にディナーの時間は満席になることがほとんどです。本店を訪れてみたいという方は、ぜひ予約してから利用いただければと思います。
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それでは、また!
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